ブレンド・BS   作:牧弥潤巳

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ごめんなさい。懲りずに新作だします。前作よりははるかにカードプールを広くしておりますのでお許しください。


本編
はじめてのドS(前編)


ここはカードゲームバトルスピリッツのチャンピオンシップ決勝大会の会場。今、ここでは1人の少年と1人の大人とのバトルが白熱していた。

 

少年のライフは1つ大人のライフは2つ、互いに手札は1枚ずつだった。ここで少年のターンで勝負に出た。

 

???「超神光龍サジットヴルムノヴァでアタック。アタック時効果で、ホルアクティを破壊。さらに界放の効果。系統【光導】を持つサジットヴルムノヴァがいるので、ライフを一つもらいます。」

 

「フラッシュタイミング、ホルスの神技:4を使用。デッキを三枚オープン。」

 

ホルスの効果でオープンされたカード

 

天空の双璧イネブヴァルチャー

 

ゴッドシーカー天空鳥キジバトゥーラ

 

天空鳥ナイルバード

 

「(ここでイネブヴァルチャーを出してもBP勝負でどのみち破壊される。残りの札は英雄獣の爪牙だし、だったら、なるべくデッキをめくって決め札を引きやすくする)ゴッドシーカー天空鳥キジバトゥーラを召喚。召喚時効果でデッキを4枚オープン。」

 

オープンされたカード

 

三十三代目風魔頭首ヤタガライ

 

天空の双璧イネヴヴァルチャー

 

天空鳳凰ホルアクティ

 

ホルスの天空神殿

 

「天空鳳凰ホルアクティとホルスの天空神殿を手札に加える。ヤタガライは自身の効果で手札に。」

 

???「フラッシュタイミング、マジック、サジタリアスドローを使用します。」

 

「はぁ!?」

 

???「創界神ダンがいるので合計BP20000以下のスピリットを破壊します。キジバトゥーラを破壊します。フラッシュがあればどうぞ。」

 

「フラッシュはない。」

 

???「こちらもないです。」

 

「くぅ・・・!ライフで受ける・・・」

 

大人のライフがゼロになり勝敗が決まった。

 

「負けました。」

 

???「ありがとうございました。」

 

アナウンサー「決まったぁ!!今年のチャンピオンシップ優勝は、紅晴翔さんだぁぁ!!」

 

スタッフ「トロフィーです。」

 

晴翔「ありがとうございます。」

 

トロフィーを受け取った晴翔に先程勝負していた大人が近づいてきた。

 

「最後の手札はサジタリアスドローだったか。なんでメインで使わなかったんだ?」

 

晴翔「あの場合だと、確実にホルスの神技を使うのはわかってましたし、ダンの神技が使えなかったから、破壊できるカードとしておいておこうかなと。」

 

「・・・完敗だ。」

 

アナウンサー「アルティメットバーサスからの快進撃が止まらない!これで紅晴翔さんは5連覇目。彼の無敗記録を止めるものは現れるのかぁぁぁ!!」

 

晴翔side

 

俺は紅晴翔。バトルスピリッツ、通称バトスピをやってて、ついさっき5連覇を達成したばかりだ。チャンピオンシップがやっと終わって、家に帰って来れたよ。

 

晴翔「はぁぁ・・・久しぶりの我が家だぁ!」

 

???「ほれ。オレンジジュース。」

 

晴翔「サンキュー。奏多」

 

オレンジジュースを渡したのは花坂奏多。こいつもバトルスピリッツをやっている俺の数少ない友人である。

 

奏多「5連覇目おめでとさん。」

 

晴翔「ん。今回も運に救われたなぁ。あのタイミングでサジット引けなかったら実質負けてたし。」

 

奏多「運も実力の内だ。はい。」

 

晴翔「なんだこれ?」

 

なんか書類とカードケースを渡された。ケースは間に合ってるんだけどな。

 

奏多「S級バトラー昇格書。なんでも今、3Dバトルシステムってやつを作ってるみたいでさ。そのケースがあれば、新しく作られるバトルスタジアムに行かなくてもバトルできるんだよ。といっても、S級同士じゃないとだめだけどな。」

 

晴翔「ふーん。それは面白そうだな。ふわぁ。」

 

奏多「寝るのか?」

 

晴翔「明日からバイト復帰だから早めに寝る。」

 

奏多「7時に来るぞー。」

 

晴翔「んー。」

 

奏多が出て行った後、3Dバトルと聞き、少し楽しみになってきた。多分今年はそれでバトルするのかと考えると中々寝付けなかったのは別の話。

 

苺香side

 

私は桜ノ宮苺香です。高校2年生です。今は海外留学の為にアルバイトを探しているのですが・・・

 

苺香「あ・・・ああ・・・」

 

書類には不採用と書かれており、またダメなようです。原因は私の目つきの悪さだとわかっているのですが、

 

愛香「苺香。そろそろ夕食の時間です・・・」

 

苺香「ギロッ・・・」

 

愛香「ひっ!どうしたのですか?そんな怖・・・ん゛ん゛、悩ましげね目をして。」

 

苺香「愛香お姉さん。」

 

私の姉の愛香お姉さんです。どうやら睨んでしまったようで怖がらせてしまいました。お姉さんに事情を説明しました。

 

愛香「あらあら、受からなかったのですね。」

 

苺香「やはり、この目つきの悪さがダメなようで。」

 

愛香「苺香は海外留学がしたくてバイトを探しているのですよね?それでしたらお父様に相談してみてはいかがでしょうか?」

 

苺香「だっ、ダメです!ちゃんと自分自身でお金を貯めて行きたいんです。じゃないと・・・向こうへ行っても一人じゃなにもできなくなる気がするんです。」

 

私の真剣な表情を見てか、お姉さんはどこか安心した顔をしていました。

 

愛香「そう・・・大丈夫ですよ。苺香ならきっといいバイト先が見つかりますよ。」

 

苺香「お姉さん・・・私、頑張ります!」

 

愛香「ファイトオーですよ苺香!」

 

次こそは採用を目指して頑張ろうとしたのですが、電車で面接先へと向かおうとしたのですが、電車の遅延が起きていました。

 

苺香「(な、なぜ、バイトの面接の時に限ってこういうことが起きるのでしょうか・・・隣駅ですし、こうなれば走って行きましょう。)」

 

苺香「あ!念の為に今回は伊達メガネをかけて行きましょうか。これで少しはこの目がカモフラージュされるかと。」

 

私がメガネをかけ走ろうとしたとき、

 

ドンッ

 

誰かとぶつかってしまいました。謝らないと!

 

苺香「あっ!申し訳ございません!」

 

晴翔「いえ、こちらこそ。」

 

ふと顔を上げると、少し私より背が高い男の人でした。目が合った時にすごくかっこいい人だなと思いました。なんだか見ていたらすごく恥ずかしくなってきました。

 

苺香「し、失礼します!」

 

晴翔「はい。」

 

足早に歩いて行きました。素っ気なかったでしょうか。ですがこうでもしないとドキドキしてどうにかなりそうです。ですが・・・

 

苺香「(今日はいいことがありそうです。)」

 

駅を通り過ぎ、走って面接先へと向かいました。一瞬、もう一度会えるかなと考えていましたが、この時は、さっきの人にまた会えるとは思いもしませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




カードプールは序盤は神煌臨から開闢の剣で、そこから最新パックまで徐々に伸ばしていきます。それではまた!
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