ウルトラマンネクサスover10yearsT   作:柏葉大樹

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ウルトラマンネクサスover10yearsT 第1話

 それまでに出現したビーストの能力を持つ最強のスペースビースト=異生獣であるイズマエル、スペースビーストを地球にもたらした暗黒破壊神ダークザギが倒れてから10年の月日が流れた。その間、一時は鎮まる気配のなかったビーストの襲撃も減少していった。だが、近年になり新たに確認された新種のビーストが続々と発見されており、TLT各支部もその対処に追われていた。

 

 「TLT日本支部でも事態の対処のために解散したナイトレイダーを再結成することになった。」

 

 かつて、TLTの対ビースト迎撃チーム=ナイトレイダーに所属し、そのAユニット隊長として部下を率いていた和倉英輔はかつての部下である孤門一輝と西条凪を呼び出していた。ビーストの減少に伴いナイトレイダーも縮小され、現在ではすでにその機能の大半を失っていた。新種のビーストの調査、これらの殲滅に日本支部上層部はナイトレイダー復活に期待をかけた。

 

 「それでなぜ僕たちを?」

 

 今回の招集に疑問を持った孤門は和倉に訪ねた。

 

 「孤門と凪にはそれぞれ隊長、副隊長として所属してもらう。さらには新たに創設されるナイトレイダーの隊員の選出も行ってもらう。」

 「それ自体は和倉さんが行えばよろしいのでは?私達にそれを行わせるのは上層部としてはよろしいのですか。」

 

 和倉が言ったことに凪も質問をぶつけた。彼らがいた当時のナイトレイダーはTLT上層部が隊員の選出を行っていたために実働部隊に関わる自分たちの独断が関わるのは組織として問題がある可能性がある。

 

 「俺が何とか認めさせた。それに二人が選んだ人間ならば俺も信頼する。」

 

 かつての戦いで構築された信頼関係は強く、和倉は新たな事態に対処できるであろう二人に期待を寄せていた。

 

 「一応、現在の訓練生から一定数選出してくれ。他に眼の引く人材が居ればスカウトもしても構わない。」

 「了解。」

 

 和倉の話を聞いた孤門と凪は部屋から退出する。

 孤門と凪はTLT日本支部の訓練生たちの元へ向かう。現在、TLTの各支部では一定の能力を持つ人材を各分野から集め、訓練生として経験を積ませていた。だが、ビーストの減少に伴い、訓練生の質も低下してきており現在の上層部が求める人材が居る可能性も低くなっている。

 

 「ほら~、そこ油断しない!」

 

 TLT日本支部訓練生訓練施設では孤門と凪と共にかつてビースト頻出期において戦線に出ていた元ナイトレイダー隊員の平木詩織が教官として訓練生たちに檄を飛ばしていた。

 

 「詩織隊員。」

 「あら、孤門君に副隊長。どうしたの?」

 

 孤門は詩織に声を掛けると詩織もすぐに反応を返した。久しぶりに会ったということもあり、孤門と凪は昔話の他に今回のナイトレイダーの再結成の話をした。

 

 「確かに、新種の話は私も聞いていたわよ。なるほどね、隊長が新しくナイトレイダーを作るって。」

 「詩織、能力のある若い訓練生はいるかしら。」

 「毎年、似たような子たちばかり。」

 

 詩織の話に孤門も凪も予想していたことが的中したと思った。

 

 「ああ、能力がある子なら今年は3人いるわよ。」

 「本当ですか!?彼らの会わせてくれませんか?」

 「良いけど。孤門君も副隊長も期待はしないでよ。能力は確かに高いし、昔のAユニットに居てもおかしくないけど。」

 

 見どころのある訓練生について詩織の歯切れが悪くなる。

 

 「何か問題でも?」

 

 そのことに凪が詩織に聞いた。それに対して詩織は苦笑いをしながら口を開いた。

 

 「性格に難があるからよ。チームとして動くには問題があるわね。」

 

 詩織が紹介する3人はそれぞれの経歴が他の訓練生とは違う点が多かった。孤門と凪は詩織から渡された資料に目を通していく中で頭を抱えるのではなく、明るい表情でいた。

 

 「この3人、ぜひ入隊させてほしいです。」

 「私も同感ね。」

 

 資料を見せた詩織は意外な表情でいた。

 

 「本気?扱いにくいことこの上ないわよ。それでも良いなら、ってそう言う顔なら言っても無駄ね。分かったわ。訓練ももうすぐで終わるからこの3人を呼び出すわね。」

 

 詩織は孤門と凪の表情を見て、この3人に決定だと分かり、二人が会えるようにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 同じ頃、東京都と千葉県を結ぶアクアライン。多くの人が利用するこの道路に異変が起きた。

 

 「なんだ?」

 

 運転している男性がアクアライン天井に走る亀裂に気付いたのだった。その次の瞬間には亀裂から大量の水が入り込んできた。そして、入り込んできたのは水以外にもあった。

 

 キシャアアアア!!

 

 亀裂からぶよぶよとした巨大な軟体生物、ブロブタイプビースト=ペドレオンの幼体が複数出現した。トンネル内はパニックとなり、多くの人々が出口へと向かおうと逃げ出す。だが、逃げ遅れていく人々は瞬く間にペドレオンの餌食となってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ここが君たちが所属するナイトレイダーのブリーフィングルーム、ビーストの出現に備えて待機する場でもある。」

 

 孤門が新たに入隊することになった3人の若者に施設の説明をしていた。

 

 「へえ、正しく特務部隊ってことか。」

 

 口を開いたのは自衛隊から引き抜かれてきた反町弾(ソリマチダン)である。一方で設備ではなく手持ちのスマホを見ているのは警視庁サイバー犯罪対策課から来た菊池数馬(キクチカズマ)である。弾と同じく室内を見ているのは鳳鈴音(オオトリスズネ)である。

 

 「君達が正式にここを使うのはまだ先だ。君たちのことを上層部に伝えて正式にナイトレイダーに入隊するまでは君たちはまだ訓練生だ。」

 

 孤門の説明に弾と数馬は納得する反応を見せた。ただ一人、鈴音は孤門と凪を見据えて口を開いた。

 

 「今日から所属させてくださいませんか。」

 「いや、今日からいきなりということは出来ないんだ。」

 

 鋭い視線を投げかける鈴音。その時だった。孤門と凪のパルスブレイカーに通信が入ったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アクアラインの入り口、海ほたるでは規制線が貼られていた。現地へと到着した孤門と凪は警備を行っている警察から許可を得て規制線の内側へと入っていった。

 

 「確認された情報から出現したビーストはブロブタイプ、種名はペドレオンよ。」

 「頻出しているビーストですね。でも、どうしてここに。」

 

 孤門と凪は事前に入手した情報からすでに検討を着けていた。紀勢線の内側へと進むもそこから先は海水が入り込んでおり先へは進めなかった。

 

 「孤門隊長。持ってきた水中用ドローンを使いましょう。そうすれば、この先の状況も分かるし、なにより海から出てきた理由にも何か手掛かりがあるかもしれない。」

 「僕が周囲を警戒している間、ドローンでの調査をお願いします。」

 

 凪は持ってきた装備から水中用ドローンを使い、水没しているアクアラインの内部の調査を始めた。その間、孤門は持ってきた小型銃ディバイドシューターを持ち、いつでも撃てるようにする。

 凪が操作する水中用ドローンは順調に水中を進んでいった。

 

 「副隊長、何かわかりましたか。」

 「まだ、何も見えないわね。もう少し深くまで行ってみるわ。」

 

 凪はさらにドローンを深くまで進めていく。水没したトンネルの内部には捨てられた乗用車ばかりでペドレオンの痕跡は見つからなかった。

 

 「たぶん残っていた痕跡は亀裂から外へ流されたようね。他に付着していそうな場所はないわね。」

 「待ってください。亀裂の方に何かありませんか。」

 

 孤門の言葉に凪は亀裂の方を注視する。ごくわずかにだが何か破片が亀裂に挟まっていたのだ。

 

 「あったわ。ドローンで採取して回収しましょう。」

 

 凪はドローンを巧みに捜査して破片を回収する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 東京都に住む青年剣崎大紀(ケンザキヒロキ)は不思議な夢を見ていた。

 

 (一体、なんなんだ。)

 

 地球とは思えない、そんな荒涼たる風景には数々の巨大な異形がありとあらゆるものを捕食していた。だが、その異形と対峙する白銀に輝く巨人が現れ、次々と異形を倒していく。気付けば数多くいた異形は全て倒されていた。全ての異形を倒した巨人は大紀の方へと向いた。

 

 (なんだ?俺に何か語り掛けているのか?)

 

 

 巨人を見て大紀はなぜだか巨人が自分に語り掛けているように感じたのだった。そして、巨人が大紀の方へと手を伸ばして,,,

 

 「まじか、夢だったのか。」

 

 大紀が目を覚ますとそこは見慣れたアパートの天井だった。体を起こして額に手をやる大紀はベッドの横の目覚まし時計を見た。

 

 「やべえ!遅刻する!」

 

 時間を見て慌てた大紀は寝間着にしていたタンクトップとパンツを脱ぎ捨てて、仕事用のジャージに着替えて家を飛び出した。

 大紀の職場は都内にある児童通所デイサービスであり、大紀は数年前からそこの職員として働いていた。

 

 「それにしても剣崎先生が遅刻なんて珍しいじゃない。」

 「いや、変な夢を見てて。」

 「二度寝をしてたの?」

 「違いますよ。」

 

 同僚の職員から今朝の遅刻について言われていた。子ども達からの人気もあり、勤務態度も真面目。急な欠勤にも連絡を入れ、他の職員の手伝いもする大紀の評判は職場内においては悪くなかった。

 

 「剣崎先生、無理がたたっているんじゃないのか?」

 

 大紀の上司に当たる初老の男性職員が言った。大紀は今の職場で働きつつ教員の勉強をしていた。現在は免許所得のために通信の大学に通っている大紀は帰ってきてからも熱心に勉強をしていた。

 

 「いや、俺まだ25ですよ。大丈夫ですよ。」

 「そう言ってこないだ風邪で休んだじゃない。」

 

 職場内ではもっとも年下ということでまわりの職員も気に掛けていたのだ。

 

 「大紀。今日は早めに帰って病院に行きな。今日は人も足りてるし、ついこないだ風邪を引いたから念のためにね。」

 

 その場に居た所長からもそう言われ大紀は早めに仕事を切り上げて帰ることにした。その後は自宅付近の病院で診てもらい、何もないことを確認して家路に着いた。

 

 (あの夢、一体何だったんだろうな。夢の中に出てきた巨人は10年前に現れたウルトラマンに似てたよな。それと怪物はまるでスペースビースト、そのものに見えた。)

 

 家路に戻る中で大紀は今朝見た夢について考えを巡らせていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 翌日、孤門と凪はビーストが放つ固有の振動=ビースト振動波をキャッチして新宿へと訪れており調査をしていた。

 

 「複数の振動波を感知、たぶん地下ね。」

 「市民の避難を関係各所に要請しましょう。このまま地上に出ると大惨事になる。」

 

 孤門と凪は市民の避難を要請しようとパルスブレイカーの通信機能を使おうとした時だった。突如、車が走る道路に亀裂が走り、次の瞬間には道路が陥没したのだった。

 陥没した道路からは無数のペドレオンが出現し、獲物を探すべく動き始めたのだった。

 

 

 

 同じ頃、大紀は午後からの勤務ということでちょうど出勤途中だったのだ。自転車を走らせる中でなぜか人々が自分の進む方向とは逆、来た道を進んでいることに違和感を抱いた。その大紀の視線には地下から大量に出現したペドレオンたちが人々に襲い掛かっている場面だった。

 

 「おいおい、マジかよ。」

 

 そう言ってきた道を引き返そうとした大紀だっが歩道の端で泣いている子供の姿を捉えたのだった。

 

 「っ!」

 

 大紀は急いでその子を抱きかかえる全速力でペドレオンたちから逃げ始めたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 大紀が逃げ始めた頃、孤門と凪はたった二人で大量のペドレオンを相手に奮戦していた。所持していた装備であるディバイドランチャーで次々とペドレオンたちを霧散させていた。だが、二人だけで対処するにはあまりにもペドレオンの数が多かった。

 

 「まさか、こんなことになるなんて。」

 「副隊長、どうします?」

 「今から自衛隊に連絡を入れても無駄でしょうね。完全にチームが発足する前にこんな事態になるなんて。」

 

 いくらビースト頻出期に前線に出ていた孤門と凪でも完全に駆除しきることは出来ないほどの数であった。さらにはパルスブレイカーにはさらに大きなビースト振動波の反応があった。

 現状に為すすべがないと思われた時だった。

 

 

 

 

 

 

 逃げる人々と一緒に逃げていた大紀。避難所まで来た時に子供を他の大人に保護してもらった時だった。

 

 キシャアアアア!!

 

 避難所の近くまでペドレオンが迫っていたのだった。多くの人が逃げ惑う中で大紀は避難所にあった鉄パイプを持つ、無謀にもペドレオンに殴り掛かったのだ。

 

 「人間を舐めるな!」

 

 そう言ってパイプを振り下ろそうとしたがペドレオンの触手に拘束されてしまう。

 

 「グアアア!!」

 

 触手に拘束された大紀を捕食しようとするペドレオン。もはや、ここまでかと誰もが思った時だった。大紀に左手に急に光が集まっていき、それが白い鞘に収められた短剣=エボルトラスターとなった。さらにエボルトラスターから光が溢れ、大紀を包み込んでいった。すると、避難所に集まっていたペドレオンたちが次々と消滅していく。大紀を包み込んだ光は空高くへと飛び上がっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 グラグラグラグラ!

 

 孤門と凪がいる場所が激しく揺れた。ペドレオンたちが出現した割れ目から双頭を有する巨大ペドレオン、ブロブタイプビーストペドレオングローラーが現れたのだった。ペドレオングローラーは触覚の先端から火球を生成し、周囲のビル群に次々と放っていく。瞬く間に破壊されていくビル群を見て、孤門と凪が撤退を決めた時だった。

 

 キシャアアアア!

 

 空から眩い光が高速で飛んで来て、ペドレオングローラーを吹っ飛ばしたのだった。

 

 「あれは。」

 

 その光を見ていた孤門は胸中にある種の懐かしさを覚えた。あの光はかつて自分が受け継いだ光そのものだと直感したのだった。

 光の輝きが収まるにつれて光の中にいた存在が姿を見せた。銀色の体表と兜のような頭部、光り輝く両目に、深紅のエナジーコア。

 10年の時を経て、再来した銀色の巨人。

 

 「ウルトラマン、ネクサス」

 

 その名を孤門が口にした。

 

 シャア!

 

 ネクサスはファイティングポーズを決め、ペドレオングローラーを見据える。ネクサスによってフッ飛ばされたペドレオングローラーは立ち上がり自身を倒した不届き者を見て怒りの咆哮を上げた。

 

 キシャアアアア!!

 

 ペドレオングローラーは両手の触手を振り回し、ネクサスに叩きつけようとする。

 ネクサスはペドレオングローラーの攻撃を躱しながら腹部にストレートキックを放ち、ペドレオングローラーを後退させた。

 ペドレオングローラーは次に火球をネクサスに放つ。それに対して、ネクサスは両腕で次々と向かって来る火球を打ち消していく。その中で右手を強く握りしめ、両腕のアームドネクサスから青白い光を放ちペドレオングローラーを殴りつけたのだった。その瞬間に光が弾け、黄金の光となってネクサスとペドレオングローラーを包み込み消えてしまった。

 

 「孤門君。パルスブレイカーでメタフィールドの内部をサーチして。」

 「はい。」

 

 凪が孤門にそう言った時、メタフィールドの内部では激しい戦いが繰り広げられていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 砂漠とも荒地とも言えるような時空連続亜空間、メタフィールド。ネクサスがこのフィールドを展開したことで周囲の被害が出ることは無くなり、さらにはビーストの弱体化も出来るのだ。だが、この空間はネクサスの肉体から生成されており、その維持時間は3分間である。諸刃の剣であるこの能力は戦闘を有利にするだけではなく、ネクサスの命に関わるのだ。

 ネクサスは市街地とは違い、いきなりペドレオングローラーに向かって走り出した。その勢いのままにタックルをかまし、さらにはパンチ、キックと激しいファイトスタイルでペドレオングローラーを追い詰めていく。

 

 キシャアアアア!!

 

 ペドレオングローラーもただでやれらまいと全身の触手を伸ばしてネクサスを拘束する。

 

 ディア!!

 

 ネクサスは触手を振りほどこうとするがペドレオングローラーの力の強さに振りほどけないでいた。その時、ネクサスのエナジーコアが明滅を始めた。ネクサスのエネルギーが減少し、危険域に近づいていることを告げていたのだ。

 ネクサスは右腕のアームドネクサスに深紅の光を宿した。その次の瞬間、ネクサスの姿は銀色のアンファンスから深紅の剛力形態ジュネッスストロングへと変化したのだった。ネクサスは全身にみなぎる力のままにペドレオングローラーの触手を引きちぎったのだ。

 

 キシャアアアア!!

 

 全身の触手が無残に引きちぎられて、痛みの咆哮を上げるペドレオングローラー。その隙を逃さずにネクサスはペドレオングローラーの二つの頭部に強烈なパンチを浴びせていく。それだけにとどまらずペドレオングローラーの腰のあたりからがっちりとホールドをすると力任せにジャーマンスープレックスをかけるネクサス。

 頭部から肩のあたりまでメタフィールドの地面に埋まり込んだペドレオングローラーは身動きが取れずにもがき苦しむ。

 ネクサスは両腕を腰だめに引き、硬く握りしめた右手から拳大のオレンジ色のエネルギー弾を作り出した。ネクサスは右ストレートからエネルギー弾を撃ち出した。

 ナックルレイ・シュトローム、ジュネッスストロングの必殺光線がペドレオングローラーに当たり、消滅させた。

 この戦いから10年の長きにわたるビーストとの戦いがまた激化し始める。そして、それに呼応するかのように新たな闇の勢力も動き始めるのだった。




ブロブタイプビースト ぺドレオングローラー

 過去に出現したぺドレオンの上位個体で二つの頭部を持っている。これまでに出現したぺドレオンの例に漏れず、高い学習能力とエタノールを常食としていること、体内のエタノールを利用した火球を放つことが出来る。新宿の地下から出現したことからビーストの出現が減少した頃から都市部の地下に潜んでいたと考えられる。
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