ライダーウェポン使いの青春ラブコメ リメイクバージョン 作:G・himagin
蒼side
どうもこんにちは、戦働蒼です。
昨日、ハチ君がオペで学校で休みだったので私と雪ノ下さんとで奉仕部に居たのですが由比ヶ浜ちゃんが奉仕部に来たのです
由比ヶ浜さんはハチ君が入学式の日に事故を起こした原因の一つでペットのリードが緩んでいたのかリードが外れて車がいる中突っ込んでいったらしいのですがジョギングをしていたハチ君が犬を助けたらしいです。今ではハチ君とはちゃんと謝り、時たま電話するくらいの仲らしい……ですが由比ヶ浜ちゃんがハチ君に惚れてる気がするのは気の所為でしょうか?
そんな由比ヶ浜ちゃんが来たのはとある人物──まあハチ君だろうけど──にお礼として手作りクッキーを渡したいらしいので手伝って欲しい、との事でした
家庭科室を借り、クッキー作りを始めたのですが致命的な欠陥が発覚しました。由比ヶ浜ちゃんは大変メシマズらしいです
クッキーとは名ばかりの物体Xを口にくわえた時は言葉に出来ない味*1に悶絶してしまいましたが、どうにかマニュアルを読めと私と雪ノ下さんの2人がかりで教え、どうにか人並みの味にしました
そして帰った頃にはハチ君も自宅へと戻っていたらしく、遊びに行った時にはハイライトが消えていました……完全体バグスターとでも出会ったかのような目でした。大変だったんだね
そして本日、ハチ君と食事をとろうとF組に行くと、由比ヶ浜ちゃんが、金髪縦ロールな髪型の子……たしか三浦優美子さん(だったっけ?)に何かしら文句を言われている
周りが別室に避難している中如何にもな優等生……たしか名前は…葉山隼人君が三浦さんを宥めている中、ハチ君はどうでも良さげにそれを観察していたが私を見つけて、スッと立ち上がり私の所にきて「昼飯にするか」と言われた為離れた、その後雪ノ下さんが三浦さんと口喧嘩でボロボロに言い負かし、三浦さんを半泣きにさせたらしいが私達には間違いなく関係のない話だろう
いつもの昼食スポットで食事をしていると、テニスコートから練習を終えたであろう彩加君が来た
「おーい!彩加君!」
私が手を振ると彩加君も手を振り、こちらへと来る
「八幡、蒼さん、どうしたの?」
「俺達は昼飯だ。彩加はテニスの練習だろ?今度時間が空いたらそっち手伝うぞ」
「ありがと!……僕は、部活にもっと力を入れた方がいいと思います!」
「総武は部活より学問だろ?かなり難易度高いと思うぞ。例えるなら超高難易度リズムゲーのベリーハードをノーミスでクリアするくらい」
「流石に言いすぎて……無いなあ、GWとか全然練習してないから習い事だし」
彩加君の言う通り総武の部活は大会に出れれば満足ってレベルでかなり弱小なのです。
大会で1勝をとることすらかなりレベルが高いでしょう
「どうすんだよ。各々の戦闘力を高めるしかないだうけどさ」
「単純に部活を強くしたいなら部活全体に昼も強制練習させればいいんじゃない?」
「多分それをしたらよけいにモチベーションが下がるよ……」
「じゃあどうするの?モチベーション考えたらいくら案だしても無意味な気が……」
「というか……これ考えんの何百回目だ?何千?」
「さ、さあ……あ、八幡今日休みでしょ?」
「レイズはな……奉仕部があるが」
また雪ノ下さんがハチ君を罵倒される可能性があると考えると滅入ってくるが平塚先生の頼みだ。無下には出来ない
「あはは……技術課から来て欲しいって」
「材木座か?…確か今新しいガシャットと特殊なガシャコンウェポンの開発をしていたからそのガシャットとガシャコンウェポンの性能テストか?」
「……大変だね、八幡の今日の予定は?」
「部活と実験」
キーンコーンカーンコーン
「昼休みも終わったか・・・、蒼、帰ったら家で待っててくれ」
「りょーかい!あ、どんなのだったか教えてね?」
「へーへー」
「じゃあ蒼さん、明後日、放課後に奉仕部?に行くから案内宜しくね?八幡、新作ガシャットの実験頑張ってね!」
「了解!」
「おう」