カイザー召喚記   作:ハロポン

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36話 平定

「デグレチャフ少佐、弾薬、残存魔力既にありません!」

「王国兵の前線が突破されました!」

「魔力切れによる脱落者が半数を超えました!」

部下から続々報告が来る。既に脱落者が大量に出ている

魔力か切れれば防核すら保つことが出来ない。

いくら近接格闘戦に慣れていようが多勢に無勢。それに相手は人間ではない。人より大きいのだ。熊とやり合って勝てるような人間なんてそうそういない。

 

「くそ、もうここまでか!」

 

王国兵ももうズタボロだ。敵戦車は破壊したものの数の暴力というのは恐ろしいものだな。

 

「数の暴力か。ベルリンの戦いもこんな感じだったのかな。」

 

あと何分持つか、それも分からない。

 

 

「....ジジジ....第..3...航空....,.ジジジ」

 

無線に反応があった。

 

「...こちらドイツ帝国艦隊、第203航空魔導大隊、応答セヨ」

「こちら第203航空魔導大隊 大隊長ターニャ フォン デグレチャフ少佐だ」

「デグレチャフ少佐、喜べ救援に来た。そちらに爆撃機を派遣した。」

 

海を見るとそこには大量の鋼鉄の船、ドイツ海軍などがいる。

そこから大量の爆撃機がやってくる。

 

「これは、勝った」

 

爆撃機に着いている大きな筒が途中で切り離され一直線に飛んでいく。

それが敵に突っ込むや否や、大爆発を起こす。

 

「対艦ミサイルか。いや対艦ロケットか。」

 

さっきまでの劣勢が嘘のようだった。

2万の魔物はあっという間に数を減らしていく。

艦砲射撃も加わり既に敵はボロボロ。

 

数分間艦砲射撃をした後、ほかの航空魔導師がくる。

 

あとは蹂躙だった。

 

その後魔物は壊滅。無人の土地はドイツ、オランダ、デンマーク、オーストリアが4: 2.5 :2.5:1 でわけられることとなり、エスペランド王国は各国と国交を樹立。

魔物を完全に滅ぼし平和が訪れることとなった。

◆◇◆◇

ドイツ帝国 最高統帥議会

ドイツの首脳やその他官僚、さらには皇帝陛下も出席する。

今回の議題は、「世界会議について」だ。

この世界の列強が参加する世界会議。もちろんドイツは参加する。オーストリアは参加出来なかったがそれも仕方ない。

 

「世界会議に参加するとはいえ、戦艦を派遣するのは情勢的に考えてありえないでしょう!」

 

外務大臣は言う。

「ようやく各国と連携が取れてきたのです。ここで軍事力をみせ他国を脅迫するのはよろしくない。それは世界大戦で理解したでしょ!」

 

今のドイツに世界を相手に戦えるほどの兵力は無い。いくら軍事力に差があろうとも治安維持にも兵をさかねばならない以上、限界はある。

 

「ならどうする?」

 

レーダー提督が提案する。

 

「なら、重巡、シュペーと駆逐艦1隻を派遣してはどうですか?」

 

「戦艦ではないし、海賊対策としても悪くないか。」

 

こうして世界会議に派遣する船が決まった。

 

 




次回から世界会議編になります。
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