ハルは、生まれ育った街を離れ新しい街にやってきた。この街も前の街と同じく、大きな山があり、街の中にも木々があって自然豊かで、不安が少し和らいだ。都会って感じで、車がたくさん走ってたり、背の高いビルがたくさん建ってたら、息苦しいからだ。
しばらく、数日家の整頓をして今日、転校初日の挨拶をしに学校へ行き、そして今……クラスメイトの前にハルは立っていた。やはり、ハルの左腕がない事が気になっているみたいで、物珍しそうにハルを見ている。
「ハルッといいますッ……よろしくおねがいします」
ハルは皆んなに一礼をする。
「見ての通り、ハルさんは左腕が無いので皆んな、ハルさんの事を助けてあげてね」
先生が言い終わると。元気にはーいと大きな返事がかえってくる。ハルはその後、席に案内され国語の時間が始まった。元々左利きだったハルはまだ右手で字を書くのに慣れていないせいが時間もかかりさらに、字もミミズのようだ。
授業と授業の間にある小休憩の時間に、色んな女の子たちにお話しをされる。ハルは、どのように返答していいか分からず、しどろもどろな状態になっている。
「えっと、その……」
「ちょっと!ハルちゃんがこまってる!そんなに一度に質問されても困るでしょ?」
その時、一人の女の子が助け舟をだしてくれた。その子が言い終わると皆んなから謝罪を受けた。
「ごめんね、つい……わたしは、ほのかっていうの。よろしくね」
「ごめん!あ、ネネはネネだよ!よろしく!」
「よっよろしく」
緊張しているので、たどたどしい返事を返してしまったが、二人は気にした様子もないのでハルは安心した。ハルはすぐに、ハルの事を助けてくれた女の子に声を掛けようと、近づいたが人見知りなので声が出さず、その場をグルグル回っていると、本人から声をかけられる。
「どうしたの?」
「えっと、おれいを」
「いいの!きにしないで?みしらぬとちにひっこしてきたんだもん、きんちょうするのはあたりまえだよ。あ、わたしはみゆよろしく!」
「よろしく、わたしはハル」
すると、みゆは突然ブッと笑う。ハルはなぜ笑ったのか理解できず頭を傾ける。
「ハルってばおもしろいね」
「え?そう?」
「うんうん。みててだきしめたくなっちゃう!」
ネネは私に抱きついてくる。くすぐったく、ハルは笑ってしまう。
「こら、ネネ!」
「えへへ」
みゆに引き離してもらい。その後、チャイムが鳴るまで四人でお話しをした。続きはまた後で、と約束をした時は不安が消えて、その代わりに友達ができたという嬉しさがポカポカと生まれてきた。
小説買いました
2019/12/14
なので、しばらく読みます!ごめんなさい!!
一話と二話に変更を加えています。読み直してくれると嬉しいです!