そんな、あったかもしれない物語   作:ザクシャ

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ひっっっっさしぶりに投稿しました...最初から見てくれると幸いです...

俺ガイル[完]最高ですね!!


彼らの人生はどのようなものだろうか。

 

 

 

 

 

 さあ、帰ろう!今日はメールも来てないし!待ってろ小町、今お兄ちゃんが帰るからな!そんな思考を巡らせながら急いで荷物をまとめて教室を出ると、そこには腕を組んで仁王立ちする我らが生徒会長がいらっしゃるではないですか。その目は、

「なに帰ろうとしてんの?」

 と雄弁に語っていた。これはあれか、上司の私が帰ってないのにあなたが帰れると思っているの?みたいなやつですかね。ぼくそういうのよくないとおもうな!とは言っても俺がその目線に逆らえる訳もなく、生徒会室に連行されるのであった。すまない小町、お兄ちゃん当分帰れないってさ。

 

 

 

 

 生徒会室について少し、雪ノ下が紅茶を淹れてくれた。相変わらず動作に美しさがにじみ出ている。それはいいことなんだが、ここに連れてこられた意味が分からない。ということで聞いてみる事にした。

 

「なあ、今日はなんか仕事とかあるのか?見た感じそんな風には思えないんだが」

「今日は仕事なんてないわよ?強いて言えば、ここでこうしていることが仕事かしら」

「どこかで聞いた言い回しだな…ようはなんもないってことか」

「まあ、そうとも言えるわね」

 

 ふむ、そういう事なら何故帰宅を許してくれなかったのだろうか?俺が理由を考えていると雪ノ下が口を開いた。

「前もこのような感じだったじゃない」

 前?ああ、なるほど。今日は奉仕部として活動するってことか。それはまあいいんだが、一般生徒がこの教室に入るってなかなか難易度が高いと思う。俺なら絶対来ない。しかしそういうことなら読書がはかどるな。昨日買ったこの「やはり俺の妹が四人いるのはまちがっている。」を読むとしよう。昨日少しだけ読んだけど長女がクーデレで次女が天真爛漫、三女があざとくからかってくる感じで四女が策士な感じなのに少し抜けてる感じでかわいいんだよな!皆は誰が好きかな?俺はもちろん四女ですね。いや決してロリコンとかじゃなくてね?ホントに違うんだからね!

 

 

 

 

 まあ、こうなるよね。わかってたさ。特に仕事もない俺たち三人は当然のように読書や携帯いじいじに興じている。と思っていたのだが、由比ヶ浜がそわそわしていて落ち着かない様子だ。いやいつも落ち着いてるとは言えないけど。

「由比ヶ浜、どうかしたのか?」

「へ?ああ、なかなか言い出せなかったんだけど、これ!」

 そんな感じで由比ヶ浜が持ってきたものは人生ゲームだった。俺には縁遠い物だと思っていたが、まさかこんな場所で見ることになるとは。それに、俺よりも人生ゲームに縁遠そうな人が一人。

「なにかしら、それは」

「人生ゲームだよ!今から三人でやろうよ!」

「じんせいげーむ?具体的になにをするものなのかしら?」

 あちゃ~そこからだったか~…まあ、やる相手いなさそうだもんね!え?人のこと言えないだろうって?残念!小町とやったことあるもんね!何故か一回も勝てたことがないが。やはり神様からの寵愛度が違うということか…

 俺が優越感と悲しみを同時に味わっている間に由比ヶ浜が雪ノ下にルールを教えている。しかしあれだな、由比ヶ浜が雪ノ下になにかを教えているというのはなかなか面白い。テスト前はスパルタ雪ノ下さんが泣きそうになっている由比ヶ浜を追い詰めているのを散々見ているせいで余計にそう感じるのかもしれない。

 どうやら一通り教え終わったようで、ゲームスタートになるらしい。これは雪ノ下に勝てる数少ないチャンスを今、この手に掴む!!

 

 

 

「じゃああたしからね!………10だ!やった!」

 流石由比ヶ浜と言える。小町同様神に愛されている…

「えと、パティシエになるだって!」

「もう一度やり直すべきじゃないかしら」

「もっかいやったほうがいいぞ」

「ひどいし!最近お菓子作り頑張ってるんだからね!今度こそぎゃふんっていわせてあげるから!」

「持ってくる時は事前に言えよ?色々準備するものあるから」

「だからそんなやばいことになんてならないから!」

 そういうことなら胃薬は毎日持ち歩くべきか…そう考えているうちに雪ノ下が駒を進める。

「検察官になるらしいわ。」

「おお!ゆきのん似合いそう!」

「そうかしら、やりたいと思ったことは無いのだけれど。」

「そうなのか?割と出来そうじゃないか?理路整然と人を追い詰めるの好きそうじゃん」

「でも検察官は人を直接断罪出来ないじゃない」

「自分で断罪する気マンマンかよ…」

 確かにこいつは自分で最後までやらないときが済まなそうだ。きっとそうなった日にはにこにこの笑顔のまま容赦なく人を裁くだろう。怖い、怖いよ。

「さ、俺の番だな……7か、教師になるだとよ」

「あっはは!ヒッキーが教師って!」

「っふふ、比企谷くんには荷が重いのではないかしら。今ですら周りに人がいないのに教師になったら……悲惨な末路なのではなくて?」

「.」

 この子達容赦なく俺の心を抉ってくるな.しかも雪ノ下、わざとその先を言わないのは想像が膨らんでより悲しくなるんだぞ!本沢山読むお前なら分かるだろ!

 

 そんなこんなでゴールしました。え?ゴールが早いだって?そそそそそんな事ないぞ!決して挫折したとか書くの長いなーとか思った訳じゃないんだからね!あ、結果はもちろん最下位でした。双方神に愛されてるもんね。俺なんかが勝てる訳なかったよ.

「やっぱゆきのん強いね!流石って感じ!」

「当然.と言いたい所だけれど、由比ヶ浜さんもほぼ同じようなものだったじゃない。それに比べ.」

「ぷぷっ、ヒッキーお金マイナスだもんね!初めて見たし!」

「それは君達がいじめてくるからでしょ.」

 そう、この2人隣の人に何かするっていう度に俺にペナルティを与えてくるのだ。酷い、あんまりだよ.

 

「では、比企谷くんには何か罰ゲームを課しましょうか。」

「おいちょっと待て聞いてないぞ」

「敗者は勝者に従う.当然ではなくて?」

「いい笑顔で言うな!」

「じゃあヒッキーには.ジュース買ってきてもらおっかな!あたしピーチティー!」

「では私は.レモンティーを1つ」

「なんで勝手に決まってんだよ.」

 

 ま、当然俺が2人に勝てる訳もなく自販機の前にいる訳だが.

 

「おい、ピーチティーねぇじゃねぇか!」

 俺の声は虚空に響きましたとさ。

 

 




今度からはもうちょい短くなるかもです ‍♂️
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