あれから1週間が経ちました。現在の俺はというと...過労で死にそうです。なんでって?そりゃもう、仕事(モンスター)が次から次へと俺の元にやってくるからです。なんだそれ、バーサーカーソウルかよ。もうやめて!八幡のライフは0よ!あの無茶な企画をやり通すと決めた我らが生徒会長様は、俺より更に死にそうになってます。その頑固さは見習いたいが、こいつはほっとくと体調崩すまで仕事やめないからな...ここは1つ休ませる何かが必要だな。てことで。
「由比ヶ浜、何かいい案はないか?」
「丸投げ!?えー、そうだなー...いろはちゃんなんかない?」
「先輩なんかないんですか?」
「1周しちゃったよ...まあ寝るのが1番なんだが、それだと私はちゃんと睡眠をとっているわ。とかで納得しなさそうだしな...」
「うーん、パソコンばっか使ってるし体も冷えちゃうよね...」
「それだ!!」
「うわっ!ヒッキーどうしたの!?」
「サウナへ行こう!サウナはな、乱れた自律神経を整え、リラックスすることにより、以後の仕事の効率をあげる!」
「急に元気だし!?」
「なんたって俺は一流のサウナーだからな」
「さ、さうなー...へー」
「先輩の目が腐敗進みそうですね」
「残念だがもう腐りきってるからこれ以上腐りようがないな」
「開き直ってるし!?」
俺達のボケと由比ヶ浜のツッコミが留まる所を知らない。いつもなら逆のはずなんだが...
「じゃあ、雪ノ下の説得頼むな」
「任せて!」
そうやってパタパタと駆けていく由比ヶ浜。まあ、彼女なら問題なく雪ノ下を動かせるだろう。
俺のサウナー魂は是非俺ガイル14巻を見てね!...ん?俺は何を言ってるんだ?
という事でやって来ましたサウナ。残念ながら今日男は俺しかいないので、1人ぼっちで入る事になってしまった。なんで!なんで戸塚がいないんですか!戸塚がいれば俺は何時間でもサウナに居れるのに!そんな感じで1人寂しく温まるつもりだったのだが...
「やあ、奇遇だね」
「げ、葉山...1人なんて珍しいな」
「いや、サッカー部の奴らと来たんだが、もう皆あがってしまったよ」
そう言われてみれば確かになんか見覚えのあるやつがいたようないなかったような...ウェーイ!とか聞こえた気がするし。
「君は1人かい?」
「いや、雪ノ下達と来たぞ」
「ハーレムじゃないか、良かったな」
「それは本気で言っているのか?」
「事実だけを見ればまさしくハーレムじゃないか」
「...まあ、確かにそうか」
あれ、葉山くんこんなキャラでしたっけ?なんか俺に対して当たり強くない?
「なんかお前、そんなキャラだったっけ?」
「こんな事を言うのは君にだけだよ」
「おい、そのセリフやめろ。海老名さんが聞いたら鼻血所じゃ済まなくなる」
「それはまずいな...」
そこはちゃんと共通認識としてあるらしい。良かった、これ以上三浦おかんの手を煩わせる訳にはいかない。
「ところで、君達は...クリスマスイベントの準備中か?」
「ああ、よく知ってんな」
「ホームページが作られていたし、結衣が絶対来てね!だとさ」
「なるほどね、当然といえば当然か」
「頑張ってくれよ、生徒会」
「残念ながら俺は役付きじゃないんでね」
「補佐は得意じゃないか。良いイベントになる事を期待してるよ」
「ちっ、うぜぇ...まあ、顔くらい出せよ。喜ぶ奴は沢山いるぜ?皆の葉山隼人くん」
「言ってくれるね...君は3人の中から誰を選ぶのか、選ばないのか...楽しみにしているよ。あと、何か俺に手伝える事があれば言ってくれ。修学旅行の依頼の借りを返したい」
そう言い残して葉山は出ていった。あいつは1回〆なければ気が済まない!だが、労働力として名乗り出てくれたのは非常にありがたい...使い潰してやるか!
「という訳で今日から手伝ってくれる事になった葉山隼人君です。みなさん、仲良くしましょうね」
「俺は転校生かなにかか?」
「葉山先輩手伝ってくれるんですかぁ〜!嬉しいですぅ〜!」
「やあいろは、生徒会頑張っているみたいだね」
「そうなんですよぅ〜もう最初のイベントから仕事だらけでぇ〜」
あざとさ全開で葉山に絡みに行く一色。いつもと違いすぎてもはや別人に見えてくるな...
「比企谷くんが連れてきたの?」
「ああ、自ら労働力として名乗り出てくれた」
「あら、どこかの誰かより余程労働意欲があるじゃない。いっそ代わってみたらどう?」
「サッカー部の部長なんて死んでもやりたくないからごめんだ」
「そうね、あなたなら1日と言わず1分で根をあげそうね」
「いや、それ以前に行かないという選択を取るに違いないな。ところで由比ヶ浜はどうした?」
「由比ヶ浜さんは別件で席を外しているわ。何でも、ケーキの構想を考えるとか」
「なんであいつに任せたんだよ...絶対やばいのくるって分かるだろ」
「仕方ないじゃない...由比ヶ浜さんの天然人落としは凄まじいわ...」
「それはまあ、言えてるな」
事実、あいつの上目遣い+涙目+抱きつき(雪ノ下限定)に勝てる奴はいないと思う。なんなら上目遣いだけでも無理。
「やっはろー!あれ、隼人くんじゃん!どうしたの?」
「やあ結衣。俺もクリスマスイベント手伝う事になったから、何かあれば言ってくれ」
「ほえ〜、ヒッキーが呼んだの?」
「そんな感じだ」
「ヒッキーやるじゃん!交渉得意だね!」
「まあ、あれだ、頑張ればなんとかなる的な...」
「?」
修学旅行の事を言う必要はないだろう。まあ、彼女なら知ってるかもしれないが。ともかく、労働力が増えたのは良しとしよう。
「とりあえず今日はもう帰っていいぞ」
「え、いいのかい?」
「今日はそんなにやる事ないしな。顔見せだ、顔見せ」
「流石に葉山くんの顔は知っていたのだけれど...」
「あれだ、俺なりの仕返しだ」
「それなら安心ね」
「俺は骨折り損じゃないか...」
「そういう事もあるさ、葉山隼人くん」
「比企谷...言うようになったじゃないか...まあ、手伝わなくていいなら今日は部活に行くよ」
「おう、とっとと行け行け」
「呼んでおいて酷くないか?」
「葉山先輩毎日来てくれていいんですよ?そしたら、私が喜びます!」
「いろはこそ、毎日サッカー部に来てくれてもいいんだよ?」
「が、がんばります!」
何を頑張るんだよ...分身でもするんか?しかもこいつ葉山の扱いちょっと雑になってないか?いや、仲良くなった的な感じか?ま、どうでもいいか...
今日の作業が終わりました。速やかに下校し小町に会いに行きます。のはずなんだが、由比ヶ浜がケーキの本を持ってなんか喋ってる...嫌な予感ががが。
「でねでね!ここのケーキ美味しそうじゃない!?」
「確かに美味しそうね。種類も沢山あるそうだし、参考になりそうね」
「だよねだよね!だからさ、今日金曜だし明日か明後日行かない?」
「その、申し訳ないのだけれど、この土日は用事があるから難しいと思うわ」
「私もサッカー部の練習試合があるので流石にそっちに顔出そうかな〜と」
「俺は録画しておいたアニメとか見なきゃ行けないから難しいかな〜」
「そっか〜残念だな...ってヒッキーだけ理由おかしいでしょ!そういうのはいつでも出来るでしょ!」
「いやほら、最近忙しいし...」
「ならクリスマスイベント終わるまで我慢!」
「ぐへぇ...」
「じゃあヒッキー明日行くよ!」
「...わーったよ」
「じゃあ明日の10時ね!」
「へーい」
俺の休息の日が片方潰れた...しくしく。
〜interlude〜
「結衣〜、ご飯出来たわよ〜!」
「は〜い」
明日はヒッキーとデー...お出かけが決まった。どんな格好で行こうかな...小町ちゃんに好み聞いとこうかな...う〜ん...
「結衣〜、ニヤニヤしてどうしたの〜?まさか、ヒッキー君と何かあったの?」
「へ!?そそそそんな事ないし!」
「何かあったのね〜ほらほら、ママに言ってみなさい?」
「...あ、明日クリスマスイベントのケーキの下見に行くだけだし!」
「なるほどなるほど、それでヒッキー君と2人だからニヤニヤしてたのね!大方デートだ、どうしよう〜みたいな感じかしら」
「...」
図星過ぎてぐぅの音も出ない...流石はママって感じ...
あの後もじんもん?されて全部聞かれちゃった...まあ、コソコソしなくて済んだのは良かったけど。
「えへへ」
ダメだダメだ!つい顔が緩んじゃう!今日は早めに寝て、送れないようにしないと!ヒッキーに楽しんでもらえるように頑張んなきゃ!
まって。あたし明日10時にどこに行けば良いんだろ?
次回!デート回!ガハマさんの可愛い感じ描けるだろうか...