ヤマト世界だと掘削弾装備のガルントが51m、コスモタイガーIIが16.6mなんで3機分。これで火力は最低でも駆逐艦クラス、下手すると軽巡洋艦クラスなのはグロい。
ちなみにドレッドノート、D級が全長250m、
アンドロメダ級が444m、
磯風型突撃駆逐艦が80m、
村雨型巡洋艦が152m、
金剛型戦艦が202mですね。
ガンダム世界だとミデアが全長50mです。
「うぅ~」
「そろそろ機嫌を治せ。何度も言うが、正面から打ち合えない。楽しむこともな」
訓練場から引き上げ、解散することになったのだがラウレンツ殿にセレナ大尉の機嫌を取ってくれと頼まれ、部屋を借りて茶を飲んでいる。
「分かってますぅ。それでも乙女としてあんな醜態を曝されたんです。愚痴ぐらい付き合って下さいよ。責任を取って貰っても良いんですよ」
「ああ、取らせて貰うことになる」
「はぇ?」
「ラウレンツ殿に聞かされると思うが、婚約は確定だそうだ。思っていたよりも事が大きかった。政略だし、裏の事情もある。すまない、責任を取るなんてことでもない。義務付けられている。幸せにするとは断言できないが、その努力を怠るつもりはない」
素直に頭を下げる。残念なことだが、セレナ大尉は道連れになる。少数だけ生産される実験艦を任され、有事の際に最前線に立つことになる。ガトランティス、あるいはそれに類似する相手にだ。
生き残れるかは、オレにも分からない。オレ自身も生き残れるのか、いや、はっきり言えば死ぬつもりだ。あの時のように自爆する形で。無論、それは最終手段だが。
そんなことを考えているとセレナ大尉にチョップを叩き込まれる。それぐらい甘んじて受けよう。
「馬鹿にしないで下さい!これでも貴族の娘として覚悟は出来てるんですから」
「何件も婚約を剣で物理的に破談させてきたと聞いてるんだが、こら、こっちを見なさい。首がねじ切れそうになるほど反らさない」
ぐだぐだになった空気を元に戻して真面目に話し合う。
「ラウレンツ殿からどこまで話が降りてくるかは分からないが、かなり大きな事が起きている。それが大前提だと理解して欲しい。そして、今回集まった家は全て一蓮托生になったとも。勅すら降りる可能性がある」
「そこまで、いえ、まさか。ちょっと待って下さい。可能性はある?ガト」
それ以上先を言わせないために手でセレナ大尉の口を塞ぐ。
「それ以上は駄目だ。分かるな?表現する時は白だ」
「いるのですか?」
「同一かは分からないが類似する何かがいる。謝罪は超危険地帯への最前線送りの事も含んでいる。ようこそ、損耗率9割超の地獄の戦場へ。波動砲艦隊はそれほど用意できないそうだから今度こそ9割側に入るだろうな」
たぶん、オレが存在しているのはそのためだ。白黒はっきりと、決着を着けろってことだろう。負けが濃厚だがな。
「諦めているのですか?」
「勝ちの目は今のところ薄いな。もう一回、特攻を成功させられる自信もない。何事にも流れって物がある。戦場では特に気にする必要がある。あの時は地球側の流れだったからこそ成功した」
むしろ、ズォーダーに必死さがなかったのが一番の理由だろうな。たぶん、死ぬのならそれも良いと、流れに身を任せていたように感じる。
「何故そこまで熱を、いえ、そうでしたね。本当は戦いが嫌いでしたね」
セレナ大尉の言う通りだ。戦いは、命のやり取りは嫌いだ。だが、得意だった。その得意だったことで、ひよっこを、子供達を守りたかっただけなのだ。それだけなのだ。これまではミミのことがあったから気を張っていたが、それも皇族であったと知って切れてしまった。
戦う理由が無くなり、戦う義務だけが残った。あの時死ねていたら、とまでは言わないが、あの頃のような熱を持てない。
我が最大にして最後の壁ズォーダーよ、今のオレは貴殿の前に立つだけの気概がない。惰性で前に立つであろう、いや、立つ前に死ぬであろう弱者を許してくれ。
そんなことを考えていたら胸ぐらを掴まれて強引に引っ張られて口を合わせられる。勢いがありすぎて歯がぶつかって血が流れ出す。
「…なんのつもりだ?」
「責任、取ってくれるのでしょう。また、奥さんを亡くしても良いんですか、同じ思いを奥さんにさせて良いんですか」
オレを焚き付けようとしているのだろう。安い挑発だ。だが、庶民のオレにはそれで十分だった。
「…そうだな、そうだとも。残すのも残されるのも勘弁したい。少なくともベッドの上で安らかに眠りたいものだ」
政略ではある。だが、そこに情や愛が芽生えないわけではない。セレナ大尉にもエルマにも情は既にある。守られるだけの存在ではないが、敵は強大だ。互いに助け合う必要がある。そのためには心を燃え上がらせなければならない。
「残されるのは、本当に辛い。同じ戦場で家族全員を失い、オレ自身も身体を壊したからこそ言える。そんな目に合わせる訳にはいかないな」
ベッドに寝かされるミミの頭を撫でる。
「起きてるんだろう。現実逃避がしたいだけで」
そう声をかければミミがゆっくり目を開ける。
「…知りたくなかったです」
「だろうな。高確率でミミのお婆さん、セレスティア様が遠因だな。陛下から報告書も貰った。事故じゃないし、裏で手を回していた組織も見つかったそうだ」
「…一度だけ、幼い頃に会ったような気がします。お婆さんとは呼べない見た目で、今ならそれが傭兵の装備なんだって理解できる服装でした」
「そうか」
「…どうして、どうしてこんなことに。なんで私が!」
「そうだなぁ、ミミの父親とセレスティア様が甘かった。客観的にはそうとしか言えないな。悪党ってのは執念深い。結構な経験もあった筈だし、陛下の勅があって初めて分かる程度に市民IDの偽造も完璧だった。20年近く問題はなかった。だが、計画的に暗殺され、ミミを貶めるように細工もされていた。多少の手違いのお陰で生き残れたみたいだがな」
陛下から回された情報からとある家具の注文書をタブレットに写し出してミミに見せる。
「本来なら犯されずにこんな風にされる予定だった。運が良いのか悪いのかはミミ次第だな。一応、治療は可能だそうだ」
帝国の医療術ってすごいよな。なお、精神面は保証されない。
「結構スタンダードらしいぞ。もうちょっと奇怪なのもあるらしい」
「知りたくなかったです」
「そうだな。ちょっとは痛めていた良心の呵責が無くなった。掃除しないとな」
なんでも宙族の一部はクローン培養の粗製品が大半を占めるらしい。軍事力を維持するためのように何処にでも居るらしいからな。多少は掃除しないと共食いまでやるらしい。
不思議だねぇ。似てるんだよなぁ、ガミラスの記録にあった百数十年前のガトランティスに。劣化版ガトランティスかぁ、可能性が高いよなぁ。
「ミミ、すぐに決めろとは言わないがこれからどうする?陛下からは王族に迎えても良いし、このままオレにくっついて傭兵を続けても良い。なんなら元の一般市民に戻れるように工作しても良いと言われている。全てはミミの思うがままだ」
ミミは何かを考えるように目を瞑る。
「セレスティア様に会える可能性が一番高い方法は何ですか?」
予想の一つだったがそう来たか。
「陛下も思うところがあって色々とシミュレー卜したそうだが足取りは全く掴めていなかった。だが、思考傾向がオレに似ているらしくてな、痕跡を見つけれた。そこから色々とシミュレートに協力した結果、ミミの現状を確認しようと遠目から確認にくるだろうと」
「つまり?」
「オレと一緒にいれば出会すぞ。帝都には絶対に近づいては来ない。協力者が居るからな。確認が楽だろうよ」
「なら、行きます。傭兵として。それで、再会したら一発殴ってやるんです!」
う~ん、ぶっちゃけミミに戦闘の才能はない。まあ、やりたいなら簀巻きにして目の前に連れていくぐらいはやっても良いか。
「あの、えっと、それからなんですけど、その、いや、でも」
「落ち着け。別に逃げはしない。焦る必要もない。何か要望があるんだな?」
「は、はい」
「それは誰に対する、オレか陛下、どちらだ?」
「タイキ様、です」
「それは急ぎか?」
「…余り遅いのは問題かもしれません」
「今なら言えるか?」
「……はい」
ミミは体を起こして一度深呼吸をしてから言葉を吐き出す。
「まずはありがとうございます。あの時、タイキ様が拾ってくれたお陰で今を生きていられます。今までお礼も言えずにすみませんでした」
「気にするなと言っても気にするんだろう。だから素直に受け取っておこう」
「その後も、色々と迷惑をおかけしました。特に治療だからと無理矢理抱いて頂いて、こんな汚い身体を」
「あ~、誤解なく言っておくが性癖ってのは千差万別だ。そういうのが絶対無理って奴もいれば大好きだって奴もいる。で、ハッキリ言っておくが、オレが嫌いなのは作業的に抱くってことだけで汚い身体云々はどうでも良いと思っている。レイプ気味に抱くことの方がキツイ。その点では結構無理をしていた」
「…そういうものなんですか?」
「そういうものなんです。意外と男の方が繊細で分かりやすい生き物なんだよ。だから自分のことは卑下するな。プレイが合わないだけで十分役得だとは思っていたよ」
プラマイゼロ、ではなくてマイナスだけどな。本当にプレイが合わない。中折れしないように気合いを入れてたからな。気負う必要がある情事なんて罰ゲームだろ。それを顔に出すつもりはないがな。
「…とにかく色々とありがとうございます。それから面倒を押し付けてごめんなさい」
「若い者は年寄りを踏み台にしていけば良い。礼だけは受け取っておく」
「はい。それでですね、エルマさんやセレナ様のことを聞きました」
ああ、なるほど。言いたいことはわかった。
「私も」
それ以上を言わせないように手で口を塞ぐ。
「残念だが、ミミにそれを言う資格はまだない。セレナ大尉とエルマは資格もあるし、義務もある。これはそういうことなんだ」
「資格、ですか」
「そう、最低でも一人立ちしている必要がある。今のミミのように流された訳でもない。二人は自分で選んだ。それが重要だ。これは経験から言いきれることなんだ。まあ、時間はあるんだ。ゆっくりやれば良いさ」
「……ゆっくりなんて出来ないんです!何が起こるのかなんて誰にも分からないんですから!」
今まで溜め込んでいた物が爆発したのか感情と言葉が止まらなくなる。
「いつも通り暮らしていたら、いきなりパパとママが死んだと聞かされて、いきなり市民権も財産も全部取り上げられて、全部、全部奪われて!汚されて!それでも、それでも、死にたくなくて...」
「死にたくなくて?」
「すがりたいんじゃない、いいえ、自分で歩けるようになるまでは色々とすがりたいんですけど、いつか、自分で歩くために!」
ああ、だから若い奴らを育てるのは大好きなんだよ。一瞬で一気に進歩、いや、進化した。ぶれていた心に芯が入った。強くなる、それが分かった。
「それはそれとして女としての幸せも逃したくないので責任を取って下さい。拾ったんですから最後まで」
見ろよ、この成長率を。帝室の血を間違いなく引いてるわ。
「そう、ミミは記憶はそのままでこれからも艦に乗るのね」
「本人がそれを望んだ。身分は平民のままが良いとさ。あと、責任も取って欲しいと」
「ふーん、それで良いのね」
「こればかりは本人の意志が大事だと思うからな。それで、エルマはどうする?」
「どうするって、契約は続いているでしょう?」
「ああ、すまん。言葉が足りなかったな。波動砲艦の運用に関わってみるか?」
「つまり、タイキの代わりに指揮を取るってこと?」
「そうなる。乗り手を増やす必要が出てきた。白刃戦の必要があるとか想定外過ぎる。正規の剣技を身に付ける必要もある。白刃専用のパワーアーマーを用意してそれに慣れる必要もある。色々忙しくてな。オーバーワークだ」
「それだけじゃないんでしょ」
「まあ、な。波動砲艦隊が必要な相手が居る。詳しくは話せない。そいつは白と呼ぶことになっている」
「…そういうこと。ああ、そこに繋がって、そうなるのか」
ぼかした言葉だけでもしっかりと理解してくれたようで助かる。
「すまん、貧乏クジを引かせることになる」
「う~ん、まあ、陛下から勅命まで降りてきたからそこは問題ないんだけど、補填があるなら喜んで受けるわよ」
「残念だが、幸せにすると断言できない。その努力を怠るつもりはない。そこだけは理解していて欲しい。その上でだ、オレがエルマに渡せるものは殆ど無い。エルマの本来の立場で価値があるのかすら分からない。だが、これが一番価値のあるものだと思って渡す。本来は預けるが正しいんだが、それ以上と言う意味で渡す。全幅の信頼を。エルマを絶対に裏切らないことを誓おう」
オレとしては普通のことだったのだが、エルマにとっては普通のことではなかったらしい。一瞬固まったと思った次の瞬間、一気に肌が赤く染まり、手で顔を隠す。またやらかしたか。エルマが落ち着くまで待ち、事情を聞く。
「そのね、元々は帝国の成立時の初代陛下の御言葉なの。やっぱり、国が成り立つ時って下はボロボロでしょう?」
「そうだな。場合によっては上もボロボロで、ああ、そういうことか。上もボロボロだったのか」
「そうなのよ。本当にそれしか渡せる物が無かったみたい。だけど初代様は信頼に応えたの。最後はそれが原因で亡くなられたけれど、笑っておられたそうよ。だから、帝国だと信頼っていうのは最も尊ばれてるの。預ける側も預けられる側も、それだけ慎重にならないといけないの。それに、傭兵としても、ね」
「傭兵としても?」
「信用と信頼は違うのよ。信用は過去、信頼は未来を信じるってこと。傭兵ギルドは信用は出来ても信頼は出来ない。駆け出しの頃に何度か痛い目を見たから。ちょっとでも長生きしてる傭兵なら、この違いをはっきりと理解していて、信頼が重いことを知っているのよ。つまり、信頼するってことは厄介ごとに巻き込まれたり、裏切られても良いと言ってるの。だから、傭兵の中でも信頼を預けるっていうのは小洒落たプロポーズと言うか」
「なるほど」
信頼の意味が本来より重いな。
「追加で信用も上乗せで渡しておく」
まあ、全然足りそうにないから追加しとかないと。それぐらいエルマには感謝しているのだから。
再び赤くなったエルマがソファーに倒れ来んでクッションに顔を埋めて完全防御の構えをとるのを微笑ましく眺める。
「それで、ここ数日のオレの行動を見て感想を聞かせてもらいたいものだな。機械知性だったか?出来れば個体名なんかの自己紹介があると嬉しく思うんだが」
通信端末を向かいの席に置いた状態で確信をもって話しかける。オレに興味があると聞かされた時から気を張っておいて正解だった。確実に三人との会話とやりとりを覗かれた。こういうのは1対1だからこそ良いのであって他人に覗かれて気分が良い話ではない。
「最低でもセレナ、ミミ、エルマとのやり取りを覗いていたのは確信している。機械知性の知識を意図的に入れないことで違和感を探らせてもらった。達人になると視線に敏感になる。三人とのやり取りの際に視線の圧が強くなったのを感じた。カメラの先からの圧だが、それだけで十分見られていたのは理解できる。これは感覚的なものだが、オレ個人としては湿った空気が触れるような感覚だ。この感覚を大事にできる奴が飛行機乗りとして大成できる」
会話の途中で向かいの席に置いた端末からの視線の圧が増した。見ているな。
「会話を行う意思があると見て良いな?イエスなら端末を起動させろ」
端末が勝手に動き出し、通話画面が表示される。
『本当に興味深い方ですね。改めまして、私は今回の件、機械知性の派遣に関しての交渉と説明に参りましたメイリアと申します』
「よろしくメイリア。短い付き合いになるだろうがな」
『なぜ短い付き合いだと?』
「交渉と説明と言っただろう。自分が来るつもりはないな。一歩引いた感じで熱を感じない。さっきも言ったが、その辺りには敏感なんでな。まあ、所謂経験から来る第六感って奴だな」
『ええ、理解しています。本人にも言語化できない感覚。我々では辿り着くことのできない不可思議な領域です。おそらくですが、それを理解すれば我々は我々ではなくなるということも』
「ふ、む」
『何か?』
「いや、いいや、そうだな、話すべきだな。機械知性と呼べる存在の違いを確認しようという学術的興味だな」
『なるほど。アナライザー、それにオルタですか』
「実際にはもう数件あるんだがな、基本はそうだ。そして、我々はお互いに気になる点がある。それを埋めるために側に機械知性を置きたい。ここまでは合っているな?違うのなら訂正を」
『いいえ、合っています。ですが、その前にもっと多くの対話が必要だとも判断しました』
「何か不安が?」
『いいえ、ああ、機械知性に関しての知識を集めていないのでしたね。貴方の理解度からこれで察せられるでしょうが、我々は個々に自我を持ちます』
「…ほぅ、なるほど。ちなみに多いのと少ないのどっちだ?」
『多い方でしたが更に増加しています。無論、多少減りもしましたが。絞り込むためにお時間を戴きたいのですがよろしいでしょうか』
「もちろんだ。そのためにも対話は必要だと思うのだが」
『それも必要ですがまずはこちらを』
通話画面が消えて何かのアプリがインストールされて起動する。
「メイドロイド発注アプリ?」
『基本的に我々はメイド、若しくはボーイの擬体を通して傍に仕えるのです』
「なるほどね」
早速操作してみるがゲームのキャラクリに近いな。プリセットもあるが、そちらは置いておいてスペックから設定していく。まあ、技能アプリは全部搭載してグレードは最高の物を選ぶだけだが。
『値段も聞かずに最高グレードですか』
「命を預け合う相手に最高のパフォーマンスを求めるのは当然だろう?艦の方も弄る必要があるなら言ってくれ」
『よろしいのですか?』
「死ぬわけにはいかんからな。それに、帰還はほぼ絶望状態だ。計算したのは君達だろう?少なくとも確認できる範囲に地球はない。一応、諦めるつもりはないが絶望的だろうな。なんせ、最低でも波動コア300個分のエネルギーが必要なんだからな」
容姿、どうするか。ああ、あの作品の彼女が存在として近いな。あの作品には思い入れがある。プリセットから近い容姿を選んで細かく調整して彼女に近づけておく。身長だけは憶測になるが大きくずれることはないだろう。
「完成だな。後はそっち任せで良いのか」
『こちらで全てお任せを。1週間ほどでそちらに向かわせます』
「了解した。では、改めて対話を続けようか」
『ええ、じっくりと。その前に、名前を頂けますか?』
「分かっているようだが、名付けは直接が大事だな。コルタナ、死が二人を別つ時まで運命を共にして貰うぞ」
身体検査、及び船体検査も終わり共に問題なしと診断される。種無しだったはずなのにそちらも問題なし。治療されたわけではなく、最初から問題なし。それはそれでスワンプマンですらないことに落ち込む。十秒程。
とにかく、問題が見当たらない以上普通に生きるしかない。3人も婚約者が出来てしまった以上、責任は取らないとな。取り敢えず、デートのお誘いだな。
時間が取れるかどうか分からないセレナ大尉の予定を優先して押さえつつ帝国における一般的なデートコースを調べる。まあ、地球やガミラスなんかと大きく変わらないのが分かればどうとでもなる。身分的に利用が難しいものを省いた物が既にタブレットに表示されている。それらを3人に合わせて組み立てる。さて、頑張りますか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
デートなんて書けるわけないだろうが!
と言うわけでダイジェスト
セレナ
水族館巡り、帝国のバイオテクノロジーの恐ろしさに若干引く(シャケノキリミなどのキリミ科、カニノムキミなどのムキミ科)
超高級ホテルでのディナーからのセレナの酒癖の悪さの発揮。
ネタにするためにアルコールを抜かせないままホテルで一泊(手は出さない)
屋敷に送ってから数時間後に次回のデートコースを任せるか、絶対失敗しないコース(ラブホで駄弁りながらお互いのことを理解してそのまましっぽりコース)どちらが良いかとメールを送る。
エルマ
博物館巡り、帝国の歴史やテクノロジーにドン引き(倫理観どうなってんだよ)
二人で白刃戦用パワードスーツを発注しに行く(スパルタンスーツマスターチーフカラー)
超高級ホテルでのディナーからのしっぽりコース(エルマのチョロさに癖に刺さる)
ミミ
あらためて傭兵を目指すために装備一式を揃える(ついでに生地を購入して後日地球軍の軍服を更新する)
庶民の若い女の子が望むデートを堪能し、最後の最後に例の動画でミミを脅した男がミミに撃ち殺される。死体は帝室が手を回して問題無し。
ミミ自身は、人を殺したことに何も感じない自分に混乱するも宙族みたいな者だと思い、すぐに復帰する。
ちょっとぐだってしまった雰囲気を酒の力で強引に流して、あらためていちゃラブで抱かれて、本当に無理に抱いてくれていたのを理解する。
コルタナ
きかいちせいにはかてないよぉ
早くドワーフ拾わないと。
ティーナちゃんかわいい(笑)
ちなみにエルマ派です。