やあ、球磨川君。久しぶりだね、今はたしか卒業旅行の真っ最中だったね。
突然だけど君には異世界に転移してもらうよ。
ああ、勿論拒否権はない
何故やるかって? 簡単さ、僕が暇だからださ
ああ、そうだ君の『大嘘憑』は僕がさっき君が寝ている間に『口写し』を使って、何残念がっているんだい?何、起きてれば良かっただって。
はぁ、君は相変わらずだね、球磨川くん。
さっきの話の続きなんだけど『口写し』を使って、君から『実力勝負』を返してもらった。
これから行くところには、『安心大嘘憑き』ではなくて『大嘘憑き』で行ってきてくれ、なあにただの気まぐれさ。
さて、もう時間も押していることだし、さっさと行ってきてくれ。
何、心配しなくてもあっちに行ってから君のサポートはしてあげようじゃないか。
それじゃ球磨川くん、頑張って来てくれよ。
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『まったく!』『久しぶりの再開なのに、いきなりひどいじゃないか!』『ま、そこが彼女らしいんだけどね』
『さてと、ここはどこかな』
彼……球磨川禊が居たところは、自然豊かで空気が清んでいるどこかの森の中だった。
『これは、ホントに異世界みたいだね』『はぁ、……うん?』『これは!』
なんとなく手をポケットのなかに入れたら「球磨川くんへ」と書かれた手紙が入っていた。
『ふむふむ、怪しいな』『うん』『見なかったことにしよう』
[そうはいかないぜ。球磨川くん]
『へっ?』
手紙から安心院さんの声が聞こえてきたと思ったら
『がっ!』
頭に衝撃が、走り意識が遠のいていった。
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まったく、ダメだぜ球磨川くん自分宛の手紙はちゃんと見なくちゃ。
仕掛けておいたスキルが発動しちゃったじゃないか。
僕はちゃんとサポートするって言ったはずだぜ。
それじゃ今度はちゃんと手紙を見るように。
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『いててて』『安心院さんも人が悪いな』『僕が無視することを見越してスキルを仕掛けておくなんて』『どっちみちこれを読まないとダメみたいだし』
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[親愛なるダメな球磨川くん]へ
まずこれから君には、魔導大国アルザーノ帝国南部の都市フェジテにあるアルザーノ帝国魔術学院に行ってもらう
良かったね!球磨川くん二回目の学生生活だ!君のことだ友達の百人くらい余裕だろ。
何でこんなことするかって?
言ったろ僕が暇だからと、言っても君のことだ納得しないだろう。
ま、しいて言うならただの老婆心だ。
歳はホントとりたくないぜ。
おっと話がそれてしまったね。
それじゃ、君に対して無意味かもしれないが幸運を祈ってるよ。
P.S 心配しなくてもジャンプは、取り寄せて用意してあげるよ。
[平等なだけの人外安心院なじみ]より
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『…………………』『はぁ、仕方ない今回は安心院さんの口車に乗っかるよ』『とりあえずあるこっか』
そう言って、【第九十九代生徒会執行部副会長】【負完全】【裸エプロン先輩】【マイナス】球磨川禊は、なんとなく歩いていった。
最後に、
『また、勝てなかった』
と、呟いて。
短くてごめんなさい