好きなものはパンと…   作:ミッシェルランドの中の人

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どうもミッシェルランドの中の人です。
もうすぐクリスマスですね。特に予定もないですし、小説の投稿日なのでちょっと特別なことでもしようかと考えております。お正月とかにも同じようなことができたらなと思ってますので、応援よろしくお願いします。


※お気に入りやしおりを挟んでもらえるとモチベーションにつながるので面白いと思った方は是非お願いします。


乱入者はまりなさんと…

 あの幼なじみ対面から一週間。ユートとAfterglowのメンバー達と一緒に昼飯を食べることも日常化してきた。そんな中、「ハル君達の演奏が聞きたい。」とひまりが切り出してきた。

「なんでまた唐突に?」

「だって〜、前にやってるって聞いたけど実際にどんなものか気になるじゃん。」

「確かにな。変わりみたいになるけどあたし達の演奏も聴いて欲しいし。」

「蘭ちゃん、モカちゃん今日大丈夫?l

「あたしは大丈夫。」

「モカちゃんも今日はバイトがないからいいよ〜」

「俺は問題ない。ユートは?」

「何にもないし花咲川(あっち)も大丈夫みたい。」

「じゃあ今日行こう。ひまりちゃん予約できる?」

「空いてるって、17:00からでいいよね?」

「了解。向こうにも伝えておく。」

そう言ってメールでバレないように、オリジナル曲はやらずにカバー曲だけを演奏することを話し合った。

 

「予約していた上原です。」

「はーい。今日は2番のスタジオね。ってあれ?瀧上君も演奏するんだ後でちょっと聞きに行こうかな?」

「堂々と仕事をサボる宣言しないでくださいまりなさん。」

「もー冗談だよ。」

あれは半分本気だ。釘を指しといたけど盗み聞きしにきそうな気がする。まあ、バレなければ別にどうでもいいけど。

「それじゃあ先にあたし達からいくよ。」

『That Is Hou I Roll!』

 

 正直に言って驚いた。かなりレベルの高い演奏だったし、ここまでロック調でくるとも思っていなかった。トモに至ってはぶつぶつと「今度のライブに招待するのもありか?」と言っていた。

「どうだった?」

「めちゃくちゃうまいじゃん。」

「これがモカちゃん達の実力なのだ〜」

「まあ“いつも通り”だね。」

「んじゃ俺らも負けてられないな。まあオリジナル曲がないからカバーで行かせてもらうけど。」

「2曲やるぞ晴希。」

「おまえがギター持ったってことはあれね。リョーカイ。」

「んじゃ一曲目『ロストワンの号哭』二曲目『God knows...』続けていくよ」

 

 俺たちの演奏が終わった。一曲目はもちろんトモがボーカル。二曲目は俺がギターボーカルをした。少しばかりの静寂の中出入り口から拍手が聞こえた。

「いや〜すごいね〜圧倒されちゃったよ。」

やはり犯人はまりなさんだった。

「盗み聞きは趣味が悪いっすよ。」

「でもものすごい演奏だったのは事実だよ。ねえみんな。」

「うんとっても上手だった。」

「聞いてて圧倒されたな。」

「私さ聞いてて思ったんだけど、よかったら私たちに「教えてくれませんか?」

『?』

声がしたのは出入り口の方だった。そこには猫耳?みたいな髪形の少女とロングヘアの少女が立っていた。その後ろに金髪のツインテールの子、茶髪のポニーテールの子、黒髪のショートヘアの子がこちらの様子を伺っているようだ。おそらくどっかの誰かがこっそり聞くために扉を開けてたから音が漏れていたのだろう。犯人の方を見てみると少しは申し訳なさそうにしていたが、何かを思いついたのか悪い笑みを浮かべはじめた。

「私のセリフ取らないでよ〜」

「香澄達じゃんどうしたの?」

「あのね蘭ちゃん私たちも練習に来たんだけど、まりなさんがいなくて探してたらここから聞こえてきたの。」

「それで聞こえてきた音がとってもキラキラドキドキしてて、私たちもこんな風に演奏できたらなって。」

「それで教えてもらおうって思ったわけだね。」

「おい香澄!おまえいきなりそんなこと言っちゃめいわk…」

「ああ、誰かと思ったら同じクラスの市ヶ谷さんじゃん。」

「ん?士郎知ってんの?」

「ん?ああ、クラスメイト。」

「はいはーいちょっといいかな?」

「どうしたんですかまりなさん?」

「私にいい考えがあるんだけど。」

そう言ったまりなさんの顔はどう見ても悪いことを考えてる顔だった。




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