苗木「超高校級の生活」   作:ロリコン軍曹

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調理実習後です。
感想で、彼女達が苗木君を好きになった理由を聞かれましたので、どうせならとあげちゃいました。


「私が彼を好きになった訳」

【教室】

 

黒板『自習』

 

大和田「おい、この時間の教師って誰だよ?」

 

山田「確か、学園長の筈ですが…」

 

苗木「調理実習の後、学園長室で倒れてるのが発見されたんだって。」

 

腐川「もしかして暗殺!?」

 

十神「黙れ、この学園の学園長を殺して一体誰が得をするんだ?」(どうせ霧切の肉じゃがを食べたのだろう。)

 

江ノ島「とにかく、後から来た救急車に乗せられてったらしいよ?」

 

葉隠「それで自習ってわけだべか。」

 

不二咲「大神さんは教卓で何をしてるの?」

 

大神「うむ、見張り役らしくてな、教師らに頼まれたのだ。」

 

朝日奈「ついでに私も~!」

 

舞園「それにしても無事だといいですね。学園長。」

 

霧切「ええ、心配だわ。」

 

セレス「そうですわね。」

 

腐川「やっぱり暗殺だわ!」

 

十神「黙れ、集中できん。」

 

山田「にしても机の配置が絶妙ですな。女性陣(腐川以外)が前列で、男性が後列だなんて。」

 

葉隠「女の子同士の話しは聞かない方が言いって聞いたことあるべ。」

 

十神「黙っていろ。集中できん。」

 

苗木「あはは、今は自習なんだしさ、みんながんばろ?」

 

不二咲「そ、そうだよ。今頑張れば次は補習対象にならないかもよ。」

 

石丸「うむ、よく言ったぞ!苗木君!不二咲君!共に頑張ろうではないか!ほら、兄弟もな!」

 

大和田「やるよ。やるから大声出すな。」

 

十神「貴様らには耳が無いのか!」

 

ワイワイワイ

 

朝日奈「ほ~ら、うるさいよ男子!」

 

大神「ふむ、粛清に向かおうか…」

 

霧切「いいじゃない。放っておけば。」

 

セレス「そうですわ。構っている時間が勿体無いですし。」

 

舞園「苗木くんが怒られたらとんだとばっちりですからね。」

 

江ノ島「お姉ちゃんそこはそうじゃなくてこう。」

 

戦刃「あ!できた!凄いよ盾子ちゃん!」

 

朝日奈「も~う…あ、そういえばさ、なんでみんな苗木の事が好きなの?」

 

江ノ島「あ、それ私も気になるな~」

 

舞園「なんで好きか…ですか?私は一目惚れですね。」

 

霧切「私はいつの間にかよ…」

 

セレス「私もいつの間にかですわね。」

 

江ノ島「詳しい話しとか無いの?お姉ちゃんはあったみたいだけど。」

 

朝日奈「え~、気になる~。」

 

戦刃「うう…盾子ちゃん…恥ずかしいよ…」

 

大神「…恥じることは無いぞ、誰もが一度は経験することだ。胸を張ってたたえるものだ。」

 

江ノ島「そこまで、ふんぞりかえんなくてもいいとおもうけどね~」

 

戦刃「う、うん」

 

朝日奈「じゃあ、話してくれるの?」

 

戦刃「いいよ。…まずは私がいつ好きになったかっていうのはね、実は霧切さんやセレスさんと同じでいつの間にかなんだ。」

 

霧切「大体予想は出来てたわ。」

 

戦刃「きっかけは最初に声をかけてくれたことかな…」

 

戦刃「…まずは、私の過去を踏まえて話すね。…私は世界最強の傭兵部隊フェンリルに所属していたんだ。私は人とのコミュニケーションは愚か、仲間とのコミュニケーションも作戦内の相槌しかなかったんだ。最後の仕事を終えて、傭兵部隊フェンリルが全員戦うことをやめて母国へ帰って行った。私もそうだったの。日本に帰った時、肉親が一人いた。それが盾子ちゃん。私は帰国してすぐ、盾子ちゃんから手紙を差し出されたその手紙こそが学園の入学許可証だったんだ。入学して、戦うことしか考えていなかった私は面白い話もなく、また、話しかける勇気すらなかった。当然友達はできない。い、今は違うけどね。…戦場で勝利の女神とさえ言われた私でも出来ない事くらいある。…でもね、苗木くんは違った。一生懸命私に話しかけてくれた。どんな反応をすればいいかわからず、無視した時もあったけど…それでも彼は話しかけてくれた。人としての本当の喜びを、人と繋がる事を教えてくれた。私の今は苗木くんがくれた今だから…だから私は苗木くんが好きなんだ。」

 

セレス「やはり殿方の鑑ですわね。」

 

朝日奈「苗木確かに一人になってた戦刃ちゃんと結構話してたかも。」

 

大神「周りを見て最善の行動を起こす…中々出来ない事だ。」

 

江ノ島「ごめんね、お姉ちゃんを見てて絶望して。」

 

戦刃「い、いいんだよ。盾子ちゃん。」

 

セレス(相変わらず変な人ですわね…あの二人。)

 

朝日奈「舞園ちゃんはどうなの?一目惚れって言ってたけど。会うの初めてじゃないんでしょ?」

 

舞園「はい、今の私の恋は初恋の延長線上の物ですから。」

 

霧切「初恋の延長線?」

 

セレス「聞かせていただいてもよろしいですか?」

 

舞園「はい!…あれは中学の時でした。」

 

舞園「…私は昔から友達は多い方でした。一目惚れ、テレビで見て気になった。いろんな理由で告白も沢山されたんですよ?でも、私はその時から既に苗木くんが好きでした…でも、周りのみんなの渦から抜け出せなくて…話しかけられなくて…在学中の三年間、私は彼を見てきました。何気ない仕草、優しい言動。誰よりも他人を理解しようとするところ…私はいつの間にか中学校に行く事、彼を見る事が好きになり、三年間があっという間に過ぎちゃいました。中学の卒業。私は彼の進学する高校へ通おうと同じ高校に入学手続きをしました。…でも、お父さんが後にくる希望ヶ峰学園の入学に大賛成し、私の意思とは無関係に進学先が決まってしまった。グループの仲間は喜びました。でも私は悲しかった…。高校入学の日、私は目を疑いました。彼がいたから。同じ高校、同じ教室、そして、彼自身もわたしを認識していました。こんなチャンスはない。そこで、私は決心したんです。私は後悔をしたくない。あの頃とはちがう、好きだった…いえ、今でも大好きな苗木君が同じクラスにいる。目の前にいる。これ以上のチャンスは巡ってこない。これ以上の奇跡は起きない。後は自分の力量次第ですから。」

 

朝日奈「うわぁ~ロマンチックだね~。」

 

大神「奇跡が起きてよかったな。」

 

舞園「はい!必ず成功させますよ!初恋!」

 

江ノ島「多恵子ちんはどーなの?」

 

セレス「その名前は苗木君だけに許していますわ…。」

 

江ノ島「ありゃ?怒らないの?」

 

セレス「彼のおかげで自分を見つけましたから。」

 

セレス「…私は確かに全国に同ランクの紳士を従えていますわ。ですが、誰も私の心まで温めてくれるものではありませんでした。なぜ彼を…の質問の答えとしては…そうですね、ギャンブルという孤独の中に生きる私の冷えきった心を優しい温もりで溶かしてくれたから…でしょうか。上手くは言えませんわね。それに彼は私自身を褒めてくれた。私の大嫌いな名前にだって…『生を受け、名前を付けて貰えたことを恥じてはいけない。とても素敵な名前じゃないか、多恵子さん』彼はそう言ってくれました。」

 

朝日奈「でも、苗木は今でもセレスちゃんって呼んでるよね?」

 

セレス「私の心の準備が出来てなかったからですわ。いつもの様に怒鳴ってしまい、いつもの様にあしらってしまった。」

 

舞園「それは辛いですね…」

 

セレス「後悔はしていませんわ。そのおかげで私は気づけたのですから。何故かわからない彼を見ると胸が締め付けられる現象…それこそ初恋なのだと…」

 

朝日奈「わぁ…セレスちゃんも素敵だね~。」

 

舞園「そうですね。羨ましいです。」

 

セレス「舞園さん、こそ羨ましいですわ。中学の時から苗木君と出会えていたなんて。」

 

朝日奈「どっちも素敵だよ!ね?さくらちゃん?」

 

大神「うむ、やはり花も恥じらう乙女であったな。」

 

朝日奈「じゃあ、最後は霧切さんだよ!」

 

霧切「ふふ…やり方がずるいわね…答えないと私だけ悪者じゃない。」

 

舞園「霧切さんが苗木君を好きになった訳、聞かせて下さい。」

 

セレス「私も興味がありますわ。」

 

霧切「ふぅ…わかったわ。」

 

霧切「そうね…不運と呼ばれる私、幸運と呼ばれる彼。私と彼の違いをあらゆる点から調べあげたわ。人に向ける優しさ、他人を他人と思わない行動力。近隣の評判。私は彼を調べあげるうち、興味が好きという感情になり始めたの。まだその時は気付いていなかったわね。」

 

霧切「…入学して一ヶ月後に私は、とある事件で学校を休んでた時期があった。私は犯人をつきとめる事に成功したわ。だけど少し遅かった。犯人に捕まって身動きが取れないでいた私を助けてくれたのが彼だったの。彼は私がある事件で学校を休んでいるのに気付いていた。お父さんの入れ知恵ね。鍵をかけるのを忘れた私の部屋から依頼書類を見て彼自身も犯人をつきとめたのよ。警察とともに駆けつけ、私に手を伸ばして笑顔で言ってくれた。『大丈夫だった?』と…そこで気付いたの。私は苗木誠くんが大好きなんだなって…」

 

朝日奈「ヘェ~、そんな事が会ったんだ~。」

 

大神「確かに…一日中難しい顔をしていた覚えがあるな。」

 

江ノ島(聞く分に関しては普通なのに…なんであんな異常行動に出ちゃうのかね…ま、面白いからいいけどね。うぷぷぷぷ。)

 

苗木「な、なんか寒気が…」

 

葉隠「風邪か?気をつけろよ!苗木っち!頼りは苗木っちしかいないからな!」

 

山田「全然労っておりませんな…」

 

不二咲「保健室に行ってきたら?」

 

苗木「大丈夫だよ。今日はこの授業で最後だし。」

 

大和田「風邪なんかじゃやすめねぇよな、苗木!」

 

苗木「あんまり無理はダメだけどね。」

 

石丸「さあ、続きを始めるぞ兄弟!」

 

かませ眼鏡「Zzz…」

 




みんな純粋だなぁ…
というわけで!私です。

今回は、調理実習のおかげ(?)でみなさん倒れてくれましたので女子達の秘密の雑談を開始させていただきました。
聞く限りではみんな純粋で透き通るような綺麗な恋だなぁなんて、私が言っちゃだめでしたね(笑)

次回ですが、過去編か休日編どちらかをやろうと思っています。
過去編は入学式とみんなとの面識がメインです。
対する休日編はみんなのバイト風景や休日の過ごし方を覗いちゃおうというような内容になっています。

どちらも手付かずの状態なので、読者様に決めてもらおうとおもっています。(この報告は活動報告にもかいてあります。)返信が無い場合はこちらで考えますので、めんどうだから作者に任せてまえでも構いません。

…では、ここまで読んでいただきありがとうございました!
次回も一週間内になるべくなるように書きたいなと思っています。では、さよなら〜。
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