カイザー召喚記   作:ハロポン

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39話 グレートアトラスター

自称最強国家 神聖ミリシアル帝国の防空網を容易く突破したグラ バルカス航空部隊は湾内に侵入。そこには海をも埋めつくさんとする程の艦隊があった。

 

 

「これが敵の艦隊か。やっぱり前時代の遺物がおおいな」

 

グラ バルカスのアンタレス艦上戦闘機に乗っているロメイは獲物を探す。

既にムーの航空機やワイバーンは既に壊滅させたし、風竜とかいうやつとは旋回性能が高くアンタレスと互角にやれるということがわかった。

 

「ん?あれは噂のドイツの航空機か。なんだ、複葉機じゃないか。複葉機ということは格下か。ドイツの技術力もそんな程度か。 」

 

ロメイはドイツの複葉機に向かって急降下する。

太陽を背にすることにより発見しにくくしつつ高度差を生かした速度で潰そうとした。

 

「敵複葉機は5機。それに対しこっちは7機。余裕だな」

 

だが彼は知らない。複葉機は確かに単葉機に比べて速度や上昇能力は劣るがその分いい所があるということを。

 

「しねおらぁ」

 

機銃を撃つが、その瞬間目の前からドイツの航空機が姿を消した。

 

「な、なんだ?何処へ消えた?」

 

後ろを振り返るとそこにはドイツの航空機がいた。

 

次の瞬間、ロメイはドイツの偵察機に撃ち落とされた...

 

メッサーシュミット観測機 b108は別名「空飛ぶ不条理」観測機とは思えない性能でグラ バルカスのアンタレス艦上戦闘機を次々撃ち落としていき7機撃墜したところでアンタレス艦上戦闘機は逃げていった。

だが上空でアンタレス艦上戦闘機とドイツのメッサーシュミット観測機が戦っている間にシュペー目掛けて魚雷を撃とうと海面スレスレを飛ぶリゲル型雷撃機 計12機。

 

狙いはもちろんシュペーを轟沈させることだ。

だがシュペーも対空を強化された重巡洋艦であり、

魚雷を積んでいるため鈍足なリゲル型雷撃機はただの的でしかなった。オマケに一直線で来るのだ。

それだけでは終わらない。海面スレスレを飛んでいるのだ。

 

水しぶきだけでも航空機は墜落する。

 

一機、また一機と撃墜されていく。

だが3機程が魚雷を投下。それも100%シュペーに当たる位置で。

 

◆◇◆◇

「魚雷3本来ます!避けれません!」

 

「海兵魔導師を出せ!」

 

海兵魔導師とは航空魔導師の海軍verだ。

魚雷の破壊、対潜水艦、制空もできる便利屋。

ただし航空魔導師と同じで数が少ないのが欠点。

 

「艦長、ケイル島南側から戦艦出現!!グラ・バルカス帝国グレードアトラスターです!!

同艦は、ケイル島南側から、海峡入口に向かい進行中です!」

 

魚雷は破壊したが一難去ってまた一難。

 

「海峡を塞ぐつもりか。よし、全員に告げる。本艦はこれよりグレートアトラスターと戦闘に入る!駆逐艦と民間船がグレートアトラスターの射程圏外に退避するまで我々は戦う。

グレートアトラスターの足を奪うため全力で後方を狙え!なお弾薬制限はない。全弾使い切ってもいい!」

 

「艦長、司令部から連絡が」

 

「今更なんだ?」

 

「その、白銀を送ると」

 

白銀とはターニャの事だ。

 

「そうか。信号を送っておけ。ここにいるとな」

 

◆◇◆◇

ミリシアル帝国艦隊やムー国の艦隊がグレートアトラスターに突っ込んでいったのを好機と捉え全速力で海峡を渡ろうとするが、目の前であっさりとミリシアル帝国艦隊とムーの艦隊が壊滅。

 

グレートアトラスターはシュペーに狙いを定め、

またシュペーはグレートアトラスターとやり合う準備を終わらせた。

 

ここにグレートアトラスターvsシュペーの一騎打ちが始まろうとしていた...




次回予告とサブタイトルが非常によく変わる。(これってサブタイトル詐欺に入るかな?)

今回ターニャの話を入れようと思ったがそうすると長くなるため次回...

次回「グレートアトラスターvsシュペー」

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