キャストリア強スギィ!!
「さあ、あちらのお高く止まった鼻をくじk...叩き潰しましょう」
「叩き潰しちゃうのかよ..」
あえて先に言おう。どうしてこうなった......
事の発端は遡ること数時間、各々の時間を過ごしていた生徒会室に平塚先生がやってきたことから始まる。
「やってるかね諸君!生徒会として初めての大きい仕事が来たぞ!」
「おお!やっとだ!優美子達と遊びに行かなくて良かったぁ!」
ついに来てしまったか...このまま何も起きず今日という日が終わればよかったのに。じゃないと帰るの遅くなっちゃうじゃない!しかも二人とも若干テンション高いし。おまけに脱走を図ろうとしているやつまで...
「平塚先生、その内容はなんでしょうか?」
「ふふ、題して...合同クリスマスイベントだ!...クソが」
ちょっと?今心の声混じってませんでした?クリスマスなのにまたおひとり様でラーメン食べちゃう事でも考えちゃったんですか?悲しすぎるよ...
「合同?どこかの高校と合同で開催するんですか?」
「ああ、海浜総合高校がうちの高校と合同でクリスマスイベントを開催したいらしいんだ。おかげで仕事がまた1つ増えたよ..」
「さっきから悲しすぎる..」
「で、でも、 楽しそうじゃん!皆と出来る最初の仕事がクリスマスイベントなんて最高だよ!」
流石リア充は言う事が違ぇぜ...俺なんてクリスマスとは無縁だし、そもそもトラウマ多すぎて嫌いな日のレベル。そんな感じで聞き流していると、どうやら話がまとまったらしい。
「では、今から会議だからその場所に向かえという事ですね?」
「そういう事だ、何かあったら私に知らせなさい」
「分かりました」
てな訳で会議...したはずだったんだが。まあ、皆分かるよね?なのでダイジェストでお送りしましょう!
まず雪ノ下があっちの生徒会長の玉縄からジャブを貰うが、仏の顔も三度までという事でとりあえず我慢したっぽい。しかし会議が始まるとバトルが始まった。
『 たまなわ の インファイト!』
『 ゆきのん の こらえる!』
『たまなわ の インファイト! 』
『 ゆきのん の カウンター!』
どうやらカウンターする体力が残っていたみたいだ。という事で最近ルカ○オとかがやってくるカウンター戦法によって海浜側は撃沈。しかし雪ノ下はこれに飽き足らず、最後にこう言い放った。
「では、勝負といきましょう。来てくれた方々に投票してもらうという形で白黒つけましょう?」
てな訳で冒頭に戻る訳だ。あえてもう一度言おう。どうしてこうなった...
「では、私達がクリスマスイベントでする事を決めましょう」
「クリスマスっていえばなんですかね?」
「う〜ん...ケーキ!」
「それはお前が食べたいだけだろ..」
「じゃあじゃあ、チキン!」
「なに?食べ物縛りでもしてるの?」
「なら...クリスマスツリー?」
「まあ、そのくらいはあったほうがいいかもな」
「それはあちら側と相談しましょうか」
流石雪ノ下、勝負すると言ったものの冷静さを大きく欠くことなく相談すべき事はちゃんとしているな。
「まず、どの年齢層をターゲットにするかを決めましょう」
「うーん、高校生がやるならやっぱり高校生がターゲットじゃないんですか?」
「まあ、それが妥当だな」
「じゃあケーキパーティーぽくするのはどーかな?」
「お前死人を出す気か?」
「ちょっと!失礼だし!」
「由比ヶ浜さんが調理に一切参加しないのであればいいのではないかしら」
「ゆきのんまでひどいし!」
いや、お前の料理下手は半端じゃないぞ...由比ヶ浜の見てくれに騙された男達がバタバタと倒れていくのが目に見える...
「じゃあケーキとチキンを用意して、その上で何かするという事にしましょうか」
「具体的には?」
「そうね..」
「はい!劇とかどうかな?」
「文化祭でもやったし何より役者とスペースの確保が難しいな」
「確かに...せっかくならやった事ないことしてみたいね!」
「では、各自考えて明日意見を出し合う事にしましょうか」
「おっけー!」
「了解です!」
「ういっす」
三者三様の返事をし今日の会議?は終了したが、1つ待って欲しい。この手のイベントに参加した事がない俺は果たしてまともな意見が出せるだろうか...誰かを頼るか?過去の俺がその意見を否定する。お前は1人だろう?何もかも1人で考えてきた俺がそう俺に問いかけてくる。だが、それは過去の話であって今の俺は誰かに頼る事は悪い事でないと知っている。さて、誰を頼るべきか...どうしましょ!
誰に頼りましょ...