ブレンド・BS   作:牧弥潤巳

4 / 12
大分遅くなりましたが、バトルに入る前までです。それではどうぞ!


はじめてのドS(後編)

どど、どうしましょう!ドSって、一体どうすれば・・・

 

「あ、2人なんですけど。」

 

お客様が何かを言っているようですが、緊張して全然聞こえません。まだ店長さんからちゃんとお聞きしていないのに・・・あぁ、何で・・・何で・・・

 

苺香「何で来たんですか?」

 

「あ・・・///」ゾクッ

 

「ごめんなさい///」ゾクッ

 

やってしまいました。つい咄嗟に酷い事を口走ってしまうとは。しかし何故顔が赤いのでしょう?熱でもあるのでしょうか。

 

苺香「ええっと・・・」

 

オムライスにケチャップをつけるサービスを頼まれたので、実行しようとしたのですが、緊張して手が震えてしまって・・・

 

お客様の顔にかけてしまいました。

 

晴翔side

 

プルプルしながら接客してた桜ノ宮さんがどうにも初々しいなと思っていた矢先、思いっきりケチャップをぶちまけて客にぶっかけやがった。多分本人はやってしまったと感じているようだが・・・

 

苺香「・・・」

 

どう見ても汚物を見る目でしかない。心なしか客も顔を赤くしてるし、これもしかしていい線いくパターンじゃね?

 

夏帆「ありゃー。フォロー行った方がいいかなぁ。」

 

晴翔「いや、多分必要ないですよ。」

 

10秒くらいフリーズした後、謝罪が来る・・・かと思いきや。

 

苺香「き、汚い・・・」

 

まさかのそっちかぁ。まぁ大体は予想できてたけども。

 

「ありがとうございます!!///」

 

苺香「え、ええっ!?」

 

晴翔「ね?」

 

夏帆「おー。」

 

客達は最高だったのすごかったのと言って満足そうに出て行った。因みにケチャップの件は俺がストックの分を渡してブタとエサと書いていたようです。

 

苺香「行ってらっしゃいませ。二度とお帰りにならないで下さいね。」

 

そしてとどめでこれである。マジで才能あるよ?君。滅茶苦茶顔青ざめて震えてるけど、相手大満足だったからね?

 

苺香「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいーー!酷い事いっぱいしてごめんなさい!また来てください!お待ちしています!!」

 

晴翔「桜ノ宮さん。ドアに言っても何も返ってこないよ?」

 

苺香「あのっあのっ!あれで良かったのでしょうか!?お客様を怒らせてしまったのでは!?」

 

夏帆「上出来よ!いいドSっぷりだったわ!」

 

紅葉「ゴミを見るような目つき、最高だったぜ!」

 

みなさん大絶賛ですね。

 

苺香「褒められてあるんですよね?」

 

晴翔「もちろん。その証拠に、店長を見てみ?」

 

指差した先にいた店長は、鼻血を大量に流してぶっ倒れていた。

 

苺香「店長さーーん!?」

 

・・・よくあれで貧血になんないよなぁ。

 

夏帆「あ、晴翔君、女性のお客さんきたよ!お願い!」

 

晴翔「了解です。」

 

やっとかと思い、伊達メガネをかける。

 

苺香「え?」

 

夏帆「晴翔君は基本、女性のお客さんを相手にしてるんだよ。キャラがキャラだし、男の人には向かないから。」

 

さてさて、それじゃあやりますか。少しわざと咳き込むように見せ、接客開始だ。

 

晴翔「よほど暇してたんだな。席なら空いてるから適当に座っとけ。水持ってくっから。」

 

苺香「なんか、ガラリと変わりましたね。コツとかあるのでしょうか?」

 

夏帆「というより、アレが素なんだよ晴翔君って。だからキャラを演じてるというよりは素を少し出してるって感じ。」

 

晴翔「で、注文は以上か?」

 

「はい。あの、後このバトルサービスをお願いします。」

 

晴翔「了解した。持ってくるまで注文した料理を食べて待っててくれ。」

 

バトルサービス人気だなぁ。まぁ公式から3Dバトルが実装される事を知ってるからなのか。

 

晴翔「オーダーです。」

 

紅葉「はいよ。」

 

晴翔「デッキ持ってくるんで、誰か料理運んでて下さい。」

 

夏帆「オーケー!任せて!」

 

休憩室にデッキを取りに向かったのだが、何使おうかな。まぁ【光導】でいいか。

 

苺香side

 

苺香「バトルサービス?」

 

夏帆「料理を3品以上頼んだ人限定で、晴翔君とバトスピをすることができるサービスの事だよ。といってもそれは私達も変わらないけどねー。」

 

苺香「バトスピって、バトルスピリッツの事ですよね?」

 

夏帆「そうそう。苺香ちゃんもやってるの?何のデッキ使ってる?」

 

目を輝かせながら夏帆さんが聞いてきました。

 

苺香「あ、はい。私は剣獣デッキを使ってます。といってもお兄さんからもらった物ですが。」

 

ディーノ「ちょうど良かったデスよ!今から説明しようとしてたのデ。因みにワタシは天霊デッキを使ってマス!」

 

紅葉「これが可愛いとかなんとかで大分時間かかるけど、店長結構強いぞ。晴翔と五分くらいだし。」

 

夏帆「そうそう。私や秋月君がギリ勝てるかくらいだからさぁ。最初に対戦したときはビックリしたよ、二重の意味で。」

 

ディーノ「そんなに弱く見えマスか!?ワタシって!」

 

店長さんもどうやらお強いようですが、紅さんってそんなにお強いのかと気になったので聞いてみました。

 

苺香「あの、紅さんってそんなに強いのですか?」

 

「・・・」

 

あれ?何故かみなさんが目が点になったような感じでフリーズしました。何か変な事言ったのでしょうか。

 

夏帆「え、苺香ちゃん、知らないの?」

 

苺香「え?何がですか?」

 

紅葉「まぁ見ればわかる。始まるぞ。」

 

晴翔「待たせてしまったな。それでは・・・」

 

メガネを外し、デッキを準備した紅さんの雰囲気がまた変わりました。

 

晴翔「始めましょうか。」

 

「は、はい。///」

 

『ゲートオープン、界放!』

 

紅さんってどんなデッキを使うのか、少しワクワクしているのは秘密でお願いします。

 




まだまだ使って欲しいカードを募集中です。そしてアンケートを締め切らせていただきますが、コラボカードは使わないようにします。それでは、また!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。