議題は「ひな祭り」
神風「それでは定刻となりましたので長女会議を始めたいと思います。それでは今月の議長の初春さんに一言お願いします」
初春「うむ。議長登壇にあたり一言。先月の豆まきは御苦労じゃった。妾含めて大破した者が大勢おったそうで来年からは重巡や空母にも担当してもらうよう具申させてもらった」
吹雪「ガタガタガタガタ」
睦月「吹雪ちゃんが大淀さんにメンチ切られた集積地棲姫みたいになってる!?」
白露「かかって来いよ、ソロモン。素敵なパーティー見せてみろよ」
暁「そっちは行っちゃダメ!」
夕雲「トラウマ組が再起不能になる前に議題を進行させたほうが良さそうね」
初春「そ、そうじゃな。今月の議題は鎮守府内で行うひな祭りについてじゃ」
秋月「ひな祭りですか。具体的には何を審議するのですか?」
初春「それなんじゃがな。去年の同じ時期に秘書艦をしていた時にじゃな」
五十鈴「艦隊帰投したわ」
択捉「鎮守府近海の敵潜水艦の殲滅を確認しました」
占守「しむしゅしゅしゅ~」
五十鈴「真面目に報告しなさい」
占守「はーい、っしゅ!」
提督「御苦労様。・・・あの五十鈴さん?」
五十鈴「…何?」
提督「危ないから部屋の中で二式爆雷をお手玉するのは止めような?」
五十鈴「そうね。ごめんなさい」
初春「あの時は部屋の片隅に雛人形を飾っていたのじゃが」
朝潮「ああ、潜水艦のみなさんが五人囃子をしているあれですね?」
初春「退室するまでずっとあれを五十鈴は睨み続けておった」
神風「うわぁ・・・」
初春「序に申すと午後から出撃した龍田も並々ならぬ殺気をぶつけておった」
吹雪「うわぁ・・・」
陽炎「ってことは今年は雛人形は出さないってことで良いんじゃない?」
初春「それが海外勢からの要望もあって今年も出すことに決定したそうじゃ」
白露「うそぉ・・・」
暁「それじゃどうするの?」
夕雲「五十鈴さんも龍田さんも潜水艦に恨みがあるだけで、雛人形には問題は無いと思うのよね」
睦月「それなら睦月たちが代わりに五人囃子を?」
綾波「どうせなら皆でやります?」
秋月「いいですね!皆で振袖とか着るなんてのもいいと思います」
神風「そうね。海外の皆さんにも着付けを・・・・・・あ」
初春「どうした?」
神風「ところで着付けができる人って何人いるの?」
白露「そこは、ほら!鳳翔さんとか瑞穂さんにやってもらえば」
初春「残念じゃが全員分の振袖となると今から発注しても間に合わんな」
夕雲「予算も限られていますから全員は無理でしょうね」
睦月「ちなみに皆に配るとどれくらいお金がかかりそうなの?」
綾波「ピンキリだけれど、安くても10万円ぐらい」
暁「それを皆に配る・・・」
朝潮「破綻しますね、確実に・・・」
陽炎「どうする?別の雛人形を明石さんや妖精さんに作ってもらう?」
初春「そうじゃな。ただ」
睦月「ただ?」
初春「百貨店の舞台に飾られているような巨大なひな壇が完成するじゃろうな」
秋月「ああ。あの何十段もあるあれですか」
白露「意外といけるかもよ?執務室って不思議空間だし」
朝潮「夏場は砂浜、冬はお風呂。確かにちょっと大きい程度なら何とかなりそうですね」
陽炎「本場使用とか言って巨大クリスマスツリー欧州から輸入したことあるし」
暁「偶にここ執務室?って思うことあるわね」
初春「ではこれで提督に具申するとしようか。何か異議はあるかや?」
一同「異議なし!」
初春「ではこれにて今月の長女会議は終いじゃな」
提督「なるほど。特大雛飾りか。明石と職人妖精さん次第だが」
明石「見積りはこんなとこですね」
提督「・・・・・・高くない?」
明石「200人以上いますから。5メートルぐらいにもなります」
初春「・・・・・・それは高いのぅ」
提督「なんとかもう少し安くできないものか」
明石「あ、安上がりでもいいならこんな案もありますが」
初春「不安しかない」
G・ベイ「それじゃあ撮るよ~」
ジャービス「チー!」
Z1「ケーゼクーヘン!」
リベッチオ「ファミリアー!」
タシュケント「スィル!」
フレッチャー「みんなバラバラね」
G・ベイ「でもいい笑顔で撮れました!」
ネルソン「次は余の番だな!」
初春「まさか観光地にある記念撮影用のパネルを設置するとは」
提督「思った以上に高評価でビックリだ」