好きなものはパンと…   作:ミッシェルランドの中の人

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どうもミッシェルランドの中の人です。
お気に入り人数50人に到達しました!ご愛読くださって本当に感謝の極みでございます。
ハロハピ編、次回で最終回のつもりです。長くなっていくのでポピパ編はどうなるのか…
これからも応援よろしくお願いします。

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洞窟の果ては…

「あれ?行き止まりだよ!」

洞窟は行き止まりに達した。いきなりの冒険の終わり。そして宝物がなかったことに弦巻さん以外の四人は残念そうだ。

「行けそうな道は迷った時に全部通ったから、おそらくここが洞窟の終点だろうね。」

「この地図は宝の地図じゃなかったってことかな?」

「それか、もう誰かにとられてたとか?」

「ええ〜!そんな〜!」

「それはハムレットを思わせる悲劇だね…」

「まあいい体験ができたんじゃないか?」

「冒険するのは楽しかったけど宝物がないのは残念だよぉ。」

「うーん……本当にここが終点なのかしら?」

何を言い出すんだろうこのハイテンションモンスターはいい感じに終わりかけていたからスッゴイ帰りたいんだけど…

「どうゆうこと?」

「あたし、まだ先があると思うの。地図に書いてあった『血の底に続く坂』ってまだみてないわ。」

「あーなんかそういうのもあったね。あったけど見逃しちゃったんじゃない?」

「そうかもしれないけど、もう少しここを調べてみたいわ。」

「えっ、まだやるの?もう帰りたいんだが。」

「ほらこころ、瀧上さんもこう言ってるし、ほら、行こ…」

「あら?」

「こころ?」

そこに弦巻さんの姿はなかった。

「こころんがいないよ?」

「えっ?でも、さっきまでここにいたよね……?」

「いましたけど、一瞬のことで何がなんだか…」

「どこにいるんだい、こころ。イタズラしてないで、出ておいで。」

「うう、返事がないよー。」

「ど、どうしよう。こころちゃんが消えちゃった……!」

この流れはまずいかもな…どう雰囲気を変えるか…

「まさか海賊の仕掛けた罠にかかって、どこかにさらわれたんじゃ……」

「「ええっ!?」」

最悪の状況は免れたらしい…

「と、とにかく黒服の人に連絡しないと…!えっと、スマホで……って、うわ!ここ、電波ないじゃん!」

「じゃ、じゃあ急いで別荘に戻ろう!ダッシュで戻って、黒服の人達呼んで来なくちゃっ!」

「ダ、ダメだよ……」

「花音さん……?」

「何かあったなら、早く助けないと……!戻ってる時間なんてないよ……!」

「花音さんの言う通りなるべく早く助けた方がいいと思う。まああんな感じならしばらくは余裕だろうけど、それでも人間には限界があるから早くしないとな。」

「たしか、こころちゃん壁を触ってたよね……」

「待つんだ、花音!罠があるから触ると危険だ!」

「こ、怖いけど……でも、こころちゃんを助けなくちゃっ……!」

花音さんがみんなを引っ張っていってるから雰囲気が壊れずにすんでる。なるべく俺も俺なりに考えて頑張らないとな…

「きゃあっ!?」

 

今回の冒険は一筋縄では行かないようだ……




イカルガさん、Azure Plumさん、アサシンしゅんさん
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