絵を、描いていたんです。別の小説のですが
綱吉、ユニ、白蘭を囲む結界が同化し、一つのドームとなり3人を覆った。
ユニの懐からアルコバレーノのおしゃぶりがこぼれ落ちると、白蘭は目の色を変え、綱吉の首を捻り意識を落とす。
しかし気を失った綱吉は、リボーンの
再び白蘭に殺されかけた綱吉を救ったのは、かつてランチアから預けられたリングだった。
綱吉は思い出す。仲間の存在を。その大切さを。
綱吉は自らの意志で大空のリングに炎を灯した。
「ハハハ‼ いい気分のところ悪いけど、何の解決もしてないよ綱吉クン!結局、僕と君の力の差は君が倒された時から何も変わってない!」
大口を開けて嘲笑う白蘭だったが、その言葉を否定する声がどこからともなく聞こえてきた。
それと同時にボンゴレリングが輝き出す。それぞれのリングから光が照射され、その光の中には自分達とそっくりな人物が現れた。
僕は彼らを知っている。それこそ、
『あの子、言ってることがボスと同じだ』
…ランポウ
『血は争えないでござるな』
…雨月
『究極にいい奴ではないか』
…ナックル
『残念です…。ボンゴレには不要な、軟弱な思考ですよ』
……、デイモン
『興味ないな』
……アディ
『勝手にしなよ』
…ソルドーネ
『……てめえの好きにすりゃあいいさ。 いつものようにな』
…
『そうだな・・・G』
『
オレの真の後継者に力を貸してやりたいが、あいにく それはできない。 そのかわり……枷を はずしてやろう 』
…ジョット
懐かしき彼らの姿。僕は
ボンゴレリングが仮の姿から元の形状へと戻った。
僕は
ゾクッ
ああ。彼、とってもキレてるみたいだ。
これは、、
口を開いてない彼の声が手に取るようにわかる。
『聞かせてもらうからな、ソルドーネ』
…この後が億劫だな。
『
そう言い残しジョット達、初代守護者の姿は消えていった。
その後の戦いは
僕は止めなかった。
結界に穴をあけるのには協力したが、二人が消えてゆくのを外から眺めるだけで。
小さなあの子の笑顔が浮かんでくるのを
綱吉が白蘭を消し飛ばし、未来での戦いは終わりを告げた。
おしゃぶりから復活したアルコバレーノから、これから起こる事、行う事を知らされた綱吉達の顔には笑顔が戻った。
綱吉らはアジトに戻るために、ヴァリアーらはイタリアへ戻るためにこの場所から離れて行ったが、未だ森の中には嵐雲のアルコバレーノとジェッソファミリーの野猿と太猿が残っていた。
「ご主人」
「 ………… 」
戦いが終わってもその場に残る僕の元にブラッコが近付いて来た。名を呼ばれたが、言葉を返す気力がわかずに黙り込んでしまう。
そんな僕の様子を伺うように、ブラッコは無駄に伸びた背を覗き込むように折り曲げる。
「おーい、ご主人?無視?無視なの?ねぇーご主人」
間延びした言葉を話す26歳190超えの大男から目を背けているとそこに、アルコバレーノの一人、
「こんにちは。はじめまして、雲雀凜弥さん」
「 君は…、嵐のアルコバレーノだね 」
「えぇ、私は
幼い頃の恭弥と似た顔つきの
「 なんようだい? 僕には君達と接点がなかったとおもうけど 」
「これを。ユニからあなたへ返してほしいと頼まれたモノです」
「 コレは。……そう、ユニが 」
そう言いフォンが手渡したてきたのは、僕がユニへ預けていた懐中時計だった。
僕は手の中の懐中時計に目を細め、早々に懐へとしまい込んだ。
「 確かに、貸したものは返してもらったよ 」
それじゃあね。と、僕がその場から立ち去ろうとすると、
「まてよ!」
甲高い声が僕を引き止める。
視線を戻すと、フォンの背後から顔を出したスカルが、ヘルメット越しに僕を睨みつけていた。
「 なに 」
「うっ…、お、お前なら!ユニを助けることができたんじゃねえのか!?」
僕にビクつきながらも感情をぶつけるようにスカルは叫ぶ。
「やめなさいスカル!」
「うるせぇ!!強いんだろ!?ボンゴレの守護者の中で一番!」
スカルが止めるフォンの腕を払った。スカルの叫びは次第に鼻声になっていく。
「なのに、なんで!ユニは!っ……」
「 …僕はしがない旅人だよ。僕には、人を救うなんて出来はしないのさ 」
凜弥はそう言うと、振り返り、足早に立ち去った。
歩いて行く凜弥の手は、固く握られ震えていた。
ホントはも少し長くしたかった