カイザー召喚記   作:ハロポン

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14話 フェン王国

フェン王国 武の精神のある国であり強いものならどんな人だって認めるという国だ。

 

フェン王国の軍事演習

トーパ王国、ドイツ帝国、オーストリア帝国、デンマーク、オランダが参加している

 

ドイツ帝国 シャルンホルスト級戦艦 シャルンホルストとS級駆逐艦 3隻。

 

オーストリア帝国 ハウス級戦艦 ハウスと駆逐艦2隻

 

デンマーク ナヤーデン型駆逐艦 ナヤーデン

 

オランダ ジャワ級軽巡洋艦 スマトラ

 

合計 戦艦2隻、軽巡洋艦1隻、駆逐艦6隻となっている。

これらの艦隊がロウリア王国に集まっておりフェン王国はもちろん、各国大使や見物に来た人達も驚いている。

 

その中にムーの諜報員もいた。

 

「これが、ドイツの船ですか。いや、他にも国旗があるからドイツ以外もいるのか。それにしても一つ一つ船が他の国に比べて大きい。我が国の最新鋭の戦艦より大きいのではないか。こんな国が最初っからあったのならなぜ今まで話題にならなかった?もしかして転移したのか?」

 

ドイツの戦艦、シャルンホルストがフェン王国の用意した廃船に砲撃する。たった1発でフェン王国の船は大きな爆発と共に沈んだ。

 

◆◇◆◇

「レルゲン大佐のいった通りただの観光旅行だなこれは。」

 

ターニャは上空で監視するだけの簡単な任務だ。

上空から敵が現れることは無いからかなり楽だ。

 

服がドレスじゃ無ければ最高の任務だろうな。

 

何でもフェン王国や他の国の王族も来ているらしく

上層部では幼女が軍服着ているのは印象が悪いためいっその事マスコットキャラクターみたいな扱いにすればいいと考えたらしい。

 

そのマスコットキャラクターにされている人の気持ちを考えていただきたい所だ。例えば、いい歳したおっさんがヒラヒラの、魔法少女みたいな服を着させられているとしよう。その時のオッサンの気持ちはこうだ。

 

「恥ずかしすぎる。今すぐこの服を脱ぎ捨てたい」

 

もう嫌です。

 

「その、少佐、可愛いですよとっても。」

 

そばにいるセレブリャコーフ中尉の目が怖い。

セレブリャコーフ中尉も、他の人も普通の軍服だ。私だけがドレス。もうやだなこの仕事。

 

そう思ってた時、砲撃音が響く。どうやらドイツの戦艦が砲撃を開始したようだ。

「1発で廃船に命中させるとは。さすが海軍だな。」

 

ドイツ帝国の海軍は軍艦の質は低いが練度は高い。特に海兵魔導師や偵察機を導入したことにより着弾観測もでき砲撃の精度は飛躍的に上昇。高確率で命中させることができるようになっている。

さらに戦艦シャルンホルストは最新鋭の戦艦でありドイツ海軍最後の戦艦という。戦艦空母を除いてだが。

主砲は38cm砲の3連装砲で威力も高い。それが4基搭載している。

オマケに対空もかなり強化されており史実のシャルンホルストとは似て非なるものとなっている。というか戦艦ビスマルクの方が似ている。

 

「あの少佐殿、なんでデンマークやオランダも参加してるんですか?」

 

「帝国協定加盟国外の国もあるということと、独自の交易ルートの確保だろうな。オランダは商人の国だし商売の為には敵に武器だって売る国だ。」

 

ベイラントとかいう奴がいてそいつは敵であるスペインに武器を売り儲けた。だがやがて捕まり裁判になったがベイラントは貿易の自由を立てに無罪を勝ち取った。

 

オランダとはそういう国だ。

 

「ではなぜオスマン帝国やブルガリアは来ないんですかね?」

 

「オスマン帝国は今やそれどころでは無い。国家崩壊の危機を迎えてるんだあの国は。だから何もできない。」

 

オスマン帝国はあちこちで民族の反乱が起きている。

もうダメだろうなあの国。反乱を抑えようと税金を低くしたり、自治権を与えているらしいが時すでに遅し。

 

「ブルガリアは、あの国の海軍は確か駆逐艦1隻だったはずだ。」

 

ブルガリアは陸軍に予算を振ったため海軍は無いに等しい。さらに先のバルカンでの戦争でブルガリア海軍はルーマニア相手に壊滅的打撃を食らってしまった。

 

セレブリャコーフ中尉も納得したようだ。

「そうなのですか。あれ?でもオランダってもっと軍艦持ってませんでした?」

 

オランダは小国にしては軍艦がかなり多い。それはオランダがアジアに植民地を持っているというのもあるのだが。

 

「オランダもドイツ海軍と同じさ。転移でかなりの数の軍艦を失った。オマケに大量の資源も失ったわけだから1番被害が大きいのはオランダかもしれんな。」

 

さてと、本当に暇だ。2個中隊で上空を警備し2個中隊は地上にあてさせている。地上任務させているヴァイス中尉やグランツなども今頃お土産とか買ってるだろうな。

 

ん?北の方角から何か接近しているな。ワイバーンか?

だとしたらフェン王国のかガハラとかいう国のものか?

◆◇◆◇

フェン王国剣王 シハン

 

「あれが、ドイツの船か。なんて大きさだ。それに破壊力も凄い。」

 

シハンはドイツとその他の国の力の強さを知りたかったので手っ取り早く知る方法、軍事演習を行う事にした。

一応フェン王国海軍とドイツとその他の国との軍事演習というものだがフェン王国海軍の船は出てない。

というのも当日フェン王国海軍の提督たちがみんな揃って病気になったのだ。ードイツの戦艦を見て実力差が分かってしまったからみんな仮病で逃げた。ー

 

「パーパルディアとは比べ物にならないな。ドイツは拡張主義の国では無いんだろ?」

 

「は!ロウリアとの戦争でロウリア領のほぼ全てがドイツの植民地になったという点を除けば拡張主義ではないかと。」

 

ロウリア王国との戦争でドイツは圧勝した。しかもたった3回の戦闘で終わった。実力差があり過ぎたからだろう。

 

「ロウリア王国は、喧嘩を売る相手を間違えたしあの国は危険だった。自業自得だ。ドイツとなら各種の条約を締結してもいいだろう。」

 

「は!」

 

シハンは空を見あげた。空にはドイツの航空魔導師という者がいる。こんなに綺麗に飛べるとは不思議なものだ。

 

「あそこのドレスを来た少女はきっとあの部隊の誰かの娘なんだろうな。空からの脅威なんてないんだから安全だと思い連れてきたのかな?」

 

シハンの言う、ドレスを来た少女がまさか航空魔導師の大隊長という事はまだ知らない。

 

◆◇◆◇

 

「全部隊へ告ぐ!所属不明の部隊がそちらへ向かっている!」

 

無線からなる警戒音と所属不明の部隊の登場。

確かに北からワイバーンがおよそ50騎ほど来る。

 

「CP!交戦許可は?」

 

「出ている。ただし先に所属不明の者が攻撃した場合のみだ。」

 

所属不明のワイバーンを撃ち落としても問題無い?なら撃ち落としてもかまわんか。

 

「第2中隊と私はやつらにビザの提示を求めてくる。他の中隊は交戦用意したのち待機だ!」

 

ターニャは素早く命令を出した後、ワイバーンへ突っ込む。

ワイバーンに乗っている人は何かを投下し、その何かが下にあった建物を燃やし始めた。あれは恐らく火炎瓶か。という事はあれは爆撃機に近いような役割のものであり、テロリストか敵か?

 

「フェン王国への入国は初めてですか?ビザはお持ちですか?」

 

と魔力で音声を上げながら敵に警告する。すると敵は何故かブチ切れた用で弓矢を使ってこちらに攻撃を始めた。

 

「少佐殿、敵が攻撃してきました。」

 

「ビザはお持ちでは無いと!よし、敵が攻撃してきた為これより我々は敵の殲滅を開始する。我に続け!」




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次話は年明けの予定です。いい年末を!

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