好きなものはパンと… 作:ミッシェルランドの中の人
次のRAS追加のためにせっせと石集めに没頭しています。コンプできるといいな。
※お気に入りやしおりを挟んでもらえるとモチベーションにつながるので面白いと思った方は是非お願いします。
音から伝わってくる、全員の覚悟だったりこのライブに対する思いが。
「ん、あれ?ハル泣いてる?」
Afterglowの、蘭達のライブを、成長を目の前にしてどうにも感動してしまったらしい。
「まあな、いろいろ大変だったからな。」
「あ〜ギクシャクしてた感じだったもんな。」
「迷惑かけたなユート。」
「ん、問題無い。次俺が困ってたら手助けしてくれよな。」
「まかせろ!」
Afterglowのことばかり考えていたが俺たちの友情も深まっていたようだ。
〜 side蘭 〜
演奏が終わって少しの静寂が訪れる。もしかしてそこまでよくなかったのかなという不安が頭によぎったそのとき、
“ワアァァァァァァァ”
と大歓声が上がった。余韻に浸っていたいけどあたし達は今回招かれた側だからいつまでもここにいるわけにはいかないから。
「ありがとうございました。Afterglowでした。」
と一言添えてステージを後にした。ステージから控え室に戻るときにいくつかのバンドからよかったよと声をかけてもらった。少し恥ずかしかったけど簡単なお礼を返して控え室に戻る。
「ふぅ……っ!みんな、おつかれ!最高のライブだったな!」
「ううっ…うう〜〜!!蘭〜〜〜!!」
「うわっ!?ちょ、ひまり!急に抱きつかないでよ!」
「だってぇ〜……歌ってる蘭、すっごくかっこよくて……ていうかみんな、ほんとにかっこよくて……私、みんなと幼馴染でよかったな〜って……」
「ひーちゃん、大げさなんだから〜」
「でもね、今日のみんなの背中、本当にかっこよかったんだよ。いつもよりずっと!」
「ひまりが大げさなのはいつもだけどさ……あたしも今日、本当にみんなと幼馴染でよかったって思った。みんながいたから今のあたしがあるんだって思ったら、本当に、この五人でずっと一緒にいたいって思ったっていうか………あ……」
「思ったっていうか〜?」
「なんでもない!モカがそうやって茶化すからもう言わない。」
「モカ〜、ダメだろ?からかうなら最後まで聞いてからにしろよ〜?あははっ。」
「うっさいなあ!」
「ふふっ。やっぱりこういう蘭は、ずっと変わらないでほしい!」
「あはは……私も、ちょっぴりそう思うな。」
「つぐみまで!?ホントにもう、みんな……」
モカ達にからかわれていると突然トントンとノックされた。
「え、えっとどうぞ。」
「よっ!お疲れさん。」
「あっ!晴希〜ありがとうね誘ってくれて。」
「一応ここではハルで通してくれないかな…結構大歓声だったし悪くないメジャーデビューじゃないのか?」
「あれ〜?はーくん泣いてた〜?」
「あ、やっぱバレる?」
「「「「ええ!?」」」」
「え?晴k…じゃなくてハル泣いたの。」
「意外だなハルが泣くなんて。」
「ハル君感動してくれたんだ。」
「お前らがあの状態からここまでにしっかり成長したって思うとな。」
「ハルが側にいてくれたから乗り越えられたよ。ありがと、ハル。」
「これくらいならいつでも。」
「じゃあ後はゆっくりはーくん達のライブを見させてもらうね〜」
「しっかりみとけよ。そんで武道館ライブの参考にでも。」
ハルは私達の夢も応援してくれるみたいだ。今回のライブが夢のためにいい影響を与えてくれるといいな。
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