好きなものはパンと… 作:ミッシェルランドの中の人
初夏にRASが来るらしいですからね…破産しそう…でもコンプできたらいいな…
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幕は上がる、もちろんオープニングは俺たちが飾る。Pastel*Palettesは仕事の関係から前半、Roseliaは後半、Afterglowは規格の関係上このライブの中盤となっている。いつか本当に俺たちのライブに参加できるようになってほしいと願いながらもオープニングを終える。
「お疲れ。」
「おう、控え室で待ってていいんだけど?」
「いや、ここで他のバンドを見てみたい。」
「いいんじゃないか。新しい『いつも通り』の参考になったらいいな。」
「今日はありがとうね。」
「ひまりにも礼言っとけよ。」
「ひまり?なんで?」
「ひまりがライブ探してるって言ってくれたおかげで誘えたからな。」
「そっか。頑張ってたんだねみんな。」
「お前もな。」
俺は無意識に蘭の頭を撫でていた。
「…ああ、悪い昔近所の子供とかにやってたけど嫌だったか?」
「さすがに恥ずかしい///」
「ん、悪い。」
「蘭がなかなか帰ってこないと思っていたらいい雰囲気ですなー」
「モ、モカ。そんなんじゃないし。」
「せっかくならモカも他のバンドの演奏見学したら?」
「そーする。蘭を一人にはできませんしー」
「どうせならみんなも呼ぼうかな。」
「とりあえずは邪魔にはならないようにしとけよ。」
「りょうかーい。」
少しでもAfterglowにとっていい刺激になるとと思いながら俺も集中するために企画と出番まで控え室に籠ることにした。
〜side 蘭〜
どのバンドも本当にレベルが高い…アイドルの人達だってすごく輝いている。今回のイベントに全力を注いでるっていうのがよく伝わってくる。
「どのバンドの人もすごいねっ。」
「ああ、どれだけ練習を頑張ったのかが伝わってくるな。」
「私達も負けてられないね。」
「大舞台でもツグってますな〜」
「うん、みんな『いつも通り』だね。」
“Afterglowさん準備お願いします。”
「出番だな。」
「皆な頑張ろうっ。」
「ツグってこ〜」
「『いつも通り』に。」
「じゃあみんな行くよ〜えいえいおー!」
「「「「………」」」」
「も〜こういう時くらいやってよ!!」
「これも『いつも通り』だからね。」
今から体験したこともないような大舞台に立つ。晴希の用意してくれたこの舞台を、あたし達の夢のためにも成功させないと。
舞台に上がるとやっぱり誰だろうって言う雰囲気があたし達を襲う…でもここで負けたらダメだよね。
“今回の新人さんはAfterglowって言うバンドです。実はハルの幼馴染みなんですけどそれでも実力はかなりあると思います。いいなって思ったら是非名前だけでも拡散してくださいね。それではどうぞ!”
智也さんの進行であたし達の紹介をしてくれた。ここからはあたし達が頑張る番だ。
「どうもAfterglowです。あたし達は幼なじみの5人がずっと一緒にいられるようという思いでバンドを作りました。まずあたしがギターボーカルの美竹蘭です。そして、」
「リードギターの青葉モカでーす。」
「ベースの上原ひまりですっ!」
「ドラムの宇多川巴です。」
「キーボードの羽沢つぐみっていいます。」
「今回は二曲演奏させていただきます。まずは一曲目“That is how I roll”!」
会場は思ったよりもあたし達の演奏が良かったのかどよめいているみたい。次の一曲…次の一曲であたし達はすごいバンドなんだって証明する。大丈夫、みんなで作ったからきっとできる。
「では、次の曲です。この曲は新曲でここで初めて披露させていただきます。」
「基本の作詞はギターボーカルの蘭がやってくれるんですけど、この曲はみんなで意見を出し合って作りました。」
「アタシ達の思いが全て詰まった曲です。」
「この曲を披露できる機会を作ってくれたフライハイトのみなさんとこの場にいるすべての人に感謝を込めて弾かせてもらいます。」
「ちょーエモい曲なんでしっかり聴いてくださいねー」
「それでは聞いてください“ツナグ、ソラモヨウ”」
ほほhpさんお気に入り登録ありがとうございます。
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