提督業再開しました   作:刻の風

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遂に近隣泊地との演習が始まる、明石謹製装備の性能は如何に


提督業の艦隊演習

〜〜〜リンガ泊地、演習待機所〜〜〜

 

 ああ…空はあんなに青いのに…私は不幸だわ…

本当ならば今頃は読書に勤しむ時間だというのに…よりによって他泊地との演習だなんて…

私の不幸が周りに移らなければいいのだけれど…山城…その顔は貴方も同じ事を考えているのね…

 

 ああ、不幸だわ、本当ならば今頃は読書に勤しむ扶桑姉様をゆっくり眺める時間のはずなのに…

ああ、でも海を進む姉様も凛々しくて素敵…もう演習なんてどうでもいいわ…姉様さえいればそれで…

 

〜〜〜リンガ泊地、執務室〜〜〜

 

曙「クソ提督、相手方の演習艦隊が待機所に着いたわ、そろそろスタートするわよ」

新城「そろそろか…相手の編成記録を見るに相当だな…」

曙「ええ、特に蒼龍と飛龍、この2人は半端じゃあないわ」

新城「だが扶桑姉様も相当だぞ…この火力値はエグいて」

曙「だけど…変なところでの被弾があるわね…」

新城「不幸ってか?そんな冗談あるわけないだろ」

曙「っさいわね!ほら、もう始まってる、見に行くわよ」

新城「さて…どうなってるんだか」

 

パンッ

 

〜〜〜リンガ泊地側〜〜〜

 

加賀「赤城さん、空砲が鳴ったわ、始めましょう」

赤城「ええ、それに今回も油断は禁物のようですね」

加賀「ええ、蒼龍と飛龍がいますからね」

赤城「第一次航空隊、全機発艦!」バヒュンッ

加賀「うちの子達からだわ、向こうは…!正規空母2隻に加え航空戦艦が2隻!?」

赤城「流石に不味いですね…数の上では航空戦力は向こうが上…ならば質で勝負するしか無さそうね」

加賀「望む所です」

赤城「入電!第一次航空隊、敵航空戦力突破6割強!航空優勢!」

加賀「敵航空戦力の削減に成功、航空戦艦2隻を中破、正規空母1隻を小破、重巡は被害軽微…やりました」

加賀「対空電探に感有り!来るわ!」

赤城「直掩機!急いで!」

 

〜〜〜トラック宿地艦隊〜〜〜

 

蒼龍「ねぇ飛龍、今日は加賀さん達が相手だね」

飛龍「そうね…でも楽しみね」

蒼龍「え〜?私はすっごい緊張してお腹痛いけど」

飛龍「強くなった…成長して私達を見てもらえるいい機会じゃない?」

蒼龍「うん、いいね、そう考えようかな!」

飛龍「じゃあ行くよ蒼龍」

蒼龍「うん、飛龍」

飛&蒼「「全航空隊、全稼働機、発艦はじめ!」

飛龍「自軍航空隊、敵航空隊と接触!…7割落とされてる…」

蒼龍「向こうは6割残ってるかぁ、でも加賀さんだけにしては航空機多くなかった?」

飛龍「え…やっやめてよ蒼龍」

蒼龍「でもこの泊地には赤城さんもいるよ?」

扶桑「2人とも、喋るのはそこまでよ、来るわ!」

蒼龍「直掩機は…間に合わない!」

 

接触、リンガ泊地側航空隊による攻撃が成功する、明石謹製のクラスター魚雷は想像以上の威力を発揮し、その威力は明確に現れた

 

扶桑「きゃあ!何よこれ…ただの魚雷じゃないわ…船底の装甲ぬかれかけてる…1発でこれは…」

山城「扶桑姉様も同じですか…爆撃の方は変な液体が入ってただけで威力は全然ないですが…」

扶桑「気を引き締めて行きましょう、どうやら本気でかからねばならなそうです」

飛龍「被害報告!蒼龍小破、扶桑、山城中破、最上、三隈は被害軽微!」

蒼龍「相手は…そんな!」

最上「蒼龍さん?」

蒼龍「戦艦1隻小破、以上」

扶桑「圧倒的ね…」

三隈「索敵機より入電!敵艦隊との距離3000!」

 

まだ目には見えないが万全の状態で進軍してくる艦隊がいる、既に戦力を4割程削られた艦隊にはそれだけで脅威であり、一種の諦めをも生む

 

蒼龍「やっぱりかぁ…赤城さんいるし…」

飛龍「じゃあ今の加賀さん…」

蒼&飛「「無敵モードじゃん…」」

 

そんな中扶桑は旗艦として仲間に冷静に指示を下す

 

扶桑「全艦単縦陣にて接敵!距離1200より砲撃はじめ!」

一同「「はい!」」

 

〜〜〜リンガ泊地艦隊〜〜〜

 

加賀「被害は陸奥さんの小破だけね」

赤城「上々ね」

長門「2人ともよくやってくれた!砲撃戦は我らに任せておけ!」

足柄「戦場が…勝利が私を呼んでいるわ!」

長門「しかしこの砲弾は大丈夫なんだろうな…」

足柄「明石さんが言うには特殊製法で艦娘本体への害は無く偽装だけを溶かすそうです、高速で」

那智(それってほぼ解体じゃあ…)

 

〜〜〜トラック宿地艦隊〜〜〜

 

扶桑「変ね…さっきから動作不良が起きてる…特に電探系が酷いわね」

山城「扶桑…姉様、」

扶桑「山城!?どうしたの!?貴女外装殆ど無くなってるじゃない!」

山城「さっきの変な液体を浴びた所から溶けて…」

飛龍「私の飛行甲板もエレベーターの調子が変だわ」

蒼龍「私は通信系の装備が」

扶桑「最上さんと三隈さんは?」

最上「僕は平気だけど…三隈がね…」

三隈「もう…ダメですわ…」

最上「三隈!?」

扶桑「見た感じ大破まで行ってるわね…貴女は山城と共に戦線離脱、港に戻ってなさい」

山城「扶桑姉様!それでは艦隊に影響が…」

扶桑「気にしないで山城、貴女の分まで働くわ…貴女の姉なのよ?」

山城「すみません扶桑姉様、お言葉に甘えさせて頂きます…」

三隈「最上…後は頼みますわ…」

最上「勿論だよ、心配しないでよ」

扶桑(戦況は絶望的…航空母艦として…いや、主力としての火力も期待できない…こんな状況でどうしろと…!)

 

〜〜〜リンガ泊地艦隊〜〜〜

 

赤城「敵艦隊は戦列から2隻抜けますね、三隈さんと山城さんです…旗艦は堕ちませんか…」

加賀「敵艦隊の火力を大幅に削げたわ、それだけで十分、」

 

両者距離1200に達する、するとリンガ泊地側に水柱が上がる

 

長門「むぅ…敵は既に気付いていたか…もっと肉薄したかったが仕方あるまい!全艦、砲撃用意!距離1200!全砲門一斉射!」

 

長門が指示を下した直後、複数の砲撃音が一塊の轟音となって海原に響く

 

〜〜〜トラック宿地艦隊〜〜〜

 

飛龍「!砲撃成功!…されど夾叉!」

扶桑「流石に遠すぎたかしら…」

最上「敵艦隊砲撃!」

扶桑「全体回避行動!」

 

先程とは逆に扶桑艦隊側に水柱が立つ、

 

扶桑「被害報告!」

最上「全弾夾叉!」

扶桑「全員無事ね、艦隊全速前進!敵艦隊砲撃しながら距離を0まで詰めます、全艦突撃用意!」

 

扶桑は大きく息を吸い声を張って命令を下した、この判断が正しいと自分に言い聞かせるためにも…

 

扶桑「突撃開始!」

 

その瞬間、トラック宿地艦隊の意思を理解したようにリンガ泊地艦隊も速度を上げ互いに砲撃をしながら距離を詰める、そしてついに距離は0になる

 

会敵

 

長門「赤城、加賀は後方から制空権確保に徹しろ!折を見て爆撃も忘れるな!」

赤城「はい」

加賀「了解」

長門「陸奥、足柄、那智の3艦はこの長門に続け!」

 

その瞬間、両艦隊の交戦が本格化した、砲弾が飛び交い、艦載機は入り乱れる、まるで本物の戦闘の如く

 

 

 

 

 

 

 




次回本格的な戦闘に入ります!長門さんお得意殴り合いは出るのか!?

 現在2日より活動報告よりリクエストを実施しております、是非、沢山のリクエストをお待ちしております、こんな艦娘を出して欲しい、などなんでもいいのでおかき寄せください、今後の執筆での意見として参考にする可能性もあります
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