仮面ライダーエターナル~二つのE~   作:ハム太

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遅くなってしまいました。


暴走するアイスエイジ

「変身」

白いエネルギーと風が体を包み込んでいく。

「お前に・・・永遠はない」

アイスエイジを指差し、あの時から言い続けているセリフを言う。

「お前か・・・新しい仮面ライダーというのは」

アイスエイジが和哉を見て言う。

「・・・だったら?」

和哉がアイスエイジを見据えていう。アイスエイジは息を荒げて叫ぶ。

「倒すまでだ!」

「はぁっ」

和哉がアイスエイジに向かって駆け出す。それと同時にアイスエイジも駆け出す。アイスエイジの爪と和哉のエターナルエッジがぶつかり、火花を散らす。

和哉はアイスエイジの爪を弾き、相手の体位が崩れたスキをつき、回し蹴りを入れる。アイスエイジは後ろに数歩後ずさり、和哉を睨む。すると、突然すさまじい冷気を放ってきた。

既に追撃の体勢に入っていた和哉はよけることの出来ずにもろにくらってしまう。

「グアッ」

後方に吹き飛ばされた和哉は空中で体を回転させ、受身をとる。地面に着地し立ち上がる。そして、再びアイスエイジに向かい駆け出そうとした。しかし、何かにつまづいて進めなかった。・・・いや、躓いたのではない。和哉は前に踏み出せなかった方の足に目を向ける。すると、その足は凍りつき、地面にへばりついていた。

「なにッ」

先ほどの冷気を浴びたときの体勢がよくなかった。蹴りを入れるために足を上げていたため、その足に冷気を集中的に浴びてしまい地面に足をついたときに一緒に凍ってしまったのだ。

「くそ」

足を動かそうとしてみるが、さっぱり動かない。アイスエイジに目を向けると、空気中の水分を固めて氷柱状にしていた。

「まさか・・・あれを飛ばす気か?」

「ご名答」

アイスエイジはそういうと、氷柱をとばしてきた。動けない和哉はその全てをくらってしまう。

「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ」

たまらず、膝をつく。

そうしていると、アイスエイジがちかづいてきた。和哉を強引に立たせ、冷気を纏った爪や蹴り、パンチなどで攻撃してくる。和哉はその攻撃を防御もせずにくらい続けていた。しかし、諦めたわけではない。和哉はある『機会』を狙っていた。和哉が弱っていると思い、アイスエイジの攻撃が大振りなものになる、その時を。

そして、その『機会』がやってきた。アイスエイジが、大胆にも真横からの大振りな蹴りをはなってきたのだ。この機会を逃す和哉ではない。蹴りが自分にあたる直前、その蹴りを掴んだ。そして、しっかりと腕で挟み込んだ。

「ふぅ、随分ひどくやってくれたもんだな」

和哉は言いながら、凍っている足に力を集中させた。すると、足から青い炎が上がった。

掴んでいた足をうえに投げた。アイスエイジが空中に浮かぶ。和哉は凍って動かなかった足を思いきり振り上げた。バキバキと音がして、足を固めていた氷が弾けとんだ。そのまま、和哉は落ちてきたアイスエイジに強烈な蹴りを入れた。

アイスエイジは大きく後方に吹き飛び、フラフラになりながら立ち上がる。

「さぁーて、倍返しだ」

和哉は掌を上に向けた。幾何学的な模様が浮かぶ。それがメモリになった。スイッチを押す。

『コロナ』

氷を溶かす、高熱の力をもつメモリを、エターナルエッジに装填し、マキシマムを発動させる。

『コロナ・マキシマムドライブ』

エターナルエッジに炎が纏う。そして、回転しながら横一字に切りつけた。

「ぐあああああああ」

アイスエイジは断末魔の叫びをあげ、倒された。と思った。爆発がまるで時間が止まったかのようにとまり、爆発の中心にいるはずのアイスエイジの体に吸収されていく。

「・・・なんだ・・・・?」

爆発が完全に吸収されるとアイスエイジが立っていた。しかし、さっきとは様子が違う。体が小刻みに震えている。すると。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

突然アイスエイジが叫び声を上げた。

「和哉!」

翔太郎の声が聞こえた。振り向くと、翔太郎とフィリップがいた。二人とも、焦った様子だ。急いで来たようで、息が上がっている。

「フィリップさん、あのアイスエイジの様子が・・・」

フィリップがその言葉に被せるように言う。

「僕達もそのドーパントの件で来たんだ。和哉君、そのドーパントは・・・」

珍しく早口でしゃべるフィリップを不思議に思っていると、突然、翔太郎とフィリップが目を見開いた。

「和哉!よけろ!」

翔太郎の声に反応してドーパンとのほうを向く。アイスエイジは巨大な氷の塊を作り出し、こちらに向かってとばしていた。油断していたわけではないが、それでも突然のことに一瞬、判断が遅れる。その一瞬が命取りだった。避け始めた頃にはもう既に避けきれない位置に氷塊はあった。

「くっそ・・・なら!」

和哉は立ち止まり、前に試しに地球の本棚から取り出したメモリをすばやく取り出した。

『タックル』

腰のマキシマムスロットにメモリを装填する。ここまではスムーズに進んでいる。あとはこれが成功するかどうかだ。

『タックル・マキシマムドライブ』

腰を低くし、氷塊に向かって体当たりをする。

「ぬああああああああああ」

氷塊と競り合って、和哉が勝った。氷塊を砕き、そのまま体が赤く光っているアイスエイジに突進する。しかし、その突進は簡単に止められてしまった。

「なに・・・?」

止められた和哉はそのままアイスエイジの攻撃をくらう。その攻撃のどれもが今までのものよりも強力なものだった。

「和哉!逃げろ!」

「和哉君!そのアイスエイジは一度倒されると爆発するときのエネルギーを吸収して暴走するように細工されているんだ!」

「な・・・ッぐあっうわあああっ」

翔太郎達の声を聞いている間にも、アイスエイジの攻撃をくらう。

「翔太郎、僕達も!」

「あぁ、行くぜ、フィリップ」

「「変身」」

翔太郎とフィリップが変身し、仮面ライダーWになる。

Wが和哉を掴んでいたアイスエイジに攻撃し、和哉を解放する。そのまま、Wは暴走アイスエイジに向かっていく。

「翔太郎さん、フィリップさん、気をつけてください!そいつの攻撃力は異常だ!」

「あぁ、わかってるよ!」

wの戦いを見ながら、和哉は考える。

(ダラダラやってたらあいつを倒せない・・・一気に決める必要がある・・・あのメモリなら)

和哉は前の戦いであるメモリを見つけていた。ミュージアムがT2として製造していたが、危険な能力だとして捨てていたメモリだった。

(あれは・・・威力を出すにはデメリットが大きすぎる・・・だけど)

(やるしかない!)

和哉はそのメモリを取り出した。

『ボム』

スイッチをいれる。その音声をきいたフィリップが声をあげる。

「和哉君!?なにをする気だい!?」

「もうこれしか方法はない」

『ボム・マキシマムドライブ』

「おおおおおおおおお!」

エターナルの体が赤くなり始める。そして和哉は暴走アイスエイジに飛びついた。

「さぁ、一気にいくぜ」

「うおおおおおおおおお」

爆発音が響いた。大きな爆発とともに、その中から髪の長い男と、アイスエイジメモリが出てきた。

爆発が収まると、和哉の変身したエターナルがいた。

「和哉。まったく、無茶しやが・・・」

和哉の体が傾いていく。

和哉の変身が解除された。

和哉が倒れる。

翔太郎が駆け寄る。

「和哉!和哉!おい、しっかりしろ!」




全文削除してしまったときはどうなるかとおもいましたが、なんとかなりました。
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