提督業再開しました   作:刻の風

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駐留

新城「一応ここが予定されていた集合地点…だよな…?」

 

戦艦「アア…聖地MIダ…貴様等ニ力ヲ貸スノハカマワナイ、ダガ一ツ約束シロ」

 

新城「内容は」

 

戦艦「我々トノ終戦ヲ約束シロ」

 

新城「…元からそれを目的にしてるんだが…」

 

戦艦「ソウカ…ナライイ…」

 

太平洋「新城…西ノ港ニ貴様等ノ仲間ガ到着シテイル…イッテヤレ」

 

新城「すまない…助かった…」

 

〜〜〜

 

西ノ港に着くと多勢の、提督と思わしき人物や艦娘達が互いの安否を確認し合い、生存を確かめて喜び…死を確かめて嘆き合っていた

その中には当然新城の知る人物もいて

 

元帥「新城君、君との打ち合わせ通りで助かったよ」

 

新城「いえ…万が一を考えるのは軍人として当然ですので」

 

武田「お前〜、元帥の前だからってそんな恭しくしちゃって〜、お前がやってるの見るとなんか笑えるな」

 

新城「お前がゆるすぎるんだよ!元帥の前だぞ!?」

 

元帥「気にするな…今は元帥ではない…ただの老木だ、タメ口で構わんよ」

 

新城「元帥、佐伯の野郎がやろうとしている事は一体なんなんだ?俺個人を潰そうとするならわかる、だが多勢の提督を

敵に回してまで行動する意味がわかんないな…」

 

元帥「奴の…妻の事があるのだろうな…」

 

新城「妻?彼奴の?」

 

元帥「ああ…艦娘でな…球磨という軽巡の娘だったか…」

 

武&新「「艦娘!?」」

 

元帥「ん?何を驚いている…」

 

武田「いや…あんな艦娘に人権が無いとか言ってる奴の奥さんが艦娘って…」

 

元帥「ああ…奴は最初からあんな輩だったのでは無い…妻を失った…それが原因で変わった…

 

新城「……失礼…俺の記憶に間違いがない限り球磨は初号作戦の旗艦を務めた艦娘…だよな?」

 

元帥「ああ…そうだ…戦には勝った…だが多くを失った…球磨の所属していた艦隊で帰って来たのは大和と…武蔵…そして響という駆逐艦だけだ…」

 

新城(響!?うちの泊地のか…?やけに一人だけ練度高いと思ったが…そういう事か?)

 

元帥「択捉島と南鳥島、与那国島…そして沖ノ鳥島の4島を同時攻略、奪還したその作戦群を一括りで初号作戦と言うが…沖ノ鳥島の奪還部隊は壊滅…勝ちはしたが痛手が大きかった…」

 

武田「それで彼奴はブチ切れてあんな奴に成り下がったと?」

 

新城「だろうな…」

 

元帥「彼奴は球磨にベタ惚れだったからな…呼び方なんて「球磨お嬢」だ…」

 

新城「うわぁ…」

 

武田「想像できねぇ…」

 

元帥「それだけ大事な存在だったという事だ…」

 

新城「なんかもう一回彼奴をぶん殴りたくなって来た…事情はあるかも知れんが他の艦娘に当たってんじゃねぇよ…」

 

武田「お前の所の憲兵さんから聞いた…お前の所の秘書艦…大変だったんだな」

 

新城「…ぼのたんの身体と心…両方から光を奪った彼奴は…絶対に許せん…」

 

元帥「…ふむ…では策を練らんかね?」

 

新城「策?」

 

元帥「ああ…幸か不幸かここには多くの艦娘と提督が集まっている…彼奴の軍部内での支配機構が根付く前に反抗せねばなるまいよ」

 

新城「なるほどな…じゃあ呼び掛けてくれないか?俺が言っても集まらなそうだし…」

 

元帥「それもそうだな…ではそうしようか…」

 




佐伯の死に様を考えると…ワクワクするね…
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