艦娘会議 (旧題:長女会議)   作:corin7121

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7月23日は旧暦と語呂合わせから『文の日』です。

そういうわけで文月のお手紙大作戦、開始です。


そしてフミィになる

文月「~~~♪」

睦月「およ?文月ちゃん何書いているの?」

文月「え~っとね、提督にお手紙を書いているんだー」

弥生「手紙・・・」

文月「うん。お手紙を渡してあげたら喜んでくれるかな?」

長月「それは喜んでくれるだろう?」

菊月「喜ばないようだったら〆る」

卯月「でもまだ何も書いてないぴょん」

文月「書きたいことが多すぎて何から書いたらいいのか悩んでるんだー」

如月「なるほどねー」

 

 

 

睦月「というわけで!これから『文月ちゃんのお手紙大作戦』作戦会議を始めます!!」

文月「そこまでしなくても~」

皐月「そういうことなら僕に任せてよ!」

望月「そんなの適当でいいじゃん?」

三日月「これは妥協してはダメですね。それで何から始めましょうか」

睦月「作戦成功の第一歩。それは!」

水無月「それは?」

睦月「・・・・・・」

望月「何も考えてなかったね?」

睦月「うぐっ!?」

如月「まずは便せんを決めたいわね」

弥生「見た目は大事」

睦月「そう!それにゃし!」

長月「明石さんの所で取り扱っている便せんを集めてきたぞ」

菊月「意外と種類が多いな」

文月「どれにしようかなー」

卯月「シンプルイズベストぴょん!」

弥生「それだと堅苦しくならない?」

三日月「あ、コレなんてどうでしょう?夏っぽいですし」

水無月「イルカさんがいるね」

皐月「うん!カワイイね!」

文月「それじゃあコレにする~」

長月「それで、次は内容をどうするかなんだが」

菊月「今の時期だと『大暑の候』や『酷暑の候』で書き始めるが」

望月「だから堅い堅い」

菊月「だったら『灼熱の候』だったら」

水無月「大して変わってないよね」

皐月「暑いということだけは伝わるけどね」

如月「拝啓や前略なんて書かずにそのまま本文に入ってもいいんじゃないかしら?」

弥生「そっちの方が文月らしさが伝わると思う」

文月「わかったー」

望月「んで?どんなこと書くつもり?」

文月「え~っとね?・・・・・・」

長月「固まったぞ!?大丈夫か!?」

三日月「しっかりして下さい!」

文月「どうしよう。書きたいことが多くって何から書いたらいいのかわかんないよー」

睦月「そういえばそれで会議を始めたんだっけ」

卯月「贅沢な悩みぴょん」

弥生「卯月だったら何て書く?」

卯月「うーちゃんだったら一言で終わらせるぴょん!『司令官大好きぴょん!』これで十分!」

望月「うわ、あざとい」

卯月「あざといぐらいで丁度いいぴょん!心無い言葉をダラダラゴテゴテ飾るよりよっぽど想いは伝わるぴょん」

如月「そうよね。大切なのはそこに込められたハートが相手にちゃんと伝わってくれるかよね」

菊月「無理に難しい言葉を使う必要はないな」

長月「つまり文月が思っていることをそのまま書いて渡せばいいんだ。あまり深く考えなくていい」

文月「そっかあ。それじゃあ・・・・・・・・・・で~きた!」

水無月「なになに?なんて書いたの?」

文月「えへへ~。な~いしょ♪」

皐月「ええー!?気になるなー。教えてよー」

弥生「ダメ」

如月「秘密の手紙なんだもの。他人に教えてしまったら秘密じゃなくなってしまうわね」

睦月「さあ文月ちゃん!完成したお手紙を司令官に届けるがよいぞ!」

文月「うん。行ってきまー

 

大淀「あら、文月さん。ここにいらしていたのですか。もうすぐ出撃の時間ですよ?」

文月「あ!そうだった!」

弥生「手紙、預かるよ?」

文月「だいじょうぶ。帰ったらすぐ司令官に渡せるもん」

三日月「そうですか。気を付けて行ってきてください」

 

長月「心配だな」

菊月「ああ」

水無月「ねえ、どうする?」

睦月「それでは()()()()()開始するよ」

望月「めんどくせー」

 

 

 

金剛「提督ー!作戦海域に到着したヨー!」

提督『よし。先遣したイムヤたちから空襲の恐れありと報告を受けている。対空警戒を怠るな』

五十鈴「わかったわ。瑞鳳は警戒機を発艦させておいて」

瑞鳳「はい!いってらっしゃい!」

文月「機銃の準備だいじょーぶです!」

響「まだ電探に感はないよ」

利根「ふむふむ。仕掛けてくるとしたらもう少し先のエリアになるか?」

五十鈴「かもしれないわね。でも警戒を怠ると痛い目を見るわ」

金剛「まだ深海棲艦は見えないネ。というわけでティータイムにしませんカ?」

瑞鳳「作戦中なのに!?」

金剛「いつでも心にゆとりを持つのは大事なことデース」

利根「そうじゃ。おやつは大切じゃな」

響「ウォースパイトさんから教わったやり方、間違っていないかな?」

金剛「パーフェクトだ、響」

響「恐縮の至り」

文月「スコーンおいしー」

五十鈴「あんた達ねぇ・・・」

利根「安心せい、五十鈴。吾輩の瑞雲と瑞鳳の彩雲が周囲を警戒しておる。深海棲艦の影が見えれば直ぐにでも連絡を寄越すはず」

瑞鳳「!二時の方角に敵影有り!敵航空機来ます!」

利根「な?」

五十鈴「な?じゃないわよ!さっさと対空戦闘の準備をしなさいよ!」

金剛「慌てない慌てない。ブリティッシュレディーはいついかなる時も冷静デース」

五十鈴「危機感持て英国人(ライミ―)!」

響「あ、来たよ」

五十鈴「対空戦闘用意!撃て!!」

文月「えーい!」

金剛「五月蠅いカトンボはさっさと消えるネ!」

瑞鳳「六〇一空発艦します!」

五十鈴「響も早く対空砲を撃って!」

響「五十鈴さん、残念なことに今回私は対空砲を装備してこなかったんだ。だから回避に専念するよ」

五十鈴「何やってんのよ!!?」

利根「響の分は吾輩がカバーする!対空には自信アリじゃ!」

響「さすが利根さん、頼りになるよ」

金剛「ナイスチームワークですネ!」

五十鈴「ああもう!」

文月「あ、行っちゃった」

五十鈴「被害状況は?」

瑞鳳「少し艦載機を落とされちゃったけど大丈夫だよ」

金剛「私は無傷デース!」

響「同じく」

文月「文月も大丈夫だ・・・ああああああ!?

利根「どうした!?お腹でも痛いのか!?」

文月「ない!司令官へのお手紙なくしちゃった!?」

瑞鳳「戦闘中に落としちゃったのかな?」

五十鈴「残念だけどまた書き直すしかないわね」

響「そういえばさっき撤退した航空機に紙切れが引っかかっているのがあったけど」

文月「それだ!」

五十鈴「ちょっと待ちなさい!アレは私たちが向かうところとは別の所の基地から飛んできたやつらよ。作戦変更をしてそっちに攻撃をしかけるつもり?」

金剛「イエース!盗られたモンは取り返すのがマナーネ!」

利根「攻略地が増えただけじゃ。先にあっちを叩くのも悪くないと思うぞ?」

五十鈴「聞こえているかしら提督。そういうわけだから目標地点を変更するわ」

提督『致し方無いな。攻略中に航空支援をされると厄介極まりない。先にその敵航空基地に打撃を与えよう』

金剛「進路変更!目標はフミィの手紙を奪った航空機(トンビ)及び敵航空基地デース!」

 

 

 

離島棲姫「さて、艦娘共への嫌がらせも済んだことだしお昼寝でも。ん?あなた何引っ付けているんです?」

文月「あああああ!そのお手紙、文月のー!!」

離島「うん?そうかそうか、この手紙はお嬢ちゃんの」

文月「返してください!」

離島「まあ待ちなさい。これをこう折って・・・」

文月「ああ!あたしのお手紙折り紙にしないでー!」

離島「ほら、今返すよ」

スイ~

文月「ああ待って待って~!」

離島「リ級」

リ級「リー!」

 

ドーン!

 

文月「ああ!?」

離島「あっはっはっは!どうやら大事なもんだったみたいだけど、そんなに大事だったらちゃんと仕舞っておくんだね!」

文月「・・・・・・・・・・・」

響「ふ、文月?」

文月「・・・ねーえ、金剛さん」

金剛「わ、ワッツ?どうかしましたか?」

文月「こいつら・・・壊しちゃって、い~い?

金剛「お・・・オーケー」

五十鈴「何でゴーサイン出すのよ!?危ないじゃない!」

金剛「ノー!五十鈴!今のフミィに逆らったら殺されまーす!」

五十鈴「さすがにそこまでは

文月「五十鈴さんも文月の邪魔するの?

五十鈴「思う存分暴れてきなさい!!

瑞鳳「五十鈴さーん!!?」

五十鈴「無理無理無理!今の文月に逆らったら心臓潰されるわよ!」

利根「そんな大袈裟な

文月「利根さん?

利根「吾輩は空気を読むことは得意じゃからな!周りの雑魚は任せよ!」

瑞鳳「あの、その雑魚なんだけれど・・・」

利根「な、なんじゃ!?ビビッておらんぞ!」

瑞鳳「()()・・・」

利根「あれ?」

 

水無月「ウチの文月泣かせたのは君かい?」

皐月「カワイイ顔をキズ物にされたくなかったらどうすればいいかわかっているよね?」

弥生「えい。えい。えい」

卯月「やっばいぴょん。文月がブチギレているのもヤバいのに、弥生も超マジ切れしているぴょん」

長月「どう落とし前付けてくれようか」

菊月「土下座で済むと思ったら大間違いだぞ」

三日月「●●●●●●●●」

望月「それ言ったらこの話削除されちゃうから。あ、ウチらはただの善良な通行人なんで」

利根「ぉぉぅ・・・」

五十鈴「善良な通行人は伏字にするようなことは叫ばないわよ。それよりもあなた達、何しに此処に?」

如月「ただのお散歩です。お散歩ついでのゴミ掃除です」

金剛「もう私たち帰還してもいいんじゃないデスか?」

五十鈴「そうしたいのは山々だけれど、あの娘を放置しておくわけにもいかないでしょ」

 

文月「え~~~~~~~い♪」ドカーン

リ級「スミマセンデシタスミマセンデシタスミマセンデシタスミマセンデシタスミマセンデシタ」

文月「謝ったら許してもらえると思う?」

リ級「スミマセンスミマセン!上司ノ命令絶対・・・!」

文月「・・・・・・・・」

リ級「スミマセンスミマセンスミマセン」

文月「金剛さ~ん」

金剛「な、何ですかー?」

文月「()()お片付けしてくれる?」

金剛「イエスマム!」

リ級「」

文月「さ~て~と。貴方がここの責任者さん?」

離島「イイエワタシジャアリマセン」

文月「ふふふっ

噓つきさんには容赦しないよ?

離島「スミマセン、ウソ付キマシタ。責任者私デス

文月「それじゃあこのドラム缶に入って?」

離島「ゑ?」

文月「入れ

響「おうおう。ウチの若頭の命令聞けないっちゅうんか?」

離島「せめて命だけは・・・」

睦月「よいしょっと。準備できたよー」

離島「なになになに!?何するつもりなの!?」

文月「えっとね?これなーんだ?」

利根「『しーえいち3?』?なんじゃコレは?」

金剛「いわゆる()()()()()()()()()()()()()()()ですネー。・・・え?」

瑞鳳「それって・・・」

五十鈴「腐食性の高い強アルカリ水溶液。勿論猛毒指定されているわ」

離島「ちょっと待って!!そんな劇薬で何するの!!?」

文月「お・し・お・き

離島「誰か助けてーーー!!!

響「そういえば文月。さっき大発から荷物を下ろしていたらこんなものが」

文月「あ!これ無くしたと思っていたお手紙だ!」

利根「なんじゃ。文月が見落としておっただけだったか」

瑞鳳「見つかってよかったね」

文月「うん!」

金剛「それじゃあ皆さん撤収しまショー!」

響「まったく。文月はうっかりさんだな」

睦月「そこが文月ちゃんのカワイイ所なのね!」

五十鈴「ふぅ。指揮官?今から帰投するわ。損害は――――特にないわね」

利根「帰ったらまずは風呂じゃな!」

瑞鳳「艦載機も少し落とされちゃったし、早く補給したいなー」

 

ワイワイ ワイワイ

 

 

 

離島「二度と来るんじゃねー!!!!後ここから出せ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

提督「予定とは大きく異なったがよくやってくれた。御苦労様」

五十鈴「大変だったわよ。どいつもこいつも指示を聞かないんだから」

提督「いい経験にはなっただろう?」

五十鈴「そうね。ところでさっきからあなた、何を読んでいるの?」

提督「ああ。文月から手紙をもらってね」

五十鈴「どれどれ?」

 

文月『指揮官へ いつも文月たちを大切にしてくれてありがとう。指揮官のことだいすきだよー

 

五十鈴「手紙というよりラブレターね」

提督「そうだな」




次回はちょっと未定です。
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