ライダーウェポン使いの青春ラブコメ リメイクバージョン 作:G・himagin
八幡side
ども……比企谷八幡だ
ついに来ちまったよ職場見学……どうしてこうなるんだよ……
「総武高校の皆、今回司会をさせていただく風間大牙だ!よろしく!」
「「「よろしくお願いします」」」
「今回はレイズについて説明した後、実際に戦ってもらう!まず、レイズにはゲーム病患者を治す【特殊医療課】すだ!これが1番過酷で最近だと一睡も出来ずに次の日にいく、なんてことをするドクターがいる!」
俺の事出すのやめてくれませんかね?いやまあ自分の体のこと考える暇もないくらい忙しいからな…
「この課は試験を全てクリアしてから1週間の新人研修、その後仮想空間でバグスターユニオンを倒すことで初めてドクターのライセンスを取れる。2つめは犯罪者の確保をする【特殊犯罪専門課】だ!この課は違法で作られたガシャットやガイアメモリ等を持つ犯罪者を確保する課だ!ベテランだと武器を使わずに確保する奴もいる」
蒼だな、間違いない
蒼も「アチャー」って顔してるし
「3つ目はガシャットやガイアメモリをつくる開発課、この課があるおかけで俺達は戦える、縁の下の力持ちだな!ここまでで質問はあるか?」
「あのー」
「はい!」
「バグスターユニオンはどれくらい強いんですか?」
「そうだな……過去にチームを組んで挑んだ奴がいるが……そのチームが惨敗したって言えばわかるかな?」
「……」
「それくらいしないと命は預けられない、そういう事だ、ちなみに過去に試験を1発、しかも2人チームでクリアした奴等がいる」
「そ、それって誰ですか!?」
「ここにいるよ、八幡、彩加!カモン!!」
ちょっち風間さんなにしてくれちゃってんのぉぉぉぉぉぉぉ!?
「……あぃ」
「彼が試験を1発でクリアした人物だ!今では1日に3人もの患者を救っている!八幡一言頼む」
「えー、紹介されました比企谷八幡です。多分8割の方が嘘だと思っているでしょうが本当です、風間さんは俺の入隊試験の時の試験官だったんで聞いてみたらいいと思います」
「サンキュ、後で実演お願いしてもいい?」
「事前に言ってくださいよ……まじで夜道は背後を気をつけてくださいよ。俺とか俺とか俺とかに刺されても文句言えませんし」
「彩加と八幡で大丈夫か?」
「……俺と彩加、なんか風間さんの恨みを買うようなことしました?」
「いや、なんにも?」
「はぁ……わかりました」
仮想空間に入った俺はいきなり彩加の恨めしそうな視線を受ける
「八幡……」
「巻き込んで悪い…」
「今から2人の戦闘を見てもらい、そのあとに
「だってさ、八幡」
「参考になるかはわからんがな」
車輪のような形状をしたバグスターユニオンを見ると俺はタドルクエストを、彩加は爆走バイクスロットに入れ、バグヴァイザーにドレミファビートを入れる
TADDLE QUEST!
BAKUSOU BIKE!
DLMF BEAT!
「「展開!」」
ガシャット!
バグルアップ……!
ド・ド・ドレミファソラシド!
OK!DLMF BEAT!
ビートゲーマの装甲を装着した俺と爆走バイクを展開した彩加
バグスターユニオンが高速で迫る中俺達は横に飛んで回避、俺は左肩のスピーカー型の装甲から音符弾をバグスターユニオンの行くであろう軌道に放つ
予想通りバグスターユニオンはその軌道通り動き全弾命中、更に彩加が俺の肩を足場に跳躍、上空からガシャコンチェーンガン チェーンソーモードでたたっ斬る
飛沫のようにバグスターウイルスの欠片が飛び散る中、俺は宝箱を開きエナジーアイテムを入手する
マッスル化!
うっし、無難なの出てきた。欲を言えば高速化が欲しかったが贅沢は言うつもりないしな……畳み掛けるか!
コ・チーン!
氷属性モードにした俺は地面にガシャコンソードを突き刺し辺り一体を凍結する
彩加は足元が凍結することは既に何回も俺とオペをしてるから慣れてはいるがバグスターユニオンは違う
こちらに突っ込んでくるが横に跳んだ俺を追い掛けるがツルツルに滑った地面ではまともにバランスを取れず転倒、そのまま壁に激突する
「彩加!」
「わかった!」
ガシャット!キメワザ!
BAKUSOU CRITICAL FINISH!
彩加は氷の地面を滑るように移動し、動けないバグスターユニオンに対して四方八方からの斬撃をする
「はっ…ふっ…てやぁ!」
彩加は徐々に加速していき最後には線のようになつており、線が触れた部分から『HIT!』のエフェクトが発生しているようにも見える
最後、減速した彩加は宙を舞い……
「てやぁぁぁぁ!!!」
PERFECT!
トドメの斬撃によりバグスターユニオンを斬り裂く、真っ二つになったバグスターユニオンは爆散し……GAME CLEARの文字が出てきた
「……と、こんなふうに専用のガシャットを使って倒すんだ、彼らは専用のガシャコン持ちでこれを持ってからかなり時間が経っている、だから使い慣れているが、新人だとこうは行かない、それを体験してもらおう、1人ずつやってもらうから頑張ってくれ」
あーあ、これ全員詰んだよ
そう考えていると
「比企谷君、卑怯は良くないわよ」
……面倒なのがきた