カイザー召喚記   作:ハロポン

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英国面の珍兵器はまだ理解出来る。頑張って作ろうとした結果どうしてこうなった!?みたいなのが多いがまだわかる。
ドイツ、おめぇの所の珍兵器、ぶっ飛んだ発想多すぎてビックリなんだよ。それを実現させるところがまた凄い。(マウス→ティガーⅡで充分だろまだでかいの作るつもりかよ。 ラーテ→マウスよりさらにでかいのを作るつもりかよ P1500→ わぁ、マウスが文字通りマウスに見えるぅ。)


4話 恐怖

ロウリアにとって悪夢の1日が始まった。

 

 

戦闘機による蹂躙。ロウリアには為す術もない。

さらに木造の船が災いした。小型船は戦闘機の機銃掃射だけで沈んでいく。

 

爆撃機による破壊。ロウリアの弓矢ではうち落とせない。大型の木造船も1発で木っ端微塵に吹き飛ぶ。

 

戦艦などによる砲撃。一方的にロウリア艦隊を一撃で葬っていく。

 

ワイバーンを呼び対処しようにもドイツの戦闘機に勝てる訳もなく数分で全滅。おまけにロウリアからしたら敵が何をしたのかすら分からない。

 

海将シャークは恐怖に襲われた。

 

なにが起きている?なぜ我らの艦隊が一方的にやられる?なんだ敵の攻撃は?ワイバーンは何が起きたのかすら分からないまま死んでいく。船も敵の鉄の鳥から落とされる何かによって爆散される。

 

なぜこうなった?パーパルティア皇国相手でも勝てるか分からないが少なくとも善戦は出来るはずだ。なのになぜ我々は一方的にやられるのか?分からない。怖い、恐ろしい。

 

気がつけばシャークの膝はガクガクに震えだし、やがて座り込んだ。

 

その時艦隊の左側面から突然攻撃を受ける。

 

「何が起きた!」

 

「それが、左翼の船が突然爆散しました!」

 

「何?新手か!」

 

「それが、原因不明の爆発であり敵だとしても正面にいる敵の攻撃では有りません。また新手かと探しましたが、全く見当たりません!」

 

「何?まさか透明化でもしているのか?」

 

「透明化してもそこに敵がある限りは海面に影響を与えるはずですがそれがありません。」

 

一体、我々は何と戦っているのだ?

分からない。

 

シャークは決意する。

 

「撤退しろ、 撤退しろーーー!全艦隊撤退だ!敵の攻撃の仕掛けが分からない以上どうしようも無い。撤退しろ」

 

直ぐにロウリア艦隊は撤退を開始するもののそれでもロウリアの艦隊はまだ2900隻ほど残っている。それにドイツ側はまだ砲弾に余裕があるため追撃戦を続行。

だがゾイ提督は目的をここでロウリア艦隊の撃滅から嫌がらせに変える。というのもあまりにもロウリア艦隊の減りが早かったためなのとこれ以上ロウリア水兵の捕虜が増えても困るだけなのでロウリアの旗艦周囲の船を優先して撃沈させる。旗艦にはいつでも破壊できると恐怖を与えてあげるのだ。

 

さらに潜水艦も嫌がらせのように横から攻撃しては時々静かに浮上し砲撃した後再び潜水する。

 

ロウリア艦隊は必死に逃げ出し、ドイツ海軍が追わなくなっても港に戻るまで全速力で漕ぎ続けた。

 

ようやく港につき残った艦隊数を数えてみると1812隻だった。だが生き残った水兵はみな二度と船には乗りたくないと言い軍から逃亡したり命令拒否をしだしロウリア海軍は事実上壊滅しシャークは敗北した責任を負い辞職した。一部ではシャークの精神が異常をきたしたためと言われている。

 

 

 

 

ドイツ キール軍港

ここで勝利の宴が開かれた。ドイツ海軍は先の海戦で損害ゼロで勝利を収めた。数字だけ見れば歴史的大勝利に違いない。敵が中世レベル、それも中世中期レベルの船であり勝つのが当たり前という事を考慮しなければだが。

 

それでも勝利には変わりないとその日は海軍将校みな祝った。

 

なおこの海戦の捕虜となったロウリア人は刑務所を急遽改造した収容所に収容した。

 

中央歴1639年4月30日 クワトイネ公国 政治部会

本国に帰還した観戦武官 ブルーアイは目の前で起きたありのままの事を報告した。

 

周囲にいた大臣達はその報告に驚く。

 

「これが本当ならばドイツはたったの十数隻でロウリアの艦隊3200隻を撃滅したと。嘘をつくならばもっとマシな嘘をつきたまえ。」

 

「嘘ではありません。嘘をつく価値がありますか!?それとドイツの提督からこれを受け取りました。見てみてください」

 

それはゾイ提督が予め海戦の様子を録画したビデオカメラでありこれを提出すれば証拠として真実をクワトイネに見せつけることが出来ると考えていたものだ。

 

「わかった。これの原理が分からないが少なくともこの映像は本物だろう。ブルーアイ、君が報告した内容と一致しているし何よりこんなものを作る国だ。ありうる話だろう。」

 

ブルーアイの報告書は信用されたが次の問題がでてくる。それはロウリアの海軍はしばらく動けないとして問題はロウリア陸軍だと。

ギムにいるロウリア軍はドイツの魔導士とやらが奇襲攻撃を仕掛け司令部を吹き飛ばしたことによりとりあえずは進軍を停止させることに成功した。

 

それもたった12人が司令部を吹き飛ばしさらにワイバーンを壊滅させたという信じられない報告付きで。

 

「クワトイネではロウリアには勝てないか。ドイツ頼りになるとはな」

 

クワトイネは今、決断に迫られていた。




多分明日は更新できないかも。
次回はターニャ回の予定
みんな大好き(?)シューゲルが登場するよ!

原作にないオリジナル都市を追加するかどうか?

  • 追加して欲しい
  • いや、そこは原作に忠実にして欲しい
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