華奈「・・・ほうほう。いやはや、大変参考になりました」(ノートを閉じ、ボイスレコーダーのスイッチを切る)
八百比丘尼「いえいえ、私のような老骨の思い出や記憶でよければいくらでも。しかしまあ、対魔忍ゆえに魔との闘いの記録ならまだしも表の娯楽の移ろいや細かなこと、生活などは多くは語れませんでしたがよかったので?」
華奈「十分すぎるものです。当時の人の感想や変化、それらを聞ける、そして当時はのちの大物たちはどのようにみられていたのか、そういう視点を聞けるのは本当に素晴らしい情報です」
八百比丘尼「そう言ってくださると幸いです。・・・反乱以降の隷属時代の陰ながらの金銭含めた支援、救援部隊に始まり小太郎様をはじめとした若き世代の保護。本当に貴女には世話になりっぱなしで」
華奈「お気になさらず、それに、私は多くが出来ずにあの隷属時代を耐えたのはふうまの結束、そして比丘尼様のような優しい第二のお母さんがいたからでしょうね」
八百比丘尼「私が母。ですか・・・ふふ、言い得て妙ですね」
華奈「何百年も二車、ふうまにつくし、後続を育て、歴史を教え、愛した貴女の存在は本当に大きいものです。その愛を感じているからこそ小太郎君、骸佐君たち次世代を育て、まとまり、自棄にならずに済んだのでしょう。骸佐君たちも言っていましたよ『比丘尼の婆様は頼りになる』と」
八百比丘尼「お館様たちにそういわれるとは・・・感服の至り・・・」
華奈「ふふふ、私のような若輩者では教えられることは多くはありません。ふうま、二車の良き伝統、教えをこれからも彼らに伝えてくださいませ。教師と母親では教えられるものがまるで違いますし」
八百比丘尼「もちろんです。ようやくふうま再興、そのもとに集う忍びたちの生活も戻ってきた。ここからこそが踏ん張りどころでしょう。華奈さんもこれからもお館様たちへのご指導ご鞭撻をどうか・・・」
華奈「ええ、持てる限りのものを教えていきましょう。・・・ふぅ。固い話はここまで。実は先ほど話題の和菓子、饅頭と茶葉を手にできたのですが、これからどうです?」
八百比丘尼「まあ・・・お高いでしょうに。こんな女と食べていいので?」
華奈「もちろん。あ、よければ茶葉は多めに買ったので後でもらってくださいな」
八百比丘尼「ありがとうございます。では、湯を用意しますので少々お待ちを」
「先生・・・やっぱり、私は達郎を愛している・・・! ゆきかぜと達郎の仲を邪魔したくはないが・・・それでも焦がれて胸が締め付けられる・・・どうしたらいいのでしょうか・・・」
「えっと・・・」
任務帰りにもう徹夜して教え子たちとアサギさんたちの弁当を作っていたら泊まっていた凜子さんの朝からもう何回目になるかもわからない達郎君への愛の制御相談をされている華奈です。
あの東京キングダムではちょっと珍しい女が男を食べちゃう(意味深)事件で見事にいただかれた達郎君たち。それでまあなんやかんや下手な動きは危険だという教訓やいろいろ男としても少し見違えたせいでしょうか。学校でもモテるようになり女子生徒たちからの人気もさらに高まる始末。
それは弟を異性として愛し、求めている凜子さんからも同様でそりゃあもうキュンキュンなんだとか。この件に関してはもうかれこれ私がアサギさんに拾われてからたびたび相談に乗っており7歳くらいの頃は冗談、ほほえましい姉弟愛だと笑い仲良くしましょうかと遊んでいたのですが11を過ぎたころから本格的に女の表情を見せてくるわ中学に上がるころにはウス=異本を見せて達郎君の好みはどのようなものかと聞いてきて面食らう始末。
困ったことにその情愛は本当にすごいうえにこれまた凜子さんもスタイル抜群の美人さんで成績優秀、対魔忍としても既に戦闘力は秋山家の使う剣術と空遁という強力な忍術で私や九郎さんたちから見ても高い水準。つまりはまあ、女性としても対魔忍としても何もかもが魅力的で冗談抜きできっかけ一つさえあれば達郎君を誘惑して私の性癖以上にやばい禁断の関係へレッツラゴーも十分あり得るということ。
ゆきかぜさんと達郎君の交際・・・というよりは互いに伝えきれてはいませんが淡い恋の様子を見て信頼できるゆきかぜさんにならと一歩引いてはいましたがそれがまた再燃した模様。朝からコンロの火と恋の炎両方見なければならないとはこれも教師の責任でしょうか?
「凜子さん、それほどに達郎君が成長して、恋する乙女としてはつらいでしょう。けど、それ以上にお姉さんとして、秋山家の女として今まで忍術が使えないと嘆いていた子がともがらと一緒に走り、忍術なんて関係ないと頑張る姿を応援してあげたほうが達郎君もきっと一番喜びますよ。達郎君が凛子さんから求めるのは色恋ではなく、家族の愛情です」
「そ、そうなのでしょうか・・・? その、色事を経験した達郎ですし、ここはひとつ私も一肌脱いでいろいろ教えたりとか・・・」
いやそれ絶対一肌脱ぐ(性的な意味で)ですよね? 男性経験ない、というよりも達郎君以外の男性を殿方と認識しているかも怪しいレベルの凜子さんがそれをするのもあれですしそもそも私(教師)の前で言うのもやばいですよ? 昔からいろいろ相談はありましたが、ほんとこれだけは慣れません。
焦る凜子さんをとりあえずソファーに座らせて卵焼きを作ってからお茶を用意。私も飲みながら話しましょうか。
「それをしちゃったら達郎君はそこまで凜子さんを追い詰めていたのかとか、混乱しますよ。それよりはお姉さんとしてどーんと構えて、すでに免許皆伝したかっこいいお姉さん、秋山家の剣豪としての姿を見せてあげたほうが達郎君の今後の励みにもなります。私がいきなり半泣きになって凜子さんに迫ってきたら驚くでしょう?」
「は、はい・・・確かにそうですが・・・でも、それでも成長していく達郎を見ていたら・・・」
「では、達郎君だけではなくゆきかぜさんも同時に愛しましょう。先輩として、今も達郎君の隣を許す素晴らしい女性として。二人の幸せの成就を見守り、自身も立派な姿を見せて二人の大切な、凄い人としてあり続ける。それを見せる愛は、きっと今の愛にも負けないほど大きいですよ」
「う、むぅ・・・・-・・・親のように振る舞えともいえるのでしょうか・・・?」
お茶をすすってから少し唸り始めた凜子さん。自分の愛情の形をどうにかこうにか修正というか、なんというかそういう風に変えようと頑張っているのでしょうね。剣の達人ですし、精神統一はすぐさまできそうですが、それほど達郎君に占めるベクトルが大きいわけでして。
「近いのはそれでしょうか? いつも通り、優しいお姉さんとして二人を応援してあげてください。それが辛いときは・・・そうですねえー買い物とか、ちょっとしたことで発散したりとかしましょう? ね?」
対魔忍の業界はその仕事ゆえに両親がいないことが珍しくないのですが、凜子さんも達郎君の身の回りの世話を幼いころからしていたせいなんでしょうかね。素質はあったと言えどもこの愛情の深さは。私がほかの子たちと遊んでいたり、家事をしたり、任務に出向いたり、電撃受けて気絶している間も私の代わりにいろいろしていましたし・・・ほんと、達郎君とゆきかぜさんが幼馴染でよかった。それ以外だと相性次第によってはどこぞのヤンデレ物の展開になりかねないですし。
「う・・・そう、ですね・・・」
「二人の愛しい人の幸せを認め、背中を押していくのも凜子さんだからできるんですよ? もし3人で出かける場所が思い浮かばないときは私も考えますから」
「わかりました・・・達郎と血のつながった家族は私だけですからね。しっかりと支えて、励ましたり慰めたりしながら見守ります。先生・・・いつもありがとうございます」
凜子さんもどうにか踏ん切りをつけられたようで・・・はあ、本当、落ち着いたかと思ったところからの禁断の恋の相談とか驚きましたよ。おかげで眠気も飛びましたし。
「どういたしまして。さて、弁当の用意の続きを・・・あ、たこさんウィンナーとミニハンバーグ、どっちがいいですか?」
「迷いそうですが・・・ミニハンバーグを。チーズ入り、できます?」
「いいですよー」
「ありがとうございます」
その後はどうにかいつも通りの空気に。ただ、買い物で下着の新調をしようかと凜子さんが言い出したときは焦りました。姉の下着のチョイスを弟に見せようとしたりその彼女候補にさせるとかレベル高すぎませんかねえ・・・・・・あと、色々スタイル的な意味で騒ぎが起きそうですので。
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華奈「(ふむ・・・もう数か月すればあの件もですし・・・んー・・・テーマパーク?)あ、今いいですかアサギさん」
(書類整理中)
アサギ「? どうしたの? 書類の資料足りなかったかしら?」
華奈「いえいえそちらはいつも通りパーフェクトなんですが、対魔忍って親族同士の婚姻も多いじゃないですか。忍術の遺伝による継承がどうたらとかで」
アサギ「ええ、それか強力な忍術の使い手同士での政略結婚も少し前までは割とあった話だけど・・・どうしたの?」
華奈「それでなんですがー・・・その忍術や血を絶やさないために姉弟同士での結婚もあったのかなあと・・・いえ、今はないかとは思うのですが」
アサギ「あー・・・そうね。私よりももっと前・・・今で言うところの50~60歳くらいの世代の人たちまではちょこちょこあったし、今でも一応理由があるのなら姉弟同士でも容認されるわ・・・まあ、無いとは思うけど」
華奈「そ、そうですか・・・(下手にこれ知ったら凜子さん暴走しそうだから教えないほうがいいですね。自分の忍術をダシに使いかねません)まあ、愛人容認していたり、子を増やすこと推奨していますし、忍術の遺伝を狙うのも。ということですか」
アサギ「そういうこと。それとこういう界隈だしどうしたって色事は早熟な人が多いわね」
華奈「学生と先生同士の結婚も割とありますしね。私が一時五車学園の生徒の時期も覚えているだけで4組くらい先生と生徒の夫婦が出来ていましたし・・・禁断の恋、横行しすぎでは?」
アサギ「ま、まあ・・・魔族と戦うわけだし、好いた人と結ばれるのならそれもいいと私は思うわ・・・うん、そのほうがいいわよ。きっと。あ、そうだわ。今日の弁当、どんなものなの?」
華奈「愛は人それぞれですからね。まあ、しっかりと結婚できる年齢ならそれもここではありですか・・・えっと・・・竹輪とピーマンの炒め物、チーズ入りミニハンバーグ、きんぴらごぼう、梅干し、卵焼き、デザートにアーモンドクッキーです」
アサギ「これはおいしそう。ふふ、学食もいいけど華奈ちゃんのご飯おいしいからついつい食べたくなるのよね」
華奈「褒めたって今は何も出せませんよ~。あ、アサギさんの分もう少しで終わりそうですね。先に休んでもいいですよ」
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「にゃはは~華奈ちゃ~ん、もう一杯~~♡」
「もう、これ以上は少し抑えないとだめですよ。ほら、お水とおつまみを一緒に食べて間を挟んでください」
「えー・・・ケチー」
「後であげますから、このペースだと明日がきついですよ。休みを二日酔いでつぶすのはもったいない」
夜に帰ってみれば明日がオフなので晩酌を始めていたさくらさんとその世話をしていた紅さん、報告書をまとめていたあやめさんがいたので早速晩御飯とおつまみを用意。
あやめさんとさくらさんは合同で政治家の汚職のデータをすっぱ抜いた後で護衛を殲滅する任務をここ数日行っていたのでその休息ということで明日が学校も休みなので私の家にお邪魔してキープしていた酒をあけて一献といった具合。
さくらさんは自分の任務の分の報告書だけだったのですがあやめさんは私の部隊の分の報告書もまとめないといけない分まだまだかかっている模様。うちの部隊でも拳志並みに書類仕事や裏方もできるので本当助かっています。紅さんも一緒に任務に出ますがほんとこの二人の実力は学生、現役含めても頭一つ抜けているものを感じます。
「はい。知り合いの方からもらった廃鶏のぶつ切り焼き。塩とタレの両方あるので好きなものを。紅さんたちは野菜炒めと味噌汁もあるのでご飯とどうぞ」
「いただきます。ん・・・少しかたいけど私はちょうどいいし皮がパリパリで噛むたびに脂が出ておいしい・・・たれもしみ込んでいたりで・・・ご飯が進む」
「私の分までわざわざありがとうございます。いただきます。はぁー・・・味噌汁も出汁が効いていますし疲れが抜けますよ」
早速もりもりと食べている紅さんとあやめさん。よしよし。ハードな任務に育ちざかり。その美しさや元気さ、英気を養うためにも食べてくださいな。舌にあったようで何より。
「塩コショウのチキンがすっごくおいし~♪ あー私、華奈ちゃんと結婚しようかなあ」
「・・・!」
一方でもうわかりやすいほどに酔っているさくらさんからはトンデモ発言が。いやいやいや・・・何を言っているんですかねこの人・・・確かに最近は同性婚も認められたりとかありますけど・・・酔っているにしては割とまじな空気を感じますし、紅さんも驚いて箸を落としていますよ。交換用を用意しなければ。
「私とさくらさんが付き合えたとしてもさくらさんが高根の花すぎて私が釣り合いませんよーほら、おかわりのお酒です」
「ありがと。でも、華奈ちゃんすんごいいいと思うんだよなあ。んくっ・・・んーふはぁ~・・・強いし、事務仕事もできるしお金持ちだし、子供好きだし優しいしー・・・男だったすぐプロポーズしてたのに~~! あ、でも最近は対魔忍専用の病院の薬でも生やせるしどっちかが子を・・・」
「ストップストップ、それ以上いけない」
ほにゃほにゃと普段から可愛らしい笑顔がさらに柔らかくなっているのになんか生々しい会話になりそうなのでタオルケットを背中から羽織らせて背中を撫でる。酔っているとはいえどちらかと言えばそれ私たちサイドの発想ですから。
「気持ちいいよ~華奈ちゃーん・・・えへへ~幸せ・・・ふみゅ・・・すぅ・・・・・」
あったかさと酔いと心地よさで即眠りの世界についたさくらさん。とりあえずこのまま眠らせておくのも風邪ひきそうなので客人用のベッドで寝かせて少し離れた場所に水とスポーツドリンクと二日酔い用の薬を用意。対魔忍の身体は頑丈ですし、さくらさんレベルならこの程度の酔いで二日酔いはないと思いますがまあ念のため。
「やれやれ。久しぶりのお酒でペースを間違えていましたかね?」
「先生が戻ってくる前からずっとあんな感じでしたから・・・先生は、結婚したいですか?」
「ん~・・・? するにしても、もう少し後ですかね。皆さんと一緒にいる時間が楽しいですしこうしていたいですから」
前世での家族のこともありますけど、本当に皆さんの成長を見るのが楽しいですからね。結婚したら必然そういう時間も減りますしこのほうが今はいくらか気楽な部分もあるしいいでしょうか。
「それにさくらさんのお誘いも嬉しいですが、私の場合は初めから対魔忍の家系ではない分家柄やらそこらへんもあって難しいでしょうしね」
現代の中にあっても家柄の上下関係や身分に近しいものなどが一部横行しているこの世界では家系をさかのぼることが土台できない私は結構な異色の存在ですからね。家のつながりでの結婚がらみが少ないとはいえそれを気にする人もいるでしょうから私との結婚はあんまりしたくない人も多いでしょうし。
「・・・そうですか? あれだけの功績や助けをしているわけですし、もう問題ない気も・・・・・・・私なら・・・きっと・・・お爺様も・・・」
「? ふふ。心願寺家は受け入れてくれるのですか? 私を。嬉しくなっちゃいますよ」
なにやらボショボショしゃべる紅さん。私の忍術で聞こえちゃうので心の中で考えたほうがいいですよ。食べ終わっていた食器を片付け、隣に腰かけていこうとしたらあやめさんが間に。おや。
「わ・・・え・・・あ・・・せんせ・・・・・あやめ?」
「報告書、終わりましたので確認を。それと、晩御飯ご馳走様でした」
すこし鋭い視線で私を見つつ書類の束を渡してから頭を下げてくれる。仕事早いですねえ。本当に。素晴らしい方が紅さんの従者で、私たちの部隊に来てくれたのが嬉しくなるばかりです。
少し目を通してみても抜けもないどころかスナイパーとしての視点とほかの報告書とも照らし合わせた切込み隊の動きに関する所感も書いてある。その正確さや読みさすさは今後の訓練や部隊運用にも活かせそうなものも。
「ほうほう・・・これはまたすごい・・・ふふふ・・・ありがとうございますあやめさん。締め切りはもっと後なのにこれほどのものを・・・今回の給金は色を付けておきます。それと、今回は援護射撃が大変多かったようですし銃のメンテや整備用にセーフハウスの射撃場をあけておきます。好きにお使いください」
「はい・・・ありがとうございます。場所はしっかりと使わせてもらいます」
少し複雑そうな表情になっちゃったあやめさん。? 何か失礼なことしましたかね・・・? うーん・・・? お酒や嗜好品の現物支給がよかったのでしょうか? 高いお酒も地下倉庫に保存していますし。
どうしたかと思っていたら端末に連絡が、内容はまあいつも通りの救援要請。なんだか変わった空気ですが仕方ないですかね。
「すいません。少し仕事が出来たのでお二人もどうぞごゆっくり。ご飯やおかずのおかわりもまだまだありますので」
「あっ・・・うん。先生、頑張ってきてください」
「ええ、私たちはここで休ませてもらいます。無理のないように・・・」
「ふふふ。ええ。もうひと仕事です」
「アイエェエエ!!? ナンデ、白い通り魔ナンデ!!」
「おうああぁあ・・・・に、にげ・・・」
「逃がすか!」
ジェットジ〇ガー仮面の口の部分から仕込み毒針を飛ばしてまた殿を狙ってきた魔族を片っ端から仕留め、それを足場にジャンプして手甲で相手の頭をスイカ割りしたりとで元気に大立ち回り中。ついでにまた命令違反して単騎突撃した挙句にアヘらされていた対魔忍も救出。この仮面を見て驚いた挙句頭ぶつけて気絶したのでちょうどよかったです。運びやすい。
とりあえずは適当に斬撃で周りの建物壊して相手の動きを封じてから即離脱。
・・・こんな仕事ですから学生結婚とかも応援するべきなんでしょうかねえ。なんともはや、私の倫理観はところどころこの世界で持ち続けるべきか迷うばかりです。
ちなみに、今回のメンバーは仮面の対魔忍の事を知ってはいましたが白い通り魔の事はあんまり知らなかったようで私(変装済み)を見るや新手の魔族と騒ぎまた一苦労。二日連続の徹夜の頭にはよく響きましたよええ。
顎仮面というパワーワードを聞いたときは思わず吹き出しかけました。
凛花「先生、いるー? あら・・・空いている・・・おじゃましまーす・・・ん?」
(セーフハウス(もはや別荘)に来た)
(玄関先にはじめ〇一歩全巻セットと世界名ボクサー映像集、解説付きのDVDセットがおいてある)
凛花「・・・・・これが教材? 巻数が多すぎて一度じゃ運べない・・・あ、メモ・・・『拳を活かした戦いや体のつくり方、拳闘の技術、漫画でも現実でもどれもこれも素晴らしいものです。自由度の広い煙遁の使い手の凛花さんですが拳を活かすのであるのならこれらも役立つでしょう。そこに忍びの技術も活かせばとんでもなく強くなると思いますよ。追伸、台車は玄関隣の窓のところにあります。お使いください』・・・」
凛花「読んでみるかあ・・・空いているしここで読んじゃお。それか最悪小太郎たちの漫画部屋にでも置かせてもらえないか聞いてみましょう」
凜子のぶっ飛び加減は見ていてもう笑うしかない。あそこまでだれかを思うことは素晴らしいですが、まさかの実の弟ですからねえ。確か凜子のファンクラブもあるほどの人気だとか。実際、きれいですしねえ。