好きなものはパンと…   作:ミッシェルランドの中の人

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どうもミッシェルランドの中の人です。
今回でRoselia編終了なんですが、次の話から疲れそうな気がします。今回もノリノリで書いたので誤字脱字、その他わからない表現等あるかも知れません。発見した場合は教えていただけると幸いです。

※お気に入りやしおりを挟んでもらえるとモチベーションにつながるので面白いと思った方は是非お願いします。


秋の時雨と…

 あの夜隠していたことを打ち明けた。みんなにはあらかじめ許可をとっていたし、幸い通りかかった人がいなかったので大きな問題にはならなかった。その後この曲ができるまでの出来事を話した。それが今の彼女に必要だと感じたから。ただこれで立ち直ることがなければそこまでだろうと思いながら。

 

 翌日の練習に紗夜さんは来なかった。その理由は友希那さんから聞いていた。今の状態の紗夜さんを練習には参加させられないらしい。その日はあこちゃんのドラムが走りすぎないようにする練習と友希那さんに少しアドバイスというような練習メニューで始めようとしたときいきなりスタジオのドアが開いたと思ったら日菜さんが飛び込んできた。

「おねーちゃん、いるー!?」

「ヒナ!?どーしたの!?」

「外、すっごい雨降ってるの!」

「ああ、だから紗夜さんに傘を?」

「そうなんだけど……おねーちゃん、いないの!?」

「今日はここにはいない。でも紗夜ならまだ近くにいると思うわ。」

「日菜さんが傘を渡してくれないかな?」

「ん!わかった!リサちー、友希那ちゃん、晴希くんありがとー!」

「日菜…」

「ん?どうしたのー?」

「紗夜のこと、頼んだわよ。」

「…?う、うん……じゃわたし探してくるからー!」

なんだかんだ言いながら友希那さんも心配しているようだ。やはりこのバンドには紗夜さんが不可欠だと改めて感じた。

 

 翌日紗夜さんを除く全員が準備をしていると…

「おはようございます。」

「……!」

「あ、あの…紗夜さん…もう……」

「みなさん、ご迷惑をおかけしました。今度こそ、言葉通りこれまでのぶんを取り戻します。」

「紗夜……!よしっ!じゃあ練習始めようっ!」

「はい……!」

「なんかありました?顔が生き生きとしてる。」

「ええ。色々と吹っ切れました。」

「そりゃよかった。あなたには教えることが色々あるんで。」

「お手柔らかにお願いします。」

 

 あれから全力で教え続けた。俺の言う“正確な音楽”を、紗夜さんの言う“つまらない音楽”を、さらなる高みまで押し上げていった。そして迎える最終日、実は俺がきたときに作っていた新曲も含めてこれまでの成果を出すテストみたいなものを行うこととになっている。Roseliaのみんなは先にスタジオに入りリハを行う準備が整ったら俺が合流し演奏へと移る。そうこうしているうちにリサさんから『準備完了!」とメールが来た。スタジオに入ると今までにない緊張感が場を占めていた。

「じゃあいつでもどうぞ。」

「それじゃあいくわ『BLACK SHOUT』!」

 

 来たときとはまるで違う。ドラム、ベースはリズム隊として正確な音を奏で続ける。あこちゃんも周りの、リサさんの音を聞きながら走らないように頑張っている。相変わらずボーカルとキーボードのレベルは高い。そして本題のギターだが、正確な音に自信が“自身”が宿っている。本人は気付いていないかも知れないが思いが伝わってくる。だがまだ表情は変えないまだ彼女達の演奏は終わっていない。変に安心感を与えてこの緊張感をこの素晴らしい演奏を切らさないためにも表情は絶対に崩さない。

「じゃあ二曲目いくわ『Determination Symphony』!!」

 

 正直脱帽した。あの短期間でここまで仕上げてくるかと、このバンドの力は底知れないと言うことを思い知らされるような演奏だった。全員の熱が心が合わさっていく。本当にいいバンドなんだなと思いながら、最高の余韻を残しながら演奏が終わった。

「ん、言うことなし。完璧な演奏だった。」

「やったぁ!じゃあ打ち上げいきましょう!打ち上げ!」

「お、いいじゃーん。友希那と紗夜も来る?」

「私達にそんn「たまにはいいんじゃないでしょうか?」

「紗夜……仕方ないわね少しだけよ。」

「やったぁー!晴希さんもいきましょう!」

「わかったから、落ち着いて。」

 

こうして俺のRoseliaへの出張は終わりを迎えた。




後日談
紗夜さん、千聖さん、晴希による氷川日菜被害者の会(仮)ができました。


これからも応援よろしくお願いします。
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