THE LEGEND OF HEROES リリカル銀魂 七の軌跡   作:原罪

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さぁって、見切り発車どころではない感じで開始してしまったこのリリカル銀魂

描写力がアレなのは本当に申し訳ない!


出逢い、そして始まり篇
第一話:始まりとはいつもグダグダなもの


侍の国、僕らの国がそう呼ばれたのは、今は昔の話

 

 

とある農村で暮らしていた少年、坂田銀時は、両親兄弟を宇宙人に殺され、唯一生き残った妹『神楽』すらも原因不明の病気を患ってしまう

 

 

「お願いです、妹の、妹の命だけは」

 

 

「生殺与奪の権利を他人に委ねるじゃねぇでさぁ。つーかそいつは個人的にムカつくから確実に潰す」

 

 

 

妹を元に戻す手がかりを求め、銀時は宇宙人殺隊へ入隊する。そこで出会うは銀時を「逢魔銀王」と呼称し襲いかかる謎の二人『月詠』と『九ベイツ』

 

「この時代のお前に恨みはない。でも未来のためだ。消えてもらう!」

 

 

 

 

となんやかんやあって和解し、妹の病気の元凶である無職寺無惨(マダオ)を倒すも

 

「俺の出番ここで終わり!?」

 

 

 

 

鬼王の最後のあがきによって全世界の人間とツバメが全部銀の塊へと変貌し、人類の文明は消滅した

 

 

 

そして3700万年後――

 

坂田銀時は目覚めた、銀の呪縛より放たれた。

 

いつの間にか連れ去られた妹を取り戻すため、坂田銀時――否、ドクター銀魂は、この世界の文明を再構築する物語への一歩を―――

 

 

 

 

「じゃねーだろ!? 一体何なんですかこれ!?」

 

「色々あった銀魂もやっとあの空知が終わらせて、アニメだって次のやつで原作全て終わるんだろ? だったら俺たちが新しい銀魂……リメイク版銀魂を作ろうと企画書考えてたんだよ」

 

「何がリメイクだ! というか逢魔銀王って完全にオーマ◯オウだろうが! どう考えてもアウトだろこれ!」

 

「祝え 新たなる新連載の誕生を!」

 

「誕生したとしても全てほっぽり出して突き抜ける未来しか見えねぇよ! チャゲる未来しか見えねぇよ!」

 

「落ち着くアル新八、もしこれが実現したらこっちは配役的にセリフまともに喋らずに給料ガッポリもらえるネ、新八だって――」

 

『ボク、シンパッチ』

 

「マスコットになればいいアル」

 

「それポロリ編最初にやったやつじゃねーか! フレンズはもう良いんだよ! 自分のお家へ帰れ!色んな意味で!」

 

 

 

と、そんな物凄くくだらない言い争いをしている三人。彼らはこの大江戸歌舞伎町でなんでも屋を営む『万事屋銀ちゃん』のメンバーであり、今まで数多の事件を解決してきた

 

 

 

―白夜叉:坂田銀時 CV:杉田智和―

「だけどよぉ新八、こうでもして、さっさと収入源手に入れねぇと、本当にババァに追い出されちまうだろ」

 

 

 

―戦闘民族『夜兎』の少女:神楽 CV:釘宮理恵―

「それを言うなら昨日銀ちゃんがパチンコで大負けした結果がこれアル。パチンコする金あるぐらいならすこ少しぐらい給金上げろやコノヤロー」

 

 

 

―メガネの精霊:志村新八 CV:阪口大助―

「メガネの精霊ってどういうことだゴラぁーっ!?」

 

 

「いいじゃねーか新八、そのまま精霊の肩書引っさげてお通とデートしてこい、そのままデート・ア・ライブに持ち込めば……」

 

 

「その前に僕の社会的地位がデッド・ア・ライブしそうなんですけど、キスする前に砂糖菓子の弾丸で撃ち抜かそうなんですけど!」

 

 

 

 

……のだが、基本的に依頼数の少なさやら依頼金をこの基本ダメな天パがパチンコやら競馬やらに使うもんだから年中金欠。たまにこんなふうにくだらない金稼ぎの案やちょっとした小競り合いが出る始末

そして今、この日常とかしたくだらない問答を、神楽のペットであり万事屋の番犬である『定春』は、あくびを上げながらただじっと「あーまたこれだよ」的な目で見つめるのであった

 

 

「あー……ったく、あの時町内会運動会優勝できれば、せめて今月ぐらいは乗り切れそうだったってのに……」

 

などと銀時が愚痴っていると、玄関から声が聞こえてくる

 

 

「銀時さま、いらっしゃいませんでしょうか?」

 

声を聞いた銀時は玄関の前までやってきて扉を開ける。開けた先には緑髪の家政婦である『たま』の姿が

 

 

 

―からくり家政婦:たま CV:南央美―

「おはようございます、銀時さま」

 

「おーっす、たまか。一体どうしたんだ?」

 

「源外さまから、前のスケダンコラボで使用した『瞬間移動装置』の改良版が完成したようでして、その実験に参加していただきたいと」

 

「あ? 今そんなことしてる場合じゃねぇっつーの、それにあのジジィのことだしろくな改良してねぇだろ。それにな、いま坂田家は追放の危機に」

 

「……あと実験参加の報酬として先日当たった宝くじ数億円を山分けという」

 

「……えっマジで? あのジジィが?」

 

「はい」

 

たまの発言に乗り気ではなかったものの、金の話が出た途端銀時の目玉はスロットのごとく回転し円の文字で止まる

 

「新八ー!神楽ー! 今日の晩飯は焼き肉だぞ!!」

 

「マジアルか銀ちゃん!?」

 

「(まあこうと言えば銀時さまは確実に食いつくと源外様も仰っていたので、実際宝くじ当たったのは事実ですし)」

 

騒ぐ銀時達をただ見つめるたまであった。

 

 

 

 

「まさか源外さんが本当に宝くじで数億円当たるなんて思いませんでしたよ……」

 

「まあそうだろな。俺だって信じられねーよあのジジィが宝くじ数億円って、まさかと思うが不正とかなんかやったんじゃねぇか?」

 

「もしそうだったじーさんサツに打ち込んで金横取りしちまえば良いアル」

 

そう他愛もない会話をしながらも三人(+一匹)がやってきたのは、たま経由で源外から教えてもらった実験場所

かぶき町からそれなりに離れた荒野であり、そこには何故か電極の付いた小さな箱のようなものと、布に包まれた車ほどの大きさのなにかがあり、その隣で三人に向けて手をふる、ゴーグルを付け黄色いツナギを来た白い髭の人物――平賀源外がいた

 

「銀の字、まさか来てくれるとはな!」

 

「ジジィ、宝くじの件はマジなんだろうな?」

 

「当たり前だ! そうでもなければこんな大掛かりな実験なんぞしておらん。安心しろ、改良費用で大分使っちまったがそれでも数百万は残ってる」

 

「それで源外さん、その実験っていうのは」

 

「実はこいつ……」

 

源外が大きななにかに被さっていた布を剥ぎ取る。布の中に隠れていたのは一台の銀色の車。窓ガラスから見れる中身には運転席を含む4つの座席、そして中心にある縦横30センチメートルほどのボックスのようなものの中に、Y字型に配置された3本の光チューブが入っていた

 

「これが俺が新しく開発した、瞬間移動装置第二号、その名も……トラベラー号じゃ!」

 

「「いやちょっと待てぇえええっ!?」」

 

 

あまりにも見たことがありすぎる発明品に銀時と新八が思わずツッコミの大声を上げる

 

 

「おいジジィ! これどう見てもデロ◯アン号だよな!? どう考えてもデ◯リアン号だよな!?」

 

「いや実はな、たまたま外で買い物していた時に事故で貨物列車に追突して壊れた中古車を発見してな、それを10円で買い取って修理改良した上で使わせてもらったのだ」

 

「10円ってどんだけ壊れたんですか……というか壊れた経緯からしてそれ本当にデロリ◯ン号じゃないんですか源外さん、下手したら知らない所で特異点案件になってそうなんですけど、大丈夫なんですか?」

 

「大丈夫じゃ、まずこんな10円で売ってるような事故車がデロリア◯号なわけないじゃろうし。ただ動力源の部分は元の車をそのまま修理したのを使ってるからな。時速140kmの速度が走れるほど蒸したエンジンに1.21ジゴワットの電流を流すことで初めて瞬間移動が可能となる」

 

「もうそれ議論の余地なしに◯ロリアン号だろうがぁあああああっ!!!」

 

 

源外の説明から、さらにこれがもう破損したデロ◯アン号を修理改良しただけものだと確信、さらに怒号のツッコミが飛び交う

 

 

「……まあ、仕方ねぇか。これ乗るだけで数百万貰えるなら安いもんだろ。でだ、ジジィ。安全面とか大丈夫なんだろうな?」

 

「今回は安心してもらっても大丈夫だぞ銀の字。こういう事もあろうかと異常が発生した際に強制的に全電気系統を強制停止させる装置を搭載しておる」

 

「……本当に大丈夫なんですかね、それ」

 

「大丈夫だ、問題ない。一番いい素材を使っている」

 

「それガラクタのフリー素材じゃねぇよな? 逆に心配になるんだけどその言い方、てめぇの脳みその中身一度堕天使にリセットしてもらったほうがいいんじゃねぇのか?」

 

「誰の脳みそがイーノックだ。そんなことより早く乗った乗った」

 

源外に急かされ、3人が後部座席に乗る。ちなみに定春は重量オーバーな事もあり残ることに。神楽を心配そうに見つめる定春だったが、神楽に諭され素直におすわりして待つことになった

 

 

「一旦の目的座標はここからワシの店だ。このトラベラー号がワシの店への転移に成功した時点で実験は完了となる。ちなみに説明し忘れておったがあの箱は電気をこの車に流すためのものだ。さぁ、準備は良いか?」

 

運転席に乗りそう言葉を続ける源外は運転席右側に設置された入力機器に数値と単語を入力する。入力されが完了すると車内中心にあるボックス内部の光チューブが光り始め、電気が流れる

 

エンジン音が鳴り響き、車内に何故か『BTTFのメインテーマ』曲が流れ始める

 

「……おい、やっぱこれぜってーデロリア◯号だよな? このBGM流れるってことはじじぃやっぱ……」

 

「銀の字、無駄口叩いてると転移の際に舌を噛むことになるぞ。稼働可能時速100……110……120……130……140!」

 

『転移準備が出来ました、ボタンを押してください』

 

アナウンスが流れると同時に、ハンドル中心から赤いボタンが出現する

 

 

「さぁ、実験開始だ!」

 

源外が意気揚々とボタンを押した瞬間……何故かボンネットが開き、そこから大きなネジが飛び出し大きな弧を描き行方知れずに。更にその衝撃で『エマージェンシー!』というアナウンス音が流れまくる

本来ならこの状態になれば源外が言っていた強制停止装置が発動するはずなのだが、何故か発動しない。それどころか強制停止装置の状態を示す計器が『Error!』という文字を映したまま動かなくなった

 

 

 

「……あの、源外さん」

 

車のボンネットから飛び出た大きなネジを車内から見つめ、新八が虚ろに言葉を紡ぐ

 

「あっ、やべっ、強制停止装置のネジ緩んでおったわ、てへぺろ」

 

「じじいてめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

「「ぎゃああああああああああああああああああああああああああ?!」」

 

 

飛び交う怒号と悲鳴を最後に、銀時たちを乗せたトラベラー号は彼ら諸共落雷と共に光に包まれ、消失した

 

 

荒野に定春一匹のみを残して

 

 

 

 

 

巻き上がる黒煙、燃え盛る炎、飛び散り痕跡を残す機械の残骸や血溜まり

 

 

まるで地獄がこの地上に現出したような世界の中、彼女はいた

 

 

 

「はぁ……はぁ……はぁ……!」

 

 

 

息を荒げながら、その濃い紫の挑発を揺らし、ただ走る。このよくわからない状況から抜け出すために、皆の元へ帰るため。

 

未だ行方知れずの兄に会えないまま、死ぬのなんてごめんだと

 

 

「……ッ!」

 

 

少女の前に立ち塞がるのは、上空より降ってきた人間一人がすっぽり入れる程度のカプセルのような形をした数体の青いナニカ

 

 

「くっ!」

 

青いナニカの前面レンズから光が付き、熱線のようなものが放たれる

少女は1体目の熱線を右に躱し、2体目3体目の熱線は身を翻し、回転した勢いのまま

 

 

「やぁ!!」

 

 

その手に持った銀のレイピアを振るう。振るわれたレイピアから孤型の衝撃波が三連して放たれ、目の前の青いナニカ3体は横に真っ二つ。真っ二つとなった青いナニカの断面図は機械で埋め尽くされていた

 

 

「ふぅ……」

 

 

一時の危機を乗り切って、ため息をついた途端、彼女の背後で爆発が起き、その体は大きく吹き飛ばされる

 

 

「……ああっ!」

 

 

壁に激突し、その衝撃で手に持ったレイピアは彼女から遠く離れた残骸の石壁に刺さってしまう

 

 

「……くぅっ!」

 

 

なんとか立ち上がるも、目の前には白い四足を持った、巨大な『兵器』の姿

その『兵器』は、まるでゴミを見るかのごとくその白いレンズに彼女の姿を見据えている

 

 

腕をやられ、あまつさえさっき吹き飛ばされた衝撃で唯一の武器が失われた

 

『兵器』は、無慈悲にも彼女をその巨大な足で踏み潰そうとする――その時であった

 

 

 

 

「「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああ!?」」

 

 

 

 

誰かの叫びが響き渡る、少女がその衝撃にポカンとした顔をした直後

車の屋根が開き、3人の『誰か』が少女の目の前に放り出され、その直後にその車は『兵器』の胴体に激突しその原型がわからなくなるほどにひしゃげる

兵器は振り上げた足で少女を押し潰す事無くショートし、激突したひしゃげた車が爆発炎上、そのまま黒煙を上げ沈黙した。

 

 

 

 

 

「どうやら、もしもの為につけておいた緊急脱出装置が作動してくれたようだな」

 

「……まさか、転移した直後で上空から落ちる羽目になるなんて思いませんでしたよ……ですけど」

 

「……トラベラー号、完全にぶっ壊れたアルな」

 

「「・・・」」

 

謎の白い兵器のようなに突っ込んだ挙げ句完全にひしゃげたトラベラー号の残骸をただ見つめて途方に暮れる新八、神楽、源外

転送直後に上空に放り出された挙げ句に超スピードで急降下。幸いにも源外が緊急用の脱出装置のボタンを押したために三人は無事であるが、この世紀末みたいな場所がどこなのかは

 

 

 

 

 

 

 

「――実験は成功だ!」

 

「何ドヤ顔で『実験は成功だ』っつって現実逃避しとんじゃジジィごらぁっ!!」

 

「ぶへっ?!」

 

ドヤ顔で発言する源外の尻に、怒り満タンの神楽の踵落としがクリティカルヒットし、そのまま源外の体は瓦礫の犬神家状態に

 

 

 

 

「しかしどうするんですかこれ……肝心のトラベラー号があれじゃあ、僕たち戻る手段無いんですよ……しかもいつのまにか銀さんだけどいなくなってるし」

 

二人のやり取りを尻目に、戻る手段を失ってしまい途方に暮れる心配。転移したこの場所が一体どこかすらわからない状態でどうすればいいのか、それが問題であった

 

 

「あ、あの……」

「?」

 

そんな悩んでいた新八に対し、結果的に置き去り状態になっていた少女が声をかける。

 

 

「その……助けてくれて、ありがとうございます」

 

「いえ……そういうわけではないんですけど。あの……大丈夫ですか?」

 

「さっき壁に叩きつけられた時の痛みは残っていますが……なんとか。」

 

「よかった……僕は、志村新八。あそこにいるのは神楽ちゃんと、埋まっているのは平賀源外さん。で、貴女は……?」

 

 

「私は――」

 

 

 

 

 

 

 

繝ェ繧」繝ウ繝サ繧キ繝・繝舌Ν繝?ぃ繝シ の妹:エリゼ・シュバルツァー CV:後藤沙緒里―

「私はエリゼ。エリゼ・シュバルツァーと申します」




うん、当初ね、妹さん参戦させるつもり無かったんだよ

でもね、色々と別の問題の解決のためにプロット変更してふと頭に思い浮かんだんだよ

その結果がこれだよ!! あれ、背後から変な声が聞こえ「秘技――裏疾風!!」
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