ピンポンパンポーン
提督「掃除中に失礼する、鎮守府内全艦娘に向けて放送する、駆逐艦、軽巡、潜水艦、以下の寮に住む者は所属する隊の重巡以上の艦娘の部屋に転入せよ、繰り返す、駆逐艦、軽巡、潜水艦は所属する隊の重巡以上の艦娘の部屋に入居せよ」
艦娘達「えぇぇぇぇぇ!?」
〜〜〜戦艦寮にて〜〜〜
?「っし!これで駆逐艦を…ふひひひひ」
?「ちょっと長門?何気持ちの悪い笑み浮かべてるのよ」
長門「なっ何でもない!私はこの事を提督に確認をとってくる!」
?「なら私は迎えに行ってくるわ」
長門「ならば一緒に行かないか?陸奥」
陸奥「いいけど…提督は?」
長門「こっちの方が大事だ」
〜〜〜空母寮にて〜〜〜
?「私達はあの子達に辛い思いをさせてしまっていた…私達はいいけれど…あの子達は大丈夫かしら」
?「加賀さん、それをいう資格は私達にはないわ…だからせめて…これからは少しでもあの子達に笑ってもらえるように頑張りましょう…」
加賀「そうね…私はあの子達を迎えに行くわ、赤城さんは?」
赤城「加賀さんが行くのなら私も一緒に行くわ、」
加賀「では早速いきましょう」
〜〜〜重巡寮にて〜〜〜
?「あの…私達がまだあの子達と接してもいいんでしょうか…」
?「羽黒…仕方ないとは言え私達の所為で多くの駆逐艦を沈めてしまったのも事実、彼女達に敬意を示し、これからで謝意を示すしかない、」
羽黒「そうですね…でもどうやって」
?「迎えに行こう、まずはそれからだ」
羽黒「そうですね、那智姉さん、行きますか」
那智「ああ、暖かく迎えよう、小さく、だが誰よりも勇敢な戦士達を」
〜〜〜駆逐艦寮にて〜〜〜
吹雪「司令官!一体さっきのはなんですか!?」
新城「いや?言った通りだけど?」
吹雪「なんで…私達は寝袋で十分ですよ!」
新城「お前達は戦艦達は嫌いか?」
吹雪「いいえ‥でもなんで…」
新城「戦艦達もきっと同じだ、責任も感じてるだろう、だから、彼女達にチャンスを与えてあげて欲しい」
吹雪「チャンス…ですか?」
新城「ああ…あいつらが、またお前達と笑えるようになるチャンスだ、駄目か?」
吹雪「そんな!駄目だなんて…でも…みんなで笑って過ごせるのなら…そんな未来があるのなら見てみたいです!」
天龍「しかしオレたち軽巡までいいのかよ」
新城「ああ、軽巡もどうせこういう有様だろう?」
天龍「まぁそうだけどよ…」
新城「それに、向こうだって思う所はあるはずだ、じっくりと腹ん中割って話してこい!」
天龍「そうだな!…あいつらと久しぶりにまともに向き合ってやるか!」
ザワザワガヤガヤ
新城「お、来たみたいだぞ、行ってやれ」
吹雪「…はい!司令官、何から何までありがとうございました!」
ガチャガチャ
新城「ふぅ、もうこんな時間か…厨房に戻るかなっと!」
〜〜〜鎮守府改革編終了〜〜〜
なんか…2日に一回更新する予定が毎日更新になってる…フシギナコトモアルモンダナー