好きなものはパンと…   作:ミッシェルランドの中の人

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どうもミッシェルランドの中の人です。
なんと自分が確認した時は(12/14)日間ルーキーランキングの30位にランクインさせていただきました。
これも皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。
これからも皆さんのご期待に添えるよう頑張っていきたいと思います。

誰が喋っているのかわからない。などのご意見、ご感想お待ちしてます。


※お気に入りやしおりを挟んでもらえるとモチベーションにつながるので面白いと思った方は是非お願いします。


思い出したのは夕焼けと…

 9月1日学生達は夏休みが終わり二学期が始まる時期。つまり俺たちが転入する日だ。バイトや今の生活にもまだまだ慣れていないのにもかかわらず、また新しい環境に身を投じなければならないことに若干の不安を感じながらも、俺とユートは期待に胸を膨らませながら通学路を歩く。なぜ俺とユートかというと、他の3人とは学校が違うのだ。俺とユートが通うのは羽丘学園。5年前から少子化の影響を受け、共学化した学校だ。トモ、ショウ、ジローが通うのは花咲川学園。こちらも少子化の影響を受け一昨年から共学化した学校だ。分かれた理由は単純に制服の好みだ。ちなみにユートがAクラス俺がBクラスだ。

「そういえばおまえ例の“五人組”の件なんかわかったのか?」

「あーー…全然。どっかで見覚えがあるようなって感じなんだけど思いだせん。」

「まあゆっくり考えていけばいいだろ。それよりもまずは学校だな。」

「だな。」

 

 そうこうしているうちに俺たちは学校についた。まずは職員室に行き担任の先生に挨拶をする。紹介はHRの最後だそうだ。教室の近くに移動する。一度転校生の気分を味わってみたいと思ってはいたが、思ったより緊張するようだ。こうやって考えているうちにもHRは着々と進んでいく。そしてついに、『入ってきなさい』と声がかかった。ドアを開けゆっくり教壇の近くまでゆっくり歩いていく。女子からはヒソヒソと歓喜の声が、男子からはどんなやつだろうかという話し声が所々から聞こえてくる。自分の名分の名前を黒板に書き、振り返って自己紹介をする。

「瀧上晴希です。家の事情でこちらに引っ越してきました。これから2年半の間よろしくお願いします。」

とお辞儀をして周りを見渡してみるとあの“五人組”の四人がこちらを見ながら何やらヒソヒソ話している。しかも席はどうやら“五人組”の一人の銀髪の子の隣のようだ。

 

 休み時間には当然クラスメイト達から質問攻めにあう。フライハイトとはバレないように当たり障りのないことを答えていく。休み時間の終わりのチャイムがなると、蜘蛛の子を散らすように各々の席につく。ふと横を見ると隣の子が話しかけてきた。

「ね〜ね〜今日の放課後って空いてる〜?」

「放課後?今日はバイトもオフだし空いてるけど?」

「それじゃあ6時ごろに〜屋上に来てくれない〜?」

その誘いはこちらとしてもありがたいものだった。“五人組”について聞くことができるチャンスだ。多少なりとも好意には敏感なつもりだ。おそらく告白の類ではないはず。

「わかった。6時ごろな。んじゃそれまで図書室にいるつもりだからなんかあったら呼んでくれ。」

「りょ〜か〜い。」

 

 現在の時刻は5:50分。呼び出された時間の10分前だ。個人的に約束の時間の5分前には着きたいのと、本の区切りもちょうど良かったので、移動することにした。外はすっかり“夕焼け”色に染まり部活動も少しずつ帰り始めた時間帯だ。…“夕焼け”?…何か大切なことを忘れているような気がする。そう考えながらも階段を上がり屋上の扉を開けた。そこにはもう“五人組”が揃っていた。

「早かったね。」

「まあ、待たせるわけにもいかねえしな。それで、なんで呼んだんだ?」

「やっぱり覚えて無かったみたいだよ。」

「じゃあみんなで“あれ”やるか。」

「そうだね。」

「それじゃあ、やりますかぁ〜」

あれってなんだ?何をするつもりだ?

「セーの」

『久しぶり(だね)「晴希」「は〜君」「ハル君」「晴希」「晴希くん」』

 

 

「ああぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

 

今までモヤモヤしていた全てが繋がった。どうやら本当に大切なことを忘れていたようだ。




叢雲神さん、ヴァンヴァさん、ティアナ000782さん、ミツネ/さん
そして非公開にされている匿名の方。
お気に入り登録ありがとうございます。
重ねて叢雲神さん評価ありがとうございます。
これからもゆっくりと投稿していくので応援よろしくお願いします。
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