ユキアンのネタ倉庫   作:ユキアン

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生存報告代わりにメモ帳から投下


僕の転生アカデミア

ヒロアカの上鳴電気に転生した。ヒーロー漫画の中でも民度が低、いかな?アメコミに比べればましな気がする。まあ、そんな世界で中心になるヒーローのひよっこの一人になった。なら、やることは1つ。テッペンを取る。まず最初にすることは1つ。さあ、始めようか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地獄のお勉強タイムだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幼稚園児が歴史と法律に関しての勉強をしているのは奇異だろうが、良い言い訳がある。

 

「将来ヒーローを目指してるから。オールマイトが勉強も頑張れって」

 

便利だわ、オールマイト。マジでインタビューにこんな返しがあったけど一発で信用して貰えた。

 

よく他の転生者が個性の強化とか基礎体力の向上に走るが、その前に前世と今世の差を埋める方が大事だと思う。

 

はっきり言って黎明期に世界各国で文化と技術がめちゃくちゃにされて常識が変化しすぎている。

 

そもそもだが、年代が2183年って時点で結構ヤバイ。光る赤ん坊は2011年産まれ、個性が認知され始めてから約170年、黎明期にAFOを筆頭に多くの異能持ちVSそれ以外が暴れまわり、旧来のインフラやシステムが崩壊した。そのお陰でどちらも生活が苦しくなり、争いは沈静化した。そして暴れまわっていた異能持ちは裏に潜り、復興が始まる。

 

この時点で世界人口は30億にまで減る。コロニー落としでも食らったのかと言いたくなるが、インフラの崩壊と本当にヤバイ個性、放射性物質の精製とかパイロキネシスに目覚めた子供による事故が多発した上で魔女狩りも行われたことでこの結果になったとされる。

 

更にここから100年以上経っても、異能が個性と呼ばれるようになり、その数が人口の7割を越えるようになっても、異形系が迫害される原因の1つが始まる。

 

AFOは圧倒的な力を持っていたが、それを恐れた人々によって隠蔽された。それでも魔王としての噂が残っている。そのことにAFOはある程度満足したことで表での活動が縮小した。

 

だが、裏に潜った者達の中でも上澄みの強者が再び表に姿を表す。そのほとんどが異形系個性の持ち主達、彼らは裏に潜った先でも迫害を、差別を受け続けた。それに耐えきれなくなった者達が結託し、世界中で立ち上がることになる。怪獣総進撃の始まりだ。

 

AFOの介入無しに、別の黒幕がいたのかは分からないが、それでも各国に一人はウルトラ怪獣かよと怒鳴りたくなるような巨大化可能な異形系が居たことで、文明が後退した無個性達の抵抗は無意味に終わる。このまま暴れるだけ暴れて、人類は原始時代にまで文明を後退させてしまうのかと思われた時、それに待ったをかける者達が現れる。後にオリジンヒーローと呼ばれることになるレジェンド達だ。

 

その正体はこれ以上文明を後退させられて不便な生活にされてたまるかとキレた異能持ち達だ。悪と悪の潰しあいの果てに、残った方を称賛することでなんとか人類と文明は生き延びたが人口は更に減り20億にまで減る。

 

また、レジェンドなんて呼ばれているが、本来はヴィラン側の存在だったことからあまりヒーローと呼ばれることはない。それでも彼らの登場と、彼らを優遇する集団に寄ってある程度の秩序が産まれ、生産・開発系の個性持ちが現れることで復興が進むことになる。

 

そしてレジェンド達が年老いて退いた後に今のヒーローのシステムが成立した。そこから激動期を経て、ようやく今のような状況にまで持っていったそうだ。

 

 

 

 

ああ、うん、結構ヤバイ。表面上隠すべき部分が飛び出してる。あまり知りたくなかった。技術ツリーが変なはずだよ。ロボは居るのにスマホは個人に合わせた物なだけで用途はほぼ変わらないはずだ。人口減少の代替品としてロボを優先して作ってやがったのかよ。

 

最終章で世紀末一歩手前まで行っていたが、そうなってもおかしくないだけの素養があるのだ。結構闇が深いぞヒロアカ。

 

まあ、とりあえず調べることは調べたんだ。ヒーローを目指して色々頑張りますか。

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はっはっはっはっは、時期的に理解はしてたけど、やべえなぁ。これが100%オール・フォー・ワンかぁ。オールマイト、よくこれに重傷を負わせられたな。完全に魔王じゃん。しかも裏ボスの方の。

 

「はじめまして、上鳴電気君」

 

「あ~、はじめまして。上鳴電気です。お名前を聞いても?」

 

たったこれだけの挨拶で心が複雑骨折した。簡単に折れたのではなく、複雑骨折だ。身体は震えて今にも逃げ出せと叫んでいるのに、心は安心してしまっている。

 

嫌な一目惚れだな。まあ、一目惚れなら仕方ない。差し出された手をオレは握った。

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個性を鍛えるのって大変だわ。私有地かつ、周囲への影響を与えない範囲以外での使用でヒーローのお世話になる。コントロールミスで小学生の内に10回ほどお世話になり呆れられながら、抑制用ベルトの装着義務を課せられて3回ほどお世話になり、大いに呆れられる。そして、個性のコントロールが出来ない子供が通う支援学校と言う名の檻に閉じ込められることになった。まあ、わざとなんだけど。

 

ここでなら個性を使っても罰せられることもない。まあ、身の安全はそんなに保証されていない。そもそも教職員がロボオンリーな時点でお察しよ。別称ヴィラン予備校だからな。無論、支援学校卒業ヒーローもちゃんと居る。ランキング100位以内に8人も居れば十分多いだろう。ヴィランはその30倍位居るけど。

 

まあ、なんとかなるはずだ。8人の中のトップはオレと同じでわざと支援学校に入って個性を磨いていたフシがあるから。と言うわけで、喧嘩と言う名の実戦訓練を小3から中3まで続ける。

 

支援学校は高校までの一貫ではあるが条件を満たせば解放される。その条件は協会への献金、公安の面談。この二つの条件をクリアすれば推薦を貰った上で戻れるのだ。

 

確実に公安ヒーローの青田狩りだよなぁ。素行不良だから潔癖ってわけでもないから使いやすいんだろう。まあ、別に公表されるわけでもないから良いんだけど。献金の方は電撃系個性だから売電で簡単に稼げる。というか、これだけで生きていける。それでもヒーローを目指したいって気持ちは薄れない。

 

晴れて自由の身になり、雄英の受験も受けられることになった。原作通り、ロボの破壊と他の受験生の救助による加点方式。ロボとも相性が良いのが電撃系の良いところだよな。

 

開始の合図と同時に飛び出していく受験生を見送り、個性を発動させる。

 

「領域展開」

 

言葉に出す必要もないが、イメージが精度に繋がる以上、余裕があれば口に出している。薄く広げた電気をレーダー代わりに受験会場を調べ尽くす。ロボだけをターゲティングし、そのまま暫く待ちに入る。他の受験生達のこともあるから半分だけに留めるためだ。

 

そして、その時が来た瞬間、ポケットからゲーセンのメダルを取り出し、ローレンツ力で空高くまで弾き、メダルを中継点にして受験会場に雷を落とす。

 

「コールサンダー!」

 

数秒後には動いているロボは居なくなった。これで合格は確実だろう。そう思って腰を下ろそうとすると、巨大ロボ、ゼロロボが立ち上がり、威嚇を行う。それにビビった受験生が一斉に逃げ惑う。立ち向かおうとする奴は居ないので獲物認定する。

 

コールサンダーの中継点として使ったメダルが落ちてくるのに合わせて、最大出力でメダルをゼロロボに向かって弾く。

 

「ゲーセンのメダルじゃあ、耐えきれなくて射程が短くなるのは結構便利だよな」

 

ゼロロボの上半身を吹き飛ばしたメダルが砕けて燃え尽きるのを確認して大きく伸びをする。

 

「腹、減ったなぁ」

 

 

 

 

 

 

 

 

今年も粒揃いな受験生が多い中、支援学校卒業公安推薦の受験生が現れたことで注目が集まっている。基本的に支援学校は18歳になるまで卒業出来ない作りになっている。余程の才覚と社交性が無ければ、と頭に付くが。その余程の才覚の片鱗を見るために雄英の教師が一同に会している。最後に校長とイレイザー・ヘッドが着席して会議が始まる。

 

「やあ、みんな揃っているみたいだね。今回の会議は支援学校出身公安推薦の受験生、上鳴電気君の件だよ。個性は帯電、自分の身体に電気を溜め込み、自在に放電出来る個性さ」

 

そこまでならどこにでも居る少年だが

 

「幼少期、正確に言えば小学2年生になる時に支援学校へ転校することになる。それまでに個性のコントロールが出来ずに4度、抑制用ベルトを着用してから2度の器物損壊でヒーローに補導されているね。詳しくは資料に目を通すように」

 

壊したのは主に自宅近くを通りかかった自動車のカーナビと近くの歩行者のスマホ。電気と一緒に磁力も発生させていてそれで狂わせたのか。

 

「支援学校では、それまでとは異なり、個性のコントロールを辞めて、上級生相手に喧嘩の毎日で生傷が絶えなかったようだよ。支援学校の実態から言えば、仕方ないことだけど中学1年の夏には支援学校のトップにまで登り詰める。その後、彼によってある程度の秩序が保たれることになる」

 

 

 

「大人しくしていたい子、個性を振るいたい子でグループを分ける。グループごとにリーダーを決めてまとめさせる。そして両者の関わりを出来るだけ減らす。やったことはそれだけだけど、それで秩序が生まれた。支援学校の中に2つの国を作ることで。その後、彼はその体制を維持することと個性のコントロールが出来ない子にアドバイスをすること以外に口を出すことはしなかったみたいだね。自分の勉強、法律関係をメインに勉強しているみたいだ。既に雄英で教える範囲は履修済みで、さらにその先まで勉強しているようだ。そして中学3年の春に公安が接触し、7回の面談とテストを経て支援学校の卒業と雄英の受験の推薦を得ることになる。筆記に関しては正答率9割7分、実技は見ての通りだね」

 

試験が始まっても、最初に人差し指を空に伸ばす以外に動きがなく、首をかしげていると、ポケットからメダルを取り出して空に弾いたと思ったら試験会場中に雷が落ちてロボが破壊される。その後、慌てて起動させられたゼロロボもメダルを弾いた瞬間に破壊されてしまった。

 

「個性のコントロールが出来ずに支援学校に入ったのはカモフラージュだね。彼は完璧に個性をコントロールしている。グリーンホープ君と同じだと確信しているよ」

 

グリーンホープ、上鳴君と同じで支援学校卒業公安推薦の過去を持つ風系統の個性を持つヒーローだ。一般人には秘密にされているがヒーロー業界では有名だ。個性を鍛え上げるためにわざと支援学校に入ったのだと。

 

個性とは身体の一部、力を付けるために筋トレをするように、個性も使い込むことで強く、そして上手く扱えるようになる。今の個性を押さえつける社会では逆に危ない。もっと個性を自由に扱える環境を用意し、ストレスを発散出来る場を用意することで自分と向き合う。そうすることで社会はもっと安定する。

 

そういう考えを持ち、ヒーロー活動の傍らに買い手の着かない放棄された山を購入して利用料金を払うことでグリーンホープのサイドキックがインストラクターとして補助と監視を行いながら個性を自由に扱える施設を運営している。

 

評判は上々で予約が殺到しているようだが、次々に同様の施設を建設して規模を拡大させて対処している。飽和状態のヒーローにインストラクターとしての仕事を与えられるし、あのデトネラット社もスポンサーとして協力しているのが規模の拡大に大きく関わっている。

 

「グリーンホープ君と接点はないけど、幼い頃に借りた本からグリーンホープ君がわざと支援学校に入ったことをかぎとったんだろう」

 

「まあ、経歴とか発言からある程度成長すれば分かるでしょうけど、幼稚園児からってのは気になるところですね」

 

「つまり個性は帯電ではない?」

 

「いや、旧暦でギフテッドと呼ばれる部類だろう。ようするに早熟な天才ってやつだ」

 

ふーん、天才ってのはどこにでも居るもんだな。

 

「特筆すべきは帯電と言うことだ。ヴィラン名ボルツ、3年前から大きな事件を起こす雷撃系個性持ち。奴への切り札になると公安から推薦されている」

 

「子供を現場に出せと?」

 

「子供の範疇を越えた力とセンスだろう。チームアップで雷撃を防いでくれればかなり楽になる。それに今すぐに出せって訳でもない。あくまでボルツや今後現れるだろう雷撃系ヴィランの相手をするのに有利だって推薦されてるだけだ」

 

狙って雷を落とせるんだ、周りに被害を出さずに吸収することも出来るか、出来るようになるだろうな。正直に言えば、めちゃくちゃ欲しい人材だ。雷撃系を相手にするのは本当に大変なんだよ。

 

「成績もトップクラス、たぶん他の受験生にも点数を分けるために動いてないだけで10秒ほどで全ロボを破壊できた筈だ。そうなれば首席でもおかしくない。公安の推薦が無くても普通に優秀だから合格を出すしかない。推薦分のプラスは支援学校卒のマイナスで相殺ってことにして合格でいいだろう?」

 

「そうなるね。実は個人的に面接も行ってきたよ。思想にも問題は見られなかった。今回集まってもらったのも、上鳴君の紹介がメインだからね。あとはA組とB組、どちらに所属させるかを決めるだけだよ」

 

校長の面接もクリアしてるなら本当に今回の会議は紹介なんだな。まあ、こいつは絶対ビッグになる。1年生の間に地盤まで固めちまうだろうな。たぶん、雄英の行事も全部見越して行動するはずだ。荒れるだろうなぁ。まあ、その分将来が楽しみではある。

 

 

 




上鳴電気
原作と異なり個性が「帯電」から「電気を扱う程度の能力」に変化。
色々な作品の電気技を習得するために個性を使いまくれる環境を強引に獲得。修行に明け暮れる。
原作よりマシな着地を目指してヒーローのてっぺんを目指す。

ボルツ
AFOに嫌な一目ぼれをした上鳴電気のオリジナル。少しでも希望を残すためにAFOと殻木球大(ドクター)の全面協力の元、コミックでよくある、善と悪、どちらが強いのかと言う問題に答えを出すために存在を割ってみたいとプレゼンを行い、何とか芽を残すことには成功したが精神面に様々な改造もされてしまう。自分を止められるのはクローンである上鳴電気だけであり、力及ばぬ時は僕のヒーローアカデミアが崩壊すると覚悟を決めている。
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