《パンツ消失事件後の夜》
苗木「は~あ、疲れたな…なんで超高校級のあの三人は平凡な僕なんかに好意を寄せてるんだろう…僕なんかのどこがいいのかな…?」
………ピロリン♪
苗木「あ、メールだ」
こまる『お兄ちゃん!元気かな?お兄ちゃんが希望ヶ峰学園に入学してもう12月に入ったね。元旦は帰ってくるよね?…私お兄ちゃんに会いたい!』
苗木「もうそんな月か…えっと…元旦は帰れそうだから待っててね…と送信!」
……ピロリン♪
こまる『嬉しい♪お兄ちゃん大好き♪』
苗木「……ブラコン治ってないんだろうな。毎日夜はメール寄越すし(本人曰く朝や昼間はお兄ちゃんに迷惑だから夜に必ずメールしているだそうだ)一週間に一回は自分の写真を送付してきて僕の写真も送ってくれと言うし…(本人曰く、そのくらいの周期で僕を見ないと淋しさのあまり泣くんだとか)」
苗木「」
苗木「…寝よう。」
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朝
チュンチュン…
苗木「…これは?」
霧切「……それは違うわ……ムニャ」
舞園「…ムニャ…エスパーですから…」
セレス「…ムニャムニャ……負けたからには言うことを何でも聞いてもらいますわ…フフフッ…ムニャ」
苗木「…そんな…扉はキーピック不可能なはずじゃ…」
扉「す、すまんの…」ボロボロ…
苗木「うわぁ…狂気しか感じない…」
霧切「ふにゃ…あれ?朝?」
苗木「………」
霧切「あら、おはよう苗木君。鍵を閉めないなんて不用心ね。」
苗木「…鍵も何も意味ないんじゃないかな?だってあれだし…」
扉「申し訳ない…」ボロボロ…
舞園「あ~…これは…」
セレス「お気の毒ですこと…」
苗木「」
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石丸「おはよう!苗木君!今朝も清々しい気持ちのいい朝だな。」
苗木「う、うん…おはよう…」
葉隠「あそこまでいくと憎むより哀れに見えて仕方ないべ…」
山田「モテ男の末路をまざまざと見せつけられているようですな…」
大和田「兄弟もあの三人を人として見てないだろうな…」
桑田「苗木ぃぃっ…」ギリギリ
葉隠「桑田っちは相変わらずだべ」
十神「貴様ら愚民も変わらず騒がしいな。」
桑田「十神おめぇふか…ジェノサイダーが探してたぞ?」
十神「…ゾク!…もし、あの女に居場所を聞かれたら俺は図書室にいると伝えろ!いいな?」
タタタッ…
山田「十神白夜殿も苦労されていますな…」
桑田「俺もう腐川でもいいと思えてきた。」
大和田「やめとけ、ありゃ死ぬわ」
葉隠「末期だべ」
???「お姉ちゃん?私様の残念なお姉ちゃ~ん?」
山田「おや?あれは江ノ島循子殿」
桑田「面倒なのが来たな」
江ノ島「そこの冴えなくてモテない男子諸君。私様の残念なお姉ちゃんを見なかったか?」
葉隠「冴えないは余計だべ」
大和田「モテないは否定しないんだな」
桑田「戦刃ちゃんか…そういや見てないな。」
??「…おはよう循子ちゃん」
江ノ島「うわっ!どっから湧いて出てきたんだよ!ビックリさせんなっての!足音消して背後から声かけるって本当残念なお姉ちゃんだな…」
戦刃「ふふっ…ゴメンね循子ちゃん」
江ノ島「で、何処行ってたの?コテージのドアをノック出来たからさ」
桑田「そりゃ珍しいな、戦刃ちゃんドアノックする前に気配がしたって開けにくるのに…」
戦刃「今日は苗木くんのベッドの下で寝てたから。部屋にはいなかったよ?」
江ノ島「また下で寝たの?いくら恥ずかしいからってそれ見つかったら怖がられるよ。」
葉隠「なあ、今むくろっちすげー爆弾発言したように聞こえたのは気のせいか?」
大和田「なら江ノ島もだな、またって言ったぞあいつ」
戦刃「…それは嫌だな」
江ノ島「ならお姉ちゃんも堂々とだよ!うぷぷぷぷ…」
山田「もうやめて!苗木誠殿のHPはゼロよ!」
桑田「あ~青春っていったい…」
葉隠「変人集団だべ」
霧切仁「やあみんな、おはよう」
生徒「おはようございます」
桑田「変人と言えば校長もだよな?」
大和田「ああ、霧切の奴が心配だからって奴か?入学式の時に言ってたやつだよな?」
山田「あの満面の笑みはまさしく父の鑑でしたね」
回想
《入学式・校長スピーチ》
仁「爽やかな天気に恵まれ、今日はれて我が校に入学することとなった新入生諸君。君たちは我々の希望であり、未来なのだ。この国の超がつくエリートであり、宝だ。そんな君たちを育てられる事にとても誇りを感じている。
話は変わるが、ウチの娘もその一人だ。笑顔がとても可愛くてね。
冷静に物事を考えることも出来るが、思いがけない事にビックリする顔もまた可愛いんだよ。
そんな娘だが、人付き合いが苦手でね、私としては不安なんだ。
きっと娘も不安だろうと思って担任の教師を直前に変えたんだ。
響子、安心しなさい担任につくのは私だからね」
回想終了
不二咲「…あの…校長先生はまともなんじゃないかな?ただ子煩悩なだけで」
江ノ島「度が過ぎたが抜けてるよ不二咲」
葉隠「親バカとも言うべ」ドヤァ
桑田「間違ってないがドヤ顔がうざい」
石丸「さあ、先生が来たんだ席に戻るように!」
キーンコーンカーンコーン
【一限目HR】
石丸「起立!礼!着席!」
仁「やあみんなおはよう」
生徒一同「おはようございます」
仁「響子、おはよう」
霧切「………おはよう」
仁「うん!おはよう!…さて最近世間ではイジメが起きているらしい。ウチの高校は無いと思うがもし見かけたりしたら報告しなさい」
石丸「はい!」
仁「響子、何かあったら父さんに言いなさい。きっと響子の力になれるはずだからね」
霧切「必要無いわ」
仁「そうか、いつでも相談にきなさい私は響子の味方だからね。」
霧切「・・・」
仁「さて、次の報告だ、最近インフルエンザが流行っているそうだ、皆手洗いうがいや予防接種などインフルエンザにならないよう健康な身体を維持するようにね。」
石丸「はい!」
仁「響子、予防接種は済んだのかい?」
霧切「問題無いわ」
仁「そうか、手洗いうがいもちゃんとするんだぞ?」
霧切「毎日行っているわ」
仁「そうか」
霧切「そうよ」
仁「さて、次だが、先日超高校級新聞に響子の特集が上がった。その一面の《超高校級の探偵と呼ばれている霧切響子さんは容姿も優れ、女性としてとても魅力的である。また無口なところにクールビューティーを感じる生徒が多く、ファンクラブまで存在するらしい》とある。このファンクラブ会員第一号が私だ。」ドヤァ
生徒一同「何の報告?」
霧切「・・・」
仁「さて、次の報告は…ああ、これだ。舞園君のユニットの新曲がまたオリコンで1位を獲得した。皆舞園君に拍手を」
ぱちぱちぱちっ
葉隠「さすが舞園っちだべ。」
大和田「歌はすげ~んだよな舞園は」
桑田「なっ…歌だけじゃねぇよ容姿だってパーフェクトだぜ。」
苗木「さすがだよ!舞園さん!」
舞園「えへ、えへへ///」(苗木君に褒められた苗木君に褒められた苗木君に褒められた苗木君に褒められた苗木君に褒められた苗木君に褒められた苗木君に褒められた苗木君に褒められた苗木君に褒められた苗…)
セレス「さすがですわね」ニッコリ(苗木君にほめられてる…調子にのってんじゃねぇぞビチグソがぁ!!!)
霧切「さすがね」(苗木君があんなに…あの女ぁ~憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎…)
仁「皆も、彼女を見習って精進するように」
生徒一同「はーい」
舞園(苗木君が私を見習う=苗木君が私をみる=目と目が合う=恋の始まり)
桑田(舞園ちゃんを見習う=舞園ちゃんと目が合う=恋のはじm)舞園(ありえません)脳内に直接!?)
桑田「」
苗木(今日も平和だな~)
仁「さて、次で最後だ、全寮制の我が校の数少ない里帰りの期間だが、冬休み丸々だ。ご両親に顔を見せて安心させてあげなさい」
生徒一同「はーい」
苗木(父さん母さん元気かな~…こまる…は元気だろうな~)
山田(溜め込んでいる未完成の同人誌を書き終えねば…幸い冬には実家の専用器具も使えるし問題はありませんな)
大和田(あいつら元気してっかな~)
不二咲(お家に帰ったらまずはPCのアップグレードから始めなきゃ)
セレス(誰があんな[ピーーーー]な所へ帰るものですか…)ドンヨリ
江ノ島(残姉とまた二人暮らしかあ…絶望的ぃ…)
戦刃(あ、循子ちゃんなんか嬉しそう)
朝日奈(ドーナツドーナツドーナツドーナツドーナツドーナツドーナツドーナツドーナツドー…)
大神(道場の皆は元気にしているだろうか…)
桑田(舞園ちゃん何考えてんだろうな)
霧切(パパったら毎日毎日…わたしに里帰りなんて必要かしら…)
舞園(ああ、どうせ休みの間は殆どステージだろうな…苗木君今何考えてるんだろう。)
十神(奴から離れられるなら早く里帰りしたいものだ…)
腐川(何処までも着いて行きます!白夜様~)
仁(響子が帰ってきたら何して遊ぼうかな~)
石丸(ヒャッハー!帰れるぜぇ!)
キーンコーンカーンコーン
石丸「起立!礼!」
仁「では、次の授業は美術だ。」
ここまでお読みいただきありがとうございます。
いや〜…霧切仁校長先生ファンの皆さん。盛大なキャラ崩壊すいませんでした!
霧切響子に久しぶりに会い、今までのことを許してもらった親父さんは間違いなくべったりだと思ったので書かせていただきました!
この回で、分かったと思いますが、作品は日々の日常をテーマに愉快な超高校級の仲間達が繰り広げる話しです。
続編も考えているので読んでいただけたらなと思っています。