新城は深海棲艦の一行を来賓室に通し、先ずはもてなした
新城「えっと…太平洋棲姫さん、港湾棲鬼さん、初めまして、ここの責任者で今回の交渉の発案者の新城だ、宜しく頼む」
太平洋「宜シク頼ム…」
港湾「同ジク」
瑞鶴「えっと…一応護衛役の翔鶴型2番艦の瑞鶴…です、」
ヲ級「護衛役ノヲ級ダ…」
新城「…じゃあ始めさせて頂きます、今回の交渉の内容はMI海域と当泊地近海に置いての作戦行動についてです」
港湾「MI海域ヲ渡セトイウノナラムリ」
新城「いや、そうじゃない、近々MI海域に連合艦隊が行くが」
太平洋「ガ?」
新城「唯の張りぼて艦隊だ、こちらとしては攻略する気など毛頭無い、適当に夾叉程度の砲撃をして追い返してくれないか?もちろんこちらも夾叉程度の砲撃を2〜3発して帰る、」
港湾「ハ?ナニカ意味ガアルノカ?」
新城「此方の内情でな…あまり深くは聞かないでくれ…そのかわり打つ砲弾にはありったけの嗜好品を詰め込もう」
港湾「ソンナコt「ノッタ」
瑞鶴「ブッフォ」
太平洋「コーヒーハ必須ダゾ」
港湾「正気カ!?」
太平洋「別ニ実害無イシイイダロ」
宿地「ダガ…」
太平洋「ジャアナカニチョコレート入ッテテモイラナイナ」
港湾「!?」
太平洋「サァ、ドウスル、フタツニヒトツ」
港湾「今回ダケダゾ…」
新城「じゃあ一つ目の交渉は成立だな、もう一つある」
太平洋「ナンダ?」
新城「我々人類と深海棲艦とはまだ深い確執があり、文化の理解もままならなく、当然終戦も見えない」
太平洋「ダナ」
新城「そこでだ!我々リンガ泊地と深海棲艦で文化と人員の交流をしないか?」
瑞鶴「!?!?」
ヲ級「!?!?」
新城「勿論、この対価として深海では採れない嗜好品等を毎月一定量譲渡しよう」
港湾「…イイダロウ…ダガ具体的ニハドノヨウニ交流スルンダ?」
新城「深海側から何名か留学艦を出して貰い、相互理解を深めると共に、終戦の糸口を探していく」
太平洋「留学艦ノ安全ハ保証サレルノカ?」
新城「勿論、軍の名にかけてな、」
港湾「分カッタ、マズハ駆逐艦ヤ潜水艦、軽巡カラ始メテ最終的二姫ヲ派遣シヨウ」
新城「ありがたい、ではこれでいいか?何か意見等があれば忌憚なく頼みたい」
太平洋「大丈夫ダ、コレデイイ」
港湾「アア、」
新城「じゃあ成立だな…誓約書を作りたいがいいか?」
太平洋「アア、問題無イ…コチラニハこぴーヲ頂コウ」
新城「分かった、ではこの紙に判子…あれ?判子もってる?」
港湾「血判デイイダロウ」
新城「…わかった、では曙、小刀を持ってきてくれ」
〜〜〜
曙「はい、これでいいの?」
新城「ありがとう、じゃあ俺から…はぁ!」タンッ
太平洋「次ハ私ダナ…セイ!」タンッ
港湾「カセ、…」タンッ
新城「じゃあこれでいいな、茶でも飲むか?良いのがあるぞ」
太平洋「イヤ、結構…コレデ失礼スル」
新城「そうか…じゃあ見送ろう、」
港湾「結構ダ」
新城「…そうか…ではここで失礼しよう、」ペコッ
ガラッ
太平洋「デハマタ」
港湾「」ペコッ
ヲ級「ヲ…」
ドボーン
一同(窓から行くんだ…)
新城「怖かったよおおおおおおおおおおお!」ダキッ
瑞鶴「てっ提督さん!?何してんの!?///」
新城「殺されるかと思った…」
瑞鶴「わからなくもないけど…ほら、曙ちゃんも見てるから!」
曙「」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
新城「」ヒィ!
曙「艦娘襲ってる暇あったら仕事しろ!クソ提督!」ガッ
新城「すみませんでしたぁ!」ズルズル
瑞鶴「あはは…」
〜〜〜数分後〜〜〜
長門「提督よ!さっきの深海棲艦は一体なんだ!」
新城「ああ、そうだ…これから放送でみんなに説明するから、取り敢えず部屋に戻ってろ」
長門「…?」
すみません、ログインパスワードを忘れて入れませんでした…気をつけますね…