月ノ森に来て3日目
俺は学業における過程をこなし
放課後は中庭に集まる事となり
俺は中にはのベンチで座ってる
透子「__おーい!四宮さーん!」
つくし「もうっ!透子ちゃんうるさい!」
数分もしないうちに向こうから元気な声が聞こえて来た
それを聞いて俺はベンチから立ち上がり
声がした方に目を向けた
瑠唯「お待たせいたしました。」
亜蘭「そんなに待ってないし、気にしなくていい。」
ましろ「こんにちは。」
七深「こんにちは~。」
亜蘭「あぁ、こんにちは。でも、別にそんな改まった挨拶はいらないぞ。」
俺は頭を下げる5人にそう言った
正直、こういうのは好まない
プライベートくらいは気楽でいたいし
堅苦しすぎるのは勘弁願いたい
俺はそんな事を思いつつ
姿勢よく立ってる瑠唯に質問をした
亜蘭「今日もバンドの練習か?」
瑠唯「はい、月ノ森音楽祭まであまり時間がないので。」
瑠唯は険しい顔でそう言った
月ノ森音楽祭は4日後
俺が月ノ森に来る最後の日だ
確かに結成した時期を考えれば
あまり時間が十分とは言えない
透子「ルイ、いっつもこの調子なんですよー。」
亜蘭「ははっ、昔から真面目な子だったからな。」
ましろ(るいさんに子なんて言えるって、すごい......)
つくし(真面目と言うか、機械っぽいんだけど。)
亜蘭(それにしても、バンドの練習か。)
俺は携帯を確認した
画面には一軒のメッセージ通知がある
それを確認し、俺は携帯を終い
5人の方を向いた
亜蘭「バンドの練習をするなら、家に来ると言い。」
七深「四宮さんのお家ですか~?」」
亜蘭「あぁ。」
つくし「何かあるんですか?」
亜蘭「そうだなぁ、貴重な経験があると言っておこうかな。」
俺は笑みを浮かべながらそう言った
5人は不思議そうに首をかしげている
まぁ、これだけの情報じゃ何も分からないし
当然と言える
瑠唯「まぁ、亜蘭お兄様がそう言うのでしたら、行かない理由はないですね。」
ましろ「よく分からないけど、るいさんがそう言うなら......」
亜蘭「じゃあ、決まりだ。車を待たせてる、付いてくると言い。」
俺はそう言って校門の方を向き
学校前に待たせてる車に向かった
__________________
それほど長くない時間車に乗り
自宅に到着して車から降り
5人を練習部屋に案内している
谷戸からの連絡ではもう到着している
俺は軽くノックして返事を聞き
部屋のドアを開けた
亜蘭「__失礼します、皆さん。」
瑠唯「お兄様、ここに誰が__!!」
燐子「亜蘭君?__!!」
部屋に入るとロゼリアの5人がいる
月ノ森の5人はロゼリアをライブで見たことがあるのは聞いてた
だが、面と向かって会うのは初めてだろう
ましろ(ろ、ロゼリア......!?)
つくし(なんでここに!?)
友希那「そっちの子達は誰かしら?」
湊先輩は不思議そうにそう尋ねて来た
今回は急に連れてきてしまったし
俺は一歩前に出て、説明を始めた
亜蘭「月ノ森でバンドをしている子達です。まだ結成したばかりらしく、是非ともライブや練習に心構えなどのご教授をお願いたいのです。」
あこ「ごきょうじゅ?」
紗夜「教えて欲しいという事ですよ。」
リサ「それにしても、突然だね~。」
亜蘭「申し訳ないです。」
俺がロゼリアの皆さんと話してる間
瑠唯と透子以外は少し委縮してる
距離を測りかねてる様子だ
これは俺がどうにかしないといけないな
友希那「まぁ、ここを使わせてもらっている事だし、教えることはやぶさかではないわ。」
あこ「あこもあこもー!」
紗夜「私のギターは人に教えるほどのものじゃないのですが。」
リサ「まぁ、ライブまで時間もあるし、あたしもいいかな!後輩を助けるのも先輩の役目ってね!」
燐子「え、えっと......私にできることなら......」
亜蘭「ありがとうございます、皆さん。」
ロゼリアの皆さんは了承してくれて
俺は軽く頭を下げた
そして、月ノ森の5人の方を見た
亜蘭「了承をいただけた。各自、持てる疑問をぶつけてくれ。」
透子「やったー!じゃあ、紗夜さんに色々聞こーっと!」
紗夜「げ、元気ですね。」
つくし「わ、私もリーダーとしての事とかドラムの事も聞きたい!」
ましろ「私は......えっと......」
友希那「私かしら?」
亜蘭「あまり初対面の人と話すのが得意じゃない子なので、優しくしてあげてくださいね。」
友希那「えぇ、分かったわ。」
こんな感じに
ロゼリアと月ノ森5人の交流が始まった
まぁ、透子のコミュニケーション能力の高さは分かってたが
意外とつくしと七深も馴染めてる
ましろはまぁ、まだ緊張してる様子だが
湊さんは優しい人だし、問題ないだろう
こっちの4人は心配ないな
亜蘭(だが......)
燐子、瑠唯「......」
俺は横目で2人を確認した
穏やかな雰囲気じゃない
俺は端にある椅子に腰を下ろし
2人のやり取りを見守る事にした
”瑠唯と燐子”
着実にロゼリアとましろ達が馴染みつつある中
瑠唯と燐子は対面に座り
静かなまま時間が過ぎて行っている
しばらくそうしてると瑠唯が口を開いた
瑠唯「まさか、こんな所で会うなんて思いませんでした。」
燐子「私も、る......八潮さんがバンドを始めてるなんて思いませんでした。」
燐子の方が腰が引けてる
瑠唯の持つ雰囲気に押されているようだ
だが、瑠唯は気にしない様子で話を続けた
瑠唯「色々と思う事はありますが、まず、亜蘭お兄様の伴侶になられたことをお祝いいたします。」
燐子「あ、ありがとうございます......(お兄様......?)」
瑠唯は燐子の目を真っすぐ見た
その目はいつも通り落ち着いていて
何を考えているか読み取りづらい
そんな雰囲気からか、
燐子は困惑しつつ次の言葉を待っている
瑠唯「白金さん。」
燐子「はい......?」
瑠唯「運命という言葉をあなたは信じますか?」
燐子「え......?」
あまりに突拍子の無い質問で燐子は首を傾げた
だが、瑠唯は表情を変えないままでいる
燐子は迷いつつ質問の答えを口にした
燐子「私には、分かりません......」
瑠唯「......」
燐子「でも、素敵だなとは思います......亜蘭君と出会えたことが運命だとしたら......///」
瑠唯「......そうですか。」
燐子「!」
瑠唯は少し笑みを浮かべた後
椅子から立ち上がった
そして、燐子に向け次の言葉を口にした
瑠唯「事実は小説より奇なりとはよく言ったものですね。」
燐子「......?」
瑠唯「ありがとうございました。私は亜蘭お兄様に用がありますので、失礼します。」
燐子「はい......?」
瑠唯はそう言った後
燐子の前から離れていき
端で座ってる亜蘭の方に歩いて行った
”亜蘭”
亜蘭「__いい話は出来たか?」
瑠唯「えぇ、とても。」
亜蘭「ははっ、それならよかった。」
俺が笑いながらそう言った
何の話をしてたかは聞き取れなかったが
きっと、ためになる話をできたんだろう
そんな事を考えてると瑠唯はゆっくり口を開いた
瑠唯「......お兄様。」
亜蘭「なんだ?」
瑠唯「少し、お時間をいただけませんか?」
亜蘭「あぁ、いいぞ。」
俺はそう言って椅子から立ち上がった
雰囲気的に何か話がしたいんだろう
亜蘭「折角だ、お茶でも飲みながらゆっくり話そう。」
瑠唯「はい。」
瑠唯はそう言って頷いた
話が盛り上がってる中、
退出の報告をしに燐子さんの方に行った
亜蘭「燐子さん、少し瑠唯と話してきます。」
燐子「はい......また、後で。」
亜蘭「はい、後で。」
俺は軽く会釈をした後
再度、瑠唯の方に歩み寄り
ドアの方を指した
亜蘭「俺のお気に入りの場所でいいだろう。あそこなら人も来ない。」
瑠唯「はい、行きましょう。」
俺と瑠唯はそうして話で盛り上がってる部屋を出て行った
さて、瑠唯の話とは何なのか
俺は予想を立てつつ
お気に入りの場所に瑠唯と歩いて行った