「3人なのか?」
『ハッ、
帰ってきたのはニコラ隊長を含む3名の偵察部隊です。彼らに化けて敵は侵入したと考えられます。
1人は未だ不明ですが、うち2人は、獄寺への突入部隊を襲撃する際にカメラがとらえました。その時の映像です』
モニターが切り替わり、
「あれは!!
10年前のクローム髑髏!! 生きていたのか……
よし、これはいい知らせだ。
今や、この基地の布陣に死角はない。より多くのボンゴレリングを回収できる」
******
( 来たね、恭弥。幻騎士の足止めは任せたよ )
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「ボンゴレとスパナを4番ドックに発見!! アイリスからの映像です!!」
送られてきた映像をモニターに映し出す。
『見ての通りさね、ボス。
スパナのバカがここの情報 流してたよ。一緒に
映像には確かに、ボンゴレのボス 沢田綱吉の後ろでしゃがみ込み、顔を青ざめさせているスパナの姿があった。
その様子に入江はため息をつく。
「ハァ…、まさかな…
わかった、許可する。ただし、ボンゴレの抹殺とボンゴレリングの奪取を優先しろよ」
『あいよ♡』
アイリスとの通信を切った入江にチェルベッロが話しかける。
「入江様。幻騎士のいる匣兵器実験場の異常の原因がわかりました」
「何だ?」
「雲雀恭弥です」
「何!?」
チェルベッロの報告に入江は驚きモニターから目を離し振り向く。
「では、3人目の潜入者というのは…雲雀恭弥だったのか!!」
「はい。匣兵器実験場での映像を分析しました。間違いありません。
加えて、カメラに異常はありません。モニターに映っているのが匣兵器実験場の現状のようです」
「!」
モニターの映像が切り替わる。
そこには、画面いっぱいデカデカと映っている正体不明の針の山があった。
その映像に入江は唖然としているように見える。
「一体、これは何なんだ…」
「詳細は不明てすが、雲雀恭弥の匣兵器と思われます。恐らく、幻騎士と雲雀恭弥はこの中に」
「……、
映像を見つめる入江にチェルベッロから声がかかる。
「入江様、ジンジャー・ブレッドが4番ドックに到着しました」
「! そうか、モニターに映せ!」
入江の命令でモニターに映る映像が実験場から4番ドックへと切り替わる。
モニターには、アイリスと死茎隊、ジンジャー・ブレッドと倒れるスパナ、中を舞う沢田綱吉が映し出された。
沢田綱吉は空中で、柔の炎を勢いよく逆方向に噴射し始める。
「これは! 急いで二人に通信を繋げ!!」
「ハッ」
入江の命でチェルベッロは動く。
「ジンジャー!! アイリス!!、聞こえますか!?」
繋がった通信を使い、情報を共有する。
「モスカのレコーダーから戦闘記録を解析したところ、ボンゴレが起こすその攻撃は、高エネルギーを前方に放つ技だと考えられます」
「真っ向から受けては危険だ!! 回避だ!!回避しろ!!」
しかし、アイリス達は攻撃を避けなかった。
死茎隊にスクラムヲ組ませ、真正面から受けて立たせたのだ。
沢田綱吉が攻撃を放った途端、モニターの映像が砂嵐へと変わる。
「カメラ破損!!」
「なっ…」
「大変です、入江様!!
第4ドックから3
「しょ……消滅!、?」