こちら対魔忍特別諜報室   作:零課

38 / 82
お気に入りしてくれる方や高評価をいただけてうれしい限りです。本当に応援されていると感じますし、励みになります。皆様、どうかお体にお気をつけてくだされば幸いです。この駄作が暇つぶし、楽しみになれたのであれば幸いです。


お気に入りが400人を越えました! 本当にありがとうございます!






リリス「こんにちは~華奈さん。いますか~?」

華奈「あら、リリスさん。こんにちは。私が出した許可証は使えましたか?」

リリス「うん。ばっちり! 五車の里も軽く見たけど、里っていう割に結構発展していません?」

華奈「まあ、里とは言いますが国防を担う人たちの住む場所、町一つがそのまま言ってしまえば軍隊の基地みたいなものですから」

リリス「ああ・・・軍隊の詰め所みたいなものですか。私もおばあさまの記録や魔界の有力者の領地には足を運んだけどそこは確かに設備とかもいいものが多かったような」

華奈「軍隊、諜報員などは普通の人が持たない武具や機器を持って任務に挑みます。それゆえに馬鹿をしないようにしっかりとした娯楽や武具を整備、扱う場所は必要ですし、それを奪われないように手を回すものです。敵を砕き、時に守るために力に手を抜いて負けましたではあんまりですしね?」

リリス「ふむふむ・・・確かに。魔術師が魔術の腕を磨かないことで負けてしまうのは駄目ですしそういうものですか?」

華奈「まあ、そういうものです。魔術師の頭、判断は国のトップで、放たれる魔術や魔道具は私達対魔忍、自衛軍などです。ささ、上がってください。今日はおいしい大福がたくさんですよ」

リリス「わあ! イチゴ大福もミルク大福もある! お邪魔しまーす!」

華奈「はーい。お茶もありますよ。うふふ・・・リリスさんの衣装を見ていたら昔を思い出しますね」

リリス「もご・・・? 昔? 華奈さんもまさか魔女・・・」

華奈「違いますよ~? 魔女は私には似合いませんよーふふ。ほら、リリスさんもハロウィンを知っているでしょう? 五車でもそのイベントを大規模にしていたことがありましてね?」

リリス「え? ある意味魔族側が楽しみそうなものだけど、ここでもしていたんだ」

華奈「ええ。あの時は楽しかったですよ。ふふ。映像もありますが見てみます?」

リリス「はい。見てみたいです」

華奈「ふふ。では、これをっと・・・」
(端末をテレビに差し込む)


過去編? ハロウィンヒーローショー

 「よーし、そろそろ次の家に行くぞ~みんな離れないように~」

 

 

 夕暮れから徐々に夜なっていく五車の里。今日はハロウィンの日であり、子供たちは思い思いの怪物や悪霊、悪魔の仮装を行い、もらったお菓子を入れるための籠をもって保護者、引率者についていく。引率者は土橋権左、八津紫の二人。そこに華奈の教え子たちが多く参加したグループで里を練り歩き、いろんな場所でお菓子を貰っていた。

 

 

 「次は・・・華奈の別荘だな。そろそろ夜も暗くなってきた。はぐれたり本当に魔にさらわれないよう仮装をしっかりして、そして華奈たちからお菓子をたくさん貰うぞー悪戯しちゃうぞとしっかりいうことを忘れずにな」

 

 

 こういうイベントでも真面目な空気を出す紫だが、子供たちを茶化したりして楽しい空気を壊さない。根の優しい性格が見え、普段はその厳しさから怖がる子供たちも笑い合う。

 

 

 「華奈先生の所か~どんなお菓子貰えるかな?」

 

 

 「手作りのお菓子か、それともすごい量か・・・ふふ・・・お爺様たちの分も貰えるかも?」

 

 

 「私も朧さんの分貰いたいなあ。華奈先生のお菓子のチョイスははずれがないし」

 

 

 キラキラとした目でお菓子に思いをはせる狼男に変装した小太郎。このイベントに行く際に見送ってくれた幻庵の分もお菓子を貰えないかなと想像する魔女の仮装をした紅。今までもらったお菓子がすべて外れ無し。自身の頼れる姉貴分の分も欲しいと思うフランケンシュタインに仮装したアスカ。

 

 

 ほかも骸佐に蛇子、鹿之助も参加してワイワイガヤガヤと歩き、もらった飴玉の味を互いに子のみの味に交換したり、麩菓子を分けてすでに食べ始めていたりと子供らしい、明るい空気が包んでいた。これには普段は厳しい紫に少し前まで狂犬と言われた権左もほほを緩め、その様子を優しく見守る。

 

 

 「・・・?」

 

 

 「ん? どうしたの浩介?」

 

 

 「いや・・・なんか僕の服に赤い点と・・・視線? を感じたような」

 

 

 ただ、ふと浩介が草むらから視線を感じ、一瞬だけ自分がつけていたドラキュラの仮装の服に赤い点がついていたような気がして視線を向ける。がなにもない。

 

 

 「気のせいじゃないの?」

 

 

 「町の人の視線じゃないのか? ほれ、次いこうぜ」

 

 

 みんな気のせいだといい、次のお菓子を貰える楽しみに意識を向けていく。そこに本当に何かがいたかもしれないのに。

 

 

 

 

 

 

 「よし・・・皆さん。小太郎君たちが予定通り来てくれます。準備はいいですね?」

 

 

 草むらからこっそりポインターで浩介君の服にあててみましたが気づくとは、いやはや愉快なものです。ステルス機能を解いてプレ〇ターのマスクを外して私の別荘に詰めたメンバーに報告。

 

 

 「もっちろーん♪ うふふー思いきり驚かしちゃうよ~」

 

 

 「にっひひひ。大人も全力で楽しんでこそ祭りは楽しくなるってもんさ♪」

 

 

 そこは私とさくらと拳志がプレデ〇ーのコスプレ・・・本家顔負けのレベルのものを用意し、ほかのメンバーもエイリ〇ンに仮装して部屋いっぱいのお菓子とお菓子で作った武装を用意して準備よし。なんだか特撮の舞台裏のような光景ですが今回は本気も本気。私達も悪戯を子供たちに仕掛ける悪戯合戦。

 

 

 子供たちの愛らしさと元気が武器なら大人は財力を活かしてのクオリティーと対魔忍としての身体能力、大量のお菓子を使ってのカオスさを演出できるよう頑張りましょう。

 

 

 「ふふ。では打ち合わせ通りに。私の家で待機しているメンバーもここでの騒ぎを起こせば動いてくれるでしょう。さ、行きますよ」

 

 

みんなもやる気ばっちり。ハロウィンをもっともっと盛り上げていかないとです。子供たちの反応やいかに? お菓子でできた武装も用意できていますし、子供たちにはあとでチョコや飴細工のブレード部分もあとで柔らかいプラスチックに組み替えられますし。

 

 

 

 

 

 

 

 「よし。明かりはついているし、ジャック・オー・ランタンもあるな・・・みんな。準備はいいか?」

 

 

 扉越しに聞こえる紫さんの声。子供たちの匂いも声も聞こえていますし、問題ないですね。私達の姿は窓や明かりでばれないように隠れていますし、反応しないように打ち合わせ済み。

 

 

 「「「トリックオアトリート!!!」」」

 

 

 「・・・あれ? 聞こえない・・・?」

 

 

 「おい、紫の嬢ちゃん。本当に華奈はここで待っていると言っていたのか?」

 

 

 「企画した際に細かにチェックしたのは華奈だぞ? 子供たちの関わるものなら尚更へまはしない。むぅ・・・?」

 

 

 ふふふ。いい感じに混乱してくれています。子供たちもざわざわし始めていますね。もう少しもう少し・・・♪

 

 

 ハロウィンで明かりをつけたりランタンを扉にかざしておきながら反応のない家にはホイップクリームや卵を投げたりなどの悪戯があるそうですがそれはあえて教えていません。それもあるのでしょうけどみんなどうしたものか困っています。

 

 

 携帯も今は電源を切っていますから意味ないですし、確認するために子供たちが近づいてきました。

 

 

 「先生~? います・・・」

 

 

 小太郎君と紅さんが来たのを感じたので各員配置についたのを再度チェックして扉を此方からバァーン! と豪快に開けます。

 

 

 「・・・・・・キャンディータベル?」

 

 

 〇レデターの姿で緑色の巨大ぺろぺろキャンディーを見せ、即座にフルステルス機能で透過。

 

 

 「「「「「ぎゃぁあああぁああああぁああっ!!??! で、でたぁあ~!!」」」」」

 

 

 一瞬とは言え扉を急に開けてプ〇デターがキャンディーを見せたと思えば原作通り透明になって姿を消す。みんな凄い驚いてくれます。

 

 

 「いやぁああ!!? おじいさまああぁあ!! せんせぇえ~~!!」

 

 

 「おわああぁあ!? なんだぁあ! う、ううう宇宙人の襲撃か!?」

 

 

 「おぎゃああぁあああああ! 助けてくれええ!! お、俺強くないんだぞ! 襲っても意味ないんだぞお!!」

 

 

 「あう・・・ぁ・・ぁあ・・・あぁああ!!!」

 

 

 紅さん、小太郎君、鹿之助君、骸佐君がすんごいビビってくれています。いやあ、あれですね。お化け屋敷のスタッフってこんな気持ちなのでしょうか? 私は少し後で謝らないとなあと思いますが、愉悦もあるのは確か。

 

 

 インビジブルステルス機能でこっそり周りを移動しながら側頭部あたりにつけているポインターと目の部分を一瞬だけ見せたり景色をゆがませてみました。反応はあるかどうか?

 

 

 「いたぞ! いたぞぉぉぉぉぉぉ!!」

 

 

 それにいの一番に反応したのは権左さん。私のプレデタ〇のコスプレと原作再現で既に意図を見抜いたらしく早速あのセリフを吐いてくれて土遁の術で私のいた部分に攻撃を仕掛けていきます。

 

 

 「目です大佐・・・目だけが光ってた・・・!」

 

 

 アスカさんも気づいているのかそうでないのか、とりあえず映画のことは思い出しているらしくノリ半分、ガチで怖がり半分で紫さんに抱き着いています。いやあ、可愛い。

 

 

 「出てこいクソッたれぇええええ!!」

 

 

 そして紫さんもこれがサプライズと理解して一応仮装、そして子供たちの守りのために持っていた斧を構えて子供たちを背中に移動させながら構えます。

 

 

 で、まあ出てこいだのあの映画のセリフをこうも出してくれては私たちのノリのいい部隊員たちも乗らない人はいないわけで。別荘のあちこちからエイリア〇コスの部隊員たちが飛び出し、対魔忍の中でも高い身体能力で高所か飛び降り、原作再現の動きを見せながら紫さん達を取り囲む。

 

 

 この時点で骸佐君と鹿之助君はおもらし。蛇子さんは半分魂が抜けている状況。紅さんはあうあう泣きながら腰が抜けている始末で小太郎君はそんなみんなの前に立って隣のアスカさんもかばっています。しれっとこういう動きができるあたり、器ですよねえ。他の子たちもみんなびっくりしていますし。

 

 

 「コーホー・・・コーホー」

 

 

 「キシェエエェエエ!!」

 

 

 ボイスチェンジャーに仕込んだボイスとこの日のために何度も練習した動きでよりらしさを演出してじりじりと包囲の輪を縮めていく私達。ここから戦闘にうつり、紫さんたちが子供たちを守りながら戦っていますがまだまだ様子見。そろそろ次の騒ぎが来るので少し待ちながら動いていると弓矢が飛んできました。

 

 

 「ハロウィンの夜に宇宙人はお呼びじゃない。帰ってもらおう!」

 

 

 「待たせたな!」

 

 

 「え! ラン〇ーとコ〇ンドー!? ここ、米連だっけ!???」

 

 

 「援軍が来たぞ。子供たちも安心しろ、味方だ!」

 

 

 そこから現れるのはうちの部隊でもごっつい筋肉モリモリマッチョマンのナイスガイたち。コスプレをしっかりと決めてお菓子の弾丸をたっぷり用意した状態で来てくれています。

 

 

 「!!」

 

 

 「ギェエ!!」

 

 

 で、そこからこの〇マンドーとラン〇ーをより脅威と認識した、狩り甲斐のある相手と認識したエ〇リアンとプ〇デターが襲い掛かりそこで戦闘での流れ弾でお菓子を子供たちにプレゼント。一応用意した「どっきり大成功!」の看板もいくつか隠していあるのですが、はてさて。

 

 

 とりあえず私たちは援軍に襲い掛かり乱戦開始。そこかしこにチョココインのショットガンの弾丸が飛んできたり、お菓子を詰め込んだロケランが飛び交い、拳銃から放たれた弾丸と手榴弾からは中身の飴玉が飛んでくる。

 

 

 「え・・・あれ・・・これ・・・このコイン、チョコだ?」

 

 

 「・・・この弾丸も・・・中身はキャンディー」

 

 

 「さっき飛んできたプレ〇ターのナイフも・・・飴細工だこれ!? ・・・もしかして・・・うぉっ!?」

 

 

 小太郎君やアスカさんなどある程度冷静に見れていたメンバーが恐る恐るそこかしこに散らばる弾丸やお菓子を見てようやく正体に気づきそうになっているのですが、同時にそれでも危険に感じるのは確か。

 

 

 「コフー!!」

 

 

 「はあっ!!」

 

 

 強化外骨格スーツ、衝撃吸収もできる専用スーツをつけている私やさくらさんたち。そして部隊員たち。対魔忍トップレベルが互いに身体能力をフルで活かしての銃や剣を活かした戦闘に近接戦でのアクション映画も裸足で逃げ出す動きを見せるのでそりゃあ凄いこと凄いこと。

 

 

 互いに全力で殴ったりけったり、ぶん投げたり、遠慮なく武器をぶっ放すので傍から見ればシュ〇ちゃん、シル〇さんがプレ〇ター、〇イリアン相手に筋肉アクションを見せたり火薬とお菓子の匂い漂うバトルを繰り広げています。

 

 

 「ギェエエェアァア!!!」

 

 

 「ッ!! !!!」

 

 

 しっかり異星人同士のバトルもしているので三つ巴状態を演出。周辺もいつの間にか悲鳴やこのバトル騒ぎを聞きつけて野次馬の環が出来上がっていました。

 

 

 「そこまでよ! 五車の里で悪さをさせはしないわ!」

 

 

 「お館様、皆様、ご無事ですか!?」

 

 

 「若、みなさんも、無事で何よりです!!」

 

 

 「まさか映画の世界が起こるなんてね。わからないものだわ」

 

 

 「ゆきかぜも泣いちゃって・・・まあ、怖いわよね。さ。今度は私たちも参加させてもらうわよ?」

 

 

 そしてこれほどの騒ぎになれば(連絡もしてありますし計算済みですが)アサギさんたちも騒ぎを鎮圧するために五車のトップレベルの面々が加勢。

 

 

 「助かる! さっさと倒すぞ!」

 

 

 「ええ、ハロウィンの悪夢はこれで終わりよ!」

 

 

 メイトリクス大佐のコスプレをした隊員と共闘体制を築いてから突っ込んでいくアサギさんたち。私達も負けじとぶつかり合うことで宇宙のモンスターと狩人と最強のゲリラに筋肉兵士、そして対魔忍がぶつかり合うハロウィンの夜が完成。

 

 

 「殺陣華!」

 

 

 「フシュゥウー!!」

 

 

 「さあ、鉄拳制裁よ。お痛をする狩人はおしおきよね?」

 

 

 「ギィェェエエエエ!!」

 

 

 「ざけやがってぇ!!」

 

 

 ナックルブレードと忍者刀の剣閃がチョコのブレードやコスプレの金属部分をぶつかり合い、拳と爆薬がさらに激しく飛び交い、お菓子の流れ弾と雨が降り注ぐ。

 

 

 「あらあら。この程度なの? もっと来なさい狩人さん? こいよプレデ〇ー。武器なんて捨ててかかってこい」

 

 

 アサギさんがノリノリで放った手招きまで入れた挑発のポーズ。本人がにやりと笑うのと美人さもあっていろいろとそそるものもあれば怒るのもある。で、それをされているのは拳志とさくらさんがコスプレしたプレデ〇ー。特にノリのいいあの二人ならこの誘いに乗らないという選択肢はないわけで。

 

 

 「「野郎オブクラッシャー!!」」

 

 

 腕にある武器や背中、肩にある武装を小太郎君たちに投げてボイスチェンジャーをいじってベネ〇トボイスで叫びながらアサギさんに襲い掛かっていくコスプレ状況のさくらさんと拳志。

 

 

 私は私で朧さんを相手取り、エ〇リアン組も紫さんたちと不知火さんたちを相手取って混戦状況に。そうこうしているうちに夜はさらに深まっていきました。

 

 

 

 

 

 

 「はーい。お菓子を配りますよ~」

 

 

 「うーし。並んだ並んだ!」

 

 

 「えぐ・・えぐ・・・怖かった・・・先生たちの意地悪・・・いじわるぅ・・・」

 

 

 「ごめんなさい。紅さん。ふふ。ほら、私ですよ? 匂いも、感触も私でしょう」

 

 

 あの後、いくら私たちの部隊とさくらさんが精鋭とはいえ対魔忍のトップレベルが雁首揃えてぶつかれば勝てるわけもなく、アサギさんたちが権左さんとアスカさんから始めた応援コールを受けながら見事勝利。SFホラーな状況から筋肉アクション、そしてヒーローショーへの見事な切り替わりには私たちもにっこり。

 

 

 見事にみんなが打ちのめされた後にちゃんと「どっきり大成功!」の看板を見せながら立ち上がり、マスクやヘルメットを脱いで素顔を見せればみんな驚きやらいろいろ私たちに突っ込んできました。あと、全員頭にたんこぶをこさえました。痛い・・・

 

 

 特に紅さんがガチ泣きしているので少し汗でぬれているのが不安でしたが一度ぎゅっと抱きしめてあげると落ち着いてくれました。よかったよかった。

 

 

 で、それからはみんなで用意していたお菓子の山を小太郎君たちグループと野次馬の中にいた子供たちにもプレゼント。後半からはほとんどのメンバーが楽しんでいたのが本当に幸いでした。サプライズ大成功ということですからね。

 

 

 「ん・・・先生・・・うぅ・・・よかったぁ・・・」

 

 

 「しっかし、アサギさんたちかっこよかったなあ~! さすが最強の対魔忍って感じでさ」

 

 

 「だな! 俺たちもいつかあれくらい強くならないと」

 

 

 落ち着く紅さんと同時に対魔忍のトップたちのレベルを見て元気になっている鹿之助君と骸佐君。あ、ズボンとパンツはちゃんと変えています。比丘尼さんの手際の良さに助かりましたよ。

 

 

 この後はみんなでまたコスプレをして小太郎君たちと一緒にほかのグループにお菓子を配りに。フレンドリーなエイリ〇ンとプ〇デターがお菓子を配る姿相当シュールでした。

 

 

 

 

 

 

 

 「という感じでしたよ。如何でしたか?」

 

 

 「は、ハヒー・・・ひ、ひぃ・・・お、面白かったですよ・・・解説や実況、BGMも合わせて」

 

 

 ハロウィンのあの夜の騒ぎのために用意してたことやスーツやお菓子の用意、家にセットしていたカメラなどから一部始終録画していたものを静流さんが再編集。バトルの際は実況や解説を朧さんと行うという、文字通り祭りの始まりから終わりまでをコメディ映画とバラエティー風に編集したものでしたが、リリスさんもツボに入ったのか笑いすぎて酸欠気味になって床にうずくまっています。

 

 

 まあ、朧さんが冷静な口調で『今日の夜の五車の里は晴れのち局地的にお菓子。後に飴玉も追加で降るでしょう』とニュースキャスター風に降り注ぐお菓子の雨が飛び散るシーンでそう言っていたり、静流さんが私(コスプレ状態)で天音さんと肉弾戦をしているシーンで『あーっと狩人とふうまの執事わんこの壮絶なぶつかり合い。互いにまるで勢いが止まることのない蒸気機関、筋肉の粒子加速器だ! 早い! 鋭い! 重い! 拳と足の鋭い技の応戦。この二人、互いに相手をネギトロに変えようと容赦がありません!!』とどこかのアナウンサーさんのようなマシンガントークをかましたりとほんと愉快ですからねえ。

 

 

 BGMも元ネタをしっかり意識して合わせつつ、コメディなシーンではこ〇亀とか銀〇とか入れてくれたりで飽きませんし。

 

 

 「ほら、お水を。これの第二弾は最初からヒーローショーの路線マシマシですからねえ。少し休憩したら見ましょうか?」

 

 

 「ふぅ・・・ふぅ・・・あ、ありが・・・え? これの第二弾・・ぶふっ! げっほ・・・そ、想像したら・・・ふくく・・・あ、すいません!」

 

 

 水を飲んでいたリリスさん。どうもあの騒ぎがもう一回あったと聞いて何を想像したか吹き出してしまいました。ふきんがあったのですぐに飛んだ水を拭けましたが。すぐに続きを見てもいいですがリリスさん笑いすぎて消耗していますし、休ませましょうかね?

 

 

 「いえいえ。でも、ちょっと長かったですし疲れたでしょう? 一緒に休みましょうか。ほら、どうぞ」

 

 

 タオルを私の膝の上に敷いて膝枕ができるようにしておいでおいでと手招き。

 

 

 「うえっ!? い、いいんですか? 華奈さんにそこまでしてもらえるなんて・・・」

 

 

 「ふふ。今の私は地獄の番犬でもなければただの華奈ですよ。さ、今は気楽にどうぞ」

 

 

 リリスさんは人間の中でも魔や外道と戦う私の異名から少し驚いていましたが大丈夫ですよーと手を振るとリリスさんもならばとそろそろと私に近づき、膝に頭を乗せて横になってくれました。後は優しく髪を撫で、お腹にもタオルケットをかぶせて冷やさないようにしておきます。

 

 

 「・・・凄く落ち着きます・・・ん・・・くぅ・・・」

 

 

 少ししていたらあっという間にリリスさんは眠りの世界に。いやはや。本当に素直でかわいい子です。そういえばノイおばあさまから魔術の修行、頼まれていましたし、ちょうどいいですから私の授業でサポート役に入ってもらいましょうか。




過去に起きたハロウィンの騒ぎはこんな感じ。華奈がコスプレをして表に出た瞬間からエイ〇アンとかプレデタ〇のBGMが鳴り始めたと思ってくれれば。


華奈の授業の補佐にナディア以外に新しいバイトが参加。最高幹部育成するクラスの副担任とバイトに魔族の大物、その血を受け継ぐ孫娘って大概な状況でしょうか。

華奈のヒーロー、戦士の在り方ってどれに近いと思います?

  • ウルトラマン
  • 仮面ライダー
  • こち亀
  • クレヨンしんちゃん
  • スーパーヒーロー戦隊
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。