名は紀霊、真名は
かつては荊州北部を旅する無頼漢として知られており、良くも悪くも気分次第で仕事を請け負う傭兵だった。町から町へと移動する時は商隊の護衛となり、資金が心許なくなれば適当な場所で賊退治に勤しみ、退屈な時には町娘を引っ掛けたり、あるいは娼館に足を運んで夜な夜な女子達を泣かす日々を送った。
私はあまり考えることが得意ではない、というよりも無駄だと思っていた。
人は皆、将来について考えられる人が賢いとか、偉いとか、よく言うのだけども、その日暮らしが精一杯な人間に生きていられるかも分からぬ明日について考えることはできないと私は思っている。半年後、生きていられる保証はない。自分だけは大丈夫だ、と無根拠に信じることもできない。民草にとって、常に死は身近にあった。何時、死ぬかも分からぬ毎日に怯えて暮らし、祈りを捧げるように明日を願う。それが当たり前の世の中になっている、少なくとも私はそういう環境で生きてきた。
だから私は貯金をしない。何かを買う目的がなければ、さっぱりと使い切るようにしている。
その結果、得意としていた三尖刀を売り払うことにもなったのだが、それはそれ、私は何時死んでも良いように準備をしていた。何十人と女子を抱いていたのも、不思議な蜂蜜に惜しみなく金を支払っていたのも、高い酒を呷るのも、溺れる時は溺れて、呑まれる時は呑まれる。そういった刹那的な生き方を私が好んでいたのは、死ぬ時に後悔しない為、さっぱりと未練を残さずに死ぬ為だった。
袁逢に雇われたのは、気の迷い、としか言いようがない。
宮中の奸物達を手練手管で骨抜きにしてきたという幼子に興味を持ったのだ。勝ちも負けも関係ない、その極めた性技を味わってみたいと思って、のこのこと敵の寝ぐらに乗り込んで見事に腰が砕かれてしまった。あまりの気持ちよさに失禁した、という経験を味わった私は袁家の房中術の病みつきになり、しばらく汝南袁家に腰を据えることになる。
それから一月が過ぎて、二月が過ぎて、運命的な出会いを果たす。
肉欲に溺れる時は気が狂うほどに堕ちるが、それとは別に肉体を衰えさせない為に日々の鍛錬は怠らない。強くなる為、というよりも弱くならない為に行うものだ。これもまた未練を残さない為、今の御時世、力がなければ何もできないことを私は知っている。その時に衰えていたから負けました、なんて笑い草にもならない。そんな訳で、汝南袁家の護衛達がよく使っている訓練場で汗を流した帰り、その通り道の廊下でその者と出会った。書籍を両手に抱えながら、ふらふらと歩く華奢な男の姿、その可愛さに思わず目を奪われてしまった。もう言うまでもないことだが、私は本来、同性愛者だ。それも格好良いよりも美しい、美しいよりも可愛いが好みな性癖で、だから異性にこんな感情を抱くことはなかった。動揺していた。訓練で汗を流した帰り道だったこともあって、思わず身を隠してしまった。臭うだろうか? 大丈夫? やっぱり汗臭い? と戸惑っている内に男はどこかへと消えてしまった。
また会うこともあるだろうか、そんなことを思いながら更に半年が過ぎる。
あの者の名前を知った。
そして、あの者には彼女と呼べる存在がいることを知った。
彼が何処で働いているのか知ってから機会がある度に様子を窺いに行っており、されども勇気を持てずに声を掛けられずにいる。最初は興味しかなかった想いは日に日に強くなっている。彼のことをほとんど知らないというのに想いは強くなるばかり、これが恋に恋している、と呼ばれるものなのか。想いは強く、より強く、されども勇気が持てず、女を取っ替え引っ替えしてきた時期もあり、後ろめたさもあって話しかけらない。汝南袁家の屋敷に居ても、性欲が湧かず、いや、性欲はあっても気乗りがせず、独りで慰めることが増えて、それすらも愛する人を穢している自重した。悶々とした気持ちから、これは歪んだ気持ちだとか、彼には相応しくないとか、そんな想いが堂々巡りしている内に彼には同棲している女性がいるという話を聞いた。
その日は荒れた。とても荒れてしまったが、それもまあ仕方ないことだと考えるようにした。
それから汝南袁家の屋敷で過ごす毎日が辛くなって、長居をし過ぎた。と再び旅に出る決心をつけた。実際には逃げたかっただけだ。
その想いを袁逢に申し出ると「もったいない」と彼女は答える。
「折角、彼を招き入れることになったのにの。それじゃあ妾達で美味しく頂くことにするかの?」
その言葉を聞いた時、私は手の平を引っくり返すように土下座した。
「初めては私にください」
と懇願した。
想いは煮詰められる。混ぜられずに放置されたまま煮詰められた感情は、じゅくじゅくと腐敗する。
本当に彼のことを愛しているのであれば、身を呈してでも守るべきだった。しかし、それはできない。それをすると彼はきっと私の手の届かない場所に行ってしまうことが分かっていた。だから堕とす、そして、彼の初めては私が良かった。それが脅迫的なもので、強引だったとしても、私以外の誰かに穢させたくなかった。どうせ穢れるのであれば、それは私が良い。こんなことをしているのだ、好意を向けられるとは思っていない。ならば、憎悪を、それ以外の感情を私に向けて欲しい。私を見て欲しい、私に夢中になって欲しい。それがどのような形であっても、記憶にすら残らないよりも遥かにましだった。半ば、禁欲生活を送っていたこともあって、その想いが尽きるまで彼を求め続けた。細胞の一つ一つに染み渡るまで注ぎ込んだ。汝南袁家の屋敷で定期的に開催される陵辱会には普段、参加しないようになり、彼が参加する時にだけ溜まった性欲の全てを発散した。心を奪えないのであれば、せめて体だけでも、そう願って彼を犯し続けたのだ。今では自信をもって言える。私が誰よりも彼を犯した、と。その回数は百じゃ効かない、数百は固い。五百には届かないか、まあ、それぐらいに私は彼に夢中になっていた。四六時中、彼のことばかりを考えていた。日頃、ぼーっとしている時間が増えた気がする。彼の顔を見るだけで胸が高鳴り、興奮した。歪んでいるとわかっている、でも、もう私のものにはならないと理解していたから、求めても無駄だと分かっていたから、私は私の欲望を満たすことだけを考えた。彼を助け出して、他の女の所に送り出すなんて絶対にできない。それだけは許されない。そんな真似をするくらいなら何処か山奥にでも連れ去って、牢獄の中、手枷足枷に鉄球を付けて飼い殺す。……とても愛しているとは言い難い、この感情にそのような綺麗な言葉を使って良いはずがない。
だが、愛している、という言葉以外に適切な言い回しが思いつかなかった。
だから、どういう形であれ、彼から求められた時、私は幸せを感じていた。
私の体は挿入前から屈服していた。だって私の体と心は、とっくの昔に堕ちていたのだから仕方ない。
むしろ当然の帰結というものである。
†
無事に袁逢を倒した後、私は幸せいっぱい夢心地だった。
正直、口も聞いてくれなくなるかな。と思いはしたが、意外なことに彼――つまり、楊宏は私のことを嫌ったりしなかった。死ね、とか言われたりすることはあるけども口で言うだけで逃れる素振りは見せないのだから最悪とは言い難い。それに彼が私のことを拒絶しない理由の一つに私の武力が含まれていると思われる。本心ではきっと私のことを嫌っている、でも、折り合いを付けようと努力してくれている。この私の為に! それがどういう理由であれ、私を嫌わない努力をしてくれているのなら嬉しいことだった。それが打算的なものであったとしても構わない。最悪なのは顔も合わせてくれなくなることだ。視界に入れることも叶わない、その声を聞くこともできない。そんな生活、耐えきれるはずがなかった。別に構わない、彼が私のことを好いてくれようがくれまいが、そこは重要ではない。私の武を求めているというのであれば、より一層に鍛え上げよう、武官としての働きを期待されているのであれば、今からでも孫氏の兵法を学んで来よう。
怖いのは必要にされないことだ。今、私が彼の傍に居られるのは、必要とされているからだ。
だから必要とされる為に私は研鑽を続けるべきだと思っている。そして、これ以上、嫌われない為にも私は彼に誠意を持って対応すべきだと思う。まあ後者はちょっと難しいのだけど、彼を求める想いを抑えることができない。顔を見る、手を取る、抱き締める。それだけで幸せだった、挨拶を交わすだけでも歓喜に打ち震える。彼の匂いを嗅いでいるだけで子宮がキュンと来る、使用済みの下着を盗んだ後は秘部が濡れる。襲いたくなる衝動は定期的に処理しなくてはならない、これは私の幸せの為に必要な手順である。
さておき、私が意気揚々と遠駆けに出掛けると――河に掛けられた橋の下に薄汚い姿をした少女が倒れているのを見つけた。
「少女よ、こんなところでどうした?」
馬を降りて近寄ると少女が飛び起きて、刃物を片手に飛び付いてきた。
物盗りの類か、と片手で刃物を制し、そのまま彼女の頸に手刀を落とす。少女は白目を剥き、前のめりで地面に崩れる。さて、このまま放置しても良いのだが――この辺りには野犬が出ることがある。
とりあえず起こすか、手頃な河があったので放り込んだ。
「げほっ! がはっ……あ゛っ、がぼ、ごぼぼっ! がはぁっ!!」
おお、溺れとる。溺れとる。その河、足が着くから落ち着きなさい。そうそう、落ち着いて、落ち着いて……
「げふっ……ごふっ……はぁ、はぁっ! がふっ……けほっ、ふぅっ……殺す、絶対に殺すッ!!」
ずぶ濡れの体で殴りかかってくる少女を片手でいなして、その額を軽く小突いた。
すてんと尻餅を着いた少女は呆気に取られた顔をした後で、奮起し、再び私に殴りかかってきた。根性があるな、と思いながら試すように今度は頰に張り手を叩き込んだ。まだ戦意を失わなかったので、次は鳩尾に拳を入れる。別に殴った訳ではない、何度も馬鹿正直に真正面から突っ込んでくるので、それに合わせて鳩尾に拳に置いただけだ。ただ威力は絶大だったようで、少女は口から水を吐き出しながら顔から地面に倒れ落ちた。
ペシペシと頭を叩いても起きなかったので、仕方なしに首根っこを掴んで自分の屋敷まで運び入れた。
少女の名前は邢道栄と言うようだ。
事情は知らない、興味もない。ただ、このままでは簡単に死んでしまうことは分かったので、昨日の残飯を喰わせてやった後、彼女の首根っこを掴んで訓練場に放り込んだ。文字通り、ぽーん、と。頭から地面に突っ込んだ邢道栄は私のことを睨みつけてきたが、こんなのは受け身が取れない方が悪い。周囲の兵達から視線を感じる中、私は武器庫から幾つかの武器を拝借して、剣、槍、戟、手斧、弓と順々に地面に突き立てる。
呆然とする邢道栄に私は端的に告げた。
「来い、来ないなら行く」
木刀を片手に、じわりと歩み寄る。
すると邢道栄は慌てながら間近にあった剣を握って構えを取る。拙い構えだ、先ずは構えから矯正する必要がある。と比較的、隙の多い場所に木刀を叩き込んだ。二度、三度、四度、五度、守りを固めたら一方的に攻められることを教え込むために攻撃の手は緩めない、十二度、十三度、十四度……全身に青痣を作った体で地面に倒れる。手加減はしているので骨や筋は痛めていないはずだ。気絶はしていない。そのまま五分待っても起き上がらなかったので、蹴りやすい位置にあった頭を爪先で蹴飛ばした。困惑する邢道栄に、もう一度、足を振り上げると慌てて立ち上がった。立ち上がれるのに、直ぐ立ち上がらないのは悪い癖だ。それだと戦場で死ぬ、矯正する必要がある。周囲が遠巻きに私達を見守る中で、私は目の前の少女を何度も叩き伏せた。気絶したら水を持って来させて、ぶっかける。立たなければ、体を蹴り上げて立たせる。そしてまた叩き伏せる。
それを大体、三十分続けた後で三十分の休憩を挟む。痣だらけの体で倒れる邢道栄に周囲の兵が心配になって集まってきた。
「あの……紀霊殿、少し厳しすぎるのではありませんか?」
兵士ひとりの進言に私は首を傾げる。
「このままだと死んじゃうけど?」
「この稽古を続けると、あの娘が死んでしまいます」
「大丈夫、死なないように手加減してる」
実際、大怪我はせず、後遺症も出ない叩き方をしてやっている。
「さて、そろそろ休憩時間も終わりだな」
言いながら腰をあげると兵達が娘の前で壁になっていた。
邪魔だな、と私は眉間に皺を寄せた後、丁度いいか、と考えを改める。
兵達はみんな、私と戦いたがらないからな。
それに望んでいない兵に稽古を付けることは橋蕤に禁止されていた。
だが、相手が望んで私と戦いたいというなら仕方ない。
「護衛を守る為の戦い方を学ぶことも大切だ」
結果、休憩時間が五分伸びた。
何時の間にか目を覚ましていた邢道栄は私のことを鬼でも見るかの如く、脅えた目で私のことを見つめてきた。しかし、周囲に倒れる兵達を確認して、目に涙を溜めた怒りの形相で私のことを睨んできた。活きが良いのは良いことだ。もう三十分、叩き伏せたところで本日の訓練を終える。
それを翌日も、また翌日も続けている内に邢道栄の体に痣が減ってきた。
日に日に動きがよくなりつつある。武器は手斧を扱っていることが多く、器用に小回しを効かせながら致命傷を避けた。そして漸く守るだけでは駄目だと気付いたのか、自分の身を守る為に攻撃を仕掛けてくることが増えた。そうして私との手合わせを半月も続けている内に、遂に彼女は三十分間、地面に倒れずに凌ぎ切ったのである。故に時間を増やした、十五分、合計四十五分間を耐え凌ぐたけの力はなかったようで少女は地面に叩きつけられる。これを最終的に二時間凌ぎ切れるようになるまで続けるつもりだ。
深夜、熟睡していると寝室に誰かが忍び込んだ気配を感じたので寝惚けたまま思いっきり蹴飛ばした。
このことで邢道栄は生死の境を彷徨ったが、応急手当てによって命を吹き返した。
そんな生活を続けていたある日、邢道栄の心がポッキリと折れてしまった。
訓練中、「もう好きにしろよー! 何が楽しいんだよー! もう良い加減にしてくれよーっ!!」と泣き喚いてしまったのだ。構え一つ取らない邢道栄を蹴飛ばしても身動き一つ取らず、そのまま地面に倒れたまま泣き崩れてしまった。兵達も訓練の手を止めており、私のことを非難するように睨みつけていた。ん、これ、私が悪いの? 周りの反応を見るに、どうやら私が悪いようだ。ボリボリと頭を掻いた後、「んじゃ元あった場所に戻してくる」と彼女の首根っこを掴んで訓練場を出て行った。
やる気のない者が居ても皆の邪魔になるだけだ。
邢道栄は信じられない者を見るような目で私のことを見つめてきたが、そんなの私の方が信じられないよ、って無視を決め込んだ。待ってください、と兵のひとりが私の行く手を阻んだ。「貴方に人の心はないのですか?」と問われたので「それで生き残れるの?」って問い返した。
兵は驚き、目を見開くと刃を潰した剣の切っ先を私に向けた。
「私が勝てば、その子の世話を任せてくれませんか?」
その姿を見て、これは彼らの稽古を付けるのに良い機会だと思った。
「貴方では、どう足掻いても勝てないよ」
だから、と続ける。
「今、この場にいる。全員でかかってくると良い」
数時間後、私は新しく青痣を作った邢道栄の首根っこを掴み、誰一人立つ者のいない訓練場を立ち去った。
そして気絶する邢道栄を何時か前にした時と同じように河へ放り込んだ。
†
更に数週間後の特別訓練中、山奥の森の中を縦横無尽に駆け回る。
鍛え上げた体術を用いて、手を使わずに木々を駆け上り、枝から枝へと飛び跳ねた。
そして眼下に南陽兵の姿を見れば、頭上から飛び降り、素手で頸を叩いたり、首を軽く捻ったりして昏倒させる。反応の良いものには軽くて合わせした後に、骨折しない程度の打撃を加えて地面に叩きつけた。四方八方からの攻撃に対しては、幹や根の位置を把握して、攻撃を防ぎ、敵との足並みを乱しながら投げ飛ばし続ける。関節を極めるのは楽しい、人体の構造は把握している。女体を抱いた時の経験と実験で、人体がどのように動くのか把握していた。男と女の差異はあるが、それは実戦を続けながら微調整を繰り返している内に分かるようになった。人を投げるのに大きな力は要らない、力が必要になるのは相手の態勢を崩す時だ。それさえできれば、ごろんごろんと面白いように相手は転がった。そして無力化した相手を服を剥いで、恥ずかしい格好で縛り上げる。縛るのは得意だ、何度も縛って吊るしてきた経験がある。
それで心が折れて、従順になった者から下山するように促した。
今もまだ残っている者は私に復讐してやると気概を持った連中だ。具体的に云うと邢道栄と強い関係を持つ者達、その中には何故か邢道栄の姿もあった。一矢報いてやる、と大斧を背中に構えて突撃してくる。その一撃は重かったが、動きが鈍重で隙が大きい。木刀を片手にまた稽古を付けてやろうと考えれば、他の兵達が彼女の隙を埋めるように攻撃を仕掛けてきた。連携された動きに追撃を阻まれる。真正面から一人が突っ込んできて、そいつを倒す為に木刀を振るう――その隙を突くように左右から他の者が攻撃を仕掛けてきた。殺しても構わないという気概で打ち込んできている。なら少しだけ手加減を止めてもいいか、と何時もよりもキツめにしばき倒した。
そうして蹂躙している内に、奇襲を仕掛けてから三十分が過ぎたから撤退する。
その際、勝手に訓練に混ざっていた邢道栄を連れ去り、軽くおしおきをした。泣き叫ぶ邢道栄の悲鳴は、面白いように南陽兵を誘き出した。あ、これ、楽しい。と分かった私は邢道栄を虐めて、誘き出した南陽兵を蹴散らす作業に励んだ。その上で奇襲も仕掛ける。袁逢に教えてもらった拷問術の中で後遺症を患わないものを選んで、嬉々として邢道栄を甚振り、そして山に残った南陽兵の能力を飛躍的に向上させていった。「拷問するなら質問しろよーっ!?」という至極真っ当な訴えには「拷問そのものに意味がある」と言って黙らせた。特別訓練の期限を迎えた時、解放された邢道栄は「もう来ねえよ! ウワァァン!!」と吐き捨ててながら、ふらつく足で山を下りていった。
まだ余裕があるな、もっと痛めつけても良かったかも知れない。
上げた株は下げるもの。
後に荊州四天王を打ち破って覇を唱えるかも知れない武士による伝説の始まりである。