…俺の名はシン。
何故かキラ先輩に呼ばれて
いきなり屋上に連れてこられた。
「何か用ですか?…俺、急いでるんですけど。」
と言った瞬間、キラは、ヒヤリとした視線を浴びせながら…
「君が主人公である必要ないよね…僕に譲ってくれない?」
と言って、先輩はいきなり小石を顔面目掛けてぶつけやがった!
「…言いたいことはそれだけかよ。」
俺は両手を構え、殴る体制に入った。…なぁに、こっちは正当防衛だ。
「君が主人公だなんて、未だに許せないね。」
…減らず口を言ってんじゃねぇぞ。
「覚悟しろ!」
と俺が前に突きを放つも、一瞬避けられた。
「ヘタレな君が僕に敵うはずないだろ。」
とお返しとばかりに腹に一発入れやがった。
「…ペッ」
軽く血を吐き出し…
「てめえにはキツイ一撃をくれてやる。」
と片腕にエネルギーを集中させ、キラの度重なるパンチを
不意にかわしてゆき…
「運命流奥義!青・掌・突!」
青・掌・突とは…体のエネルギーを腕に集中させ
一気に接近するとともに、体に当てて巨大なエネルギー波を
掌から直接体内に送り込む事により、内部の体の内臓を破壊する
まさに必殺技なのである。
「…ゴフッ」
流石のキラも、これには耐えられない。勝負はついたように思われたが…
「…自由流奥義…星☆放☆撃!」
星☆放☆撃…それは、体が極限まで危機にさらされた時受けたダメージ分の
エネルギーを相手に直接与え、その与えたダメージ分だけ、体を回復させ
軽やかに復帰する所謂諸刃の剣である。…然し、外れた時の反動はその受けたダメージ分食らう可能性がある為、使う時は慎重に選ばなければならない。
此処で彼はこの技を掠めてしまう。
「…これくらい大したことない。」
とシンは両手を独特なポーズを取り…
「運命流最終奥義…運命・黄・魔・弾!」
彼が今放とうとしている奥義運命・黄・魔・弾とは…その昔、ハイネと言う逸材が
両手にエネルギー波を溜め…前に放つと言う技を考案したとされている。
然し情報自体はそれよりも遥かに古いとされ、ミゲルと言う者が修行中に放ちそれがハイネと言う逸材に渡ったとされている。つまりエネルギー波を前に放出させ
相手を焼き払う技であるが…これに対し
「自由流奥義…腹部エネルギー波!」
腹部エネルギー波とは、腕から放つエネルギー波とは異なり、腹からエネルギー波を放出し、相殺する奥義である。…然し、驚くべきはそれが最終奥義ではないと言う事実である。
これにより攻撃は相殺された…
「ハァ…ハァ…」
流石に疲れが見えてきた二人…
だが、二人の前に立ちふさがったのは…
「デェェェイ!」
ステラだった。
to be continued…