引退して尚面白エピソード増える馬ってすごい。あと、元ネタのゴルシの暴走具合と、娘になる際の長身と表情豊かさを表現していたりで愛がすごいなあと。もっとはじけていくのが楽しみですね、ウマ娘界のハジケリスト。
何時か銀魂、ボーボボとのコラボが来ないものでしょうかね。ジャスタウェイも名馬ですし、ゴルシの発言。ほんとボーボボ全巻持っている身としてゴルシの発言のハジケぶりが違和感が無さすぎる。
今回の話は鹿之助君たちの任務、五車での騒ぎが起きている同日の華奈サイドのお話です。
「ふふふ・・・20世紀博・・・イエスタデイ・ワンモアの代表のカップルとこうして出会えて幸いです。同時に、提案に乗ってくれていることも」
「ああ・・・私の方も今まで謎の多い貴女とこうして面会出来てよかった。・・・まったく、予想外だよ。顔を見せるやあの暴れっぷりとこの話の発案者。予想以上のお転婆なようだね」
今日、私とアサギさんは公安の特別ルーム、話し合いの場に来ています。アサギさんは公安の一組織であり魔族、そして桃知の一件以来国際テロ組織への対策も任される組織のトップとして、私は世界でも有数の資産家であると同時に久しぶりに世間に顔を出したと思えばノマドのトップの結婚式に自作絵本送り付けたあげくにその舞台を演じて歌姫扱いとなる変人金持ちとして。
アサギさんは今後の話し合い。私の方に関しては日本が誇る大資産家、そして企業のトップ同士の会合。それもひと段落した昼下がり。各々話し合いの意見を出し合い、その後は改めての顔合わせ。私も当然資産家としていろんな方と話しあい。腹を探ったりしていました。
その中で私個人としても、資産家、諜報部隊の一員としても興味を持つ。ここ最近大いに勢いを増したホビーグッズを中心に勢力をつけているイエスタデイ・ワンモア社。一般には20世紀博の代表取締役社長ケンさん。そして秘書のチャコさん。このお二人とじっくり話したいとなったので缶ジュースを買ってから私が用意してもらった部屋で話しています。
「いやいや、ただの引きこもりですよ。私としてはお二人が来てくれることは大助かりですからね。知り合いのアスカさんや小太郎君もそちらの玩具、ゲームはお気に入りですから。で・・・同時にノマドへの対抗策・・・あちらに依存度を低い会社同士のつながり、経済圏を作り上げていく連携、同盟の話に乗ってくれて」
「・・・私としても、あちらのやり口は気に食わない。トサカに来たことなど何度もある。きつい話ではあるが・・・未来のためだ」
「ケンと私も正直暴力と女で篭絡、金を振り回すノマドのやり口は気に食わない。利益は上がっているけど、その何割がろくでもない方法で来たか・・・魔界都市の事も含めて金で殴ってよそに言ってもらう方がいいと思って」
今回私たち資産家と企業のトップが集まった理由はノマドを大体10年後以降にしばいていくための仕込み。そのためにも必要なのは世界的企業ノマド、それをまとめ上げるカリスマ創設者のエドさんをぶっ殺していくことで起こるノマドの分裂と混乱があってもすぐに立ち直れる、依存度の低い日本の経済システムの構築。
これをしておかないとエドさんという企業でも魔族でも大きな重しでありまとめ役をぶっ殺した後の混乱、人魔の戦争へ突入した際に日本の内憂の問題とスタミナの無さがひどくなる。幸いなのは日本の、特にモノづくりに携わる方々はそれに合意を示してくれたこと。私の嗅覚でもうその香りはしない。
この時代になっても技術は一流、経営は三流。なのは変わらないなか魔族や暴力というダークファンタジーな世界的企業の魔の手でじわじわ足先からかじられるのに脅威を感じていた。そこに私や公安という金と権力のダブルの協力を取り付けた提案。
国へはノマドに頼らずに金が入るようになるのでピンハネやどちらがつぶれても打撃を抑えられる。企業としてもだんだん黒い部分、薄汚いことを隠さずになってきたノマドへの対策。魔界都市のまとめ役という裏社会の帝王への対抗ができると万々歳。
そのサポートに対魔忍、公安の手が入るし、私の抜け忍ネットワークで民間人の意見や商品へのアンケートもとりやすくできますしバックアップはばっちりです。
「ええ。それにですが、米連、中華連合でもノマドのやり口は過激すぎるゆえに反感を持った方々での経済基盤、組合があります。そこへ私も顔が利くのでそこと連動していけばそちらの世界進出もできるでしょう。日本の人気は世界を渡ります♪」
「ふ・・・そちらのほうでもお客さんがいてくれて嬉しいよ。それにその情報も信頼していいのだろう? ・・・・対魔忍特別諜報部隊長。地獄の番犬」
「ええ・・・しっかりと。はぁ・・・変装はしていたつもりですが」
「イエスタデイ・ワンモアの諜報力。それと、子供向けのアプリを作る際に顔の解析や似顔絵アプリで君の起こすばか騒ぎの映像を解析すればね・・・我々の玩具は年齢を問わずに元気を与えるようにしている。手抜きはしない。玩具一つ一つに最高の技術や工夫を入れている」
変装を解くことはしませんが流石に驚きましたね。目の形、髪の質感に体型、歩き方も変えているのですが・・・ノマドの機械もごまかしているのに大したものです。あと、本当に日本のゲーム機やおもちゃの頑丈さはすごいですからね・・・
拳志も以前ゲーム機のパソコン部分の演算部分使って追跡不可能の使い捨てハックPC作っていましたね。
「まあ、今やゲーム機、大きなものであれば大概は出来ますし、最早パソコンの代用ですものね。その上で、私の顔を知った上で乗ってくるとは物好きですねえ」
「この提案に乗ったのは・・・・・・・貴女の人となり、学園での振る舞い知ったからこそだ。苦しく、どうしようもないほどに汚い部分を見ているというのに誰かの未来をより良いものであろうと助けて歩き続けるあなただから・・・・・」
「ケン・・・」
何やら神妙な顔になるお二人。ふむ・・・そういえば、私がこの世界に来た直後、確か春日部で起きた大きな騒ぎ。それで確か・・・20世紀博が関わってたというけども・・・?
「私は、今の時代は燃えないゴミと金に汚れ、人の良さなどない。希望も何もないものであり、過去に帰りたい、そこに居続けたいと思った。だが・・・ある家族の言葉でわかったんだ。私が汚いだけだと思っていた現代も、今を生きる子供たちにとっては未来になれば確かに素晴らしい、いいものがあったと輝いている過去になるものなのかもしれないと・・・」
「ええ・・・そして、その輝ける過去を、未来を作るためには若人だけではない、導いたり、照らしてやる人も確かに必要です」
私の人生や過去は何度も子供の時代があった数奇でヘンテコ。どこのクラゲだと言いたいような変なものです。でも、それでも過去は妙にきれいに見える時があって、子供の精神や心で遊んでいた時は本当に楽しかったと言える。たとえその時代があれていても、そういえるのだから思い返せば不思議です。
大人が守っていた、知らないでもよかった。そういうものもあるのでしょうけど、兎にも角にも子供頃は楽しかったと思える時間が多いのは確かです。希望を持てたし、未来は明るいと思えるもの。
「ただ、子供たちにバトンをつなぐはずの大人たちも決して強い人ばかりではない・・・・・むしろ、泣きたいし、怖いし、不安、不満が多いだろう。だから支えたい。大人たちへは今の娯楽と、昔夢中になったヒーローに、娯楽に、玩具に、癒されてほしい。そして・・・子供たちには玩具で元気に遊んで、未来を切り開く原動力に、希望をもって進んでほしい。双方への癒しと元気を・・・青臭いがね・・・」
「今でも昔を振り返り、帰りたいと思う時はあります・・・けど、今だからこそできる技術を使って誰かを楽しませたり笑顔にできることもあるはず・・・その一助になれたらと・・・ケンと私はそう思い、ここまで来ました」
うんうん。私も何度もくじけそうになって、実際教え子の前で泣いちゃいましたし・・・大人だって玩具を集めたりゲームで遊びたいですもの。というか、そういう大人たちがはじけて頑張ったからこそ多くのものが生まれたわけですものね。ドラ〇エとか。
「お二人の言う通りです。そして、これからもお願いします。私からはせめてもの気持ちです」
その二人の心意気に応えたいなあということで持ってきた小切手にとりあえず金額を書き込んでお二人に。目を丸くしていましたが気持ちですとごり押ししておきました。それでもというので投資という形に収まりましたけど。
「華奈さん。少し・・・あ。ケン社長とチャコさんに後でサインをいただいてもよろしいですか?」
「ふふ・・・ええ。それと、色紙は確か最寄りのコンビニで売っていたはずなので用意しましょうか」
和やかな会話をしつつゲーム談義やホビー相談をしていたら紅さんが私たちにしかわからないですが少し神妙な面持ちで来たので会釈をしてから一度席を立つ。
救援任務でしょうかね・・・そうなら、総指揮権限は現在不知火さんたちに渡しているんですが・・・?
「ふむ・・・凜子さんにあやめさん。タクヤさんと葛城さんはほかの方々の警備に・・・うーん・・・・・・・このタイミングで・・・はぁー・・・・で、不知火さんからはなんと?」
「偽朧を逃がす代わりに政治家の方々を釈放。それも場所を抑え、メディカルチェックも上原家の病院で今しているようです。五車のほうも人的被害なし。去る前に水遁で場を整えるふりをしながらヒールの裏側に発信機をつけて動向をチェック。いずれ気づくでしょうけどそれまでの間に資産家や会社のトップたちをおかえりさせたほうがいいと」
「その対処で行きましょう。やれやれ、相手の方も動きがいい」
「そうですか・・・・・しかし、華奈さんは驚かないので?」
「予想はしていましたし、同時に彼女の存在からノマドも今は利用したいでしょうしね」
首をかしげる紅さんですが、存在と聞いてすぐさま納得してくれました。偽朧はなんやかんや私情に走るきらいがほかの幹部に比べて多いですし、ノマドに心から服従しているわけでもない獅子身中の虫になるかもしれない存在。ここで切り捨てるというのもあるかもしれません。紫さんが捕まりそうになった事件のケースからも使い捨ての鉄砲玉で正直武力の損失は穴埋めの次善策もあるでしょう。
が、裏社会で十数年近い生活で手にしている知識やノウハウ、独自のパイプは捨てがたいものですしその強力な武力、不知火さんの報告からもですがやはりというか朧さんの肉体に宿る対魔粒子にのっとった魔族の魔力が混ざった結果忍術が変容している形で使用可能という報告からもハイブリットな存在は大助かり。
あと日本と米連で名をあげている対魔忍。ここ最近は例がないほどに魔族と渡り合っている上に特に日本では名のある魔族たちが立て続けに敗北、封印、同盟、人間側につくなど大騒ぎ(主にこちらのせいで)
そんな中でかつての甲河最強。米連でサイバネ技術と最先端テクノロジーと忍術を併せ持って暴れるアスカさんたちの先輩世代の最強を堕として手ごまにしている。という事実は魔族側にも存在自体がこちら相手に牙を失わせない一手になりますし、何よりなんやかんや偽朧も美女。下半身脳多数の魔族にはお近づきになりたいでしょうし、こちらを手にしたいと発奮させるには十分。
「ではむしろ今回は被害も物的なものだけですし、無理に追わない方向で?」
「むしろそうしたらあちらの手痛い反撃をもらいかねないので今回は追跡ナシ。五車のセキュリティー突破および逃走に使ったルートとけが人が出ている分の穴埋めの対応に動くこと重点です」
「了解です。しかし・・・浩介の事といい、こうもやられては・・・」
頭を抱えつつもすぐさま五車内部の船坂家のメンバーたちに連絡しつつ息を吐く紅さん。そうなんですよねえー・・・諜報部隊の街。そこのもっともセキュリティーの厳しい場所を二つも、それも一年ちょいの間隔しか開けずに突破されている。
甲河、ふうまの事といい、本当にアサギさんの功績とカリスマ、山本長官の手腕が無いと対魔忍自体がつぶれていますって。ああ・・・今頃お二人も頭抱えているかお腹抱えているんでしょうね・・・自作ヨーグルトでも送ろうか・・・
「む・・・凜子からのメール・・・」
一方で外部を警備していた凜子さんからのメールが入り、それを見た紅さんがその場で膝を抱えてうずくまる。ちょっ、ここ一応国会!
「く、紅さん。いったいなに・・・・・・・・ええ・・・・」
そのメール内容。私が頼んでいた任務は無事成功したけども道中鹿之助君がお持ち帰り案件。そしてその際のフォローと追跡要員の桜花さんがゲームを買いに行ったせいであわやの事態。更にはバディの舞華さんもウィンドウショッピングにしゃれ込んでいる始末。
淫魔族が徒党を組んでいることも含めて色々言いたいことがありますし、とりあえず二人は私が普段している練習メニューと晩御飯食べに来ても自炊させる罰を確定しておきつつ気持ちを落ち着けることに。
「はぁー・・・こちらの戦力は護衛にあてられ、五車も今は籠城態勢にしつつ遠出しているメンバーも合流させつつ戻るよう指示。で、うちの別動隊もあわや若い芽を摘まれかねない状態だったと。どこも無事で済んでいますし、あとで長官とも話しましょう」
「お供します」
この後はみんなで護衛をしつつセクハラしそうな連中をオカマとホモの威圧で対処しながら送迎。この時に私は一応引きこもりの大資産家。という表の顔だったのでケンさんたちからエス〇ンの歴代主人公、ネームドキャラ勢揃いで暴れるIFの世界線のお祭り新作ゲームをもらいました。新ハードのソフトなんですが処理落ちするレベルの積み込みようだとか。しかも未発売のプレミアムマシマシ、ソフトだけで万を越えそうな一品を3枚もらいましたよ。
『いわゆるプレイ用、保存用、布教用のためだよ』とニヒルに笑うケンさんと後ろで恭しく頭を下げるチャコさんにいいお土産が出来たと笑顔になって護衛をしました。その際に送迎で聞いたのですが「Y-kazeX」というゲーマーの話を聞いてゆきかぜさんだと理解したり、もしできるのならゲーマーたちにゲームのアイテムをグッズにする際の意見を直に聞けるイベントや大会を20世紀博でもしたいと有意義なことを聞けて癒される時間でした。
後、彼らの乗っていた愛車トヨタ2000GT あれ確か今だとウン千万・・・億いくかもな高級車に乗っていたのもびっくりでした。いやはや・・・やはり儲かっているんですねえ。
「やれやれ・・・ノマドはいつも頭が痛いな・・・そしてご苦労だった華奈君」
「長官こそ・・・はぁー・・・とりあえず、しばらくは偽朧の方は汚名返上の事もあって動きはするでしょうけど派手にはせずエドさんの指示通りにちゃんと動くでしょう。それに気をつけつつ、今は桃知の・・・VF連中がいなくなった後釜をめぐるテロ組織と裏社会連中をしばく用意をしたほうがいいですね」
夕暮れ、護衛任務を終えて帰ってきた公安のブリーフィングルームでお気に入りのお茶とココアを買って長官は微糖コーヒーを机において私は机に突っ伏し、長官は目頭を押さえながら天井を見ている。無事に済んだとはいえ互いに頭の痛い案件。
不知火さんに取引やらを持ちかけてきた政治家との通話記録の声紋と震え具合、もろもろを調べてすぐさま中年ホ〇ビに出演ついでに情報パイプを吐き出させて襲撃とネットの玩具にしてやること確定&すでに追っ手を差し向けているのでまあいいのですが流石にこうも立て続けにトラブルが来ては疲れもたまります。
「ああ・・・こちらもそちらからもらったデータをもとに動いている。相変わらず助かっているとも」
「なら幸いです。私達では手の届かない範囲をそちらに補ってもらっていますし、助けになっているのであれば」
茶をぐいと飲んでふうと顔を上げ、互いに苦笑する。桃知騒動が収まってこれだ。本当に特撮の世界といいここには騒ぎとやばいのが来るとへらへら笑う。タロウ世界の人間がうちに来てくれないですかねえ・・・竹槍とかナイフで怪獣に向かって撃退さえしてくるあの超人集団。
「で・・・だ。そんな中悪いが華奈君には一つ頼まれてほしいことがある。いや・・・・・・二つか?」
「晩御飯の時間と任務を終えた部下の報告があるので失礼します」
このしゃべり方をしてくる長官は面倒ごと確定。しかも私が嫌がる類のものだと理解しているのですぐさま腰を上げてココアも飲み干してからケンさんたちのお土産の入った紙袋を持って帰宅しようとしたんですが長官にがっちりと手をつかまれて阻止。
「セクハラかパワハラで訴えますよ長官!」
「頼む! 冗談抜きで君だけにしかできないんだ!」
「それ絶対変な話確定じゃないですかヤダー! HA☆NA☆SE」
じたばた暴れる私と長官の騒ぎを周りが珍しいものを見るように見て笑っているのをしり目に数分後。
「あー・・・もう・・・はぁ・・・分かりましたわかりました・・・話してください長官」
「うむ・・・では早速だが、この子・・・あー・・・すーぱーそに子というアイドルだが」
結局予算追加とVF関連の情報を優先的に回してくれる、対処をしてくれることで折れた私はおかわりのお茶を飲みながら長官のタブレットを見る。そこにうつるのは今人気絶頂のミュージシャンでありグラビアアイドルすーぱーそに子。歌もうまければ踊りもできて美貌もスタイルも対魔忍でも羨むレベル。加えて柔和な人柄でだれからも愛される方です。
そんな明るいスポットライトを浴びる子に日陰者の極致ともいえるスパイ。しかも人魔問わずに成敗しまくっている私とどう絡むのか。護衛ならSPでも雇ったほうが安上がりで専門家だしいいと思うのですがねえ。首をかしげる私に長官も私の内心を察したかページを次に進める。
「君の疑問ももっともだが、実は君が少し前にエドウィン・ブラックとした舞台と歌。ナディア君の踊り。更にはその前にストリートダンスをしただろう? あれについてそに子が深夜ラジオでゲスト出演した際に『もし叶うのならあの二人と一緒に歌ったり踊ったりしたいです』と言ってな。可能ならできないかと政府から連絡が来たんだ」
「政府の腰軽すぎませんかね・・・?」
「実際君たちの歌った曲は売れに売れているし、そこに今をときめくトップアイドルのコラボ。歌唱力も演技もスタイルもいい変人引きこもり資産家の君と学校職員であの踊りと美貌を持つナディア君を再び表舞台にあげての経済効果は馬鹿にできないし、まあ・・・公私混同、職権乱用の部分があるのは認める」
山本長官も相当苦労していそうですねえ・・・後はまあ、あれですね。最近テロ騒ぎだのなんだので暗い話、国際ニュースもそんなんばかりですし大きなニュース、娯楽で活気を与えていくのを狙っているのでしょう。
ついでに言えば今日の企業の集まりの方々にもこれのイベントを機に思わぬ収入が入るかもですし、まあ悪くはないんですよ悪くは。私自身も協力者の方々に今回の剣での熱意を見せられますし。
ただ、問題はそれに割く人員が対魔忍の一応幹部の当主一人とその家の幹部で高位魔族、治療班の一人を最低でも割かないといけないというのがまた・・・
「しかしまあ・・・・それだけならどうにか・・・」
「ちなみにだが、日曜朝から対魔忍すーぱーそに子なる子供向けアニメが放送されるにあたって本人が体験、その際のスーツをつける、訓練体験のためお忍びの形でそに子がくる話もあるのだが」
「長官は私の部隊を火消しに走らせるつもりで?」
私とナディアさんが出るだけならまだしもどこで隠しカメラを仕込むかわからない。プライベートもへったくれもない職業の方に五車の里で迎え入れるとか正気の沙汰ではないですよ。
にっこりと笑顔で威圧すれば流石に長官も私の方で断ったと手を振って否定してくれました。そうでなければこの話を持ち出した連中を残らずうちの部隊で洗いだして弱みを握ったり影響力を削ぐ動きをするつもりでしたね。
その後に聞けばまあ、私とそに子さん、ナディアさんでグラビア撮影の話もあったとかなんとか。そに子さん、確かグラビアで生まれたままの姿で泡をつけただけの撮影とかしていたような・・・??? まあ、これも長官が断ってくれたのでよかったですが。『流石に元教え子であり二枚看板の一人にこれ以上余計な精神負担はかけたくない』と。・・・こんど大吟醸でも送るべきでしょうか?
「ともかくだ。まだまだ絵空事、先の話になるだろうがこちらではライブ、アニメ放送決定のイベントとして行われるヒーローショーに参加するという形で任務を当てると思う。出来るね?」
「五車へのお忍び体験訓練やそれ以上にあほな話を長官で対処してくれたのも感謝していますし、ええ。引き受けます。ただ、その際は・・・」
「わかっている。此方でも可能な部分はカバーしてライブなどの期間そちらへの負担は減らしておくようにする」
長官からの言質もとって一安心。最近は抑止力と変装術で対処しているので私の顔出しする機会が増えましたが、なんやかんや本質は諜報部隊と救援部隊の隊長が私。更に言えば仮面の対魔忍。白い通り魔と討魔剣士は私の変装ですし私がまた表舞台でこんなことしたら当然その分動ける精鋭が減る。
その対処、負担を減らすことをしっかりしてくれないと厳しかったので助かります。アサギさんも特務中隊の一員となったことで今五車は少し負担を増している状況ですし。
「ありがとうございます。それで・・・二つ目は?」
「うむ。二つ目だが・・・私の娘が君のファンでね。サインを書いてもらえないだろうか?」
思わぬ発言にずっこけそうになりつつも了解ということでサインを2枚。一枚は保存用だそうで。それを書いて長官との話は終わりました。ここの皆さんも私の前では割と素でぶつかり合う長官と私の任務を見ることがあるのではじけた対応をする私とのやり取りを見て笑っていました。
はあ・・・しかし、エドさんへの悪ふざけがここまで尾を引くとは・・・そに子さんも対魔忍たちの動きや気配を感じて芸事の経験の幅を広げたいといいますが、人殺し、更には魔族を倒すための技術を知ってどうするのでしょう? 時代劇もデビューして殺陣でもするんでしょうかね?
「ぁあああー!! ラーズグリーズルートきつすぎぃ!!? 初手ガルムコンビ&凶鳥とか死ぬわぁあ!!」
「オメガ11は相変わらずだし・・・でも、全ルートクリアしないと隠しルートでないというからなぁ」
「わ、私もゲーム・・・」
「お前は一週間新作ゲーム禁止だたわけ!」
夜、私が持ってきた未発売の新作エ〇コンを熱狂してやり込んでいるゆきかぜさんと小太郎君。その周りでゲーム実況でも見ているように見て楽しんでいる達郎君に骸佐君、きららさん。紅さん。
後ろでは今回の任務でのミスがあまりにお粗末すぎたので罰を与えて涙目で羨ましそうに見ている桜花さんとそれを怒りつつも香子さんを抱っこしている紫さん。平和ですねえ・・・
私は私で愛花を片手で抱きつつもう片手で指で動物の動きをしたり、折り紙を折って見せたりしつつ時折手を凍らされては砕いていせてあやす。地面には砕いた氷を入れるバケツを置いていて、静流さんたちが飲むビールを冷やしています。
「で・・・どう思う? 華奈ちゃん」
「うーん・・・まあ、淫魔族が徒党を組む。これに関してはあるとしましょう。でも、なんというか・・・奔放、趣味や欲望に殊更素直な人が多い淫魔族が淫魔族の支配階級レベルの隠蔽技術に対策、しかも引き際も良いと来た」
「ノマドでは彼らの立場はないでしょうし、かといってそれを用意できる連中が手を貸した記録もない・・・ね」
隣で今回の騒ぎの事を不知火さんと話していて、最後に残ったこの話。淫魔族の残党の問題。少数ながら組織立った動きをして、用意や施設のレベルは高いものだった。そういう動きが種族単位でやりたがらない、魔族の中でも殊更に奔放な種族が。だ。
それに関して拳志も疑問だったようで見えない壁、結界術に関してはかなりの制度だったとも付け加えられ、男性を放り込んでいた場所もアロマなどの香りや音、光を用いた暗示、催眠効果はかなりのハイテクだったそうな。
「ノイおばあさまと魔女連合、ほかの有名処や実力派の所も調べましたがこれをできる、用意できる連中と淫魔族が接触した記録はありませんし・・・うーん・・・」
「外部から淫魔族のバックアップがあった。若しくは水面下でノマドが米連や他国の魔族やテクノロジーを貸し与えている。くらいよね。可能性は」
可能性としてはそれが近い。そしてまあ。同時に国内外をまたいで行動しつつそこまで水面下で動ける、ノマドに淫魔族を使わせることが出来る交渉術に男性らを深く淫魔族の淫夢に取り込ませた技術。
あの人が浮かび上がるんですが・・・あくまで可能性の一つで比較的高い。くらいにしかとどまらないんですよね。
「ええ。とりあえずは今後調査の際に今回の手腕がどれほどの組織で使われているかも洗い出しつつ普段の任務続行ということで。不知火さんも対魔忍総隊長代理お疲れ様でした」
「大丈夫よこれくらい。それよりも・・・ふふ。歌姫華奈ちゃんの復活ね。楽しみよ♪」
「うぁ”ー・・・言わないでくださいよ~」
変に見えない影を追いすぎて足元をおろそかにできないので可能性の一つと割り切って不知火さんに今日の代理を頼んだことを労っているとそに子さんとの任務の件を蒸し返されてしまいまたうなだれちゃう私。
はぁー・・・私たちのストリートダンスや歌に関しても動画で再生数億を超えるほどだそうですし、ライブやヒーローショーの告知も近々行われる。また話題として再燃するかもですよ。
20世紀博のお二人にはゲームソフトのお礼も兼ねてこっそりこの件を教えたのでスポンサーとなるそうですし動く金額も大きいので手を抜けない。抜くつもりもないですが。ともあれ、また教師と対魔忍とアイドル、役者としての三足の草鞋状態。やれやれ・・ナディアさんもスーパーの買い出しが終わった後に伝えませんと。
あと、ノイおばあさまからまたの薬貰いに行かないと・・・子守歌と民謡くらいしか上手じゃないですよ私。
某春日部の家族のおかげで前に進んで、同時に企業はそのままの世界線な二人。原作でも二人でサーカスを見に行っているシーンがあったりで前に進めてはいるみたいなんですよね。
華奈がもらったゲームはエス〇ンのZERO 4 5 のメンバー勢揃いのIFの世界線のゲーム。あのMADは名作です。
そしてすーぱーそに子のイベントに巻き込まれた華奈。本人は知らないだけで対魔忍の最高戦力の一人かつ変人枠が一緒にライブすることになるという。
華奈のヒーロー、戦士の在り方ってどれに近いと思います?
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ウルトラマン
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仮面ライダー
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こち亀
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クレヨンしんちゃん
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スーパーヒーロー戦隊