そして議題は「豆まき」です。
神風「それでは定刻となりましたので長女会議を始めたいと思います。それでは今月の議長の陽炎さんからの挨拶です」
陽炎「え~本日はお日柄も良くー」
吹雪「いや、外大雪なんだけど」
秋月「数十年に一度の大寒波襲来らしいですね」
睦月「寒いにゃしぃ・・・」
陽炎「うっさいそこ!オホン!最近は鎮守府内でもインフルエンザが流行しているそうです。現に前回書記を頼んでいた島風も昨日インフルと診断されました」
朝潮「朝潮型ではまだ大丈夫ですが夕雲さんのところはどうですか?」
夕雲「私の所は浜波と朝霜と清霜が倒れたわね。ちゃんと帰ってきたら手洗いとうがいはするように言いつけておいたのに」
暁「暁型はみんなマスクを着けているからへっちゃらだし!」
白露「私のところは悲惨だよ?五月雨が発症したのを皮切りに山風と村雨、それに涼風にもうつっちゃって看病していた海風もついに倒れたのよ。体力切れで」
綾波「あら~。それなら今日は早めに切り上げないとですね」
初春「そうじゃな。それで議長殿、本日の議題は何ぞや?」
陽炎「うん。それなんだけどね。週末の『豆まき』についてなんだけどさ」
一同「!?」
陽炎「今回から鬼役は軽巡の人達が担当してくれるそうなのよ」
吹雪「それってつまり」
陽炎「どこかは確実にババを引く羽目になるわ」
秋月「あの・・・どういうことですか?ババって」
神風「秋月たちは毎回優しい人達が鬼役だからそんなこと言えるのよ」
睦月「去年のババを引き当てた朝潮さん一言」
朝潮「コロシテ・・・」
秋月「!?」
陽炎「はいはい。自分たちのトラウマ刺激していたら終わらないわよ。今回もくじを作ってきたから順番に引いてちょうだいな」
神風「それじゃあ私から・・・」
神風型担当:由良
神風「ぃよっしゃ!」
吹雪「珍しく神風ちゃんからガッツポーズが出たね」
朝潮「去年の川内さんがよほど嫌だったのでしょうね」
睦月「次は睦月の番にゃ!」
睦月型担当:阿賀野
睦月「当り引きましたー!」
秋月「阿賀野さんは当りなんですか?」
夕雲「そうねー。本気でぶつけても怒られないし。むしろ能代さんたちから積極的に狙ってくれと」
秋月「?」
白露「お節に御雑煮。正月太り。コタツでゴロゴロ」
陽炎「まあ気になったら後で能代さんか矢矧さんに聞けばいいわ。次は吹雪ね」
吹雪(特Ⅰ)型担当:大淀
暁「膝から崩れ落ちたわね」
吹雪「お願い睦月ちゃん!担当換えよう!?」
睦月「ダメだよ!阿賀野さんは睦月たちのものなの!」
初春「大淀は日頃の鬱憤を晴らすかの如く暴れ回るからの」
陽炎「節分の鬼のはずなのにナマハゲの格好して両手にロケランだったね、去年」
綾波「綾波は誰になりますかねー?」
綾波(特Ⅱ)型担当:球磨
神風「まあまあ無難なところじゃない?」
白露「当りかハズレかでいえば当りじゃない?」
朝潮「そうですね。球磨さんは面倒見がいいですから」
暁「暁の番ね。見てなさい!」
暁(特Ⅲ)型担当:天龍
暁「キターーーーー!!」
陽炎「うわ、大当たり引いたよこの娘!」
吹雪「暁ちゃん!交代!私の大淀さんとトレードしよう!」
初春「余程嫌なのじゃな、大淀が」
綾波「吹雪ちゃん、時には諦めも肝心ですよ?」
吹雪「諦めたらそこでゲームは終了なんですよ!?」
睦月「いや、始まってもいないからね?」
初春「さて、この流れからして次に引く妾は安心できると・・・」
朝潮「どうしたのです・・・あ」
初春型担当:阿武隈
夕雲「あら~」
秋月「元一水戦旗艦ですか。あれ?初春さんも確か」
暁「うん。元第一水雷戦隊」
白露「それよりも下手に投げると危険なのよ、あの人は」
神風「前髪に掠っただけで地の果てまで追いかけまわされるからね。鬼の形相で」
陽炎「そろそろ安牌も少なくなってきたし、次辺りヤバいの引くんじゃない?」
白露「やめてよそういうこと言うの!なんか本当に引きそうじゃん!」
吹雪「なんなら私の大淀さんとチェンジする?」
神風「まだ言うか」
白露型担当:川内
陽炎「来ました今年の一番!」
白露「うわあああああああああああああ!うわああああああああああ!!」
神風「御愁傷様」
秋月「何があったんですか去年!?」
暁「夜戦」
秋月「ああ。理解しました」
白露「吹雪交代したいって言っていたよね!?どうぞウチの川内さんを連れて行ってください!」
吹雪「そんな!ダメです!」
朝潮「あっという間に手の平を返しましたね」
睦月「どっちも大概にゃしぃ・・・」
綾波「今回の議事、提督に報告できます?」
陽炎「・・・結果だけ報告するわ」
朝潮「次は朝潮ですね。前回と同じ轍を踏む朝潮ではありません!」
初春「去年の朝潮は確か」
朝潮型担当:神通
朝潮「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!?]
陽炎「フラグ回収早すぎない!?」
白露「今年も朝潮は神通さんか。ナンマイダ―ナンマイダー」
朝潮「念仏を唱えないでください!上等ですよ!華の二水戦がナンボのもんじゃー!」
暁「朝潮が壊れた!?」
綾波「朝潮ちゃんも二水戦ですけど黙っていましょうか」
朝潮「次は陽炎さんですよね!?さあ引け!やれ引け!あっはははっははは!!」
陽炎「引く前に神風さん、朝潮を大人しくさせてくれませんか?」
神風「せいっ!」
朝潮「きゅう」
陽炎「ま、私は普段の行いが良いから?ここでババを引くわけがないのよ。なんたって私には幸運の女神がついていてくれるから!」
睦月「それ妹さんのセリフにゃし」
陽炎型担当:那珂
陽炎「うんそんなきはしていた」
初春「目が死んでおるな」
綾波「見事にババ三連続引きましたね」
秋月「あの、那珂さんもそんなにヤバいんですか?」
神風「そうね。那珂さんの場合精神的にくるのよ」
暁「気を抜いた瞬間にいきなり襲いかかってくるからね」
睦月「それも笑顔で鼻唄交じりにゃし。とってもおっかないよ」
夕雲「流れが悪いわね。残り物には福があるとも言うし、秋月さんお先にどうぞ」
秋月「ぅえ!?いやいやいやここは順番通り夕雲さんが引くべきですよ!」
朝潮「どっちでも構いませんよ。朝潮たちに比べれば」
白露「そうだそうだ!私たちは地獄確定してるんじゃい!」
吹雪「笑えよ。なぁ?こうやって笑うんだよ?」
初春「嚇すな嚇すな」
睦月「それでどっちが先に引くの?」
夕雲「・・・同時に引きましょう」
秋月「恨みっこ無しですよ」
夕雲型担当:矢矧
秋月型担当:夕張
夕雲「んんんん。まだセーフ!」
秋月「アウト寄りのセーフといったところでしょうか」
綾波「うーん。矢矧さんは神通さんの直弟子さんですから微妙な所ですね」
神風「夕張さんも変な兵装さえ持ち出さなければ比較的無難なところですね」
白露「甘い」
暁「ふえ?どういうこと?」
朝潮「神通さんが見ていると知ればあの人、暴走しますよ?瑞鶴さんを慕う葛城さんのように」
吹雪「夕張さんも改二になったばかりだからどこまで暴走するかわからないよ」
夕雲・秋月「「あ」」
陽炎「さて、以上をもって今月の会議はお開き!また来月!それじゃ私はこの議事録を提督に届けて来るわ!それじゃ解散!」
提督「軽巡の皆にはやり過ぎないように私からも言っておこう」
陽炎「お心遣い感謝します」
提督「それで自制してくれるかどうかは彼女たち次第だが」
陽炎「ジーザス!」
~豆まき大会当日~
由良「はい。見つけました、ね」
朝風「由良さん瑞雲は卑怯よ!」
由良「口答えする悪い娘には、由良の良いところ見せつけちゃうぞ」
松風「神風姉、何が今年の豆まきは優しいのさ!?」
神風「ゴメン!こればかりは予想外!」
皐月「行っくよー!突撃ー!」
水無月「さっちんばかりに良いところ持っていかせはしないよ!」
阿賀野「痛い!ちょっと本気で投げすぎじゃない!?」
如月「能代さんから本気で追い詰めろって聞いてませんでしたか?」
長月「隙あり!」
阿賀野「聞いてな痛っ!もう怒ったよ!阿賀野本気で!」
睦月「油断!」
菊月「大敵!」
卯月「ぴょん!」
阿賀野「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」
大淀「ひーーーーはーーーーーー!!」
叢雲「ロケットランチャー四連装なんて何考えてるのあの人は!?」
深雪「こうなりゃ玉砕覚悟で突っ込んでやる!」
磯波「正面からは危ないよ!?」
大淀「そ~こ~で~す~か~?」
初雪「バレた!?」
吹雪「て、撤退!撤退~!」
漣「ん~。始める前に一つ質問良いですか?」
木曾「おう。何だ?」
天霧「綾波姉の話だと球磨さんがあたしらの担当だと思ったんだけど」
木曾「球磨姉も多摩姉も風邪ひいたんだ。コタツで寝るなと言っておいてこれだ」
綾波「それで代役ですか?」
敷波「その、看病とかしなくてもいいの?」
木曾「そこは大井姉がやってくれているから心配するな。さて、そろそろ始めるとするか」
電「鬼はー外ー」
雷「福はー内ー」
天龍「ぎゃー。この天龍様の負けだー」
響「・・・。ところで何で天龍さんはトラ柄のビキニをしているんだい?」
天龍「・・・龍田に騙された。ハックション!!」
暁「風邪を引いたら皆が困っちゃうし、私たちはこの辺で終わりにしない?」
天龍「おぉう。暁が珍しくレディーしているじゃねーか。泣けてくるぜ」
阿武隈「待てやクソガキ共ー!」
初春「若葉!何故阿武隈の頭に直撃弾を当ておった!」
若葉「・・・許されると思った」
初霜「許されるわけないでしょ!見なさいあの顔!」
阿武隈「待てやオラー!」
子日「今日は何の日?チューリップバブルが崩壊した日だよ!」
阿武隈「チューリップの前にお前たちを崩壊してくれるわ!」
川内「夜戦だよ♪」
時雨「来たああああ!」
江風「ビビッてられるかい!川内さんに一泡吹かせてやる!」
夕立「ぽいぽいぽーーーーい!」
川内「良いじゃん好いじゃん!ドンドン来な!やっぱり夜戦はこうでなくっちゃ!」
白露「春雨はしっかり探照灯を当て続けて!見失ったら全員死ぬよ!」
春雨「ハイ!皆は守り切ってみせます!」
川内「夜は始まったばかりだよ!ロックンロール!!!」
霞「がふっ!」
神通「霞さんもまだまだですね。さて、次は誰が来ますか?」
朝雲「霞がやられた!?」
大潮「この人でなし!」
神通「わかりました。大潮さん、かかってきなさい」
満潮「神通さんに冗談が通じるわけないでしょ!」
山雲「どうしようかしらねー」
荒潮「逃げちゃう?」
霰「大潮ちゃんを囮にすれば・・・ワンチャン」
峯雲「そうですね!ここは一度態勢を整えて」
神通「そうはさせませんよ?」
朝潮「うわああああああ!」
黒潮「皆散りじりになってもうたな」
親潮「まさかいきなり屋上から飛び降りて来るとは思いませんでしたから」
嵐「五階から飛び降りてそのまま襲ってくるとか人外にも程があるぜ」
那珂「あれれ~?みんな何処行っちゃったのかな~?」
陽炎「くっ!時津風と初風が捕まったみたいね」
浜風「あれ?さっきまでそこにいた不知火と磯風は?」
磯風「見つけたぞ那珂さん!」
不知火「二人の仇、我らで取ります!」
那珂「みーつけた!ところで二人は何でそんな高いところに?もっしかして那珂ちゃんの真似をするつもりじゃ・・・」
二人「とう!」
着地失敗
不知火「ぬぃ~・・・」
磯風「ぬおぉ・・・」
浦風「あのアホ何やっとるんじゃ!?」
雪風「とにかく助けましょう!」
那珂「あ!皆そんなところにいたんだー!」
秋雲「あ、これってヤバくない?ヤバいよね!?秋雲さんまだ死にたくないんだけど!!」
野分「ちょっマズいですよ!こっちに来たー!?」
秋霜「長長姉!た、助けて~!」
巻雲「呼んでますよ、長波お姉ちゃん」
長波「助けたいのは山々なんだけどさ。あれ、明らかに罠じゃん」
矢矧「まったく、妹一人助けに来ないなんて夕雲型も落ちたものね」
夕雲「・・・・・・・」
沖波「ひぃっ!?」
風雲「ゆ、夕雲姉ここは落ち着いて!」
矢矧「この程度で最新鋭とか片腹痛
高波「救助成功したかもです!」
秋霜「高高姉~!!」
夕雲「今です。夕雲型の真の恐ろしさ、あの最新鋭に骨の髄まで解らせてあげなさい」
早波「イエス、マム!」
岸波「人質を取る悪い軽巡にはこうです!」
矢矧「え、ちょっ待・・・あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」
夕張「ふぁあっふぁっふぁっふぁは!!ムテキ!時代は私を必要としている!!!」
初月「くそっ!僕たちも改二になれれば!」
夕張「時代は5スロよ!数こそ正義!」
涼月「私たち四人じゃどうしようも・・・」
初月砲「四人?違うね」
照月砲「俺たちを忘れてもらっちゃ困るな」
照月「長10㎝砲ちゃんたち・・・!」
涼月砲「まだ慌てるような時間じゃない」
秋月砲「諦めたらそこでゲームは終わり。だよ、ご主人」
秋月「!!そうですね。秋月がいる限りやらせはしません!」
夕張「さあ!後で感想聞かせてね!!」
明石「被害報告、聞きます?」
提督「頭が痛くなってきた・・・」