( さて、 )
真っ青な顔のディーノを尻目に、凜弥は暴れている男に目を向けた。
( 僕的にはヤッても良いんだけど…、今回は気絶させるだけに とどめておいてあげよう。
なにかありそうだしね )
凜弥は懐からヌンチャクを取り出し、手の中で回し始めた。
一歩、一歩と、まだ鳥を追っている男に向かって足を進める。
男までの距離、残り8メートル……7メートル……6メートル…
…5メートル !動いた。
『バキッ!!』
何かが折れるような音が4重に聞こえた。
男が墜ちるように倒れ込む。
「 邪魔 」
そう言って、凜弥は倒れた男を蹴り飛ばした。その手にはすでにヌンチャクは握られていない。
*
凜弥の肩に、今まで男を挑発していた鳥が留まり、休むように
「へぇー珍しい。ファートがおじ、じゃなくて、俺以外の肩に留まるなんて 今回では初めてだよ」
足下から少年の声が聞こえ、凜弥は声の方に目を向けた。
二人の目がバッチリと合う。
「あ、ご主人じゃん」
少年の口からポロリと溢れるように音が出た。
少年は確かめるように、ゆっくりとまばたきを繰り返すと 目を見開いた。
「ご!ごご、ご主人!? ホンモノ!?
あれ!?なんでここに!?この場所に時代に?!?」
「 うるさいよ。咬み倒されたいの? 」
「あ、ご主人だ」
凜弥がひと睨みすれば目の前の少年は静かになった。
「え〜と、おじ、じゃなくて俺は 今9歳くらいなんだけど…、ご主人は―」「 ―それやめなよ 」
「?」
「 その呼び方のこと。
今は凜弥、雲雀凜弥だよ 」
「了〜解 !
おじ、じゃなくて俺のことは、そだね。今回もブラッコって呼んでよ。そっちの方が良いや」
そう言って、波打ってる黒髪短髪に薄茶色の目を持つ少年ことブラッコは 二ッと笑った。
*
あの後、孤児院内に 応援を呼んだ跳ね馬の部下が突入してきた。
入って来た彼らに僕は銃を突きつけられ囲まれた。
咬み倒そうかと考えてたいら、部下に倒れていた女性を任せた跳ね馬が近づいてきて部下に「そいつは違う」と言っていた。
何の話かわからなかった僕に ブラッコが耳打ちしてきた。
曰く、ここ数日間に連続して殺人事件が起こっており、その犯人と思わしき人物の目撃証言に‘‘黒髪で茶色の服を着ていた’’というのがあるそうで…。
──誤解じゃないか。
思わずジト目で見たよね、彼らのこと。
そんな目で見られた彼らは、ボスの跳ね馬が代表して僕に向かって謝罪してきた。
まあ、一蹴してあげたけど。
あと、感謝もされた。「子供(ブラッコ)を助けてくれてありがとう」と。
初めに邪魔したの 僕だけど。
*
「そう言えば ご主人と一緒に旅するって、前はなかったよね~。
大変そうだけど、俺 楽しみだな〜」
「 馬車馬の様に働かせてあげるよ 」
「げ、それは勘弁だな」
あの後、僕は名も名乗らずに街を出た。
今の僕の目的は金を稼ぐ事で、キャバッローネのシマに用はない。弱い跳ね馬の相手をする気もない僕が あの街に滞在する理由はない。
ブラッコもブラッコで好きにするだろうと思い、特に言葉もなく街を出た僕の前に、荷物を持ったブラッコが現れ、僕に着いていくと言った。
「軽~く挨拶もしてきたし、もとからそのつもりだったからさ!
暫くの間 よろしく頼むよ。ご主人!」
ご主人呼びを指摘したら。
「だって、ご主人は
そう言われた瞬間、10代目の嵐が頭をよぎった。
その後、「好きにしなよ」と言った僕の ご主人呼ばれが決まった。
まあ、前からずっとそう呼ばれてたから その呼び方の方が 慣れているんだけどね。
二人は新たな町へと足を進めた。
彼らを見ていたものが口を開く。
「アハッ!ようやく見つけましたヨ、あるじ様〜。
早くワタシを──
──殺して下さイ♡ キャハハ!」
主人公、これから大変だろうな〜(他人事)
プリーモファミリー編を見たことがなかったからDVD借りようと店に行ったら物自体が無かった件について。
マジか〜
(軽く見た感じ黒曜編から未来編のザクロにスクアーロがやられる所ぐらいまでしか無かった)
映像見る為だけにネットでお金払う気はさらさら無い。詳しい情報が無ければ小説に組み込む気も無い。
ソルドーネが居たからな〜。書ければ書こうかなとは思ってたけどこれじゃあムリだな。
次話は5日投稿。よい新年を!