提督業再開しました   作:刻の風

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艦隊大演習編
提督業の案件電文


新城「鎮守府全艦娘に放送する、食堂に食事を用意してある、早い者勝ちだ、艦種は関係ないから好きに食べてくれ、以上」

 

浜風「え!ごはん!?」

舞風「ごはんってあのごはんのことだよね!」

野分「当たり前じゃない…でも…補給以外で摂取何かをするの久しぶりかも」

舞風「加賀さん!赤城さん!一緒にいきまsh…!?!?!?」

加&赤「「ふふふふふっふふふ」」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

舞風「なんか怖いんですけど…」

浜風「きっ気のせいよ…きっと…多分」

野分「まっまあ行きましょう?無くなってたら嫌ですし、ってあれ?加賀さんと赤城さんは?」

舞風「なんか…すごい勢いで走って行った」

野分「ええええ!?」

浜風「とりあえず後に続きましょうか、では、行きましょう」

 

〜〜〜厨房にて〜〜〜

 

雷「私達がつくったのよ!味わって食べなきゃだめよ!」

電「なのです!」

暁「頑張ったら疲れちゃった」

響「うん、流石に少し疲れたな」

天龍「凄え!お前らが作ったのかよ!」

龍田「上手ねぇこのお粥」

暁「でしょ!間宮さんに教えてもらいながらつくったのよ!」

龍田「あらあら〜、それは楽しみね〜」ニコニコ

間宮『いえ、私なんて、暁さん達の頑張りのお陰です」

天龍「しっかしやるなぁ、オレがやったらお粥がお焦げになりそうだぜ」

那智「水分量の多いお粥をお焦げだと!?貴様どれだけ料理下手だ?」

天龍「うっせえ!んな事関係ねぇよ!」

羽黒「まぁまぁ落ち着いて下さい!今は美味しいお粥を食べましょう?ね?」

那智「そうだな、すまなかった」

天龍「おう、こっちも悪かったよ」

那智「すまない、今のは羽黒に言ったんだ」

天龍 ムキー!!

龍田「うふふふふ〜受け取ったなら行きましょう?天龍ちゃん、後ろですごいオーラを感じるから〜」

天龍 「おーら?」ナンノコッチャ

龍田「良いからいいから〜」グイグイ

天龍「おっおい!押すなよ」ギャーギャー

赤城「ご飯何て久しぶりね加賀さん」

加賀「そうね…どうやら駆逐艦の子達が作ったらしいわ」

赤城「それは楽しみですね…次があれば私達も手伝いませんか?」

加賀「それはいい案ですね、後で提督に進言しましょう」

赤城「でもまずは…」

加賀「はい、このお粥を隅々まで味わい尽くしましょう」

長門「そうだな!駆逐艦が折角作ったのだ!残してガッカリさせる訳にはいかんしな!」

赤城「あら…長門さん」

加賀「…また面倒な人が…」ボソッ

長門「加賀、今何か言ったか?」キョトン

加賀「いえ、何も」

長門「ではいただくとしよう!」アーン モッキュモッキュ ゴッキュン

長門「素晴らしい!この米を研いだ駆逐艦は天才だな!」キラキラ

赤城「加賀さん…伝えるべきでしょうか…」ヒソヒソ

加賀「ええ、でも…伝えづらいですね…」ヒソヒソ

雷「長門さんったらそんな幸せそうな顔してどうしたの?そんなに雷達が作ったお粥美味しかった?」

長門「ああ、これは仕込みがいいのだろう、これはどの駆逐艦が研いだんだ?」ニコニコ

雷「司令官よ?」

長門「なっ!?」サァァァァァ

赤城「あ、あの〜、長門さん?」

加賀「?」

長門「」ブツブツブツブツ

赤城「なんかもう放っておきましょうか」

加賀「ですね、どうせ陸奥さん達が迎えに来るでしょう」

長門「」ブツブツブツブツ

 

〜〜〜執務室〜〜〜

 

新城「ぼのたんは食堂に戻らなくて良かったのか?」

曙「クソ提督が執務室に籠もってるのに秘書艦の私だけが席を外す訳にはいかないでしょ」

新城「そうか、ならお前の為にもさっさと終わらせて食堂に行くか」

曙「当たり前よ!クソ提督」

 

ジリンジリン

 

曙「何かしら、電話が鳴ってるわね」

新城「そうだな、ん?この番号は大本営だぞ?」

曙「また何か面倒事だったら承知しないわよ」

新城(俺に言われてもなぁ…)

新城「すまないが少し席を外してくれ」

曙「はいはい」ガチャ パタン

新城「はいもしもし、こちら海軍所属リンガ泊地提督の新城ですが」

元帥「新城君、元気にしているかね」

新城「これは!元帥閣下、これはこれは、どう言ったご用件で?」

元帥「近々海軍の極秘作戦が実施される事は分かっているだろう?」

新城「ええ、MI諸島の奪還でしたね」

元帥「そうだ、しかしそこで問題が発生した」

新城「問題?それはどのような?」

元帥「単刀直入に言おう、主力艦隊に所属が予定されていた艦娘達が演習中に敵機動大隊の襲撃を受け、壊滅した」

新城「壊滅!?練度は抜群だったはずでは!?」

元帥「ああ、だが壊滅してしまったのだよ、1部の艦娘を除いてな、」

新城「1部?」

元帥「ああ、君が指導していた呉鎮守府から出向して来た艦娘は信じ難いことに無傷だった」

新城「あいつらですか、確か呉からは翔鶴と瑞鶴が行ってましたよね?」

元帥「その通り、だが本題はこれではない」

新城「え?違うんですか?」

元帥「これだけならわざわざ元帥である私自ら電話などしないさ」

新城「はぁ」

元帥「消費した艦娘の補充を行う為に各鎮守府、泊地から1艦隊を出し合い鎮守府対抗の演習を行ってもらう事になった、そこで優秀な成績を残した艦隊、艦娘を補充に当てることを決定した」

新城「…本気ですか?」

元帥「ああ、尚、いかなる理由があろうと不参加は認められない、最善を尽くせ」

元帥「それともう一つ」

新城「まだ何か?」

元帥「そこで収集された艦娘達は新城君、君が指導することが決定した」

新城「ふぇ!?」

元帥「流石に配置変更して数日のベテラン提督の訓練の成果、な訳はないだろう、作戦での結果次第で呉鎮守府に返り咲く事もできるだろう、君の健闘を祈る」

新城「了解致しました」

 

プツン

 

新城「え、えらい事になったなぁおい!」ドラドタ

 

〜〜〜食堂〜〜〜

 

ドタドタ ガチャ バタン

 

新城「全艦娘はそろってるな!?」

 

ザワザワ

 

ピンポンパンポーン

 

新城「落ち着いて聞いてほしい、今海軍のお偉い方は極秘作戦を実施しようとしている、しかし、投入予定であった艦隊が敵機動大隊の襲撃を受け壊滅した」

新城「各鎮守府、泊地から1機動部隊を出し合い大演習を行う事になった、詳しい事は追って連絡する、航空母艦達は食事後すぐに執務室まで来てくれ、うちの泊地から出すメンバーを決定する、随伴艦は2日後、鎮守府内演習を行い軽巡と駆逐艦の中から決定する」

新城「別働艦隊と支援艦隊も必要らしいがそれは大本営で用意してくれるらしい、では一旦失礼する」

 

プツン

 

加賀「赤城さん、大丈夫?」

赤城「大丈夫、と言いたいですが少し厳しいですね…加賀さんは?」

加賀「私も…少々厳しいです」

赤城「今度こそ…一航戦の力を示す機会と思いましょう…過去に打ち勝ち、自分自身に打ち勝つ為に」

加賀「ええ…そうね…行きますか。」

赤城「ええ、行きましょう、提督が待ってます」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今日から艦隊大演習編スタートです!宜しくお願いします!是非ご意見、ご感想、なんでもいいのでお書き寄せ頂けると、大変励みになりますので是非お願いします! 注、完結させるつもりは全くありません

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