WARFRAME~二番目の太陽系~   作:アイゼンパワー

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この話においてコーパス語が《》、グリニア語が『』、 人類語が「」で区別しています。よろしくお願いします。


本編
転移~voidの渦によって~


『Tenno--!!このウジ虫め!次こそは絶対にこの私が自ら、直々に捻り潰してやる!覚えておれ!!』

 

 

やあ、諸君。私は “General Wang(ワン将軍)”。部下からは単に“将軍”とだけよばれている。

今、隣で激怒している彼は“councilor vay hek(評議員 ヴェイ ヘク)”。我々が所属するグリニア帝国の評議会のメンバーだ。その他にもこの太陽系(オリジン太陽系)最強の艦隊、バロール・フォーモリア艦隊と優秀な兵士を集めたタスク艦隊を率いている。見てわかるように非常に怒りやすい“危険”な奴だ。そのくせ人心掌握に長けているため、我らの双子の女帝陛下、“双女帝(シスターズ)”に信頼されている。

地球を担当する士官はもう一人いたが、今はもういない。tennoの奴に真っ二つにされてしまった。彼の名前は“Captain vor (ヴォー隊長)”部下によると彼はvoidのセキュリティシステムに組み込まれてしまったようだ。

彼もまた、非常に優秀で“双女帝(シスターズ)”陛下に信頼されていた。

私かい?私はさっき言ったように“将軍”だ。戦いのことだけではなく、技術的なことを担当している。

我らグリニア帝国には問題がある。それこそ山のように。

我々グリニア人の多くはクローンによって産み出された。何百年もの間ずっと同じ遺伝子から産み出された。そこまではいいのだが、長年同じ遺伝子を使い続けたせいか、遺伝子の劣化が激しく、長く生きるにつれて、体が腐ってしまう。

そのため我らの多くは体を機械化している。

その体の機械化技術や、クローン技術、なんなら軍用の兵器の研究もしている。

グリニアの兵器の多くは火薬を利用した実弾兵器が多い、しかし我らの敵、重商主義でケチの“コーパス”はエネルギー兵器を採用している。

奴らの宇宙船、もしくは陸上基地を襲撃し、エネルギー兵器や無人二足歩行兵器“モア”、攻撃型の“バーサ”を奪い、自分に与えられた研究所に持ち帰り、グリニアの技術とする。

他にもコーパスシップ(コーパスの宇宙船、直線的なデザイン)の技術を組み込んだグリニアガレオン船(グリニアの宇宙船、コーパスとは違い、曲線が多い)の艦隊を率いている。

 

さて、今の状況を説明しよう。

Vay hekのフォモーリア戦艦がまたtennoリレー(tennoが所有する宇宙ステーション)を“太陽系最強”のフォーモリア戦艦で襲撃し、破壊に成功した。しかし数日後、つまり今、tennoに攻撃されてしまったところだ。

これは1度目ではない、かと言って2回目、3回目でもない。これで56回目だ。破壊されるたびに思うのだが、これは果たしてtennoが強いのか、はたまたフォーモリア戦艦が弱いのかわからなくなる。だがフォーモリアは数秒でコーパスシップを破壊したため、tennoがありえない強さを持つだけだろう、そうに違いない。そうだ次はtennoの技術について研究してみよう。もしかしたら奴らの外骨格(WARFRAME )も身にまとえるようになるかも

『兄弟!もっとフォーモリア戦艦を改良してくれ!』

現実逃避は終わった。

Hekの言うように私と彼は兄弟の仲だ。同じクローン生産場の同じクローン生産機から生まれたのだ。ちなみにcaptain vor もそうだ。

『これ以上どうしろと…ああ、そうだ。この前襲撃したtennoの基地から奪った武器とアークウイング(個人用翼型推進装置、主に宇宙空間と水中で運用される)があったはずだ。あれを護衛の兵士に装備させるのはどうだろう。』

《おや、お困りのようですね。》

『何しに来た!nef anyoooo!』

hekが叫んだように、彼の名前はNef Anyo (ネフ アンヨ)、商業カルト集団でケチでがめついコーパスの取り締まり委員会の幹部だ。彼がまだ駆け出しの小僧の頃からの付き合いであるけど、太陽系随一のペテン師でもあるため、信用できない。しかし彼から買った商品は信頼に値する。

『残念だが、今回、貴様の出番はない。むしろこの素晴らしいアークウイングを売りつけてやりたい。もちろん解析後にな。』

《それは残念。》

Tengus (テンガス)博士とTyl Regor (タイル レジャー)博士を私の研究所に呼べ。早速この素晴らしい機械の翼を解析して、我らがグリニアのものとしよう。』

 

 

 

その時、我々が停泊していた周辺の宙域に激震が走った。

 

 

『評議員様!将軍閣下!大規模なvoidの暴走です!』

 

『なんだと!速くこの宙域から離脱しろ!』

 

《何故離脱しないのですか?!》

 

《voidの渦に引き寄せられているのです!委員殿!》

 

『おい!見ろ!hek!フォーモリア戦艦生産工場とクローン生産場が吸い込まれているぞ!』

 

『何てことだ!天王星とお前の研究所も吸い寄せられている!』

 

『《離脱できません!全艦衝撃に備えよ!》』

 

 

そうして我々の艦隊といくつかの惑星とテラフォーミング施設がvoidの渦に飲み込まれてしまった。

 

 

次に目覚めた時、我らは見知らぬ惑星を前にしてい




ご覧くださってありがとうございます

軽い人物紹介

ワン将軍

コーパス嫌い、しかし何とかコーパスの技術を我がものとするためそれをコーパス側にバレないようにしている。有能。他のグリニア軍人よりは優しいが、一般人類基準だと十分残虐。他の士官より優しいため、部下に好かれている。座右の銘は「知恵こそが力」。本編では書かなかったが移動研究所と多数の戦艦によって組成された艦隊
、“スタディ”艦隊を率いる。


評議員vay hek

同じくコーパス嫌い。こちらは隠そうともしていない。自身の外交の標榜「プラズマグレネードに始まり、プラズマグレネードに終わる外交」に則って、何回もコーパスに宣戦布告しているが、ことごとくtennoに邪魔されている。それでも部下からは信頼されている。なぜならカリスマ性があるからだ。グリニア軍人らしく残虐な性格で激情家。

コーパス取り締まり委員 ネフ・アンヨ

コーパスの教義「紛争にこそ、利益がある」を信じて、実行している太陽系随一のペテン師。ワン将軍とは旧友であるにもかかわらず信頼されていないのを知っているし、なんとも思ってない。しかし彼は腹芸においては将軍の何枚も上をいくため、彼の考えはお見通しである。よって裏切られる前に裏切れるため、彼を信頼している。
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