ステラが
「破壊流奥義…エネルギー拡散弾!」
エネルギー拡散弾…それは腕、腹にかけてエネルギーを充填させ、一気に放出する必殺技である!
「やれやれ、困ったね。」
と現れたネオ…
「あんたのせいで…あんたのせいで、ステラはぁぁ!!」
とシンが両手を独特な構えをし…
「運命流、最終奥義…運命斬拓拳!」
運命斬拓拳とは、体の全身にエネルギー波を腕に収束させる事により、強大なエネルギー波を放ち、その後の反動で暫く動けなくなるが、全ての技において頂点に君臨する最終奥義である。
「ぐわあああ!」
とネオの仮面が粉々に砕け散った。
一方キラは…
「自由流奥義…加減☆抜刀!」
加減☆抜刀とは、腕にエネルギーを集中させ、一つの刃を形成し、切り裂く奥義である。
が、ステラはよけ…
「ステラァ!」
身動きの取れないシン…然し、辛うじて腕を動かし…
「運命流奥義…加減粒子波ぁ!」
加減粒子波とは腰のある部分にエネルギーを集中させ、放つエネルギー砲である。が、加減と言うの通り、そもそも止めを刺す為の技にあらず。真の狙いはステラを生存させることにある。
「ぐわぁ!」
とステラが両手で頭を押さえて際に発するエネルギーが彼の放ったエネルギー砲を弾いた。
「あの娘を、助ける!」
と、キラは種割れし…
「自由流…加減自由波…派生奥義…自由光明拳!」
説明しよう…自由光明拳とは、彼が放つエネルギー波に対し、肩や腰にエネルギー波を集中させ放つ一撃。
然しそもそもの目的は倒すと言う者にあらず。生かす為の奥義なのだ!
「…私は」
と気が付いたステラ…記憶を取り戻したようだ。
「…俺は」
一方ネオも不意に今までの記憶が蘇り、全て取り戻した。
だが、彼らの戦いはまだ終わらない…
「行くぞぉ!」
現れた第三の男…そして舞台は宇宙へ!
「あんたが裏切るから!」
混沌とする世界…平和を勝ち取る事が出来るのか…?
「シン、お前はもう過去にとらわれる必要はない。今を生きろ…それが俺の伝えられる事だ。」
不器用で伝える事が出来なかったアスラン…
そんな彼も、シンと和解する。
「闘うことでわかる事ってあるんですね。」
二人は今、新たな戦場で理解を深め合う。
そして三人は、最終ステージへ…!
「どんなにつらくても変わらない世界は嫌なんだ。…だから僕は、明日が欲しいんだ!」
彼らは戦いの末に、何を見るのか…
豪華な面子で送る。
こんな種死は、見たことがない。
あらゆる思いが交錯し、全てが混ざり合う。
「運命流最終奥義派生…」
新たな技を、ご覧あれ。