カイザー召喚記   作:ハロポン

48 / 50
前回の話にて多数の誤りがありました。
指摘ありがとうございます。



番外編 首切りジャック

パーパルディア帝国

 

「レミール殿下、本当にこいつをナンバーズに組み込むのですか!」

 

と食事をしているレミール女帝に今回編成される最精鋭部隊、ナンバーズに入ることとなった男 ジャックに危機感を覚え反対するジェリー軍事大臣。

 

「仕方ないでしょ!反乱軍のせいで優秀な人は全員死んで人が足りてないのよ。将軍も足りないし士官も足りない。足りない士官はドイツから雇っているけど期間がきれたら終わりだし。その代わりの精鋭部隊なのよ。」

 

レミールは人手が足りないために何人分もの仕事をしていたのだ。産業、経済、人事...そろそろ過労でぶっ倒れるのでは無いかという噂もたっているくらいだ。

なお夫のドイツ帝国第二王子も外交、法務、財務などをしているためこっちもこっちでぶっ倒れそうだ。

 

「殿下、それは分かってます。急いで軍事を建て直さなければならないのも。でも、彼は犯罪者です。」

 

ジャック 別名首斬りジャック。

元パーパルディア皇国の処刑人でありあまりにも多くの罪人の首を斬ったため精神がおかしくなった。

正義を準ずるものだが無実のものを命令とはいえ毎日処刑したのが原因だったとか。

皇国が崩壊し故郷に戻った彼はそこで敗残兵から野盗とかしたパーパルディア皇国兵を殺しまくった。

その数、524人。さらに名だたる犯罪組織を単独で壊滅。殺す時は必ず首を斬り落とすことから首斬りジャックと呼ばれた。

彼が捕まった時、尋問した人ははっきりとこう言った。

 

「彼の心は壊れている。」

 

ジャックが人を殺す理由。それは、

「楽しい。首を斬り落とすのが楽しくて楽しくて仕方が無いんだ。特にそれが悪なら特に。ねぇ?お前は何か悪いことをした?」という快楽殺人者。

人を殺すことに幸福を覚えるそういう奴だ。

 

「分かっているが、最精鋭部隊を作るにはどうしても彼のようなやつがいるのだ。機関銃を相手にでも戦えるような身体能力を持っているんだぞやつは。」

 

機関銃も恐れず突っ込んできたという情報もある。

 

「殿下がそこまで仰るなら。しかし注意してください。彼は、悪魔です。」

 

ジェリーがようやく下がった。

 

「分かっている。彼ほど危険なやつはいないことも。でもここまで深刻な人手不足ともなると使わざるを得ないんだよ。それにやつが敵と認識したものは悪だ。」

 

こうしてパーパルディア帝国最強の戦闘集団、ナンバーズが設立された。

構成員は計9人と少ないものの、隠密性や格闘戦闘に特化しており射撃は、至近距離から撃てば問題ない程度とされた。

 

ナンバーズはドイツからの支援要請もありムー国へ派遣された。




次回 「各国の反応」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。