こちら対魔忍特別諜報室   作:零課

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中々FGOが書けない不思議。ウルクまでの大まかな流れは作っているのになあ。


スウちゃんの手紙と船坂家クラブ

 拝啓。おっとうにおっかあ。私、スウは元気に日本で過ごしています。今は学生として過ごしながら任務をこなす日々。憧れのお師匠様と、私の姉弟子。そしてその姉弟子の育てた同期たちと同じ部隊で過ごす日々はとても充実したものであり、血肉となります。

 

 

 アサギ校長言お師匠様の動きはいつ見ても美しく、剣術は見惚れ、体術は私など足元にも及びません。まさしく最強。日本どころか世界屈指の実力者として中華連合からも米連からも注目されているのが納得です。同時に、私はそんな人の弟子として、同じ部隊員として働けることが幸せで、おそらく私が軍の仕事に入れ時と同じかそれ以上に嬉しいです。

 

 

 女性としてもその美貌と物腰柔らかなふるまい。凛とした空気を纏えるあの人をより目標として定めこれからも精進するつもりです。

 

 

 そして、私と共に過ごす同僚たちですが、思った以上に気持ちのいい人達でした。ゆきかぜはよくケンカをしますが自分とは逆の考え方やゲームで得た知識を実戦でもうまく応用し、頭の回転もその実回れば早いので書類仕事など大いに助けられました。最近はし・・・シヴィ? なんたらなるゲームをして、あわや徹夜するところだったのは記憶に新しい。世界で時間泥棒と言われるのも納得です。

 

 

 骸佐と蛇子は互いにそれぞれの主の補佐をする立場故にその補助の手腕は見事。副官としての動きは文句なし。その上で本人たちは前線に出て真っ向からぶつかれる強さを持つ。背中を任せていい相棒。というのはきっと彼らの事を言うのでしょうか。思えば私は基本一匹狼、もしくは任務ごとに違うバディを組んでいたのでああいう長く信頼をつなぎ、育てているバディは少しあこがれてしまいました。

 

 

 私の部隊の隊長のふうまはまだ私と近い世代ながら体調を任せられ、当時はそんな若輩の下につくのはごめんだと思いましたが、お師匠様が認めるほどの采配と機転。備えやそれを実行できるほどの武装の多様さとまるで手品師のごとく。歴史、ゲーム、色んな遊びから得た経験と知識を使い、最近石頭だと実感できた私の意見をうまく取り入れつつ立ててくれる、善き隊長。中華連合ではあまりいないタイプゆえに大変ですが面白くもあるというった所でしょうか。

 

 

 その隊長のふうまの姉君である時子殿。お師匠様には負けますがこの人も俗にいう大和撫子を体現したと言える女傑。炊事洗濯から教師としても、執事としても何を取っても高水準。物腰柔らかですがしっかりと主であるふうまや上司のお師匠様を換言する強さを持つ。芯の通った麗人。最近は料理も教わっているのですが、みそ汁のバリエーションに驚きました。あと、豆腐とわかめの味噌汁の良さに目覚めました。

 

 

 落ち込んでいた私を慰め、助けてくれた紅は学生ながら既に結婚しているなど、真面目で皆をいざという時は引っ張る普段のギャップに驚きました。素晴らしい剣術と体術。私が全力でぶつかっても問題がない。いや、むしろ全力でぶつからないと相手にならないと言えるほどの腕前。極東の狭い島国にここまでの人材がそろっていることに私が狭い見方をしていたのを教えられるばかりです。

 

 

 ・・・・・他にも多くの友人が出来ましたが、その多くの友人を鍛え上げたのが私の姉弟子。華奈殿という方ですが、正直言えば滅茶苦茶の一言です。同性愛者で周りから好かれ、あのツヨシ工業創設に関わったり、お師匠様は妹といって頼り、甘えるのをはばからない。時子殿も率先して秘書として支え、普段は崩さない表情を崩して笑顔を見せる。多くの女傑も、同期も華奈殿には全幅の信頼を置いているほど。

 

 

 女性としても大変美しく、物腰柔らか。戦士としても最高峰のものであり、先ほど言った紅たちも相手にならない。しかもあの名作のドラゴン〇ールの悟空じみた鍛錬すらやってのける。ギャグマンガとバトルマンガがまぜこぜの少年漫画から出てきた存在としか言いようがなく、男も女もオカマもホモのレズも多くが華奈殿の回にあり、惹きつけられています。

 

 

 任務でつい最近はオカマとビルをよじ登る勝負をしてからの剣での決闘をして相手を逮捕するという珍事をやらかし、国際的なニュースになったあの現金輸送車襲撃犯のカーチェイスに関わったりとなぜか変なことに合うようになりました。

 

 

 そして、明日以降はなんでもクラブを開くといい、私も参加することになりました。いろいろ忙しいですがちゃんとお休みも貰え、給料も悪くない。充実した日々です。また日本のお菓子や干物、缶詰を送りますので食べてくれると幸いです。

 

 

                                  スウ・ジンレイより

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「さーてみなさん。先ほども話しましたが、私たち特別クラスはこれから船坂家のクラブに入ってもらいます」

 

 

 「あー先生。その、クラブってのは一体なんです? 時間帯とか、俺らも授業時間にも入ったものもあったりで」

 

 

 今日はアサギさんたちと相談した上で決めていたクラブ説明。これに疑問を浮かべた骸佐君が挙手をしながら首をかしげている。まあ、当たり前といえばそうですよね。

 

 

 「まあ、実際問題なんですがね。貴方たちの実力は教師たちの中でもアサギさん、静流さん、私、さくらさん、時子さん、紫さん、燐さんなど、一部になるんですよ。中等学部含めてもこの人数。それ以外は船坂家のメンバーでないと無理」

 

 

 「確かに最近私達との戦闘訓練はアサギ校長も増えているような・・・ゆきかぜちゃんとか最近は鹿之助ちゃんも一対一以外は絶対にさせてもらえないし」

 

 

 「ああ。確かにこの前は凜花も後半私達じゃないとわからないほどに手を抜いて教官殿に勝利を譲っていたな」

 

 

 そう。理由の一つとしてはもう対魔忍最高幹部レベルでないと皆さんの相手は務まらない程に強化していることが一つ。五車学園に大学の部門があれば飛び級で全員を送ってもいいほどであり、あの紫さんや零子さんも「「もう実践訓練に関しては卒業十分と認定していいんじゃないだろうか」」と太鼓判を押すほど。

 

 

 まあ、幸い私とナディアさんが担任なので天狗にならないようにできていますが、私が任務で外しているとき、ほかの主力級がいなかったり授業だった場合はもれなく教官がミンチになりかねない。そうならないためにうちの実力者を張り付けるのももったいない。

 

 

 「なのでまあ、実力を伸ばす方向を少し変えて皆さんは私の幹部、部隊員たちとクラブに入り、中、高等部の皆さんの実戦任務、対魔忍としての技術を磨く手助けをしてもらいます」

 

 

 「? ママ。何で教えることが実力を伸ばすことになるの?」

 

 

 「いい質問です。花丸。今日の晩御飯はうどんにしましょう」

 

 

 今度はきららさんが首をかしげる。けどその後に花が咲いたような笑顔を見せて喜んでくれてます。かわいい。

 

 

 「私は皆さんに様々な技術を教えましたし、またそのアイデアや持ちうる技術を伸ばせるように頑張りました。問題点は何か、足りないものは何かと説明するときに言語化するとその問題点や足らないところが自分に変えることも少なくなく、私もそれを反省して自分の力に変えてきました」

 

 

 「それを今度は俺たちがすると・・・」

 

 

 「教えるために改めて自分たちの技術を整理し、言語化しつつ教えていくことで改めて技術の復習かつ問題点や足らないところを洗い出していく・・・」

 

 

 「その通り。そして、そのためにより自分たちの技術への理解を深め、学び、実戦からも得た知識を体系化する」

 

 

 逸刀流などもそうした技術の研磨と積み重ねの上で立っているものでしょうし、師範として既に人に教えている凜子さん、凜花さん、達郎君はうんうんと頷いています。

 

 

 「皆さんは幻影の対魔忍。その黄金世代のアサギさんたち、時子さんたちにまだ及びませんが、同時に比べられる対象になるほどに実力を手にしています。それは常に皆さんが上を向いて歩き、時には肩を支え、一緒に歩み、支え合ったからこそ。だからこそ今一度その高みへと進めた技術を見直し、足元を見てもう一度基礎固めをしつつ若き才能たちを育てる助けをしてもらいます」

 

 

 皆さんは黄金世代どころかキ〇キの世代レベルだと思いますが(親? 姉 馬鹿)改めて基礎技術、感覚で使っていた技術の再理解。そしてまあ、このクラスだからこそやらないといけないこともあるので実はその練習でもあるんですよね。

 

 

 「んー・・・華奈さん。それだけじゃないですよね?」

 

 

 「紅さん。その理由は?」

 

 

 「ここにいる私たちは全員が船坂、井河、ふうまの宗家の人間、その血を引く家系、あるいは幹部の子どもです。いずれはここのメンバーや船坂家メンバー意外ともチームを組むでしょうし、人を率いる立場。今からそのために人に教える技術やふうま、井河の若い才能たちと今後のための交流の一環と能力の理解のためだと思いましたが」

 

 

 紅さんの発言に全員がハッとなった表情を見せ、その後に考え込む。ふむ。紅さんの場合は自分の関係で幻庵様、心願寺がふうま家に八将最強でありつつも冷遇され、当主の自分がと気合を入れすぎていたこともありますし、かと思えば私の伴侶で復活してきたふうま八将宗家の血筋を持つ。そういう意味でもいずれ当主の私の妻としてどう立ち回るべきか、心願寺家、ふうまとはどう関わるかも考えていたのでしょうね。

 

 

 基本三家揃って協力するつもりですが、それでも無駄に不安を駆り立てたり、あれこれ考える輩もいるのでそこらへんは必然、公私を分けつつしないとですから。しかし、偉い。小太郎君も忘れかかっていたくらいなのに覚えて、考えてくれていたとは。

 

 

 「大正解。明日の晩御飯は紅さんのリクエストでいいですよ。この特別クラスは作られる理由も、授業の進め方も変わっているので今後は改めて皆さんの下の世代からの才能の発見と教育、基礎の基礎の底上げと未来への投資を行います」

 

 

 「それは分かりました。が、華奈殿。そのクラブの全容はどうなっているのでしょうか?」

 

 

 「そうですね。変に長い話をしても私も眠くなります。これがクラブです」

 

 

 スウさんの言葉に応え、私は用意したプリントをみんなに配っていく。

 

 

 1 剣術クラブ 顧問 アサギ 華奈   2銃火機クラブ 顧問 あやめ みこと ジョー

 

 

 3 潜入クラブ 顧問 百面相 鉄鼠 時子  4 危険物 毒物クラブ 顧問 静流 アネモネ 友奈

 

 

 5 格闘クラブ 顧問 ナディア 凜花 紫 天音  6忍術クラブ 顧問 不知火 燐 さくら

 

 

 7 破壊工作クラブ 顧問 拳志 千代女

 

 

 

 ちなみに凜花さんはもうボクシング世界チャンピオンなら間違いなく殿堂入りして伝説を作りまくれるレベルなので前もってお話したら二つ返事で受けてくれました。その際に凜花さんと凜子さんは卒業確定の事も教えたり。

 

 

 「まず剣術は読んで字のごとく剣術は剣の腕を、銃火器はサイズを問わずにあらゆる銃火器の取り扱いと練習、潜入は変装、調査対象の組織への入り方。危険物や毒物は劇物や毒、破壊工作にも通じますがそれらの扱い方と応用。格闘は徒手空拳、また暗器の類の習熟。忍術クラブは空遁、雷遁などなどの制限がある、扱いが難しい、危険な忍術などの練習とサポート。破壊工作はハッキング、ロック、監視機器の無力化などなどを教えていく感じです」

 

 

 「うーん・・・これ、掛け持ちもいいの?」

 

 

 「もちろんです。基本、クラブ活動は忙しい中なので月に1~2回。皆さんは副顧問となるので当然お給金は出します。どのクラブに入りたいかは二週間後まで待ちます。保留もいいですし、皆さんの長所を伸ばしたり、短所を直したり見直したいものもあるでしょうし、どうぞゆっくりと」

 

 

 さてさて。皆さんはどのクラブでだれを教えて、どのように成長しますかね?




~授業終了後~

華奈「んーっ・・・・ふぅ・・・クラブもまあ、無理なく、みんな乗り気かつボーナスだと受けてくれたのがいいですが、あとは時間割を・・・」

千代女「お館様。少々よろしいですか?」

華奈「おや、千代女さん。どうしました? とりあえず、コーヒーとブラウニーがあるのでどうぞ」

千代女「かたじけない。はぁ・・・甘い・・・ああ。そうです。拙者の友人の神木からの連絡がありまして、拙者の友人の妹、神木鈴音を五車学園に編入させてほしいとの話がありまして」

華奈「神木といえば友奈さんと同じように五車を離れている。合流しなかった方ですよね。確か御神木などの管理をしているためにそれの防人として今も一族が残る」

千代女「左様。ですが・・・(船坂家専用口寄せを使用)その神木が徐々に弱り、その神木の林も弱ってきて、まだ若いのにもかかわらず枯れる木も出てきているそうです」

華奈「(口寄せ使用)・・・なら、その神木家の後継者・・・のスペアを此方に寄越す代わりにその神木の衰弱の対策をしてほしいというわけですね。アサギさんには?」

千代女「これからでござる。神木家の血筋と地域に根付いた大社を持つゆえの財力。そしてその特異かつ強力な忍術。弱りに付け入ってあほな考えを起こしそうな輩の耳に入る前にと思いまして。現当主、友からも、鈴音殿からも華奈殿の元でならという言質と証文もいただいております」

華奈「わかりました。鈴音さんは私の方で教育。神木に関してはナディアさん、静流さん、不知火さん、アネモネさん、夜空さんを向かわせます。千代女さんはそのエスコート。よろしいですね?」

千代女「任務了解。それでは拙者は準備を一通り済ませておきまする」

華奈「私もアサギさんに了解を得て連絡します。行動開始日は皆の時間が空く明後日。専用機も一台許可。以上」





娘に後半パンイチで接客する世界的車メーカーの創設にかかわった教師がいたと言ったり、怪文書としか思えない内容混じりの手紙をもらった親の心境や如何に。現金輸送車のくだりはテロリストが自衛軍が管理していた魔道具や最新式の武装を奪おうとしていたのを情報操作したものです。

船坂家は基本華奈の部隊、教え子たちが母体となっているのでみんな仲良しです。もはや不思議な何かのたまり場。

最近は学童扱いをしようかという意見もあったり。

千代女さんは五車で神社の管理をしている一族だったり、忍術の関係と縁戚で蛇子とかかわりがあったりしているので神木 鈴音ともかかわりがあることにしています。

華奈のヒーロー、戦士の在り方ってどれに近いと思います?

  • ウルトラマン
  • 仮面ライダー
  • こち亀
  • クレヨンしんちゃん
  • スーパーヒーロー戦隊
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