こちら対魔忍特別諜報室   作:零課

41 / 82
評価、感想、誤字報告有難うございます。皆様の応援が本当にありがたいです。


やっぱりあの返信スタイルがやりたいこの頃。漫画のカバー裏とか、舞台裏のあのノリが好きで好きで。自分でも頑張りたいしやりたいと思っちゃいます。



権左「というわけで、今日は俺が教官代わりだ。ここのメンバーなら手加減が多少できずとも問題ないと華奈殿から聞いている。互いに思い切りいこう」


凜子「槍の権左さんと剣を交えられるとは光栄です」


銃兵衛「兄貴とやれんのか! うっし。専用の弾丸用意してくるぜ!」


蛇子「うーん。土遁使いはまりちゃん意外とはあんまりないし、気を付けないと・・・」


鹿之助「バンビ以外の技もできるし、試してみようかな?」


達郎「空中に上がってもすぐ追いつかれるだろうし・・・ここは剣でぶつかろうかな。いい経験だし」


舞「うーん・・・やってみたいこと。出来たしやってみよう」


アリカ「よーし! 頑張るわよー!」


権左「さすが若にお館様の同級生、いや、クラスですかな? 元気なことで」


友奈「いつもナディアさんと華奈さんにぼこぼこにされているからねー多少の傷は私が治しますし、権左さんもファイトです! 連携も作戦もしてきますからね?」


権左「お・・・おう!」


小太郎「なあ、相棒。どう思う?」(教官役1)


骸佐「うちの執事に春が来たとしか。めでたいことだがよ」(教官役2)


小太郎「あの狂犬と言われて、天音姉や災禍姉もドン引き、幻庵爺さんに更生されてようやくのあの戦士がねえ。そういえば、きららとはどうなの?」


骸佐「んぁ? んー・・・今は何とも、一応、気づいてはいるし近いうちに聞いてみようかと。ってかよ。お前こそどうなんだ? 周りの目に気づいているんだろ?」


小太郎「冗談。女性は回りに多いけど、俺にはそんな気配はないよ」


骸佐「うっそだろお前・・・あー・・・もういいや。で、紅と華奈先生。どうしたんだっけ?」


権左「お二人さん。そろそろ訓練場に移動だ。それと、船坂家の当主と妻は今東京の高級デパートだろうさ」





ちょっとお出かけ

 「これは如何でしょう?」

 

 

 「うーん。少し動きづらいですねえ・・・」

 

 

 今日は私と紅さんで学校を休んで東京に外出。東京キングダムではないですがね。理由としては船坂家の対魔忍スーツのデザイン選抜。私も対魔スーツを持っていますけど、正直戦闘以外ではそっちのお誘いとしか思えないスーツでは忍ぶもくそもない。目立ちすぎるのと、人のデザインによっては流石に守る部分を覆わないのは大丈夫なのか? ということで。正直凜子さんとか凜花さんとか胸のところがら空き。私ならそこから刺突で心臓とったどー! ですよ。

 

 

 という訳で今日は高級仕立て屋で男女問わずスーツを仕立ててこれをベースにみことさんに頼んで作ってもらう予定。その手本も私の二着ある対魔スーツのうちの一着は女性もののリクルートスーツですし、きららさんのものもあるのでまあ大丈夫でしょう。今日は紅さん、次回に銃兵衛にうちの部隊のジョーと拳志を連れていければいいですかねえ。拳志の対魔スーツもあのぴっちり真っ黒泥棒スタイルのものですし。

 

 

 それ以外にも望月さんや百面相さんに鉄鼠さんもいますがそれぞれ自作でいろいろ作っているのでそこは割愛。とりあえず、きららさんがあの対魔スーツで私とおそろい、今まであのスーツ出会った女性対魔忍からもかっこいい、とか冬場が嬉しい。蒸れなさそう。暗器を隠せそうなどなどの意見があるので紅さんやみんなにも用意したくて来ました。

 

 

「ふむふむ。じゃあ、今話題の若い人向けのスーツのコーナーで・・・あーそうです。ネクタイなどもどうしますか? しっかりしたオーソドックスのタイプと、ボタンとかで簡単につけちゃうタイプの」

 

 

 「私はネクタイの結び方はよくわかりませんが・・・先生はどうしていましたか?」

 

 

 「私はオーソドックスなタイプですね。ネクタイピンは発信機や暗器。ネクタイもいざとなればそれで絞め技をできますし、素材を仕込めば緊急のロープ代わりにもできますからね。いろいろ仕込みもやろうと思えばできるのもなのです」

 

 

 拳志はこれの使い方がうまいですからねえ。スーツのボタンが発信機、超小型爆弾で扉の鍵とかを破壊したりとかに使いますし、スーツ一式でスパイ7つ道具みたいなほどにいろいろありますし。以前紅さんを救出した際に使った中敷きの爆弾も二人で考案したものでしたし。

 

 

 「うーん・・・なら、一応普通に結ぶタイプのやつで結ぶのは後で練習します。スーツは・・・あ、このタイプがいいですね」

 

 

 「了解です。後は、靴ですね。ヒールにするか、ふつうのシューズのほうがいいか・・・」

 

 

 つま先に力を籠めやすいのと、ヒールでのけりの威力が上がるのがいいか、私の愛用しているシューズのように動きやすさを重視するか。んー・・・

 

 

 「私は華奈先生のコンバットブーツと・・・・えーと、アサギ校長に見せてもらったのですが、その・・・拾われたときのブーツが少し興味が」

 

 

 どうしたものかなあと考えていたら紅さんから意見が。普段私が使っている靴の一つ。自衛軍の中でも特殊部隊が使うものをさらに自分用に改造した特製ブーツと、この世界でアサギさんに拾われたときにつけていた和服とブーツの写真を見せてきました。互いに任務帰りで血のりべっとりのすさまじいものでしたけど、確かこれ、以前イングリットさんと魔界騎士団二人でぶっ潰したときでしたかねえ。

 

 

 ともあれ、紅さんの場合はブーツのほうが良さそうですし、そちらの方で動くことに。

 

 

 「ふむふむ。なら、私の家で一度足を見て合わせたセットを用意しましょうか。短刀程度なら仕込めるように工夫をできますし、結構軽いんですよ?」

 

 

 「わぁ・・・♪ それは楽しみです。きららや凜花はトレーニングシューズに近いほうが動きやすいし馴染むと言っていたし・・・あ。連絡。ん・・・先生。小太郎と骸佐からぜひともスーツやほかの衣服での対魔スーツ化をできないかと凄い勢いでの要望が来ました」

 

 

 女性たちからも案外靴の変更は好印象かもと思っていたら授業を終えた小太郎君たちからのメールで、色々顔文字やスタンプを入れまくった、そりゃあもういろいろな感情が込められた文章で頼まれていました。あれでしょうかねえ。以前忍術の修練や使い方、応用の入門、イメージとして貸し出した某忍者漫画の熱血忍者師弟をイメージしちゃったのでしょうかねえ。あのスーツで動き回りたくないと。

 

 

 うーん・・・まあ、男女そろってですが、自分の身体のライン丸出し、色々晒しちゃっていますし、女性に至っては特にきららさんとか一種の羞恥プレイとしか言えませんでしたからねえ。そりゃあ、欲しがりますし、小太郎君は武器の都合上予備のマガジンを用意できる場所。骸佐君も短刀などを一応持っている当たり隠せる場所は欲しいでしょうし。用意しておきましょう。吹っ切れすぎてパンツを仮面にして夜をかける仮面の戦士みたいになっても困りますから。

 

 オークや魔族どころか裏社会の連中ですら悲鳴を上げるレベルの変態になって敵を制圧とかしたら私が泣きます。

 

 

 「うふふ。了解です。では後日今度は小太郎君たちと権左さんもつれてもう一度出かけていきましょうか。あ、そうです紅さん。この後ラーメン食べに行きませんか? ここのラーメンとオリジナルミックスジュースが最高なのですよ♡」

 

 

 「え・・・いい、いいのですか?」

 

 

 「ふふ。私の恋人、伴侶がそう謙遜せずに。ここ以外にもおいしいご飯のある所は知っていますし、今日は二人でこっそり味わいましょう」

 

 

 この後は二人でおいしいラーメンを食べて、デザート代わりにミックスジュースを堪能。その後ちょっと裏路地で紅さんの唇を奪いましたが、お店で飲んだジュースがより甘く感じましたねえ。

 

 

 あと、数日後にうちの男性陣にもスーツ、ジャージ、ジャケット、などなどの対魔スーツなどの素材を練り込むモデルとなる服を買い込んで用意していったのですが、スーツを用意した際の鹿之助君への皆さんの反応が、男装の麗人。というもので満場一致。

 

 

 その直後に鹿之助君の『解せぬぅうううぅうう~~~ッッ!!!!』という悲鳴にも似た怒号が別荘に響き渡りましたとさ。

 

 

 

 

 

 

 「ふっ・・・・・・! ・・・!」

 

 

 「うわぁーお・・・鉄筋コンクリートの的が粉砕。華奈ちゃん。これを今後使っていくつもりなの?」

 

 

 今日はさくらさんと一緒にこっそり練習しておいた新装備の練習。私や紅さん、蛇子さん以外にも私の技術を学んでくれた多くのメンバーは斬撃を飛ばしたり小型の仕込み銃、ナイフを用意させているのですが、やはり質量兵器というのはいいもの。それとゆきかぜさんや舞華さん、達郎君のように強力な忍術を纏わせる触媒を遠距離武器として使えるということで鍛錬がてら新装備を一つ用意。

 

 

 複数種の合金と繊維を重ねて作成した複合弓のショートタイプとロングタイプ。しなりと強度を確立させた特製の弓での練習でしたが、いやはや。厚さ1メートルを優に超える鉄筋コンクリートを粉みじんに粉砕。さくらさんも驚いていました。

 

 

 「私というよりは紫さん、若紫さんやきららさん、ほかにも舞さんなどの力に秀でた方やあるいは忍術の使用の幅を広げられる人に配る予定です。使わずとも、弓の鍛錬は集中力に骨の使い方、そして、鍛えるのにもばっちりですから・・・ねっ!」

 

 

 今度も弓を引いて矢を放てば200メートル先の的を粉砕して壁を貫通。矢も芯に鉛を一部入れることで重さを増していますが、やはり扱えればそこらの銃弾以上の有効射程を持てますし。音も小さく質量も大きいので防弾ガラスなども破壊できるかもな威力。

 

 

 百年戦争などで使われたロングボウなどもいいものでは射程は数百メートルといいますし、日本でも弓で船を破壊した使い手はいますし、それを私や紫さんでないと弦を張れないほどの特別製の弾性を持つこれなら射程範囲は1キロ、威力も対物ライフルに迫るでしょう。

 

 

 若紫さんならさくらさんの援護射撃を可能にしますし、最悪弦を外して殴っても良し。舞さんなら広範囲に紙を上空からばらまいて式神や爆発での爆撃にも。それに腕力や背中の筋肉も鍛えられますし、女性らしい部分を言えば肩や背中のトレーニングで筋肉をつけておくと身体のラインが変わり腰の括れとか目立ちますし、胸も鍛えればバストアップ。

 

 

 ・・・弓道のトレーニング入れたら、女性の皆さん入りそうですねえ。

 

 

 「ふぅむ・・・・・これを使えれば、弓の影を利用して移動とかできないかな・・・?」

 

 

 「矢に糸とかをつけておいて、その陰に伝いながら移動手段とするとかですかね? うーん・・・訓練しないとわかりませんねえ。それよりもさくらさんの場合はまっすぐ突っ込みすぎるのと、忍術に頼りすぎな部分を治しましょうよ」

 

 

 「うー・・・分かっているわよお・・・でも、どうしても華奈ちゃんたちみたいに立ち回るのが難しくて・・・」

 

 

 弓の鍛錬を終え、コンクリートの破片などを掃除しながらさくらさんと雑談。さくらさんの場合は本当に忍術が万能すぎるんですよね。影で攻撃、回避、爆発物を仕込めて隠密も可能。夜に動けばそれこそ逃げる場所はそこかしこ。

 

 

 そこにさくらさんの明るく前向きで・・・よく言えばまっすぐな性根のせいでそれを頼みにしすぎて情報収集がちぐはぐなんですよね。だからアクシデントに弱いし、人質になるケースも多い。本当、汎用性と隠密性に関して言えば間違いなく最高レベルの忍術ですし、さくらさんも天才であり努力も怠らないのですが・・・性格が災いしちゃっているという。さくらさんの性格、人柄は私も大好きなんですがね。

 

 

 「若さくらさんとも話し合ったり、いろいろ考えてみましょう。思わぬアイデアを出せるかもしれませんよ?」

 

 

 「そうしよっかなあー。過去の私を見るって不思議な気分だけど、今は慣れたし、若いころのアイデアが助けになるかもしれないし♪ あ、そうだ華奈ちゃん。今夜は私とだけど・・・ね、前みたいに激しくして・・・?」

 

 

 並行世界の自分と話し合うというぶっ飛んだ状況にも割と慣れているらしいさくらさん。何というか、多分ここくらいか、某猫型ロボットの世界でもないとできないであろう話し合いをしているのはやはりいい刺激になっているんでしょうね。なんだか今はそっくりな姉妹に見えるくらいですし。

 

 

 そしてまあ、夜のリクエスト。何というか、龍門に淫魔族をぶっ潰して、魔界都市はジャパニーズモヒカン肩パッドが闊歩してもおかしくない世紀末都市で各勢力の腕自慢達でのストリートファイトが横行してノマドもそこの対応に手間取られる始末。

 

 

 で、政にかかわる職務の皆さんは汚職したらとりあえず野郎は変態ゲイバーに突っ込んだり、夜の女王様にしばかれて開発してその情けない声と醜態を録音録画しておいて世間様に公開。汚職の情報も写真付きでばっちりと。女性ならヒステリックに暴れるさまを公開したり、とりあえず社会的抹殺をしたりしているのでなんやかんや対魔忍、諜報を担ってきた私たちも余裕がある状況。

 

 

 なので最近はよくそういうリクエストが増えて増えて・・・あと、ゆきかぜさんがネタ動画の素材が増えて嬉しいと喜んでいました。小太郎君も同じらしく、舞さんたちは動画で本や歴史の解説に急に挟まれるボイスに吹き出したりしていました。

 

 

 あ、ちなみに浩介君もなにやらツヨシ工業やヴァンさんたちとなじみ始めたようで、ヘリントンさんに見せてもらったパンイチ姿で整備を手伝う顔立ちは前よりも器が広くなったような気がします。状況に関してはツヨシ工業なのでツッコミはしませんけども。

 

 

 「もう・・・しょうがないですねえ。じゃあ、気絶するまではしますからね? あ、そうです。それとですが、さくらさんのスーツやジャージの対魔忍スーツ。どうでしたか?」

 

 

 「うん。いい感じ! あれならOLとか、華奈ちゃんのカバン持ちとかで潜伏できるしいいかなあーって。戦闘時はいつものスーツがまだいいけど、とりあえず慣らしてくね。今度は若いお姉ちゃ・・・じゃなくて、クオン、銀閃妖狐の和服とか袴をつけてみたいし」

 

 

 掃除を終えて箒とゴミを乗せた台車を片付けながらのんびり雑談。さくらさんはこの後テストの問題の見直しということで一度家に帰宅。私は紅さんたちの勉強を見つつおやつとかご飯の差し入れの用意をしようと家に歩いているとジョーからの連絡で政府からの連絡が私の家のポストに投函されているとのこと。

 

 

 私も急いで戻ってみれば確かに政府のもの。獣遁使いの双子に見てもらっても匂いに関して魔族の混じりはなく、薬品の臭いもないと私と一緒にチェックが出来ました。

 

 

 で、とりあえずアサギさんにも連絡を取ってから中身を開封。内容に関しては。

 

 

 

 

 のんびり一度話をしたい 場所と時間はそちらに任せる      エドおじさん

 

 

 

 とのことでしたとさ。これには私も他のメンバーも思考と時間が止まりましたとも。

 

 

 ただ、いろいろできそうなのは確かなのと、今一度あの最強の吸血鬼、海千山千修羅も羅刹も勢揃いの魔界の頂点の更に一握りの上に立つ男、人間界でもその辣腕と実力を振るう人物の人となりを知るチャンスには間違いなし。それと政府の命令故に下請け組織の私たちにNOの答えは出せないわけでして。いやまあ、やろうと思えば強硬手段もできますがリスクが大きすぎるんですよね。

 

 

 その後は場所の選別と、どうやって話をするか、それらをみんなで夜まで行い、解散。さくらさんとの約束をしっかりこなしつつ。私も眠りました。




 次はまたエドおじさん登場。


 ジョーのコードネームの由来はラグ・ボールを知っている人ならわかるはず。あの話はとても面白かったですし、その後の動きも痛快で好きでした。


 対魔忍スーツ。ベルトや裾などをつかまれることで敵に利用されることはないでしょうけど、恥ずかしい部分はあるはずですよねえ。潜入に向いているかも怪しい? あと華奈たちは諜報のために一般人に変装もするので服の裏地などに仕込んでいたり、服や靴がびっくり箱状態なっているのもしばしば。


 拳志のスーツはルパンのあるワンシーンからです。

華奈のヒーロー、戦士の在り方ってどれに近いと思います?

  • ウルトラマン
  • 仮面ライダー
  • こち亀
  • クレヨンしんちゃん
  • スーパーヒーロー戦隊
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。