BIO HAZARD -Queen Leech-   作:ちゅーに菌

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 あっ、そうだ(唐突) そういえば1998年頃と言えば電工掲示板が全盛を迎え始めた頃ですよねぇ(染々)






女王ヒルの手記 4

 

 

 

 

334:アークレイ研究所 所長 1998/6/17 7:50:00

 ――とまあ、これが私が改めて発見した始祖ウィルスとT-ウィルスの二次感染による特徴の違いだ。更に詳細な違いについては、>>74と>>278に添付してあるファイルに表でまとめているのでそちらを参照してくれ。

 

 

335:名も無きアンブレラ 1998/6/17 7:55:56

 なぜここまで事細かな表が作れるんだ? 特に>>278の添付ファイルの表に関しては予測では立てようもないのだが。

 

 

336:名も無きアンブレラ 1998/6/17 8:00:09

 >>335 虚偽がなければ>>1が全て実際に執り行ったということだろうな。

 

 

337:名も無きアンブレラ 1998/6/17 8:06:37

 >>336 おいおい、となると今の説明を証明するためだけに少なくとも4人死んでいることになるぞ。資源の無駄使いもいいところだ。

 

338:名も無きアンブレラ 1998/6/17 8:10:08

 >>337 むしろ、コスト面の問題はB.O.W.の証明の方だろう。明らかに今の証明のためだけにハンターを3体犠牲にしている。量産性があるとは言え、決してモルモットに出来るほど安い物でもないだろ。

 

 

339:名も無きアンブレラ 1998/6/17 8:13:28

 少なくとも相変わらず、アークレイ研究所に残る資源を湯水の如く消費しているというのは確かだな。ああ、俺も資金とノルマを気にせずに研究したい。

 

 

340:眼鏡を掛けた人 1998/6/17 8:18:41

 >>1 画像はデータはないんですか?

 

 

341:アークレイ研究所 所長 1998/6/17 8:22:58

 悪いが、画像ファイルを添付すると、レッド・クイーンに差し止められるのでな。画像だけとは言わず、実験の全容が知りたければアークレイ研究所まで来るといい。無論、来れるものならばだが。

 

 

342:眼鏡を掛けた人 1998/6/17 8:27:06

 >>1 わかりました。

 

 

343:名も無きアンブレラ 1998/6/17 8:32:07

 すまない。久し振りに掲示板を見たのだが、これはどういう状況なんだ?

 

 

344:名も無きアンブレラ 1998/6/17 8:37:03

 >>1が今、アークレイ研究所の所長のアカウントを使って、今アークレイ研究所で行っている研究を発表しているんだ。

 

 

345:名も無きアンブレラ 1998/6/17 8:40:45

 >>344 なに? アークレイ研究所は今、外部犯に襲撃されて占領下にあると聞いているのだが……。

 

 

346:名も無きアンブレラ 1998/6/17 8:46:05

 >>345 ああ、その占領犯だよ>>1はな。

 

 

347:名も無きアンブレラ 1998/6/17 8:51:01

 >>346 は? アンブレラに刃向かう犯罪者がのうのうとこんなことをしているのか?

 

 

348:名も無きアンブレラ 1998/6/17 8:58:32

 まあ、俺のような平研究員には>>1の情報は逆立ちしたって得られない物だからな。

 

 

349:名も無きアンブレラ 1998/6/17 9:02:01

 こっちは常に肩に昇進が掛かってんだ。この際、実験結果さえ合えばソースなんだって構わん。俺は今すぐにでも表の内容を事実確認するつもりだ。

 

 

350:名も無きアンブレラ 1998/6/17 9:07:24

 どのみち、私設部隊に鎮圧されるまでの間だしな。

 

 ところで、結局>>1は誰だと予想されてるんだ?

 

 

351:名も無きアンブレラ 1998/6/17 9:11:36

 情報さえ吐き出してくれればなんでもいい。むしろ、今しかないのだから貴重だ。

 

 >>350 モーフィアス・D・デュバル辺りが正体なんじゃないかと思う。私は同期だが、アイツならいつかやりかねないと常々考えているよ。

 

 それより>>1に質問があるのだが、V-ACTについての項目で――。

 

 

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「ふぅ……」

 

 私は大方の質問に答えたため、タイピングを止め、パソコンから顔を上げると息を吐いた。擬態したまま、巧緻性の高い動作をするのは中々、骨が折れるが、大分慣れてきたとも言える。

 

 今していたのは1990年代に入ってから広く普及し始めたBulletin Board System――電子掲示板というものだ。コンピュータネットワークを使用した環境で、記事を書き込んだり、閲覧したり、コメント或いはレスを付けられるようにした仕組みのことである。単に"掲示板"と呼んだり、英語表記の略語で "BBS" と呼んだりする。主に、パソコン通信やインターネットのウェブなどの上で実装される。掲示板を電子的に実現したようなものであることから、"電子掲示板"と名付けられたのだ。

 

 電子掲示板を利用すると、情報交換や会話・議論などを行うことができ、その性質をいち早く研究に取り入れたアンブレラ社では、これを社内ネットワークで流用しており、この通りアンブレラ社員のみが使える掲示板が存在するのである。

 

 レスをしているほぼ全てが研究員だと思われるが、全員が全員、自分の研究以外に対岸の火事な反応過ぎて失笑したくなったが、よくよく考えれば父はその最たる例のため、私は何も言えん。

 

「さてさて、そろそろ実験に戻るか」

 

「ごはん?」

 

 ちなみに私は別にアークレイ研究所が正常に稼働していると偽装するために掲示板を使っている訳ではない。何せ、義務である定時報告や、データでの資料提出は一切行っていないため、研究機関としての施設機能が麻痺している。何よりもアークレイ研究所の襲撃とアウトブレイクにより、施設機能が一時的に完全停止したことは、その一部始終を職員が報告していたため、アンブレラ社は周知の事実である。

 

 ならば何故、このような無意味なことをしているのかと言えば、別に初代アンブレラ幹部養成所 所長としての役割に目覚めたからでも気の迷いでもない。そもそも、流している実験結果などの情報は、やろうと思えば誰でも可能な内容なので、アンブレラにとって利益になることはほとんどない。まあ、研究者個々にとっては有益になるかも知れんが、

 

 

私がこのように不定期でアークレイ研究所で現在進行形で行われているとしか思えない実験結果を雑に報告していれば、"アークレイ研究所を襲撃した何者かが、5月11日の襲撃から既に1ヶ月以上もの間、研究所内に留まり続け、勝手にアークレイ研究所の施設を使用し、ウィルスの研究や、B.O.W.の開発を行い続けている挙げ句に、その記録をわざわざアンブレラ社に流している"というとんでもない事実をアンブレラ社に直接叩き付ける為である。宣戦布告等というレベルではないであろう。

 

 

 つまりはただの"嫌がらせ"だ。

 

 

 ついでに言えば、アークレイ研究所のデータはレッド・クイーンの防衛機構の裏をかき、幾重にも分割して吸い出してから元データを消去することをひたすら繰り返すことで、1ヶ月掛けて私の持つ記録媒体に収めている。その上で、肝心なアークレイ研究所の研究データ部分は、オフラインにして隔離してあるため、私以外にとっては完全に闇の中だ。アンブレラ上層部は気が気ではないだろう。

 しかし、これも情報を人質にしてアンブレラ社に滅菌作戦を行わせないようにするための手段でしかない。

 

 まあ、こんなことをし続ければ、事実上のアンブレラに対してバイオテロを仕掛けたに等しい状態のため、当然ながら痺れを切らしたアンブレラの上層が、私設部隊のアンブレラ バイオハザード対策部隊(Umbrella Bio Hazard Countermeasure Service)――U.B.C.S.や、アンブレラ 保安警察(Umbrella Security Service)――U.S.S.を投入してくる可能性は高い。

 

 まあ、アークレイ研究所は私からしても、T-002型を保有していることと、始祖ウィルスの発見からT-ウィルスの完成からのタイラント完成までの全てのデータが保管されていること以外は大した価値はないと言える。更にアークレイ研究所はアークレイ山の山腹にあり、アンブレラによって一帯を封鎖されたことからも完全な陸の孤島と化している。アンブレラとしても部隊を投入すべき状態かどうか決め兼ねているのだろう。

 

 もっぱら、ハンターなどのB.O.W.や、T-002型の戦闘データの回収をしようとも考えているのだろう。それをする場合、自らの私設部隊よりも外部の別組織を利用してデータを収集出来た方が被害が少ない上、B.O.W.との戦闘経験のない者によるデータが取れる。故に今は、こちらのおよその戦力規模を把握し、それを打破出来る程度の部隊を見繕っているといったところか。

 

 まあ、アークレイ研究所が陥落する前にアンブレラへ送った状況報告では、襲撃者は3mほどの人型実体と旧型のB.O.W.等と報告していたため、襲撃者は多く考えようとも数人程度。更にこちらから一切の要求はないため、アンブレラにとっては意味がわからないだろうな。自己顕示欲の強い一部のアンブレラ幹部の凶行という答えに落ち着くのが妥当か。

 

 初代アンブレラ幹部養成所所長の私が言うのもなんだが、心当たりが多過ぎて把握し切れんな。

 

「そろそろ、T-001型(プロトタイラント)の改良を本格的に始めるとしようか……」

 

「ごーはーんー?」

 

「リサ。わかったから少し待ってく――」

 

「リサやだ! お姉ちゃん!」

 

「……待っていてくれ…………お姉ちゃん」

 

「うん!」

 

 まあ、仮に私設部隊を投入してくるのならば、暗所と森、この2つが合わさったときの昆虫ベースのB.O.W.の恐ろしさをとっくりと味わうがいいアンブレラ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1998年6月18日

 

 突然だが、まだアークレイ研究所の所長のアクセス権限が有効だった頃に、粗方アクセスして集めた他の施設の研究資料の中でG-ウィルスという項目があったことを思い出し、何気なくそれを見るととんでもない事柄が記載されていた。

 

 まず、そもそもG-ウィルスとはT-ウィルスか、始祖ウィルスの変異ウィルスという認識で間違いない。T-ウィルスは大脳組織の壊死による知能低下と、新陳代謝の異常促進などに由来する回復能力の発達などにその効果の範囲を留める。しかし、それに対してG-ウィルスは更に遺伝子に変化を起こし、宿主に異常な変異及び進化をもたらすという効果を持っている。そのため、G-ウィルスに一度感染した生物は自然変異を無限に繰り返し、予測不可能な変貌を果てしなく遂げていくという。つまり、T-ウィルス以上に感染者を強化する恐ろしい能力を持ち、T-ウィルスによって生まれるB.O.W.を超える生物を生み出すとして期待されているそうだ。

 

 尤も、私が驚いたのはその経歴についてだ。

 

 G-ウィルスの発見は1988年。アンブレラ社会長のオズウェル・E・スペンサーの命令に従い、ウィリアム・バーキンはアルバート・ウェスカーと共に傭兵部隊を率いて自らの恩師であり、我々(ヒル)の父であるジェームス・マーカスを暗殺した。この時点で、父が最期に見た記憶からもウィリアム・バーキンはいたため、怒りが沸くが一旦それは置いておく。

 

 そしてその同年、ウィリアムが中心となって"タイラント計画"を始動。更に同年の7月、寄生生物"ネメシス・プロトタイプ"を吸収した不死身の被験体"リサ・トレヴァー"の細胞や変異ウィルスからG-ウイルスのヒントを得て、1991年にスペンサーから承認を得て"G-ウイルス計画"を始動した。アルバートが情報部へ転勤するのとほぼ同時に、ラクーンシティの地下研究施設に転属し、そこの所長となった。つまり、アークレイ研究所にウィリアムがいなかったのは、父を殺したことで、もっと良い環境を手に入れたということだ。

 

 父を殺すだけに飽き足らず、それを踏み台にしてのしあがるとは……次の私の標的はひとまず、ラクーンシティ地下研究所に決まった。ウィリアムを殺すためだけにこれからT-001型を改良してやろう。完全武装され、対B.O.W.の訓練を受けている筈のラクーンシティ地下研究所の警備員を、少なくとも皆殺しに出来るだけの性能をタイラントに持たせるのは少々骨が折れるが、やってやれないことはない。

 

 流石にG-ウィルスの組成情報などは極秘情報のため、入手は出来なかったが、リサが廃棄処分されたとアンブレラが思い込んでいるせいか、リサからG-ウィルスの原型が作られたことが記載されていたことは余りにも迂闊だったな。大方、ウィリアムの自尊心から記載していたのだろう。リサには悪いが、流石にこれを役立てない手はない。まあ、流石にG-ウィルスそのものを作ろうとするのは、年単位での研究が必要だが、何もそれだけにしか使えないわけではないからな。

 

 純粋な始祖ウィルスのB.O.W.であるこの私。プロトタイプ・ネメシス、プロトタイラント。そして、リサ・トレヴァー。アークレイ山にはアンブレラが無価値として、捨てられた宝がこんなにもある。所詮、アンブレラには価値がないものにしか見えなかったのだろう。愚かなことだ。

 

 それに進化とは私の専売特許のようなもの。G-ウィルスなど比べ物にならん我々(ヒル)という完成された最古のB.O.W.の恐ろしさを教えてやる。

 

 というか、B.O.W.に始祖ウィルスを使え、始祖を。最新のB.O.W.の目録を最初に見たとき、始祖ウィルスベースのB.O.W.が私以外ほぼ存在しなかったときに感じた、時代に置いていかれたような劣等感が貴様らにわかるか。何処もかしこもT-ウィルス、T-ウィルス、T-ウィルス。その上、更にG-ウィルスだと? 私の立場がまるでないではないか。

 

 少し取り乱したな。ウィリアムのせいで、我ながら実に下らない取り乱し方をしてしまった。G-ウィルスがなんだというのだ。私には学習と進化がある。そうだ。ならば日光を受けても問題がないように私自身が進化をすればいい。何より、頭角個体たる私が進化を望んでいるのだから進化出来ない通りはない。

 

 よし、明日早速試してみよう。

 

 

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

 

 

1998年6月19日

 

 無理

 

      熱い

 

  死ぬ

 

 

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

 

 

1998年6月20日

 

 なぜ2日前の私はあんな妙なことを考えた上に実行に移したのか。仮に過去に戻れるのなら、私自身をぶん殴って結果を突きつきてやりたいものだ。

 

 本当に下らないことで1日無駄にした気がするが、無駄だということを証明できたのでよしとしよう。3時間ほど陽射しを浴びたが、我々(ヒル)同士の結合が緩み、体から煙が上がるばかりで一向に進化する気配がなかった。流石に己の弱点をそう易々と補強することは不可能らしい。

 

 今度から無理矢理、陽射しのある日中に外にでなければならないときは、全身を覆う厚手のトレンチコートにフードを着ける等して、保護する方がずっとマシだということだろう。

 

 私は睡眠というものがほぼ必要ないため、人間のように眠ることは基本的にないが、昨日のダメージの蓄積を回復させるために休眠していると、リサがベッドに潜り込んで私に体を寄せてきた。そして、労るように痛いの痛いの飛んで行け(Let me Kiss it to make it better)等と言って、私の額にキスを落としてきた。尤も、そのまま、リサは先に眠ってしまったので、看病の真似事にもなってはいないのだが……。

 

 リサにキスをされたときに感じた多幸感と、眠るリサを抱き締めて撫でることで覚える充足感。そして、父が我々(ヒル)に向けていた愛情にも似た私の胸に渦巻く感覚はなんなのであろうか。追加実験が必要かもしれない。

 

 

 

P.S.

 クリスティーン・ヤマタという名の女が1人でアークレイ研究所のエントランスに文字通り突っ込んで来た。電子掲示板で、ここに来れば実験を見せてやることを私が言ったため、それを本気にしてバイクで一直線に森を抜けて来てしまったらしい。少し調べたら、この日系人はU.S.S.の所属で"眼鏡を掛けた人(フォーアイズ)"というコードネームを持った者のようだ。

 

 アンブレラだが、言ったことを反故にするのは私の信念に反するため、仕方なく今している研究や女王ヒルとしての私を見せたところ、手放しで喜んでいた。その姿に何故かわからんが、父と同じような何かを感じ、アンブレラにも関わらず、なんとなく放っておけないような感覚を覚える。

 

 それから、私は新たな変異ウィルスとB.O.W.の開発をして、スペンサーの殺害とその過程でアンブレラを壊滅させることを目的にしていることを伝えると、目を輝かせて――。

 

 "あなたといれば、U.S.S.よりも自由に研究と臨床実験を行うことが出来そうだから、是非とも私を雇って!"

 

 などととんでもないことを言われ、勢いに押されて思わず、U.S.S.――引いてはアンブレラからの離反と、私とリサを無断で実験材料にしないことを条件に出したのだが、二つ返事で了承されてしまった。

 

 早速、助手として働いて貰ったのだが、私から見ても想像以上に優秀かつ、実験体の人間への扱いも理想的なので、結果的に私の研究速度が上昇したため、よしとしようか。使えるものは、全て使うことが私のポリシー。むしろ、スペンサーから優秀な研究者を引き抜いてやったと思えば、愉快なことこの上ない。

 

 それにしても、彼女を見ていると、我々(ヒル)が新たな学習や進化を遂げる度に、父が向けていたような視線と意味のない奇妙な行動が、遺伝的情報などは全く違うにも関わらず彼女と度々重なり、なんだか他者とは思えないのだが、この感覚はなんなのであろうか?

 

 

 

 








フォーアイズ が なかまに くわわった。



※これから研究助手兼戦闘員として長い付き合いになります。



○作者がバイオハザードシリーズで特に頭がおかしいと思う三銃士

・ジェームス・マーカス
 非常にわかりやすいマッド・サイエンティスト。バイオハザードシリーズで、誰よりも早く頭バイオハザード的な思考に至った。その上、自分が造り出したヒルへの滲み出る偏愛は本人が出ていないにも関わらず、インパクトが強い。また、ある意味でバイオハザード全ての元凶にして、ある意味でアンブレラ最大の被害者という何とも言えない立場のお方。そりゃあ、ヒルもキレる。

・モーフィアス・D・デュバル
 アンブレラのバルログ。なぜ変態すると喋り方まで女になったのかは永遠の謎。ラクーンシティ事件の責任を全て押し付けられて処分されたのは普通に濡れ衣過ぎて酷い。しかし、T+G-ウィルスという、変態後にも関わらずほぼ完全に自我を残し、電気攻撃を持ち、電磁バリアで完全に銃弾を防げるというとんでもないウィルスを開発したお方。ガンサバイバー4をプレイしてたときは、変態前のモーフィアスのキャラ付けがもう少し欲しかったと思った。

・フォーアイズ
 作中の言動も大分アレだが、それ以上にアンブレラ社WEBサイトのプロフィール内容におかしくない箇所が一ヶ所も見当たらないことが一番おかしい。また、その内容から反社会性パーソナリティー障害の疑いが明確に高い。色んな意味でパラレルワールドにしか居ないことが惜しいキャラ。むしろ、外伝作品のラスボスより遥かに濃い設定のお方。



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