苗木「超高校級の生活」   作:ロリコン軍曹

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江ノ島「超高校級の24時間TV」ドッキリ編2

《現在 スタジオ》

 

舞園「江ノ島さん、苗木くんのヤンデレCDはいつ発売になるんですか?」

 

霧切「貴女の技術力は不二咲さんに次ぐものをかんじるわ。」

 

セレス「それで持っての行動力もありますわ。」

 

戦刃「盾子ちゃんがそれをくれるって言うなら、この前のドッキリの事は許してあげる。」

 

不二咲(言ってくれれば声帯データ入れて人工知能付きの自分だけの苗木くん(仮)を作っても良かったんだけどな~)

 

山田(恐ろしいですな…詐欺師の先輩の声真似にも騙されない人達ですからね…よほど本物に心酔している様子…)

 

江ノ島「サンプルとかいる?今3つあるけど需要無いと思って…」

 

桑田(需要無いとか絶対ありえないだろ…)

 

大和田(顔見てわかるわ…欲しい奴が四人に対してサンプルが三つ…この状況を楽しんでやがる…)

 

十神(ろくな死に方をしないだろうな)

 

《VTR》

 

 

苗木『あ、映像切り替わった…』

 

江ノ島『家の中にしかカメラ取り付けてないから特定はされないでしょう。(尾行とかされてなければ)』

 

苗木『特定?江ノ島さんが尾行とかされるわけないでしょう。』

 

江ノ島『私様はそうでも苗木は違うでしょ。』

 

苗木『』

 

 

《苗木宅》

 

ピンポーン

 

苗木母『…どちら様ですか?』

 

舞園『あ、あの!私、なえ…誠くんのクラスメイトの…』

 

苗木母『舞園ちゃんね。声でわかったわ…』ガチャ…

 

舞園『あの!な…誠くんはいますか!』

 

苗木母『誠くん…まこ…ぅっく…』

 

舞園『お義母さん…』

 

 

《苗木&江ノ島》

 

江ノ島『何あれ、あんたのお母さんって元女優なの?』

 

苗木『演劇部やってたらしくって…僕も妹も学芸会とか演技する場が用意された時は母さん気合入れて指導してたし…多分その影響で家族のみんなは普通の人より演技できると思うんだ…』

 

江ノ島『ああ、だから撮影の時あんな事できたんだ。』

 

苗木『幾ら何でも白紙はちょっと…』

 

江ノ島『ヒットしたんだからいいじゃんいいじゃん。』

 

 

《スタジオ》

 

桑田「だからあんなに演技うまかったんだな。白紙だけど。」

 

大和田「それも能力だよな。」

 

山田「一年上の西園寺先輩も舞台となると人が変わりますしな。」

 

戦刃「西園寺…遅咲きの成長期の?」

 

朝日奈「身長で言えば苗木と同じくらいまで成長したんでしょ?」

 

苗木「……うぅ」

 

セレス「あ、朝日奈さん?苗木くんの前では身長の話題はご法度でしてよ」ボソッ

 

舞園「そうですよ。妹さんより背が低いって悩んでいますし」ボソッ

 

苗木「」グサッ

 

霧切「つい最近でも苗木お兄って呼ばれてたのが見下された目でイガグリって呼ばれたの気にしてるんだから。」ボソッ

 

苗木「」グサグサッ

 

戦刃「廊下ですれ違う時凄い勝ち誇った顔するよね。」

 

苗木「」バタン…

 

石丸「なえ…水土くうぅぅん!」

 

苗木「石丸くん…僕は、僕は貝になりたい。」

 

※西園寺は身長が自分より高い人をお兄やお姉と呼び、追いつくまたは追い抜いた時、対象を激しく罵りあげる。(独自設定です)

 

 

《VTR》

 

舞園『じ、じゃぁ…あのニュースは…』

 

苗木母『……うぅ…誠…』

 

こまる『………』

 

舞園『こまる…ちゃん…』

 

こまる『…お兄ちゃん。舞園さんが遊びにきたよ。早く、起き…なよ…みっともないよ……早く起きなったら……お兄ちゃん……』

 

苗木父『……こまる。』

 

こまる『…お父さん……お兄ちゃんが……意地悪するの…起きて…くれない…』

 

苗木父『……誠はちょっと疲れたんだよ…ゆっくり休ませておやり…』

 

こまる『…ふぇ…ぐすっ…嫌だ…嫌だよ!お兄ちゃん!ふええぇぇ』

 

 

《苗木&江ノ島》

 

江ノ島『ふええぇぇ』

 

苗木『やめてあげなさい。ていうか、あそこにある白い布被せられたのって人形なの?』

 

江ノ島『そうだよ。特注品。田中先輩と不二咲の傑作。』

 

苗木『やだなぁ…僕がもう一人いるみたいで気味が悪いよ…』

 

江ノ島『まぁDNA情報いじってもう一人の苗木みたいにはしてあるよ。』

 

苗木『……生きてるの?』

 

江ノ島『皮膚だけ苗木の人形』

 

苗木『』

 

 

《VTR》

 

舞園『嘘…嘘嘘嘘!私を幸せにしてくれるって言ってくれたじゃないですか!……なのに…どうして…』

 

苗木母『』フルフル…ニヤァ

 

 

《苗木&江ノ島》

 

江ノ島『え?何?付き合ってたの?』

 

苗木『そんなわけないよ。僕が舞園さんと釣り合う訳ないし、第一僕はまだ恋愛とかわかってないし…それに、舞園さんのファンからすれば付き合ってる人がいたら嬉しくはないだろうしね。』

 

江ノ島『カチ…《そんな…僕が舞園さんと恋愛…嬉しい…》』

 

苗木『やめようか。』

 

 

《VTR》

 

苗木母『ありがとう。舞園ちゃん。誠も…こんな可愛い子に想われて…幸せよね…』

 

苗木父『母さん…そろそろ…』

 

苗木母『ええ、ごめんね。舞園ちゃん、これから、誠ちゃんを…』

 

舞園『…』ダッ…

 

 

《苗木&江ノ島》

 

苗木『よく走るね舞園さん。』

 

江ノ島『…これは葬儀ドッキリまで行き着く所か結構危ない局面かもね…苗木、プラカード持って追っかけて。』

 

苗木『ええ!?何?いきなり!』

 

江ノ島『いいから!…あまくみすぎたかもね。上辺だけじゃないってのがよくわかった。』

 

苗木『それって…』

 

江ノ島『苗木も薄々気付いてるんでしょ?』

 

苗木『』ダッ!

 

 

《舞園家一室》

 

『…私は今、とても後悔しています。同じ学校に身を置き、同じ月日を共にするはずだった、運命とも言えるような偶然の出会いを果たした相手に…告白もできず、ただ時間があるからと想いを伝えるのを先延ばしにしていた自分にとても後悔をしています。彼と会うのは中学校が初めてでした。夢だったアイドルになり、同時にその裏を知り、心身共に疲労している時。一目惚れとみんなには話したけれどそんなものじゃありません。彼は私に無い明るさと前向きな所があり、そんな彼に引き寄せられたと言った方が真実になるのでしょう。私が灯りなら彼は暗がりで支える。そんな人です。彼は誰よりも人の役に立つ事を考えていました。お人好しですよね。幸運を振りまき、彼の知らないところでも彼は人を救ってきた。私はそんな彼が大好きでした。とても…とても…』

 

舞園『遺書はこんな感じですね…夢だったアイドルを捨てて苗木くんの追っかけ…か。いえ、いいんです。苗木君がいなかったらアイドルだって続いてたのかすらわかりません。』

 

舞園『…今、会いに行きますね。今度こそ伝えますから。また離れるかもなんて嫌です。』

 

ガチャ

 

苗木『舞園さん!!』ドアバン

 

舞園『な、苗木くん!?』

 

苗木『早まっちゃダメだよ!もっと自分を大切にしなきゃ!?』

 

舞園『え?え?苗木君?え?…プラカード』

 

苗木『ドッキリ大成功…って一歩遅かったら大惨事じゃないか…』

 

舞園『…うぇ…ぐすっ…なえ、苗木くんが…生きて…良かった…良かったよぉぉぉ……ふえぇ…』ダキッ

 

苗木『』

 

舞園『もう!もう…こんな事…しないで下さいよ!…私…私…うぅぅ…』

 

苗木『ご、ごめん舞園さん…反省してるよ。だから舞園さん…泣き止んで、ね?』

 

《現在スタジオ》

 

 

桑田「興奮した」

 

大和田&山田「通報した」

 

不二咲「遺書を書いてたけどよっぽど決意が固まってたんだね。」

 

舞園「それはもう…でも、読まれる前に燃やしましたので。」

 

江ノ島「結構興味あったんだけどなぁ…」

 

苗木(着替えた)「舞園さん、あの後ずっと離してくれなくって…」

 

舞園「し、仕方ないじゃないですか!苗木くんがし、死んじゃったかもって…言われて……あ、江ノ島さん。さっきのVTRにあった苗木くんが私と恋愛できて嬉しいって言ってたものもちゃんと譲って下さいね?」

 

セレス「おいたわしい気持ち…わかりますわ……江ノ島さん?わたくしも貰いますわ。当然名前はわたくしのもので。………二種類。」

 

江ノ島「ハイハイ。わかりましたよ~。あ、ちなみに四天王全員あんな感じだったね。」

 

苗木「え?全員やったの?僕はもう舞園さんで懲りたから参加はしてないけど…まさかやけに泣きついてくる人が多かった日があったけど…」

 

江ノ島「そりゃこんな面白い事を放って置くわけないじゃん。」

 

不二咲「悪魔だ…」

 

江ノ島「苗木が出かける時間に合わせて計画練ったから。」

 

 

《セレスの場合》

 

TV『ただいま速報が入りました。現在午後二時頃、超高校級の希望である《苗木 誠(16)》氏が轢き逃げにあい、搬送先の白黒病院で死亡が確認されました。』

 

セレス『』ガシャァン

 

セレス『な、苗木くんが…嘘…』

 

メイド1『お嬢様!お怪我は!?』

 

メイド2『すぐに新しいロイヤルミルクティをお持ちいたします。』

 

セレス『』ダッ…

 

メイド1『お、お嬢様!何処へ!?』

 

 

《江ノ島サイド》

 

江ノ島『お、きたきた。わざわざ近くの病院にセットしてよかった。使える人材は使わなきゃ損だもんね。うぷぷぷぷ。』

 

江ノ島『で、苗木は、今あの辺りか…セレスはどうせ確認したら自分らしく逝くと思うから…鉢合わせポイント見ても10分かな~。』

 

江ノ島『苗木もつれないよね~…舞園さんみたいな絶望しきった表情はもう見たくないなんて…あの顔がたまらなくいいのに…もったいない。』

 

《セレスサイド》

 

セレス『嘘…絶対に嘘ですわ。苗木くんが事故?ありえない。幸運の彼がそんな、事故に遭うなんて…』タッタッタッ

 

セレス『まさか…希望の体質のせいで…?』タッタッタッ

 

セレス『白黒病院!!ここですわ!』ザッ

 

医者(仕掛人)『(お、きたきた)下がってください。』

 

セレス『通して下さい!お願いです!』

 

医者『すまないね…今、関係者以外は立ち入り禁止なんだ…』

 

セレス『…わたくしも関係者の一人です。苗木くんとは、同じ学校の同級生ですわ。』

 

医者『……そうでしたか。』

 

医者『……では、どうぞ。ですが、どうかお気を確かに持って下さい。』

 

セレス『……苗…木く……ん……』

 

医者『ガラス越しで申し訳ありません…あまりにも体の損傷が酷かったものですから…ですが、運がいいのか悪いのか…顔だけは無事だったようで…』

 

セレス『……いやぁ…いや…だよ。苗木くん……うぅ…うわぁぁぁぁ!!』

 

 

《江ノ島サイド》

 

江ノ島『自慢のポーカーフェイスも崩れるか…まぁ予想どうりだけど。』

 

江ノ島『うわぁ…真っ白メイクが涙で…ホラー映像だよこれ…』

 

江ノ島『ずっと泣かれても困るし適当に催促して苗木に鉢合わせよ。うぷぷぷぷ。』

 

※正に外道

 

 

《セレスサイド》

 

医者『君もいつまでもここにいるのは辛いでしょう…家に帰って。ゆっくりでいい。ゆっくりでいいから、彼の事を受け止めなさい。』

 

セレス『………』コク…

 

 

《セレス帰路にて》

 

セレス『(苗木くんは…もういない…わたくしの運命の相手はこの世には………優しくて、誰よりも他人の事を考えて行動できて、唯一わたくしの凍てつくような冷たい心を温めてくれた…彼はいない…もういない…)』トボトボ…

 

セレス『ぐすっ……うぅ……ふぇ』

 

苗木『(あれ?あれってセレスさんじゃないか?顔が酷くて区別がつかない…別人…?いや、あの身長でゴシックな服着てるのはこのへんでもセレスさんだけだ…泣いてる、なにがあったんだろ…)』

 

苗木『お~い!セレスさ~ん!』

 

セレス『もう彼はあの様にわたくしのことも呼んではくれ……え?』

 

苗木『セレスさんどうしたの!?酷く泣いてるせいか大変な事になってるよ!?(主にメイクが!)』

 

セレス『苗木……くん…?本物…本物…苗木くんだ!苗木くんだぁぁぁぁ!……生きてる!生きてる苗木くん!よかったぁぁぁ!!』

 

苗木『ええ!?ちょっとセレスさん!ここ外!見られてる見られてるよセレスさん!?…ほら、みんなすごい視線で見てるよ!?ち、違いますそういう関係じゃ!!ちょっと!?』

 

セレス『苗木くん苗木くん苗木くん苗木く~ん!!わぁぁぁぁ~ん!!』

 

苗木『ちょっ!?まっ!?何?何なの!?誰か説明!ちょっ、誰か~~!』

 

 

《スタジオ:現在》

 

山田「興奮した」

 

大和田&桑田「通報した」

 

不二咲「かなり急ぎ足だったね。」

 

江ノ島「だって苗木の家知ってるの舞園だけだし、病院で見れば確信持てるでしょ?ガラス越しで見せれば本物かの区別をつけるのも難しいし。あんたらの観察眼を散漫させるのにこっちは手一杯なんだからしゃーなしだって。」

 

セレス「趣味が悪いですわ…」ギュ…

 

苗木「あの…セレスさん…?」

 

セレス「思い出したらまた怖くなってしまって…」

 

苗木「…仕方ないか…今回は被害者だし。」ナデナデ

 

セレス「…はふぅ。」

 

舞園「あ~!セレスさんずるいですよ!私だって傷心なんです!ほら、苗木くん。私もなでなではよ。」

 

苗木「いや…テレビの前でアイドル撫でるのは…」

 

江ノ島「んなこと言ってもお茶の間の奴らは嫉妬心で怒り狂ってるっつーの!!」

 

不二咲「《俺のセレス様がデレている…だと…?》《舞園ちゃんの涙目prpr》《ちょ、液晶邪魔なんだけど、さやかちゃん慰められないじゃん》《苗木くんさん様はさすがやわ》色々きてるね…」

 

山田「同類しかツイートしてない感。」

 

大和田「大抵の奴はノーマル装ってんだよ。」

 

桑田「お前みたいにオープンな奴のがまだ珍しい。」

 

江ノ島「縦読み斜め読みまぁまぁ面倒なコメントばっかり。」

 

霧切「《セレスそこ代われ》《苗木様大正義》《チーちゃんprpr》《さやかちゃんのファンですが苗木様が関わるなら話は別です。》苗木は結構な人気ね。」

 

大和田「明らかに一つ違うの入ってたんだが…」

 

セレス「代わりはしませんわ。今わたくしは傷心しているのです。甘えてもいいですわよね。」

 

霧切「チッ…江ノ島さん?恥ずべき出来事だったけど、やむをえない状況よ。私のもながしなさい。」

 

江ノ島「自爆発言だね。」

 

霧切「この際苗木くんに撫でてもらえるならなんでもいいわ。」

 

苗木「欲望だだ漏れだし、そんな理由で恥ずかしい思いしなくても…」

 

江ノ島「面白そうだしなんでもいいけど。」

 

 

《霧切の場合》

 

霧切『最近は平和ね…』

 

無線《え~…現在午後二時頃、○○交差点付近にて轢き逃げ事件発生。繰り返す、○○交差点付近にて轢き逃げ事件発生。現場に近い警察官はすぐに向かってください。》

 

霧切『こんな昼間に轢き逃げ…まったく許せないわね。○○交差点…ここから近いわね。』

 

 

《江ノ島サイド》

 

江ノ島『お ま た せ』

 

江ノ島『今回は霧切がターゲット!事務所にカメラが設置されてるとも知らずに。うぷぷぷぷ。』

 

江ノ島『仕事の性質上、どうしても警察との連携が必要だから無線を受け取れるよう申請してるみたいね。今回はそれを逆手に取っちゃいましたテヘペロ☆』

 

江ノ島『さて、霧切が相手ってのはやりにくい…勘が鋭すぎて下手に動けない…苗木がいたら多分即バレは確定してたね…』

 

 

《霧切サイド》

 

霧切『さて、現場に行かなきゃ詳しい情報は得られないわね。』スタスタ…

 

霧切『ここね…警察官の導入人数が明らかに多い…誰か有名な人でも事故にあったのかしら?』

 

警察官1『…なぁ聞いたかよ。今回の轢き逃げ事件の被害者。』

 

警察官2『ああ、聞いた聞いた。なんでもあの超高校級の希望って呼ばれてた苗木誠らしいな。』

 

霧切『お話中失礼するけど、今の話は本当な訳?』

 

警察官1『…?誰だ?』

 

警察官2『ばっか!?誰だじゃねぇだろ!超有名な名探偵だろ!』

 

刑事『おや、これはこれは霧切さんこんな所で出会うとは。』

 

霧切『お久しぶりね、刑事さん』

 

警察官1『名探偵の霧切って、あの超高校級の探偵の!?』

 

刑事『これ、失礼だぞ。君達は下がってくれ。』

 

警察官1『は、はい。』

 

警察官2『失礼いたしました。』

 

刑事『…いや、すまないね。現場は大混乱で…』

 

霧切『いえ、慣れてるから気にしてないわ。』

 

刑事『そう言ってくだされば助かる。…で、今回の件なんだが、話すべきか話さないべきか…』

 

霧切『…話なら大雑把ではあるけれど聞いたわ……被害者が学生…』

 

刑事『…そうでしたか。今回の轢き逃げ事件の被害者…超高校級の希望と呼ばれる。幸運を味方につけた(飛躍した表現なのは重々承知だが)神のような子が被害者だよ』

 

霧切『…そう』

 

刑事『…意外と冷静なんだね。』

 

霧切『ええ、取り乱しても解決しないもの…』フルフル

 

刑事『………』

 

刑事『…一度帰って落ち着いてからでも遅くはない。残ったものや目撃情報が消えるわけでもないしな。テープで通行止めにすればタイヤ跡も残せる。一日では何も変わらない…』

 

霧切『…皮肉ね。変わらない一日が今日をきっかけに、何気ない一日がきっかけに変わってしまったのだから。』

 

刑事『私が言いたいのは…』

 

霧切『わかってるわ。ごめんなさい。お言葉に甘えて先に帰らせてもらうわ…』

 

刑事『……まったく趣味が悪いよ。』

 

 

《江ノ島サイド》

 

江ノ島『残念ながら褒め言葉なんだな〜私にとってはね。』




いやぁ…更新が遅いのなんの…はい、私です。
最近起きた出来事の一つにPSVITAの購入という今更感満載な日常を過ごしています。あとはソフトを買うだけ…(所持金200円)

今回もやらかしましたね…表現下手はいつもどおりご愛嬌。悲しくする描写が難しいのなんの…まぁ言い訳です。
読み返しとかしないでそのままの掲載なので、未完の文や誤字が存在します。毎度迷惑をかけますね…

あんまり話は進んでいないです。あと四人くらい登場させます(内1人は先輩)更新はユックリですが、お付き合いいただけたらなと思います。

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